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コメント数 1395
性別 男性
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181.  鴛鴦歌合戦 《ネタバレ》 
千恵蔵ちょっとモテモテ過ぎ!お春ちゃん干した傘いくら何でも多過ぎ!志村喬は歌ヘタッピ過ぎ!ディック・ミネの峰沢丹波守はケイリー・ヒロユキ・タガワに似過ぎ!三吉はポール牧に似過ぎ!!1939年作品なのに戦時色が全く無くて楽し過ぎ!職人マキノ正博のエンターテイナーっぷりに乾杯~!!
8点(2004-06-16 00:04:02)(良:1票)
182.  メカゴジラの逆襲 《ネタバレ》 
ハッキリ言わせてもらえば「昭和ゴジラ映画が一旦打ち止めになった」という道標としての存在意義しかない(ま、1984年に過去をリセットしてリメイクしたけどネ)。前作も沖縄ムードとのミスマッチが微妙にサムかったが、正直言ってメカゴジラはダサ杉なので二作連続で敵役を張る程の魅力に乏しいのが最大の難点。前作の使い回しだけじゃ心許ないと思ったのか取って付けたようなチタノザウルスの登場もどうかと思う。あと、ゴジラが目玉がクリクリして威厳も凄みも皆無だったのも痛い。人間ドラマも第一作みたいに重厚なキャストで臨めばそれなりに良かったかもしれないが、佐々木勝彦とか藍とも子じゃ「誰だよ?お前ら」状態だし。平田昭彦の真船博士に3点。
3点(2004-06-07 03:44:12)
183.  風林火山
歴史上に名高い「川中島の戦い」をクライマックスに据えているが、完全に武田軍サイドから語られているので展開に名将同士の虚々実々の駆け引きやスリル感が薄い。甲斐と越後、双方の描写を7:3くらいの割合で描いていればグンと面白くなっていたのでは??石原裕次郎の謙信も何か(個人的に)イメージに合っておらず今イチ。錦之助の信玄も若過ぎて貫禄が不足している。そもそも詩吟や講談でも有名な話だけに見せ方をもっと工夫してくれていれば…。三船の山本勘助役は伝承のイメージには程遠いが、武骨な中にも信玄や勝頼への父性愛みたいな純情さが伝わってそう悪くなかった。こういう大作には矢張り大画面に映える役者が不可欠、という極々当たり前の事が昨今のハリウッド大作やNHK大河ドラマでは等閑(なおざり)にされている点を思い合わせると、大味ではあるが本作の持つ歴史的価値も強ち軽視できまい。とは言え、稲垣浩の本領はコノ手の大掛かりな時代劇よりも「手をつなぐ子等」や「無法松の一生」の方にあると思っているので悪いが6点。
6点(2004-05-30 04:05:26)
184.  ル・ジタン 《ネタバレ》 
ドロン扮するジタン一味と老金庫破りヤンの犯罪&逃避行を並行して描いているのが、作品の焦点を(思いっきり)ぼやけさせてしまっており、狙っているのは分からなくもないが今イチ面白くない。どう考えてもピシッと一本化すべき。まぁ一応、ラストで両雄はクロスオーヴァーするが遅い、余りに遅過ぎた。要するにジョゼ・ジョヴァンニの演出の手際がヌルいのが主な原因。もうシナリオだけ書いて監督は誰か他に任せりゃイイのに。ヤンの若妻が墜落死する場面なんかコントみたいな緊迫感の無さだった。ヤン役のP・ムーリスは存在感を絶妙にアピールして好印象だが、ヒゲ面のドロンはムサ苦しくて余り格好良ろしくない。悪いけど5点。
5点(2004-05-25 23:47:47)
185.  世界が燃えつきる日 《ネタバレ》 
