181. 天空の蜂
《ネタバレ》 前半の子供を助けるシーンは手に汗握ってしまった。ただ、アナウンサーの実況中継が、なんかスポーツ見てるような感じで、緊迫感が全然伝わってこないアナウンスで、ないほうが全然いいのに。子供が落ちたのに、「子供が落ちましたー」とか、ギャグかな?最後の方で、犯人の横をチョロチョロしてる子供も、いくらお父さんがおるゆーても、リアリティないなーって思えてしまうんですが、全体的には、見やすかったし、普通に楽しめたので [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-01 09:13:07) |
182. 貞子vs伽椰子
《ネタバレ》 白石監督はかつてシリーズもので、呪いに呪いをぶつけるとゆう斬新な解決方法を描いたことがあるんやけど、すでに、その時、この映画の発想はあったのかも。呪いの拡散が目的の承認欲求お化け貞子と、引きこもりお化け伽椰子&俊雄のガッツリ対決な映画。設定を聞くだけで観たくなる映画なんだけど、なぜか、今まで放置してた。んでようやく観ました。正直、途中までワクワクが止まりませんでした。霊媒師が次々殺されるくだりや、玉城ティナの父親の殺され方もなんか好き。人間の首があんなに伸びるの、ギャグ過ぎて怖いです。しかし、オチがまさかね、ガッタイ!って、ダメ――――!(BYトムブラウン) [インターネット(吹替)] 5点(2022-03-31 19:36:55) |
183. よこがお
《ネタバレ》 現在と過去の2つの舞台を交互に見せて、徐々に、実際には何が起こっているのかを明確にしてくサスペンスチックな展開は、筒井真理子さんの静かだが、どこか狂気をはらんだ演技とあいまって、不気味でドキドキした作品でした。犬になるくだりや、最後のクラクションとか、とても怖くて印象的。「淵に立つ」もそうですが、この監督さんは、なんかリアルでドキッとするショッキングシーンがたまに物語の中に紛れ込んでて、映画に自然と集中してしまいます。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-31 02:53:17) |
184. メランコリック
《ネタバレ》 東大出の若者が風呂屋でバイトしたら、そこが死体処理場だったとゆう設定の青春映画。殺し屋とか死体処理とかゆーたら、ものすごくおドロおドロしいんだけど、この映画はずっと普通。自然。でもそこがメチャ面白い。殺しにいくのに、普通の友達の待ち合わせみたいな感じだし、殺しの話をしてるのに、なんか日常会話テイストで笑ける。淡々としてるのに、観てるこっちのテンションが上がっていく。最後のオチもいい余韻。なんか、その輪に入りたくなりました。 [インターネット(邦画)] 10点(2022-03-30 20:11:51)(良:1票) |
185. 十二人の死にたい子どもたち
《ネタバレ》 12人の抜き差しならない問題を抱えた若者が、死ぬために集まったってゆう映画です。歴代の12人映画同様、舞台はほぼ一ヵ所のみです。なんか世間的な感想では否が目立つけど、でもごめん、僕はかなり面白かったです。たぶん、個性的な面々が、それぞれのスポットライトを浴び、右往左往したうえで、同じ方向を向くって物語が、僕はかなり好きなのかもしれません。エンドロールで、時系列に全員の動きを見せるって趣向も気持ちがあがって、なんか元気もらえたなー。でもこれだけ個性的なメンツが12人も集まれたなら、なんか楽しい事出来そうじゃない?とりあえず、劇団立ち上げてみたら?みたいな [インターネット(邦画)] 10点(2022-03-29 20:38:03) |
186. 青くて痛くて脆い
《ネタバレ》 役者の演技とか構成とか、素晴らしいモノでした。青春映画がそんなに好きじゃない僕でも、この世界にドップリです。僕はダメ人間なんで、主人公の心の動きが痛いほどよくわかり、この映画に深くエグられました。勝手に相手を自分の理想像にあてはめ、最初から相手は何も変わってないのに、勝手に傷つき、それを全て相手のセイにしたりする。まさに「気持ちワル」です。しかし、この映画の素晴らしい所は主人公だけでなくヒロインである秋好の青さと痛さもちゃんと描かれている所だとも感じました。世界をよりよくしたい、争いをなくしたい、これは恐らく、多くの人が願っていることだと思います。