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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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2461.  蝉しぐれ 《ネタバレ》 
亡がらを乗せた車を引きながら山道を登ってる途中に、向こうからふくが走ってきて文四郎を助けるシーンが凄くよかったですね。ぐっとくる一番おいしいシーン。それでまた音楽も結構いいんですよね。強さとやさしさがうまく表現されてた気がします。役者陣の台詞がどうも棒読み口調だったのがちょっと残念なのと、子供の頃を走馬灯みたいにして見せるラストシーンは、ちょっとくどくなるからいらないかな、と思いました。
[地上波(邦画)] 7点(2007-09-02 21:56:26)(良:1票)
2462.  ヒマラヤ杉に降る雪 《ネタバレ》 
「戦争とそれによる人種差別、偏見」「殺人事件とその真相」「恋愛と未練」このシリアスとサスペンスとラブの3つの要素が見事に絡み合って、この作品独特の世界観を作り上げています。人間の一筋縄ではいかない奥深さ、多層な精神というものが端的に表されていて、とてもいい。監督はラブの部分を強調したかったらしく、映像表現の仕方はイシュマエルの感情と思い出をそのまま映像化したような幻想的で凝った作りになっていて、それでいて現実世界の描写は大人らしい落ち着いた雰囲気になっていて、個人的には好感の持てる表現の仕方だったと思います。原作「殺人容疑」はフィクションではありますが、偏見と強制収容、実際に起こった事件を元にして作られた、いわばアメリカの影の歴史の部分にスポットライトを当てた作品なわけです。その意気込みに、純粋に賛辞を送りたい。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-27 01:25:16)
2463.  出口のない海 《ネタバレ》 
戦争映画は概して派手な戦闘シーンがあり、噴き出す血やグロテスクな描写で凄まじい残酷さをありありと見せつけものであるという人には、この作品は向かないですね。そういうのが見せたいんじゃなくて、主人公自ら語ってるように、回天に乗り込み敵に体当たりする自爆攻撃が行われ、それによって多くの若者が死んでいった、その悲しい事実を現代の人に知ってもらう為に作られた、そういう作品です。敵性国家の野球をやり、ラヴェルの「ボレロ」を唄い、父はアメリカ人の先生はいい人だったと言う、その国家と個人の対比を表して反戦のメッセージを出してるのはわかるんですけど、あまりこう直接的には表現してこない、恋人とも関係も、あるいは友人との関係も、描き方がよくいえばつつましやか、悪く言えば中途半端なんですよね。よくも悪くも山田洋次の上品さが出てるなって思います。ラストの手帳の内容は、なかなかぐっとくるものがありましたね。それにしても、登場人物の若者達がきれいに手入れした現代風の細眉イケメンだったのは、ちょっと気になったな。
[地上波(邦画)] 6点(2007-08-27 00:50:56)
2464.  バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 《ネタバレ》 
ジュリアナ東京、ボディコン、太眉、万札でタクシー止め、MCハマーに飯島愛にラモス瑠偉、スターどっきりマル秘報告にオープンハート、、、、、いや~、確かに面白い、笑えます。まぁ、相当にご都合主義、ありえくなない?展開で、つっこみを入れていったらきりがないんですけど。単に昔懐かしいネタと台詞だけじゃなく、シナリオ自体にもう少し説得力を持たせたら、もっとよかったんですけどね。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」よりも、女性に殴られまくりな点や、携帯が人に蹴られまくるシーンなんか、明らかに「インディー・ジョーンズ」そのものなんですけどね。わかる人だけにわかるパロディに、少しニンマリ。
[DVD(邦画)] 7点(2007-08-19 01:35:55)
2465.  蒼き狼 地果て海尽きるまで 《ネタバレ》 
友情と絆、愛と悲しみ、誇りと名誉、いろいろな要素があって、見ている分には退屈しなかったんですけど、でも確かに見終わってこれといって残るものがなかったですねぇ。結構皆さんの演技が舞台的だったもんで、こういう歴史ロマンものだとこういう演技の仕方になるのが普通なのかしらね?でも悪く言うとNHKの大河ドラマ風で、ちょっと感情移入しにくいですね。ただまぁ、よく「どうして人間だけが争いごとをするのか」っていう問いがあるけど、それは人間だけが正義や名誉や誇りといったものにこだわる生き物だからなんですよね。そういうのがストーリーに端的に表されてるのはいいと思います。遊牧民族としての騎兵の戦いも、なかなかのスケールと迫力で見せてくれてはいるんだけど、欲をいえばもっともっと熱く激しいシーンをふんだんに入れてほしかったかな。余談ですけど、遊牧民たる思想故か、チンギス・ハーンのお墓って、いまだに見つかってないんですよねぇ。秦の始皇帝陵墓の中同様、僕が生きてるうちにぜひ見てみたい!