出だしで発端となる第三次核戦争を描いているが、全っっっ然緊迫感が無い。こんなんならスパッとCUTしちまえっつの。その後で漸く字幕が入って生き残った人々の物語になる訳だが、巨大サソリのチープさは「スター・ウォーズ」と同年とは思えないくらい非道い。しかも出番はそこだけ!この後にクイーン・エイリアンみたいな親玉サソリが現れてピンチ!ってな展開をワクワク期待すると思いっきり肩透かしを喰う。生憎この後出てくるのは人喰いゴキちゃんの群れだ。コレが又「燃える昆虫軍団」とタメを張るチャチな出来で笑えるが、一応サスペンス場面らすぃ。P・ウィンフィールド哀れ。その道中はアリゾナかどっかの荒野を装甲車が走るシーンが矢鱈に長い!長過ぎる!!「どうです?カッコイイっしょ??」とでも云わんばかりだが、別にどうというコトもないハリボテカーじゃん。あと、ドミニク・サンダもなぁ…野郎ばっかりじゃムサ苦しいから取り敢えずシャワーシーンでも入れとくか、みたいな出演じゃ何のためにアメリカまで来てるんだか。ジャッキー・アール・ヘイリー君との遭遇場面もなぁ…廃屋の窓から顔出してたらジャン・マイケル・ビンセントが装甲車から「お?子供がいる!」って…もうちょっと何とかならなかったのか?クライマックスが大津波ってのも…チープ合成バレバレで全くスリル無し!ラストもNYは壊滅したってのに、同じ州のオールバニーが無事ですた、てのは‥如何にも御都合主義ハッピーエンドな無理矢理感がプンプン漂ってくる。兎に角シナリオが壊滅的にダメダメちゃんだ。J・スマイトの演出もダラダラしてヤル気Nothingだし。この手のSF映画にゃ滅法甘い私でもコレは流石に許せないレベルだ。容赦なく6点マイナァス!!
4点(2004-05-24 04:42:56)
186.  若草物語(1933) 《ネタバレ》 
素晴らしい!キャサリン・ヘプバーン演じるジョセフィン・マーチは正に原作者ルイザ・メイ・オルコットそのものだ。溌剌とした彼女が(吹き替えナシで)走り、踊り、歌い、階段の手摺を滑り、木の枝にぶら下がり、窓から壁伝いに降り、柵を飛び越える!!そこらのアクション男優も裸足で逃げ出さんばかりの熱演だ。それだけなら単なるお転婆娘の騒々しいドタバタに終わるトコロだが、姉メグの恋する姿に当惑する表情やロウリィの求婚を退ける場面での何とも言えぬしおらしさによって勝気なジョーの揺れ動く心情が活写されている。上手い。流石に女優の演技指導の上手さでは定評のあるキューカーだ。しかもキャサリンの一人舞台にはさせない、とばかりにジョーン・ベネットのエイミー、ジーン・パーカーのベス、フランセス・ディーのメグ、いずれも存分に持ち味が引き出され実に活き活きとしている。それでもストーリーの骨子がジョー中心になっているのは本来、原作者オルコットを投影したキャラクターがジョーだからであり、キャサリンの”女優魂”がキューカーの演出によって最大限に開花した故であろう。ここにも又、演出と役者の幸福なる二人三脚を見る思いがした。オルコットの名作は今後もリメイクされるかもしれないが、監督の技量と女優のクオリティの点で恐らくこの33年版を凌駕する事は不可能だと(個人的に)思う。当然ながら10点満点!で御座います(笑)。
10点(2004-05-19 01:00:18)(良:1票)
187.  ラストマン・スタンディング 《ネタバレ》 
完全オリジナルでコノ出来だったら意外と5~6点はつけたかもしれないが、流石に「用心棒」プロットをコレだけベタになぞられちゃ無理ってモンだ。リメイクがオリジナルを超えるにはスタッフ一丸となって時間差アドバンテージをフルに活用する気概が不可欠なのに、何じゃ?このスリルもサスペンスも無い腑抜けたドンパチ映画は。クリストファー・ウォーケンが仲代っぽい役だが、マシンガン乱射しか能が無いアフォで卯之助の凄みには程遠い。B・ウィリスの二挺拳銃にも何か違和感を拭えず。悪いが志の低さと安易な制作態度にマイナス8点!
2点(2004-05-16 19:22:03)
188.  処女の生血 《ネタバレ》 
まぁ‥一種のパロディのつもりなんだろうけど、オリジナルであるブラム・ストーカー原作への愛情など欠片も無くひたすらグロテスク極まる一篇。下ネタ炸裂で余りにお下劣過ぎて全然笑えないし。ウド・キアのドラキュラ弱っっっ!てか弱過ぎだろ?こんなモン製作したカルロ・ポンティもどうかと思うが、矢張りデ・シーカ御大の役者出演には個人的に疑問符の嵐(こんな駄作に出ないでよ~!)…。出たがりポランスキーはどーでもイイけどねw。前作「悪魔のはらわた」といい、ホラーへのセンスも愛情も持ち合わせない輩は怪奇映画にでしゃばるんじゃねえ!!と声を大にして言いたい。悪いが7点マイナスゥ!