でも、心のどっかでそれは理想だと諦めてしまっているのですが、秋吉はそれを本当に信じている強さがあります。だからかたくなに人との距離感をとっていた主人公も惹かれていきました。しかし、そんな彼女でも、思わず言ってしまうのです。「気持ちワル」ってゆう禁断の悪口を。争いを本気でなくすためには、どんな人間であろうと、認めてあげなければ、それはやっぱり理想でしかありません。気持ちワルと切って捨てれば、それは単なる排他主義でしかなく、言葉は人の心に突き刺ささります。悪口には争いをなく効果はないのです。そして、言い放った言葉は自分に跳ね返り最後は何も言えなくなります。矛盾が生じてしまったから。ここでの言い争いは実に絶妙でした。主人公も言い返すうちに徐々に自分の中の矛盾に気づいてる感があります。でも相手を言い負かす事は止まらない。そーゆう喧嘩の経験ないすか?ただ彼女は、そんな自分の脆さをすぐに認めちゃうんですよね。普通はできないですよ。あんな言い争いの後には。相手に腹立つ気持ちが勝っちゃうでしょ。ところが彼女の理想は本気だから、みんなの前で、サークルの成り立ちの頃の本心をちゃんと語れるのです。あのころ、2人で立ち上げた時、どれだけ、そこが楽しく、自分にとって大切なモノだったかを淡々と。これをやられると、さすがに心がひねくれた主人公でも、気づいちゃいます。自分のやってしまった過ちに。本当はもっと理想の自分がいて、なりたい自分がいて、でもなれなかった愚かさに後悔しちゃいます。結末の展開も素晴らしく、最初のシーンをなぞったモノになっていて、主人公はちゃんと傷つくために、最初の出会いとは逆に今度は自分から彼女へ近づきます。これで、少しだけ成長、したのかな。僕は、恐らく、この後、2人は良い関係になれると思ってます。そんな希望が見えます。争いをなくす世界へちょっと近づけたんじゃないかなー。なんて、理想論ですかね? [インターネット(邦画)] 10点(2022-03-29 05:47:49)(良:1票) |
187. 人数の町
《ネタバレ》 主人公の男が連れてこられた不思議な町。町とゆうか施設?そこでの不思議な生活が前半のメイン。とにかくシュールで奇妙な施設での生活を、主人公とともに観てる俺らも体験するような感覚で、これはどーなってるの?どーゆう意味?ってゆう興味が映画に集中させる原動力になっていました。後半は外の普通の社会で暮らしてるヒロインが登場し、自分の妹を探すために、この施設に潜入するサスペンスチックな展開になり、オチもヒネリガ効いてて、観終わった感じは、ほんと『世にも奇妙な物語』を観終わった感覚と同じ感じかな。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-28 02:49:09) |
188. 楽園(2019)
《ネタバレ》 田舎の嫌な部分を淡々と見せつけてくる映画。サスペンスではなく苦悩する人間ドラマ。退屈ではないが、そこまでくるものはなかったかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-03-27 01:05:17) |
189. アイム・ノット・シリアルキラー
《ネタバレ》 主人公の青年がソシオパスで、そのことで、いつか自分は人を殺しちゃうんじゃないだろうかと日々悩んでおり、そんな中、その街に本当のシリアルキラーがいて、人々を次々殺しており、ソシオパスVSシリアルキラーで、さーどなる?ってゆう、あんま見ない設定で、面白そうってお話なんだけど、観たらわかるけど、度肝をぬくようなシーンが中盤にまずありやす。で、後半にもっと度肝を抜くようなシーンがありやす。全くの予想外だったので、そりゃ映画に集中しちゃうがな。この映画を観るなら、前情報はナシで観た方がいいかも。人によっちゃ、クソ映画になっちゃうかも?ちなみにバックトゥザフューチャーのドクが主要キャラで出てます。。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-26 12:55:32) |
190. 哀愁しんでれら
《ネタバレ》 前半は、ちょっとコミカルな人情ドラマ風。以降、僕の心の声です→「やっぱ、田中圭、なんかありそう」→「子供か、子供のほうやったか」→「めちゃめちゃムカつく子供や」(演技褒めてる)→「田中圭もやっぱヤバかった」→「おいおい太鳳よ、オニギリに何入れとんねん」→「ど-なんねやろう?」→「・・・・・」→「とんでもない所に連れてきたな、おい」 [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-25 20:48:10) |