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-19 01:07:21)
2466.  悪魔の赤ちゃん 《ネタバレ》 
なんとまぁシンプルすぎるくらいシンプルなストーリーですなぁ。薬害を取り上げてるからって言っても、単なる理由付けというか故実けみたいなもんでしょうに。怖いから人を殺してるっていっても、明らかに自分から殺しに行ってるし>赤ちゃん。お父さんも涙流してまで慈愛の念を抱いといて、最後にぽいっと敵に投げ飛ばしてるし(笑)。いやまぁ、でもおどろおどろしい雰囲気は出てましたよ。音楽のバーナード・ハーマン、こんなB級ホラーにまで曲付けてたのね、、、。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-08-19 00:09:15)
2467.  バベル 《ネタバレ》 
おんや?おかしいな、評価が低い、、、。間違いなく傑作だと思いますよ。確かに後味は悪いですけどね。これは「絶望から希望を見いだす」っていうタイプの作品ですから。皆さん言うように、日本を舞台にした話が他とつながりが弱い。その点は確かにそうですけど、しかし最も印象深く、「映画的」だったのは日本での話だと思います。あれはほとんど台詞がない、画と音と雰囲気と表情。膨大な台詞が当たり前の今の映画群の中で、ああいう原点的な作品を見ると結構新鮮に感じたりしますね。言葉、人種、宗教、身体、個人と集団、個人と国家、いろんな対立軸を持ってしてスケール大きく描いてますけど、でもこの作品に出てくる一人一人は、ほんとにごく普通の人たち、誰一人悪い人は出てこない。皆が「誤解」によって孤独と不幸を味わっていく。「バベル」という障壁は、実を言うと外的な要因ではなくて、一人一人が心の中に作っている壁の事なんですね。それはつまり逆に言えば、立場も環境も信念も違うけど、実はみんな同じ人間、みんなつながっているんだということです。ですからバラバラの孤独を描く事でみんな実はつながっているんだということを表す、「絶望から希望を見いだす」作品なんですね。
[映画館(字幕)] 8点(2007-08-18 00:44:43)
2468.  ホーンテッドマンション(2003)
ふぅむ、何がしたいんでしょうかねぇ~。ホラー?にしては全然怖くないし、、、、コメディー?にしては全然笑えないし、、、、、。あ、子供向け?にしても中途半端だよなぁ。そうか、ファミリー向けか。うん、家族みんなでわいわい楽しみましょうっていうそういう趣旨。いや、それにしてもやっぱ中途半端だよなぁ。あまりスカスカのシナリオに大人は楽しめないし、目で楽しめる要素も少ないから子供も飽きちゃいそうだし。なんこういうお化け屋敷系の映画って「ホーンティング」にしろ「絶叫屋敷へいらっしゃい」にしろ、駄作が多いなぁ。
[地上波(吹替)] 5点(2007-08-18 00:12:56)
2469.  ヒトラー 最期の12日間 《ネタバレ》 
そう、ヒトラーの内面は、ユンゲの言うように謎である。家庭ではよき夫であるのに、総統としてのヒトラーは実に冷酷。決して文章や当時のフィルムだけではわからない、生のヒトラーが、ブルーノ・ガンツの見事なまでの人体模写によって蘇っています。そしてその当時の空気や雰囲気、敵に追いつめられた絶望的な状況下が、まるで自分がそこにいて目撃しているかのように、生々しく見せてくれます。こうやってドイツ人がドイツ人の手で映画化するというのは、大いに意味があるでしょう。なんせタブー視されているものですから、タブーの中の世界では自由な意見も公平な判断もあったもんじゃない。こういう作品が世に出る事によって歴史をきちんと検証出来る土台作りの一躍になれればいいですね。ヒトラーの思想に「優生学」「弱肉強食の原理」がありますね。彼が書いた「我が闘争」にも、この映画の台詞の中にも出てくる。強い者が弱い者、劣った者を支配する。それが自然の法則であって、情けとかは不純なものだって。この点がヒトラーは悪魔だって言われる所以なんだけど、でもこれはある意味では凄く正しいと思うのね。だって、まさにその力の原理によって、第三帝国は連合国に破れたのだから。これほどの皮肉はないですな。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 23:12:29)
