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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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241.  許されざる者(2013) 《ネタバレ》 
オリジナルは観ていますが、20年近く観てないですね。おそらく当時とは感想もだいぶ違うと思うので見直そうと思っています。 まさかアカデミー賞まで獲ったイーストウッドの名作を日本が逆リメイクするとは思いませんでしたが、開拓時代の北海道が舞台となり無骨なドラマも上手く日本に変換できていると思います。雄大な北海道の風景と町をまるまる作ったセットは西部劇のオリジナルに負けてない見事さだでした。主要出演者は達者な人たちばかりなので、それぞれの立ち位置を含め巧く演じていて安心して観られますし、先住民族との問題も北海道ということでアイヌを持ってくる辺りも悪く無いですが、最後の凄みを含めたラストシーンを変更しちゃったのはなぜだろう。自らは去り、後進に道を譲る形にしたのは『許されざる者』としてのケリの付け方だったのかな。 まぁ誰しも誰かに対しては『許されざる者』なんでしょうね。私もそうなんだろうなぁ。
[映画館(邦画)] 6点(2013-09-19 23:55:54)
242.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 
マーベル勢にDC勢、アメコミヒーローもだいぶ出揃ってきましたが真打ち再登場となりましたね。『リターンズ』の路線でも良かったと思いますが、今後どんな作品が見られるか楽しみです。が、あのテーマ曲が流れなかったのは賛否両論でしょう。『リターンズ』であの曲がかかった時は胸が高鳴りましたけどね。『バットマン』のようにリアル志向になって人間的苦悩を見せるには、あの曲は華やかすぎると思ったのかな。 『ダークナイト』の成功も新しいノーランが製作、『300』のザック・スナイダーが監督となれば期待しない方がおかしいと思いますが、生みの親にラッセル・クロウ、育ての親にケビン・コスナーを持ってきて人間ドラマの重みが増していると思います。ただ、スーパーマンになるまでの葛藤と苦悩が描かれていたかというと若干残念な出来かな。リアリティを求めるのもいいけど、スーパーマンは完全無欠で他を超越した正義の存在で良いと思うけどね。 おそらく過去最速じゃないかと思うくらいの飛行シーンと高速バトルは映像も凄く見応えがありましたわ。
[映画館(字幕)] 6点(2013-09-19 23:55:11)(良:1票)
243.  少年H 《ネタバレ》 
原作未読。古くは『傷だらけの天使』『熱中時代』、後に結婚する伊藤蘭と共演した『あんちゃん』『事件記者チャボ!』『数々の2時間ドラマ』『刑事貴族』と各年代に常に主役として代表作を持つ、視聴率男の異名を持つ男、水谷豊。今では『相棒の杉下右京』が完全に定着してしまっていますが、今作では誰にでも公平に接し柔軟な考え方と強い信念を持ち家族を導く父親役。柔らかく抑えた演技で説得力のある理想的な父親像といえました。母親役を演じた国民的アイドルだった伊藤蘭。水谷豊との30年ぶりの共演が話題になっていますが、西洋かぶれ気味ながら(笑)、しっかり者で真っ直ぐで強い昭和の母ちゃんでした。その二人の愛情に包まれて育っていく子役の二人も凄く上手くて可愛くて頭を撫でたくなったな。 あの時代の国による情報操作、徐々に迫る戦争と空襲の恐ろしさ、軍国主義者が敗戦とともにあっさりとアメリカに迎合する民主主義者に転じる辺りなんかも家族の目線、少年Hの目線で綴られ分かりやすかった。小さな子からあの時代を生き抜いた方まで、多くの方々に観てもらいたい。
[映画館(邦画)] 8点(2013-08-16 23:17:01)
244.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 
原作未読。ブラピのゾンビ映画らしいですが、よくあるパンデミックの感染者ですね。大量に感染者が湧いてる映像は凄いと思ったけどそれだけ。お食事シーンなんか皆無で発症までが速いので感染しているんじゃないか?という悲壮感もなく、実は感染してました、というお約束的展開もなく葛藤もなく、場を変えた追いかけっこばかりのパニックムービー。ブラピは12秒を数えて自決する覚悟を見せたけど、感染したZという存在は人としてのリミッターが外れるのか、クルマのフロントガラスを難なく破るほどのパワーとスピードを持ちながらが、肝心な場面では薄い扉一枚破壊できない都合の良さ。全体的にどっちつかずで演出力の無さもあり残念な出来かな。宣伝ではやたらと家族愛を強調してますが、あまり響かなかった。200億もかけた超大作にしては尺も短めだし、色んな要素を詰め込もうとして全部薄くなってる気がしますけどね。グロが苦手な方が観ても大丈夫だと思います。
[映画館(字幕)] 4点(2013-08-16 23:14:46)(良:2票)