3点(2004-05-11 04:43:32)(良:1票)
189.  わんぱくデニス
「ホーム・アローン」シリーズで味をしめたジョン・ヒューズが製作・脚本を手掛けた何とも他愛ない典型的なキッズムービー。主人公のガキ(もとい少年)のやってる事は「わんぱく」なんて言葉では片付け難いヤな後味で退いてしまい全く笑えない。生憎メイソン・ギャンブル君はM・カルキン坊やにも及ばず、シリーズ化は夢と消えた。あと、W・マッソー浮きまくり。
4点(2004-05-09 03:57:07)
190.  大怪獣バラン 《ネタバレ》 
先ず、最初に強く訴えたいのが主演カップルのイケてなさ!!余命いくばくもないような顔色の悪さがデフォルト装備の野村浩三もどうかと思うが、園田あゆみの不景気な顔は筆舌に尽くし難い!間違いなく歴代特撮映画ヒロイン中で最高のブ○だろう。この御両人を最後まで画面に観続けるのは最早拷問に等しい。ならばタイトルロールの大怪獣バラン君はどうか?コレが又何とも拍子抜けなヤツで「ゴジラ」のド派手な破壊活動を期待すると思いっきり肩透かしを喰う。何てったってやったコトと言ったら「村を荒らす」「海岸の倉庫を壊す」のみ!これ見よがしに皮膜を広げて空を飛ぶが、戦闘機と空中戦をするでもなく次の場面ではずっと海の中。何だかなぁ。最期も照明弾&時限装置付きのダイナマイトをパクッパクッと飲み込んで腹の中で爆発!でEND。いかに円谷英二御大の手に掛かろうとシナリオがこうもダメダメでは救いようがない。悪いが5点。
5点(2004-04-30 13:40:43)(笑:1票)
191.  雪之丞変化(1963) 《ネタバレ》 
いかに天才・市川崑を以てしても、当時で既に齢55を数える長谷川一夫扮する雪之丞のオーMYガッ!な違和感は隠しおおせきれず。イヤ脇役なら納得しないでもないよ?けど、出突っ張りの堂々たる主役となれば話は別だ。まぁ御本人は若き日の当たり役を懐かしみつつ楽しそうに演じているから「コレは…林‥長二郎‥なんだっっ!!!」と無理矢理に脳内補完して鑑賞すれば結構面白いかも(笑)。
6点(2004-04-29 02:09:49)
192.  怪奇!吸血人間スネーク 《ネタバレ》 
やましん様、お先にレビュー&コメントさせていただきまする。さて本作ですが”70年代ホラー映画特集”みたいなヤツが名画座で連発された時期に観ますた。いやぁ兎に角、非道い、非道過ぎるぅ!所謂マッドサイエンティスト物の一本ではありますが、本作のストロザー・マーティン扮する博士のトンデモ基地外ぶりは常軌を逸しています。「この汚染された地球で人類が生き残るにはヘビにならにゃ」という理屈が先ずもって全く意味不明。ダーク・ベネディクト扮する助手が実験台にされ徐々にヘビ化していく展開は定石なんですが、普通は土壇場で何とか元に戻れて助かるハズ…とタカを括っていたら意外にも!何と助手はそのままヘビになってしまう!しかも最後はマングースに殺られる!!何故マングース??ヘビ研究のオーソリティなのに毒蛇に噛まれて死ぬ博士って一体…??何が「吸血」なんだ??と、まぁ万事がトホホ状態の嵐。確か同時上映が「大襲来!吸血こうもり」だったような記憶がありますが、いずれにせよショボさに変りは無いので容赦なく7点マイナァス!!やましん様、折角の新規登録なのに御免なさい…(笑)。
3点(2004-04-25 17:38:01)
193.  黙示録の四騎士(1921) 《ネタバレ》 