191. ブレスレット 鏡の中の私
《ネタバレ》 冒頭、4人家族がビーチで遊んでる。そこへ警官が。しばらく話して、連れていかれる少女。立ち尽くす両親。これを結構、遠くから映している。偶然、置いてたビデオカメラに映ってしまった感じで。この冒頭の一連シーンで、ドップリ映画にはめられました。なんか不穏な雰囲気がビンビン伝わってくるんです。基本的には法廷劇です。少女の親友が殺され、少女が容疑者です。映画はメチャクチャ淡々としてて、かなり自然体で、そこがなんかリアルでした。法廷シーンも、実際の裁判を見ている感じ。次々と明かされる少女の性への奔放さに、まだまだ子供だと思っていた両親絶句。違和感は映画のそこら中にあるんだけど、これはかなり観てる者にゆだねる映画だなーってイメージ。最後のオチも含めて。ただ、少女の演技はすごい。それもあって、退屈感はほとんどなく映画を楽しめました。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-25 09:57:12) |
192. グラスホッパー
《ネタバレ》 変な殺し屋いっぱい登場。で、主役だけがいいとこなしの変な映画と思っていたら、オチで見事に回収。おおむね満足なんだけど、でもこれは僕が原作を読んでないからかなー。今度、読んでみよう。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-24 10:41:42) |
193. 朝が来る
《ネタバレ》 子供ができない夫婦、子供を手放した女の子、どちらの気持ちもグリグリ心に突き刺さって、もう魂が2つに分裂しそうになりました。演技も演出もかなりのリアリティをもってお話が進むのですが、面白いのは夫婦がたまたまテレビの特集を観るくだり。ここのシーンは子供の養子縁組を行ってる施設を、本当にテレビで特集を組んで放送してるかのようなテイストで、インタビューとかも本当に一般人に行ってるかのような(いや、ほんまにやってるのかも)、主役の夫婦と一緒にその番組を観てるかのような、いや観てるんです、本当に。だから映画全体も全然作り物に見えなくて。子供のいさかい問題とか、ママ友とかの微妙な距離感とか、子供が欲しくても自分の体にメスを入れるのに踏み込めない夫とか、子供を諦め旅行してる雰囲気とかも、メチャメチャ身近に感じて、グイグイ映画内に引っ張られました。僕も夫婦で中々子供ができませんでした。そんな時、やっぱ一瞬は頭をよぎるのです養子縁組。そこまでして子育てをしたいと思うのは、どーしてなんやろ。そんなことを考えながら、クレジットを見終えた後のサプライズでさらにダダ泣きしてしまいました。 [インターネット(邦画)] 10点(2022-03-23 21:13:00)(良:2票) |
194. 事故物件 恐い間取り
《ネタバレ》 芸人さんが人気を得るために事故物件に住んで心霊現象を撮影しようと頑張る映画。芸人さんがなぜお笑いを目指すことになったかを、酒の場で語るくだりがあるんだけど、自分の深イイ話を自ら始めちゃう。自分でするって、なんかカッコ悪くないすか?てゆーか所々に、イイ話風な人間ドラマをチョクチョク入れてくるんだけど、なんか薄いです。しかも主人公、ちゃんと観たらヒロインに対してわりとひどくないですか?そんなんが気になって、全然ホラーにライド出来ません。あと、後半クライマックスで、複数の幽霊が登場し主人公を囲むんですが、70年代くらいのヒーローモノに出てきそうな、怪人に操られた人間みたいなメイクで亀梨君の周りをグルグル回る役者たちって、今時、こんな絵ズラで映画作るなんて、作ってる人の感覚がだいぶ古いな~、ほんとなら死ぬほど退屈なところを、複数の物件の章仕立てってゆう構成で、かろうじて観れた部分だけに3点。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-03-21 20:55:11) |
195. 赤ずきん
《ネタバレ》 人狼ゲームを映画化したみたいなやつ。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-03-21 08:30:45) |
