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241.  8月の家族たち
これはもう、明らかな「詰め込みすぎ」です。これだけの豪華キャストを揃えておいて、役者の見せ場というか本領発揮場面が全然ありません。みんな揃っての食卓のシーンなどは、よくぞこの全員のスケジュールを調整したな、とは思いますが、それだけです。元は舞台劇のようなのですが、舞台ではこうしてるんだろうということは想像できても、それを切り分けしてカメラの前でやっているだけでは、意味がありません。つまり、映画としての構成なり演出がないのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-03-31 00:26:54)
242.  マンディンゴ 《ネタバレ》 
実はこの作品で一番凄いのって、美術部門の屋敷の作り方ではないかと思うのですよ。庭先は「何となく」草が濃く繁っていて、綺麗に手入れがされているとは言えないけど、荒れ放題というほどでもない。玄関先なんかも、微妙に散らかっている。そして、家の中がやたら暗いです。もうこれで、家全体に圧倒的な負のオーラが漂っていますし、崩壊の予兆を感じさせます。そしてこの時点で、あのラストは必然です。●だから、奴隷への支配や抑圧や虐待をゴリゴリ描写しても、作品がそれに溺れていない。登場人物がそれに負けないほどに立ち位置を確保して踏ん張っている。この作品が後世まで語り継がれることになった要因は、そのような制作側の突出したセンスの鋭さにあったのではないかと感じています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-03-30 00:33:04)
243.  ワレサ 連帯の男 《ネタバレ》 
ポーランドの解放と民主化の中心人物、レフ・ワレサの伝記作品です。何かすごく派手な演出があるわけではなく、どちらかといえば地道に淡々と進行するのですが、その中でも、一貫してぶれないワレサの意志の強さはびしびし伝わってきます。これは、ワイダ監督の演出の腕もさることながら、やはり主演俳優の役作りの丁寧さを讃えるべきでしょう。一方で、若い頃には官憲に抵抗できずサインをして釈放される描写もあったりして、決して超人ではなかったことも伝わってきます。ソ連の圧政を跳ね返して民族の独立を保った歴史を後世に残すという点でも、意義ある作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-29 20:59:26)
244.  ビューティフル・ボーイ(2018) 《ネタバレ》 
志は高い作品だとは思いますが、全然深められていません。何よりも、麻薬中毒のはずの息子は、話が進んでも、お肌はピチピチ、髪はツヤツヤ、目には光があって、会話もまともに成立している。その上で、どこからクスリが始まり、そして深まっていったのかも分かりませんし、それが生活をどう(制御不可なレベルまで)蝕んでいったのかも分からない。つまり、中毒ではなく、単に趣味でクスリをやっているようにしか見えないのです。この作品は父親と息子の双方の手記を元に作られたということなのですが、手記だけを元に作ったのでは?と思ってしまいます。●ただしただし、終盤、母が息子を追う場面で炸裂するのは、アメリカン・プログレの伝説パブロフス・ドッグの"Of Once And Future Kings"!!これにはびっくり!いや、ドッグの曲が映画で使われるのって、絶対にこれまでほかにはないですよね?思わず背筋が伸びてしまいました。ここだけは10点つけたいです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-03-28 01:17:02)
245.  ミステリー・トレイン 《ネタバレ》 
三話構成のオムニバスなのですが、意外にも最初の永瀬&工藤編が一番出来が良かった。永瀬正敏のぼーっとした感じが、実はジャームッシュの雰囲気に割とはまっているのです。由緒正しいはずのスタジオがどってことない地味な外見であるくだりなど、演出も冴えています。エロシーンの工藤夕貴の無邪気な色っぽさにもぞくっとしました。●2篇目も筋としてはいい感じなのですが、ニコレッタの方がちょっと押されてたかな・・・もうちょっとカウンター的な何かが欲しいところでした。3篇目はあれこれいかにもな線を狙いすぎて、かえって収縮してしまいました。●あと、銃声が3篇を共通させているのですが、この辺はほかにもいろいろ仕込んでもよかったと思います。せっかくの同一夜同一宿宿泊という設定なのですから。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-27 20:45:10)
246.  眠狂四郎 無頼剣
何と今回は敵役に天知茂を投入!しかも円月殺法の使い手同士の対決!と期待は高まったのですが、見事に外されました。狂四郎は説明的にブツブツ呟いているだけで、ほとんど活躍の場がない。しかも、ヒーローにあるまじきゲスな内面を有するところに味わいがあったのに、それもありません。天知茂の方も、円月殺法はとってつけたみたいだし、むしろ拳銃という反則技頼りだったりするし。2回目登場の藤村志保も、何がしたいキャラなのかよく分からず、前回とは比較にもなりませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-03-26 00:16:16)
247.  ブルドッグ(2003) 《ネタバレ》 