本作は本来サイレントなのだが、NHK衛星第二オンエアでは澤登翠の語りが挿入され擬似活弁を体験できたのが良かった。微妙な台詞回しにもいちいち字幕に神経を払わずに済んだからだろう。さて今回の評価ポイントは先ず時代性。第一次大戦の記憶冷め遣らぬ1921年時点で、第一次大戦をクライマックスとするイバニェスの大河小説を(ダイジェスト風とは云え)一本の作品として堂々と映画化したレックス・イングラムの高い力量は充分賞賛に価しよう。いかに当時としては破格の予算をつぎ込んだとしても、その内容が伴わなければ名画のステイタスは獲得できないからだ。その意味で本作でデビューを果たしたルドルフ・ヴァレンチノの身に纏う”色男オーラ”は圧巻である。後に「血と砂」や「シーク」「熱砂の舞」で見せるエキゾチックな魅力こそ未だ発揮してはいないが、主演級ではあっても単独主演ではないから当然だ。勿論イングラムもこの稀代の美男俳優には只ならぬポテンシャルを感じ取ったと見え、アルゼンチン・タンゴの舞踏場面に破格の尺を取って彼の魅力を増幅させている。正に彼がフリオを演じたればこそ、人妻マルグリートも思わず彼によろめく展開に抜群の説得力を生むのである。元来、役者と演出とは斯くの如き幸福なる二人三脚で相互に補完し合って作品のクオリティを高めていた、という一事が本作からも見事に読み取れる。その意味で名画であるコトは疑いようもないのだが、如何に長編ダイジェストとは言え余りに多いストーリー字幕インサートには些か辟易させられたので止む無く2点減点。悪しからず。
8点(2004-04-24 02:38:07)(良:1票)
194.  BEST GUY
皆さんの評価に禿げしく同意致します!一流アスリートの肉体美に憧れて通販で”アブ○ロニック”を購入するも敢え無く挫折した虚しさに似通ったモノを感じてしまいますナ。航空自衛隊マンセー映画に2点。
2点(2004-04-19 01:55:28)(笑:1票)
195.  ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 《ネタバレ》 
矢張り…その、何と言うか、ゴジラ・ミニラ親子を筆頭とする怪獣たちが全て主人公のガキ(もとい少年)のあらぬ妄想(もとい夢)の産物であった、というプロットは…正直いかがなものか。使い回しの映像が多い上に新怪獣のガバラはセコい”いじめ”でミニラをいたぶるジャイア○みたいなヤツだし。本多猪四郎監督と言えども夢オチの魅力(否、魔力)には抗えなかったのか…。便利だもんねぇ、夢オチって(笑)。…悪いが7点マイナスゥ!!
3点(2004-04-18 02:47:24)
196.  アスファルト・ジャングル 《ネタバレ》 
ジョン・ヒューストンによる犯罪映画の佳作。周到に練られたハズの強盗計画が様々な思惑が絡み合った末に呆気なく水泡に帰す、というヒューストン十八番のストーリーがモノクロ画面の中、実に快調なテンポでスリリングに展開する。冒頭の面通し場面などは間違いなく「ユージュアル・サスペクツ」辺りに影響を与えていると思う。この手の作品は(仏のフィルム・ノワールも含め)枚挙に暇がないくらいに量産されて今日に至るが、詰まるトコロ名画のステイタスを獲得できた僅かな作品群に共通するのは描写の緻密さとキャラクターの活写である。本作を例に採れば、並みのカントクなら多彩な登場人物全員を捌くのは到底無理で精々ディックスとドク辺り止まりだっただろう。しかし流石はヒューストンだけあって弁護士エメリックや運転手ガス、金庫破りルイに競馬ノミ屋コビー、ハーディ署長に汚職警部補ディトリックに至るまで徹底的に人物像を掘り下げて物語に深みと厚みを加えることに成功している。ただ…漢(おとこ)を描くことには天下一品のヒューストンだが、女性を描くのは余り得意ではないようでドールとアンジェラは(役者のせいもあろうが)凡演。さしものモンローもこの時点では単なる添え物だ。ココが弱点と云えば弱点だが、元来が女性メインのストーリーではないので或る意味仕方が無いかも。場面的には宝石店襲撃シーンも勿論イイが、矢張りディックスがドクと交錯しつつボブを射殺する場面の鮮やかなショットが見事。原作はW・R・バーネットの同名小説だが、人物造形から何から映画の方が圧倒的に優秀。よって9点。
9点(2004-04-16 03:37:16)(良:1票)
197.  怒りの荒野 《ネタバレ》 