196. アングスト/不安
《ネタバレ》 オーストリアで実際に存在した殺人鬼ヴェルナー・クニーセクの事件を元にした映画。ショッキングすぎる内容のため上映打ち切り、日本でも上映せず埋もれていたが、アマプラにて誰でも鑑賞できるようになっちゃった。ちょっと古い映像なのと、気持ち悪い雰囲気と撮影方法で、冒頭から、この映画、観るの、結構体力いりそうって感じで、精神的しんどさ爆発。一軒家で行う殺人を細かに描写しつつ、犯人の頭の中の独白で、幼少期を語る展開に、なんども早送りをしようとか、観るのやめようとか、ってゆう気持ちと戦いながら最後までなんとか鑑賞。こーゆう映画を観ると、映画ってなんやろう?なんで映画を観るんやろうって気持ちになっちゃいます。単純なホラーとゆう娯楽ジャンルではないので、ご注意を。 [インターネット(字幕)] 0点(2022-03-19 23:12:02) |
197. アウト&アウト
《ネタバレ》 普通、探偵って元刑事とか、チンピラぽい奴とかやねんけど、ガッツリ元やくざってのがちょっと新鮮。しかも結構、力あるヤクザ。だから情報源とか協力者が現ヤクザとか、悪徳刑事とか、裏の住人達ばっかだし、問題を解決する方法も裏世界のやり方。で、さらに面白いのが、その小さな探偵事務所にはブラックジャックのピノコみたいな存在の女の子がいるってこと。これにより闇の世界になんかちょっとした光があるって感じだし、役の子もメチャメチャいい演技。このピノコキャラと主役がどーゆう経緯で一緒にやってるのか、詳しい話を省いてるのも、あくまでメインは今回の事件に絞ってあり好印象。主役の遠藤憲一はいつもの遠藤憲一なんだけど、役にハマり過ぎいて、セリフとかもイチイチかっこいい。展開も流れるようにスムーズで見やすい。こーゆう設定、映画だけで終わらせず、ドラマにしたのも観てみたいです。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-19 10:04:12) |
198. ザ・ギフト
《ネタバレ》 よくある、いい顔して近づいてくる奴が怖い奴だったゆうホラーかなと思っていたら、途中から、とまどうやん。オレのこの心の置き場所に、とまどうやん。そしたら、あるオチが頭をよぎって、なんやろ、誰にも感情移入できないのに、このドキドキする感じ。エグイ場面がバーンってあるわけじゃなく、ちょっと嫌なことが淡々と続くだけのドラマなんだけど、退屈ではなく、先が気になる映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-18 20:30:15) |
199. ドント・ハングアップ
《ネタバレ》 調子に乗ってイタズラをしてた者達が大変な目にあうシチュエーションスリラー。ほとんど、一軒家内で話が進行しますが、最初の人物紹介など映像の演出がポップでスピード感があり、最初から見やすく、あれよあれよと映画の世界へ引き込まれました。主役たちのイタズラが度を超えているので、ムカつく主役たちに感情移入が全くできない人は、彼らが懲らしめられるカタルシスを得る観方になるので、怖さはほぼ感じないでしょう。僕は、そーゆう気分半分、怖さ半分で観てました。なんかクズでも、主役だと、たまに感情移入しちゃうんですよねー。だから両親の捕らわれた映像とか、ネトラレの暴露のくだりは、わりとドキドキして楽しめました。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-18 09:04:25) |
200. カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇
《ネタバレ》 クトゥルフ神話の「宇宙からの色」の映画化作品。母親と子供が物体X状態になる所は、エグかったです。意識があるから、悲しいわ、見た目コワイわで。ただ、クトゥルフ神話好きなので、だいぶ、面白い補正がかかってたとしても、映画として面白かったかと聞かれれば、あんまり、って感じでした。これはもう監督と僕の相性が合わないとしがいいようがありません。正直、テンポが激オソでクライマックスまで冗長に感じてダルかったです。クライマックスに3点かな [インターネット(字幕)] 3点(2022-03-17 11:41:06) |