2470.  ウィズ 《ネタバレ》 
エリック・サティがクレメンティのソナチネをパロディ化して作った「官僚的なソナチネ」みたいなのと一緒で、この作品は白人だけが出てくる白人音楽のミュージカル「オズの魔法使い」を、黒人だけの黒人音楽による、言ってみれば「裏・オズの魔法使い」みたいな、当時としては意欲的な愉快さに満ちた作品。ただ、オズが実は単なるしがないおっさんだったというひねり意外にストーリーとして特注すべきところはなく、あまりに素直すぎる作りなので、個人的にはもっと毒々しいネタなり意外性のある展開なり、オリジナルなアイデアをたくさん盛り込んでほしかった。
[地上波(字幕)] 7点(2007-08-15 22:36:00)
2471.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
いいですねぇ~。実在したライダー、バート・マンローの映画化ってことですけど、20代の頃から40年以上もずっと同じ夢を持ち続けて、その夢に向かって一途に取り組んで来た、この生き様が凄いですね。人生は旅だとよく言われますけど、ニュージーランドからアメリカへ渡って塩平原で世界記録を打ち立てるまでに、数々の個性的な人たちとの出会いがあって、そのエピソードの一つ一つが見ていて爽やかさと温かさをもたらしてくれます。いうならばマンローさんの一途な思いと負けん気、ポジティブさと人柄、人々の善意と協力のもとに、この偉大な記録がある、この記録はそれら全てが集約して生まれたんだってのが端的に表されていていいですね。もの凄い倹約主義、節約家、お古のものをずっと使い続ける精神、そういうのがあの「インディアン」として形になる。そのインディアンはなんとパラシュートもブレーキも無いという。そう、まさに「インディアン」は、マンローさんの生き写しみたいな感じですよね。そのオンボロオートバイが、最初馬鹿にされながらも、結果として世界一になる。スピード神に恋した男は、皆から愛された男だった。人生にとっての教訓を教えてくれるような、そんな作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 01:19:36)
2472.  乱歩地獄 《ネタバレ》 
「火星の運河」はひょっとしてクリス・カニンガムのPVのパ○リではないのか?「鏡地獄」は、話としては一番理解出来た。しかし、成宮寛貴はちとミスキャストのような気が。「芋虫」は究極のS娘のお話か?ただただ気持ち悪い。「蟲」は、とりあえず浅野さんのブリーフ姿と緒川たまきの横乳を見る為にある。
[DVD(邦画)] 5点(2007-08-15 00:56:46)
2473.  中国の鳥人 《ネタバレ》 
なかなかよかったと思いますねぇ。三池崇史ってまさになんでも屋さんの典型みたいな人で、あのデ・パルマにすら「クレイジー」といわれるぐらいのものですが、それでもちゃんと監督のしての力量はあるんだってのが、こういう割と真面目な作品を見るとわかります(笑)。インテリ風サラリーマン、暴れん坊で人情味あるヤクザ、片言のおもしろ日本語を話す中国人ガイドのおっちゃんに、今後の展開にとって重要な鍵になるうら若き乙女。なんというか、よくありがちな形式ですよね。実に王道な展開。でも実際に中国の山奥に行ってこれだけの作品を撮るのは、かなりたいへんだったんだろうなぁ。戦闘機がちょっとハリポテくさいのが残念だったけど。
[DVD(邦画)] 7点(2007-08-12 01:09:56)
2474.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