245.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
トランスフォーマーで「凄い時代になった」と思いましたが、この作品も同じ感想を持ちました。CGだけど重量感溢れる映像は大迫力で存在感が凄い。日本男児ならば、「巨大ロボット」「怪獣」は誰しも通った道。その2つを実写でやってのけるハリウッドはネタ切ればかりとはいえ侮れない存在ですね。まあ監督が日本の怪獣やアニメで育った怪獣魂を持った人なんで出来たんだろう。「パイルダーオ~ンッ!」を思わせる出撃シーンからして愛がありました。武器関係も少なめでとにかく殴りあうバトルの中、切り札的に出したソード(ガリアンソード)は燃えました。KAIJU(怪獣)の名前や造形や思考能力なんかも日本の怪獣風で良いです。ただ、動きが速くアップも多いため、じっくりと眺めることが出来ないのがイマイチかな。KAIJUのカテゴリーも上がっていきますが、それほど代わり映えしないのも難点だし、敵の星まで行って核攻撃と一気に片をつけたのも勿体無い。続編で良かったのに。日本製イェーガーが第一世代だけってのも残念な設定ですが、世界で通用する日本の俳優がほとんどいないってのもあるんだろうな。若い日本人俳優さん、英語の勉強を頑張って世界に出てください。 生物学者が、のび太ばりに「めがねーめがねー」と手探りしてたのも日本愛でしょうかね?w
[映画館(字幕)] 7点(2013-08-16 23:14:06)
246.  SHORT PEACE 《ネタバレ》 
日本がテーマの短篇集。大友克洋の名で観に来る人も多いでしょうね。おそらく大多数の方がお目当てだったと思われる大友の作品、ビジュルは凄いけど一番微妙だったかな。その大友原作のカトキハジメ監督作『武器よさらば』が作品としてのシメですが、エンタメ要素抜群なので溜飲を下げた方が多いんじゃないでしょうか。それぞれのお話はまずまずなものの、トータルの上映時間が68分と短いので多少食い足りない感じ。 OPで女の子の衣装が目まぐるしく変わっていきますが色んなネタがありそう。クラッシャージョウのアルフィンを思わせるクラッシュジャケットみたいなのもあったな。
[映画館(吹替)] 5点(2013-08-16 23:12:54)
247.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
ようやく自分の作りたい作品を作ったのかな、と思いました。史実と虚構を上手く組み合わせ、1920年代という暗い時代背景や強く生きる人々も作画の凄さもあり見応えがあった。ただ、近代史を知らない小さな子には難しいかもしれないですね。 声は大抜擢の庵野に関しては違和感がありましたが中盤辺りからは気にならなくなったのでスルーして、ヒロイン役の瀧本美織が抜群に素晴らしく主人公の二郎と菜穂子の物語はかなりグッときました。最後のシーンは庵野が宮崎駿に助言して台詞を変えたそうですが、アレが最良の選択だったと思います。強く気高くお互いを支えあった二人は美しかった。荒井由実(松任谷由実)の『ひこうき雲』、実は発表当時のある事件のコトなどがモチーフになっているそうですが、切なくなる歌声と歌詞でこの作品にピッタリですね。
[映画館(邦画)] 7点(2013-07-24 23:40:07)
248.  飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 《ネタバレ》 
正当な続編と煽っていますが辻褄が合わないトコが多すぎますね。一番気になったのは時代設定。iPhone(?)で館突入の実況中継をしたかっただけで現代にしたのかな?そんな演出いらないから普通に娘があの年齢になる程度の時代設定でいいのに。立ち位置が狂った家族寄りで傲慢なワンマン町長が出てきますが田舎町にいけば現代でもいるのかな。あの一家の血を引く娘を出したいのなら、劇中で73年だから20年後の93年という設定が普通に無難だった気がする。まぁこの手の作品は整合性が取れないのは気にしたらキリがないのでスルーして楽しんだモノ勝ちかな。 悪魔のような存在だった一家に悪魔のような所業を加えた町の権力者と仲間たち。この作りだと全力で悲哀を感じさせられるレザーフェイス側に観客は付くでしょうな。 ただ、カーニバルで多くの町民に姿を晒した上、警察官を含め何人も惨殺しているので、生き残っていると思われる町長の息子や有志によって家族と同じ末路が待っているのかもしれないけど。
[映画館(字幕)] 5点(2013-07-24 23:36:51)
249.  サイレントヒル:リベレーション3D 《ネタバレ》 
原作であるゲームは未プレイ。前作は観ています。原作を愛している感アリアリだったクリストフ・ガンズから監督が変わってしまってますが、前作との繋がりも多く見られそつ無くまとめてるとは思います。が、主役の子が魅力ないんですよね。表情に変化があまり見られず、元女子プロゴルファーの古閑美保がブーたれてるようにしか見えなかったです。三角頭が味方で出てきた時はワクワク感がアップしましたが、クリーチャーは面白いのばっかなので、それ目的でも楽しめるのでは?
