201. ホワイトハウス・ダウン
荒唐無稽な設定ながら、ノンストップアクションとしてはよくできている。TV版で賞味100分程度の鑑賞時間だったが、これって130分もあったとは。映像でグイグイ引っ張る作品なので30分程度カットされてもストーリーには問題ないんだろうし、逆にテンポがよくなったのかもしれないが。でも、カットされたシーンが気にならないでもない。 [地上波(吹替)] 7点(2022-11-29 14:58:51) |
202. バーニング・オーシャン
『チリ33人 希望の軌跡』と比較して、この事故については全くと言っていいほど記憶がなく、その時点で「真相を探る」という興味関心は無いわけだが、映像的な迫力はあってパニックモノとしてはそれなりの出来だとは思う。が、物語の方がイマイチなので全体的には盛り上がりに欠ける。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-28 22:44:25) |
203. 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
「手紙」がツールとなっているのは同じだし続編の宿命なのか新鮮さは失われている。オーソドックスでよい話だとは思うが、悪く言えば古臭くて、令和の時代にこういう作品がウケルというのも違和感がある。 [地上波(邦画)] 5点(2022-11-28 12:24:20) |
204. 蜜蜂と遠雷
原作未読。風間塵が起爆剤となり、相乗効果で天才たちの才能が開花していくという話なのだろうが、肝心の「天才感」が伝わってこなかった。キャストの問題なのか、演出の問題なのか。そもそも演奏者同士がライバルというより仲間で互いに助け合うというのもちょっと違和感があったが、そういう世界なんだろか。原作は直木・本屋のW受賞で高評価らしいので世間的には良い作品なんだろうが、映像化には不向きなのかもしれない。 [DVD(邦画)] 4点(2022-11-27 15:36:48) |
205. ファイナル・プラン
ありがちな設定で無難な作りだが、悪徳刑事は小物感があって中々いい感じ。それにしても原題もどうかなって気もするが、だからと言って邦題を「ファイナル・プラン」にする必要があったのだろうか。 [地上波(吹替)] 5点(2022-11-27 12:49:11) |
206. 人間の証明
原作未読。小学生の頃にTVで見て挫折した記憶があるが、このたびリベンジ。戦後の混乱期の過去を背負う系に人種差別を加味したことにより、松本清張をインターナショナルにして少々クドクした感じ。佐藤純彌にしてはオトナシメの印象だが、エンタメ的になってしまうのは仕方ないというところか。同日に生じた両事件の必然性とご都合主義が気にはなるものの、全体的には酷評するほど悪くはない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-11-25 12:39:25) |
207. ジョゼと虎と魚たち(2020/韓国)
現代風で韓国風ではあるものの、日本版よりもかなり落ち着いているというか静かで暗い印象。演出も抑制的なのでオリジナルを知らないと、テーマが何なのかがよくわからないかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-23 17:25:07) |
208. 東京流れ者
映像的には多少の特徴は感じられるが、登場人物にもストーリーにも魅力がない。 [地上波(邦画)] 3点(2022-11-23 17:15:07) |
209. サウスポー
ストーリーはありがちで、ロッキーの二番煎じという印象。銃撃事件の真相(ライバルの兄弟が発砲?)が主人公に明らかにされず、ケンカを止めに入った黒人が誤認逮捕されたまま終わってしまったのが消化不良。この点について誰か教えてください。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-11-18 11:49:47) |
210. フリーダム・ライターズ
どこまで実話なのかわからないが、ちょっと話がデキスギで全体的に盛り上がる部分もあまりないので、映画としての面白味はそんなにない。もっと様々な問題や葛藤があってもよさそうだが、当事者も健在なので映像化が難しいのかもしれない。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-11-17 12:12:27) |
211. そして、バトンは渡された
原作未読だが、瀬尾まいこは中学受験によく出るので塾で教えてたから、だいたいの展開は読める。重松清をマイルドにしたテイストというか。本作も受験問題に出そうな無難な作りで手堅くまとまっていた印象。早瀬君との再会がご都合主義的ではあったが。石原さとみは母親役にしてはちょっと若いというかキャラ的にミスキャストかな。さすがに永野芽郁の親ってのも年齢的に無理があるし。イメージ的には竹内結子ぐらいがちょうどよかったかなって感じもしたが。 [地上波(邦画)] 6点(2022-11-12 14:27:23) |
212. セッション
師弟という名の支配・被支配の関係を超越しないとダメってことだろうね。テンポもいいし後味も悪くはないが、もの足りなさもある。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-11-12 11:10:10) |
213. 最初の晩餐
ネタバレ 「謎解き」をさんざん引っ張ておいて、たいしたオチでもないことに拍子抜け。最後は無理やり家族愛?の「美談」に持っていって不倫を正当化した印象。現実の斉藤由貴が不倫女であることも鑑賞の邪魔になる。子役(子供時代)は皆よかった。特に小学生から女子高生まで演じきった森七菜の演技は引き込まれる。それが大人になると戸田恵梨香ってのは違和感あるが。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-11-12 10:00:30) |
214. スパルタ教育 くたばれ親父
ネタバレ 普段は無抵抗な野球審判が、暴れる若者や子供たちをスパルタ式で根性を叩きなおすという、慎太郎らしいと言えばらしい作品。「父権」が脅かされつつある時代背景が感じられる。ただし、映像化で少々コミカルにしてしまったのと、最後は無法者をやっつけるというただの勧善懲悪アクション作品になってしまった。裕次郎と若尾文子が5人の子持ちの夫婦役という珍しいパターンだが、2人ともそれなりに演じているのが印象的。狭い団地生活のはずがセットは広々としているというのに違和感。 [地上波(邦画)] 5点(2022-11-11 15:36:38) |
215. 子ぎつねヘレン
少年は常にマイペースに我を通しただけでそんなに成長は感じられない。成長というか変化したのは周囲の方ではないのかと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-10 13:44:40) |
216. きな子~見習い警察犬の物語~
無難にまとまっている王道系の展開ではあるが、終わり方がちょっと唐突。時制が前後するので子供には少々わかりにくいかも。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-11-09 11:05:09) |
217. 三島由紀夫VS東大全共闘 50年の真実
内容的には興味深いものの、東出のナレーションが作品全体をぶち壊している印象。また、記録映像にインタビューを加えただけのものを果たして「映画」と呼んでいいのかどうかという疑問はある。そもそも「映画」って何なのか・・・。ちなみに、討論内容そのものは角川文庫から出ているので、そっちを読んだ方がよいのかと。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-11-08 00:12:07) |
218. マリリンに逢いたい
実話に脚色して無理やり作ったストーリーがどうしようもないが、シロは「本人」出演でカワイくて名演技。安田成美のハイレグが80年代を感じさせる。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-11-03 22:18:43) |
219. 小さな中国のお針子
中国版『マイフェアレディー』のような内容だが、文革の再教育プログラムがこんなにユルユルだとも思えず、ファンタジーとして見るべき作品なのかもしれない。とはいえ、古典的な展開ながらもしみじみとしていて味わい深く、心に刺さるものがある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-03 14:18:43) |
220. 愛する人
ネタバレ 全体的には感慨深い話ではあるが、隣人を嵌めたり誘惑するような人間嫌いの破天荒なナオミワッツが妊娠をキッカケに突然人間性が変わってしまうのが少々不可解というか唐突に思えた。理屈抜きに女性というのはそういうものなのかもしれないが。尚、30分程度カットされたものを見たので、その中に「心変わり」の描写があったのかも。 [地上波(字幕)] 6点(2022-11-03 11:19:34) |