おぉ、、、なんという飛び蹴り、、、、、。あんなにも見事な飛び蹴りを見るのは初めてだ、、、。いや、見事なのは飛び蹴りだけじゃありません。俳優陣たちの渾身の演技、そして、映像を盛り上げ、ダイナミズムと表情を与える「付随音楽」という本来の意味に徹した映画音楽の完成度の高さ、最初から最後まで中弛みを許さないエンターテイメントに特化したユーモア溢れるシナリオ、印象的長回しから切れ味のよい短めのショットまで、緩急に富んだ映像、全ての要素が本当に素晴らしいの一言です。ポン・ジュノ監督の作品は、笑いから緊張感まで、とにかくどんな具材でもポンポン放り込んでパワフルな一品に仕立て上げる、まるで韓国料理そのものみたいな作風です。映画の面白さがなにかをよく知っている人物、これからが大いに楽しみです。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-12 00:29:15)
2475.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
警察ってのはほんとにいい加減なもんですからねぇ。あまたの数ある事件・事故の処理は本当に適当にやっちゃう。僕も、痴漢事件ではないですけど、交通事故にあった時に似たような経験をしたことがあるんで、ああ、こんなにいい加減なんだと凄くショックを受けた事があります。ですから、この冤罪男性にはとっても共感しましたね。外国でこの作品を見せたらブラックコメディかなんかだと思われたらしいですけど、本当にブラックコメディなんですもんね、現実そのものが。あのラストの判決文の恣意性といったらないですよね。勿論、あそこには、日本の司法の問題点の凝縮が詰まってる。だけどそれとは別に、自分の身の潔白を証明することの難しさもまた同時にあるわけです。不条理の塊を煮詰めて観客にグイグイと一気飲みさせるような、そういう映画です。これから陪審員制度が始まるわけですから、皆さん、この作品はぜひ一度拝見しておくべきですぞ。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-08 21:04:05)
2476.  マリー・アントワネット(2006) 《ネタバレ》 
相変わらずソフィア・コッポラさんの作品というのは、ふわふわした理屈にならない乙女心をそのまま具現化したみたいな、なんとも言えない雰囲気の作品ばかりで、この作品もやはり例外ではありません。音楽なりなんなりで現代風にアレンジってのは、まぁそれはそれでいいんですけど。会話がもの凄く俗語的で、卑猥さや隠語が飛び交ってばかりなんで、遠い国の遠い昔の話でしかない宮殿での貴族生活が、やたら身近なものに親近感をもってみることが出来ましたから(笑)。どうしてまたちょいブス女優のキルステン・ダンストがアントワネット役なのかしらと思ってたんだけど、でも確かに自由奔放さとか、享楽的な感じがキルスティンさんにはよく出てますよね(笑)。そういう貴族生活からの最後の堕落劇として、僕はギロチンの刑をちゃんと見せてくれるもんだと期待してたんだけど、結局そこまでいかずに終わっちゃった。そう、つまりはマリーアントワネット自体はソフィア監督にはどうでもいい。単に彼女の人生の舞台を借りて、自分のいつものふわふわした感覚、映画的表現をまたやってみたかったにすぎないのでしょう。
[DVD(字幕)] 6点(2007-08-08 20:43:43)
2477.  上海の伯爵夫人 《ネタバレ》 
真田さんかっこええなぁ~。画に映える男ってのはやっぱいいですなぁ。レイフ・ファインズもさすがは名優だけあって、盲人の役というのを本当にうまく演じてる。頭の中で思い描いた自らのバーという理想郷を作りたいジャクソンと、真摯な彼に魅かれるソフィア、己の野望を遂行しようとするマツダ。地に足のついた当たり前の幸せを追い求めながらも、時代に翻弄されていく様を描いた作品ですけど、ただ、ちょっと物足りなさを感じますねぇ。もっとお話にぐっとくるものがあればよかったんですが、、、。でも1930年代当時の上海の街並みはすごくよく再現されてましたね。