一つ一つのシーンはそんなにつまらないとまでは思わなかったのですが、それがつながったときに全体として何かを生み出せているかというと、何もないのですよね。7年かけて捕まえた敵の旧ボスが、新ボスから侵食され、しかも主人公とは何となく味方っぽい感じになる、というのも、新たな角度を狙ったのかもしれませんが、それだけで終わってしまいました。終盤は制作側が息切れしてしまったのか、完全にぐちゃぐちゃだな・・・。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-25 00:59:12)
248.  詩人の恋(2017)
生活に疲れた中年詩人が、ふと見かけた青年のことが気になりだしてあれこれ起こる、というお話。こういう設定だったら、父性愛なのか友人愛なのかホモ・セクシュアルなのかそれ以外なのかがはっきりしないところが面白いはずなんだけど、この作品はそもそもそのどこにも踏み込んでいないため、はっきりしない以前に、何も始まっていない。あと、奥さんがキーキーうるさいのも、かえって主人公2人のやりとりの興を削いでいます(妻への反動で青年の方に行った、というだけに見えてしまう)。そしてよく考えると、詩人という要素なり属性は、結局何も生かされてないですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-24 01:19:52)
249.  復讐の荒野(1950) 《ネタバレ》 
父親が地主で一大ボスなのですが、その父親に娘として愛されながらも、堂々と自分の意見も通すヒロイン。そこにふらりと現れる、格好良いながらも言動は割と勝手で最低な男。これは、ウエスタンの体をとりながら、ほとんど「風と共に去りぬ」の世界です(!)。そこに幼なじみの男とか父の再婚相手の女とかも上手く絡んで、濃厚なドラマを形成しています。全体としては、本来なら連ドラ向きの素材を2時間弱に押し込んでいるので、やや早回し気味の感は否めませんが(絞首の場面などはいかにも唐突です。後で劇的に生かされてはいますが)、それでも、一つ一つのシーンが無駄なくつながっている構築力には、味わい深いものがあります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-23 02:02:05)
250.  エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑 《ネタバレ》 
エマニュエル・ベアールが少年に恋愛指南!という素晴らしすぎる設定なのですが、もう入口から意味不明なドギツメイクと下品な口調にげんなりしてしまいました。話が進むうちに、その辺も変化していって本来のベアールが・・・と何とか期待するも、それもなし。何でわざわざそんなもったいないことをするのかなあ。あと、一つのテーマになっているっぽいのが、ずばりSMです。ですが、それも入れたかったから入れた程度というか、つまみ食いレベルというか、大して機能していません。最後は唐突に切ない過去のお話っぽくまとまりますが、それもちょっと無理があります。
[DVD(字幕)] 4点(2023-03-22 01:06:28)
251.  エイリアン3
ひたすらジメジメしていて陰鬱で、覇気のない世界が続く。それはそれで後のフィンチャーの源流っぽいといえなくはないのですが、肝心の各登場人物に個性も魅力もなく、エイリアン自体も大して強そうに見えないので、緊迫感が全然ありませんでした。しかも、設定を刑務所内とかにしたせいで、閉塞感もまる出しです。映画的なものがあったのは、最初の漂着宇宙船の中の描写だけでした。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2023-03-21 02:24:53)
252.  不死身の保安官 《ネタバレ》 
いや、これは、面白すぎです。西部事情など何も知らない英国紳士が、銃販売の営業にやって来る、という導入部分からしてニヤニヤしてしまいますが、その後もその設定をフルに使い切っています。その中で、「ワルの二大集団の対立の解決」「先住民との関係の調整」という二大ミッションを達成しつつ、一番大事な(?)「ヒロインとのラブロマンス」も成就するという(作中の人物としても作品の制作としても)難題をクリアしています。しかも一つ一つのネタの仕込みが、いちいち丁寧なのです。最初に下っ端が退治される酒場のシーン、カメラの長回し左右往復で引っ張っておいて、対面してからは相手のワルぶりを画面上も台詞上も強調しておき、いざ事が起きるのは一瞬。このネタ振りと落とし方。コメディはこうでなくてはいけませんよ。そういった例はほかにもたくさんありますが、そのどの場面でも、主人公のブリティッシュ魂が一貫しているのが、作品の強度と、そして笑いを確保しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-19 23:00:17)(良:2票)
253.  眠狂四郎 多情剣 《ネタバレ》 
このシリーズは随所で定石無視の無茶を入れ込んでくるところが面白いんだけど、さすがにこれは・・・。一応、第4作の宿敵・菊姫が甦って狂四郎に復讐する、というのが大枠っぽいのですが、ただあちこちで現れて「狂四郎~~!」とかやってるだけなので、筋も何もあったものではない。何とかしようとしてサブで中谷一郎を投入していますが(この人が純朴系素直キャラというのは珍しいかも)、これも見事に機能していない。よって、狂四郎が何と戦っているのかもはっきりせず、ただ気まぐれに行動して、ときどきバッサバッサやっているだけで終わってしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-03-18 00:10:30)
254.  あかね空