[映画館(字幕)] 5点(2013-07-24 23:35:16)
250.  ポゼッション(2012) 《ネタバレ》 
ここんトコ、描写だけ激しいホラーがたくさんありましたが、どれもエグいだけでイマイチでした。この作品は70年代オカルトホラーを思い起こさせる地味な内容と演出ですが、悪魔に憑依され徐々に侵蝕されていく少女の描き方はツボを捉えていて怖く、家族から見ると壊れていく様が哀しくもありますね、夫婦の絆が娘への愛でもどり、それで家族がまたまとまる流れも悪くないです。オチはベタですけど。
[映画館(字幕)] 7点(2013-06-27 00:17:47)
251.  エンド・オブ・ホワイトハウス 《ネタバレ》 
ホワイトハウス上空まで、あんなに安々と突入を許すとは思えないし色々とツッコミどころはあるものの、序盤のホワイトハウス襲撃から陥落までの流れは迫力あったし、カット割りの上手さやテンポの良さで、そんなのはどうでもいいな、と思えるくらい面白かったですね。『備えあれば患いなし』と言いますが、日本はどうなんでしょうね。お化けが出ると噂の首相官邸や国会議事堂が占拠される可能性は考えてるのかな? 銃撃やナイフによる容赦のない描写が多いので苦手な人は注意が必要。北朝鮮の驚異のお話で日本が絡んでもおかしくないのに完全スルーなのは苦笑いでした。
[映画館(字幕)] 7点(2013-06-10 22:46:28)
252.  バレット(2012) 《ネタバレ》 
ウォルター・ヒルが好きそうな無骨な男を66歳にもなるスタローンが演じていて格好良くもあるんですが、雑すぎてあんまり魅力的に見えなかったな。バディ物として粋な雰囲気はあるけど、正義を重んじている風なだけで信念が全く感じられない相方の人はいなくても問題無いような存在感の無さだし、アジア人である必要を感じなかった。敵役のジェイソン・モモアは存在感ありますね。目力が凄いです。 最後、フェラーリに乗って去っていくスタローン、ロッキー『イタリアの種馬』の異名に掛けたんでしょうかね。逮捕時の写真として『ランボー』の写真も出てきくるのでファンはニヤリでしょう。
[映画館(字幕)] 5点(2013-06-06 22:44:55)(良:1票)
253.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
メカデザインはシンプルで古めかしくて好みではある。破壊された自由の女神、ゴールデン・ゲートブリッジ、エンパイア・ステートビルなどアメリカの象徴がチラ見せされる荒廃した地球の映像はどれも美しく、その破壊された地球をパトロール機が飛ぶシーンなどは爽快感もあって観ていて楽しい。破壊され崩れている月が浮かんでいるというのもインパクトはある。人類は地球にしてみれば寄生虫なんだろうな、と感じる美しさもあった。 ただ、色々なSF作品と似通っていて既視感がありますね。肝心なストーリーは『月に囚われた男』そっくりだし、アッチの方がお金もかけてないのにセンスを感じましたね。
[映画館(字幕)] 3点(2013-06-06 22:44:43)
254.  イノセント・ガーデン 《ネタバレ》 
無口なミア・ワシコウスカは変わった環境下に置かれていることもありミステリアスな雰囲気を醸し出している。ただストーリーは色々と疑問符が付くトコが多い。無口な美人を適当に画面で泳がせておけば、外見の良さがあるので観る側で色々と勝手に妄想を膨らませ脚本の粗も誤魔化せる、と思ったんだろうか。ニコール・キッドマンも美人なだけで無能な成金未亡人って設定通りで全く面白みがない愚かな役柄だった。少女から女性に成長する事により快楽殺人(狩猟性?)に目覚める主人公。結局、叔父だけが異常に見えてたが、その血を引いている主人公もエクスタシーを感じ遂に目覚めた、と。そうなると小さな頃に弟の所業を見ていた親父が、実の子に狩猟を教え込む理由も色々考えられる。あ、製作者の思惑に引っかかっている気が。 しかし、あそこまでヤっちゃうと破滅しかないワケで、鋭すぎる感性って設定も無意味だな。盛大に殺っちゃうのは絵づら的には良いけどね。 カメラワークと映像美、音楽は良かったので雰囲気は悪くないですね。美人は得だなぁとしみじみ思いました。