[DVD(字幕)] 6点(2007-08-08 20:28:50)
2478.  ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ! 《ネタバレ》 
いやぁ、ここまで完成度の高いクレイ・アニメって初めて見ました。霧のかかった街並みの風景のリアルさとか、キャラの実に細やかな表情とか、まるで現実の世界を撮影でもしてるかのようなあのライティングのうまさとか、一体なんなんですかねこれ。凄いとしか言いようがないです。英国のアードマン社と米国のドリームワークス社がタッグを組んだ一本、つまりはクレイアニメのプロ中のプロと、最先端の映像技術を有したプロ中のプロが手を取り合った。よく見てると結構CGが使われていることに気がつきますが、それがもうなんの違和感も無く完全にクレイアニメと一体化してる。「目的と手段」が逆になってるアニメが多い中、この見事なまでの画作りの関係は特筆に値しますなぁ。ストーリーはいたってシンプルなわけですが、ストーリーよりも魂が吹き込まれたキャラ一人一人の持ち味が魅力です。うさぎ達のかわいいまぬけ面、敵のワンコの情けない表情に思わず笑い、ウォレスの憎めないその性格に共感し、グルミットのはらりと流れるその涙にグッとくる。なんかもう、あまたの数ほどいる生身の人間の大根役者よりよっぽどいい芝居しやがるなこいつら(笑)。
[DVD(吹替)] 7点(2007-08-05 22:38:12)(良:1票)
2479.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
世界の武器供給国ベスト5、それは米・英・露・仏・そして中。この五カ国は、国連の常任理事国でもある、、、、。くぅ~、なんか凄い凹みます。悲しいかな、やっぱり世の中は正義じゃなくて、パワーバランスで出来てるんですなぁ。世界の現実を改めて突きつけられた感じで、見終わった後は鬱気分になります。。。主人公は結局、刑事に捕まっちゃうわけですけど、そこでまたあのラストの言葉ですよ。私のやっていることは必要悪だから逮捕されない、てね。人間というものが実にドロドロした内面を持つ、多義性の生き物であるが故に、その人間が作り出す世界もまた一筋縄ではいかない、ドロドロした世界になる。善と悪とネセサリーイーブル。おぉ、、公然と広がるこの非線形複雑系無秩序の世界の様を前にして、若造の僕はただただ呆然と立ち尽くすばかりです、、、。これだけ胸にズシンとくる、身の詰まった説得力ある作品を、これだけ見やすく、軽く作り上げることが出来る、その器用さにも脱帽です。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-05 22:16:15)
2480.  最終兵器彼女 《ネタバレ》 
で、結局のところ、なんであの子が兵器にされたのか、その説明が最後までなかったように思うんですけど、シナリオとして果たしてそんなんでいいんですかね?この作品の持ち味は見ていてこっ恥ずかくなるほどの二人の会話と馴れ初め、その青春の様なわけですが、よく恋愛に没頭すると周りが見えなくなる、なんていいますけど、この作品がまさにそれでして、二人をとりまく周りの環境、戦争の発端と正体、とにかくなんにもわからない。ただただ原因のわからない状況下で原因のわからない改造をされ、その中でとてつもないピュアで初々しい恋愛をしている。コミックの映画はどうも説明不足なのが多いように思うが、これも一本の作品として、もっと世界観を構築するべきだったのでは。
[DVD(邦画)] 5点(2007-08-02 23:07:54)
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