2261. 舞姫(1951)
成瀬監督作品の中では、凡作の部類に入るのではないでしょうか。 1950年代の作品にしては、残念ながらパワー不足の感が否めません。 岡田茉莉子も特別好みではないので、印象が薄い。 [映画館(邦画)] 5点(2007-12-16 15:00:39) |
2262. 徳川女系図
石井輝男監督の、一連の“徳川モノ”は、どうも面白さが理解できない。 そして、むやみに疲労感も残る。 本作では、橘ますみが出ていない分、見所もなく・・・ [映画館(邦画)] 5点(2007-11-30 10:00:47) |
2263. 最後の人
さすがに字幕を一切排されていると、分かりにくさがあった。 特に前半から中盤までは、よほどの集中力をもって画面をにらんでいない限り、容易には理解できない。 少なくとも私はそうだった。 ところが、終盤に入ったところで、がぜん話は盛り上がる。 とても分かりやすくなるのだ。 そしてラストシーン。 自らが辛い経験をしたことがあるからこそできる、トイレの掃除夫への心遣い、そして理解。 下積みを経験しないと、ろくな人間にはなれない、それを雄弁に語った作品だ。 苦労した時には、「今の苦労は必ず後々の役に立つ」と自分を勇気付けて踏ん張る。 本作は、そうした気持ちをもって前向きに生きている人々への讃歌なのではないだろうか。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-29 20:37:24) |
2264. 少年ケニヤ(1984)
小さい頃、映画館で観ましたね。 懐かしいです。 登録がなかったので、ポチっと登録させて頂きました。 [映画館(邦画)] 5点(2007-11-28 17:19:18) |
2265. 実録・安藤昇侠道(アウトロー)伝 烈火
タイトル的には、かなりの興味をおぼえたのですが、実際観てみたら大した内容ではなかったのを記憶しています。 “アウトロー伝”まで言うなら、もっとハチャメチャな内容にして欲しかったものです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-11-28 17:10:36) |
2266. 生きるべきか死ぬべきか
うーん、どうも話が理解できず。 そして、リズミカルすぎるご都合主義的な展開が自分には合わなかった。 ただし、不思議と退屈はしない。 画面展開、話の持っていき方が巧みだからであろう。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-28 11:53:14) |
2267. 大人の見る絵本 生れてはみたけれど
小津のサイレント作品は大体観てきたが、本作は特別秀でているとは感じなかった。 本作が他の小津サイレント作品に比べ、高く評価されている意味が分からない。 というか、他の小津サイレント作品って、そもそも観ている人が少ないだけの気がする。 本作にこれだけの評価が集まるのであれば、もっと他の小津サイレント作品を観て欲しい。 そんな気持ちになってしまった。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-11-26 21:58:03) |
2268. マリア・ブラウンの結婚
“夭折の天才監督”と呼ばれる人は、何人かいらっしゃいますが、本作の監督であるライナー・ヴェルナー・ファスビンダーも、その一人です。 しかしながら、少しそれは過大評価かと・・・ まあ一応、賞とかも取ってはいるみたいですが、どうも良いとは思えません。 『ベロニカ・フォスのあこがれ』にしても同様です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-26 17:21:30) |
2269. 鬼哭 KIKOKU
三池監督の、この手の作品は似た様なものが多く、観た後に全く区別がつきません・・・ [ビデオ(邦画)] 5点(2007-11-26 17:18:12) |
2270. バートン・フィンク
映像面にも特筆すべきものなし、たまにビックリ、あとは退屈傾向。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-22 01:06:06) |
2271. 女の園
どうも木下監督は真面目過ぎて、私には合わない。 小津監督の様なユーモアもなく、溝口の様な良い意味でのネチっこさもない。 男の映画を撮りまくった黒澤明監督に対し、木下監督はその女性版といった感じが、個人的にはする。 つまり、良くも悪くも直線的なのである。 これは良いとか悪いとかではなく、完全に好みの問題。 直線的で張りのある作風が好きな人には向いた監督かもしれない。 しかしながら、私にとっては黒澤明監督同様、どうも相性が悪いようだ。 [DVD(邦画)] 5点(2007-11-17 11:50:25) |
2272. アンナ・マグダレーナ・バッハの日記
ただひたすらクラシック音楽の演奏映像が垂れ流されるだけの作品。 クラシック音楽が好きかどうかで、点数が0点から10点まで割れるかもしれない。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-15 13:06:32) |
2273. ソラノ
浅野忠信の初監督作品『トーリ』を素材にして作られたドキュメンタリー作品。 浅野忠信へのインタビューやトークを通じて、俳優とは別の“素顔の浅野忠信”を垣間見ることのできる貴重な作品である。 そういった意味では、『トーリ』よりも断然楽しめた。 もしあなたが浅野忠信ファンならば、必ずこのドキュメンタリー作品を観るべきである。 ただし他の登場人物のトークは理屈っぽいだけでつまらないので要注意。 [DVD(邦画)] 5点(2007-11-14 11:43:07) |
2274. 僕の恋、彼の秘密
レンタルした時点では、『僕の恋、彼女の秘密』だと思い込んでいた。 ところが、再生してビックリ。 『僕の恋、彼の秘密』だったのだ・・・ そう、ホモを題材とした作品なのだ。 かなりの抵抗を感じつつも、最後まで鑑賞。 決して気色の良い映画ではないが、まあまあ楽しめた。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-14 11:40:58) |
2275. 最愛の夏
いかにも台湾作品といった感じで、日々の生活が淡々と画面に流される。 ラストシーンは不要と感じた。 あのまま終わった方が自然でよい。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-10 15:12:09) |
2276. プリティ・ベビー
それほど過激な描写もなく、少し肩透かし。 でも、ルイ・マルはほんと、佳作の名手だと思いましたね。 極端につまらない作品はほとんどないです。 [地上波(字幕)] 5点(2007-11-08 23:19:16) |
2277. 薔薇合戦
三宅邦子、若山セツ子、桂木洋子の三姉妹が印象的な成瀬巳喜男監督の作品です。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-11-08 13:29:29) |
2278. 菊豆/チュイトウ
相変わらずチャン・イーモウの赤を基調とした色彩感覚は素晴らしいものがありますね。 話はなかなか波乱万丈的なものですが、それほど興味はそそられませんでした。 コン・リーはやはり綺麗なお姉さんでした。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-07 17:36:04) |
2279. キング・オブ・アド
単にCMをまとめて編集しただけの乱暴な作品。 ただし、巨匠の名前が連なっているのは観ていて壮観だった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-06 16:41:53) |
2280. 雪之丞変化(1963)
1935年の衣笠貞之助監督の方も観ましたが、こちらの方が分かりやすいですし、楽しめます。 長谷川一夫を元々好きではないので、1935年版と本作のいずれにおいても魅力は感じませんでしたが、55歳という年齢の割には衰えてなかったと思いますね。 それにしても、本作の若尾文子の綺麗なこと! [DVD(邦画)] 5点(2007-11-05 23:14:41) |