一つ一つのシーン設定なり登場人物の動きなり発言なりもいちいち陳腐なんだけど、何よりびっくりしたのは、中谷美紀の(特に後の方の)台詞が、100%現代劇であること。制作者には、時代劇を作っているという自覚はなかったんだろうか。美術や衣装のセンスのないピカピカぶりも吹っ飛ぶほどの衝撃だった。中谷扮する母親が、子供に対する愛情がほとんど窺えず、むしろ情緒不安定系ヒステリーにしか見えないのも、そもそもそんな台詞を言わせられるのが、役者として苦痛だったのだろう。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-03-17 00:14:31)
255.  嫉妬(2012) 《ネタバレ》 
エマニュエル・ベアールとベアトリス・ダルが同性愛カップルを演じます。若い頃と現在が交互に進行するという趣向なのですが、ただ交互に進んでいるだけで、あまり有機的・立体的に機能しているとはいえません。しかも、ベースであるはずの現在パートよりも、回想にすぎない過去パートの方が、ゆらゆら揺れるような心情感があって、むしろそっちの方が面白いかも・・・。エマニュエルはすっかり老けてしまって、シーンによっては見るのが辛かったりもしますが、あのすべてを見通すようなぱっちりクリクリお目々は健在です。
[DVD(字幕)] 3点(2023-03-16 01:01:47)
256.  ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 
前半は、火山がどうのこうのとか謎の悪人集団がどうのこうのばかりで、あまり恐竜映画ではないのでは?と思いながら見ていました。後半はそこそこ盛り上がりますが、これって一般のアクション映画とかと見せ方が一緒で、よく考えると、恐竜が全部敵の武装集団か護衛集団だったとしても、作品として通じてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-15 00:43:30)
257.  ジュラシック・ワールド
しかしこういう作品って、どうして登場人物がことごとくバカなのかな。起こった出来事にわーわー騒いで場当たり的に対応しているだけで、計画もなければ戦術もありません。かといって、それを超えるほどの何かの情の動きがあるわけでもありません。ブライス・ダラス・ハワードなんて、演技はきちんとできる人なのに、よくこの脚本のこの役で、出演をOKしたなあ・・・。クリス・プラットの自然な存在感はぎりぎりのところで作品を支えていたので、点数はそこに対して。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-14 00:28:26)
258.  砦のガンベルト 《ネタバレ》 
タイトルに砦とあるからには砦をめぐる攻防と思いきや、確かにそうなんだけど、描写の推定9割以上は、それほど広くもない砦の中という、何とも閉塞した作品。しかも、ぶらりと偶然入ってきた主人公から見れば、中にいる防御隊のことごとくがろくでもなく、助太刀してやりたいという気も今ひとつ起きないという、ひねくれた作品。しかもそこで、敵の設定は徹頭徹尾最強、こちらはひたすら耐え抜いてガードするしかないという、さらにウエスタンらしからぬ内容です。しかしそれはそれで一貫しており、一本の筋は保たれています。ヒロインとのやりとりは、もう少し欲しかった気もしますけどね。あと、ただ制服を着て立っているだけでも妙な存在感を発散しているボーグナイン親父の迫力は、やはり偉大。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-03-13 01:41:17)
259.  たった一人のあなたのために 《ネタバレ》 
シングルマザーとその2人の息子が、突然旅に出て、昔の男と会ったり、変な男と会ったり・・・という枠組なのですが、一番の問題は、主人公にも息子たちにも、キャラとしての魅力がまったくないこと。ダメ母親ならダメ母親でいいんですけど、ダメなりのこだわりなり一貫性は見せてくれないといけません。結果、作中でも、ただ表層的に出会いと別れを繰り返すだけになっています。あと、ケヴィン・ベーコンをこれだけ有効活用できてない作品というのも、珍しいんじゃないのかなあ。
[DVD(字幕)] 3点(2023-03-12 22:08:43)
260.  ルートヴィヒ(1972) 《ネタバレ》 
観光で、ノイシュヴァンシュタイン城に行ったことがある。もう19世紀も後半という時代に、国防にも外交にもまったく何の役にも立たない美しいお城を、中世への憧れというだけの動機で、国金をさんざん浪費して作った代物であった。しかしそれだけに、その城は、向こう何百年にもわたって時の検証に耐えるであろうオタクの異常な執念を感じさせた。また、ルートヴィヒ2世という人は引きこもりの人嫌いだったのだが、そうであるがゆえに建築されたこの城が、今では世界中から観光客が詰めかける重要スポットになっているというのも、歴史の楽しさを感じさせる。つまり、ルートヴィヒ2世こそ、世界史上有数の最強の引きこもりオタクなのである。最後は臣下から廃帝扱いされて、その後間もなく謎の死を遂げたというのも、その末路にふさわしい。●で、その前提でこれを見ると、その辺が全然表現されていないのです。主人公はあれこれ悩んだりはしていますが、何かそれはハムレットかウェルテルみたいで、まっとうな悩みの域を脱してはいません。その程度では、あんなお城はできなかったはず。また、脇役にもほとんど個性がありませんし、すべてが美術負けしてしまっています。
[DVD(字幕)] 4点(2023-03-10 01:09:08)
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