お?評価が高いね。私ゃどうも今イチだったなぁ~。特に後半で騙し討ちを受け負傷したジェンマがアッという間に回復するところやタルビーがジェンマの眼前で保安官を撃ち殺す唐突さには御都合主義しか感じられなかった。ラストもなぁ…タルビーを助けるのかと思わせて射殺!てのは陰惨でスカッとしないヤな後味。フツーに決闘して勝利!にしときゃイイのに…。ジェンマは拳銃勝負には勝ったが、役者としては断然リー・ヴァン・クリーフの方が存在感に勝っていたと思う。まぁ所詮はマカロニ、悪いが5点止まりだな。
5点(2004-04-15 04:16:22)
198.  怪獣総進撃 《ネタバレ》 
いくらゴジラ映画が完全にお子様向けにシフトしたとは言え、やっぱりなぁ…「怪獣ランド」はナイだろう、「怪獣ランド」は。動物園?Zoo?怪獣の尊厳に関わる根本的な致命傷と呼ばせて頂こう。深読み好きなマニアなら「ジュラシック・パーク」の先を行く斬新な発想!とか持ち上げるかもしれないがw。総進撃とタイトルは勇ましいが、大半の怪獣が何ら活躍もせず単なるエキストラ出演なので看板に偽り!とまでは言わないが失望感は否めない。キングギドラ一匹を集団でボコボコにリンチしまくるのも教育上よろしくない。アレじゃ単なる「いじめ」だ。本作の目玉ともいうべき新兵器ムーンライトSY-3もダサっ!の一語だし…。ただ、オープニングを飾る伊福部昭の「怪獣総進撃」マーチ(だけ)は勇壮で実に秀逸。この主題曲に…5点。
5点(2004-04-15 02:56:35)(良:1票)
199.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 《ネタバレ》 
「キングコング対ゴジラ」という夢の対決路線を継承した一作ではあるが、最初にいきなり(最強の)ジョーカーを出したため、本作ではスケールは逆に縮小してしまった感が深い。フランケンシュタインの名を冠してはいるが、メアリ・W・シェリー女史原作のモンスターとは無関係で大戦末期にナチスドイツが極秘に開発した生物兵器といった趣。カメラのフラッシュを浴びて(中途半端に)巨大化するのも甚だ荒唐無稽だ。しかも古畑弘二という痩身の俳優が演じる本作のフランケンシュタインが何ともナヨっちくて全然颯爽としていないのは或る意味致命傷だった。唯一の取柄が”怪力”という設定なのに画面に説得力皆無!しかもそれでいて死闘の末、怪獣(バラゴン)に勝つ!しかも高々とリフトアップしたりする。それならそれでシュワみたいなマッチョな男優に演じさせるか、全身ぬいぐるみにすりゃあ良かったろうに…。とは言え、見所は無くもナイ。先ずもって「巨人対怪獣」という図式を開拓したコトで円谷特撮不朽の名作TV番組「ウルトラマン」(翌1966年から放送)への呼び水となった点は特撮ファンとしては忘れる訳にはいくまい。次いでフランケンが水野久美に(だけ)なつく場面に限れば、先述の古畑のオドオドした演技が何とも哀愁を帯びて一つの「味」を醸し出していた、と言えなくもない。バラゴンが人間を襲い食う凶暴さも本家ゴジラ映画が忘れかけていた怪獣本来の怖さを思い出させて秀逸。重量感に満ちたバラゴンの造形は後に何体もの円谷怪獣へと改造された見事さだった。結局あれこれプラスマイナスした結果は…オマケして7点くらいかな?
7点(2004-04-15 02:06:37)(良:1票)
200.  怪獣王ゴジラ 《ネタバレ》 
偉大なる54年版に新撮のアメリカパートを無理矢理ねじ込んだ正に「蛇足」な一作。こんなことしなきゃ当時は海外配収が見込めなかったのだろうか??核の脅威への警鐘という最も重要な部分が見事にアク抜きされて見る影も無し。まぁレイモンド・バー扮する新聞記者が替え玉(バレバレだ)と共演する滑稽な資料的価値のみに3点。
3点(2004-04-15 01:02:23)
070.50%
180.57%
2221.58%
31007.17%
41228.75%
533123.73%
625918.57%
722215.91%
819413.91%
9856.09%
10453.23%

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