[映画館(字幕)] 5点(2013-06-06 22:44:26)
255.  グランド・マスター 《ネタバレ》 
むかし色々と本を読んだけど、史実的にはどうだったかはすっかり忘れちゃいましたね。クンフーの華麗な舞いはスタイリッシュな見せ方もあり、流麗で美しく撮られていて存分に発揮されてはいる。OPの雨中でのシーンはすごく綺麗。でも本編を全て観てみると映像美だけだった気がするな。天下統一というか、流派をまとめあげる話かと思ってたんですが激動の時代を生きた武術家の群雄像ですね。終始、流派ごとの揉め事ばかりで、それぞれの物語が断片的に挿入され理解しづらい上に曖昧なままで終わる。肩透かしとはこのことだなと。音楽も控えめで良いとは思うけど、単調なシーン、スローモーションと相まって眠ってしまう人もいるんじゃないですかねぇ。 イップ・マン、ルオメイ、カミソリは凄みも存在感もあってグランド・マスター(宗師)として相応しい器に思えました。でもその中でチャン・ツィイー演じたルオメイが主役と言ってもいいくらい焦点が当たってますかね。駅での父の仇討ちバトルで完全に主役に躍り出ちゃってて、作品としてのカタルシスもそこがピークかな。 最後の方で大勢の弟子とともに写真に写るイップ・マン、その横でにっこり微笑んでいる少年は幼き日の李小龍なんでしょうね。ファンサービスかな。
[映画館(字幕)] 5点(2013-06-01 23:20:04)
256.  オズ/はじまりの戦い 《ネタバレ》 
作品内容といい美術といい主人公のハイテンションぶりといい、音楽はエルフマンだしバートン×デップコンビを見ているような錯覚を覚えるのは仕方がないでしょうね。そつなく出来てるけど毒気もなく無難に作ったなという感じ。ライミはよくこの仕事を受けたなぁ。陶器の少女は凄く可愛かったけど、セオドラがグリーンゴブリンに見えてしょうがなかったです。ライミはスパイダーマンに未練あるのかな? 本作を経て本命と言える『オズの魔法使い』は制作するんでしょうかね。観たいような観たくないような。
[映画館(字幕)] 5点(2013-05-30 23:31:25)
257.  クロユリ団地 《ネタバレ》 
 団地というと経済成長期に建てられた物が多く現代ではかなり老朽化していますね。でも、団地住まいの友達も多くいたので、完全に庶民派な私なんかは愛着があるというか親近感が湧きます。5階の友達の家に遊びに行って留守だった時の徒労に終わったガッカリ感も疲労感も良い思い出です。 で、クロユリ団地。現代の日本の最大の問題かもしれない超高齢化社会における孤独死なんかを絡めつつ、主演二人のバックグラウンドも悪くないので面白くなりそうな雰囲気はあったものの非常に雑な作りだったかな。点と点が線にはならなかったという印象。 全く無意味で不能な霊能者には失笑だったし、あのミノルくんも、あれだけ凶悪な力(別世界に引きずり込んだり念動力じゃ飽き足らず、身内に化け心理攻撃をする5歳児ってのも凄い)を身につけるコトが出来たのは何故だろう?勝手にゴミ箱に入って焼かれただけで恨みも怨念も呪いもそこまで無いでしょうに。友達と遊べなくなった悲しみだけでアレだけの力を得られ悪霊化するなら、世界中悪霊だらけで大変だわ。リングの貞子にしろ呪怨の伽耶子にしろ強烈な思いがあったから、アレだけの存在になった。このミノルくんにも幼児虐待を受けてた、などの説得力を持たせるモノが欲しかった。それが無いのが作品として浅いなと思わせる点。最後、明日香は現世に残ったものの家族に囲まれ幸せな頃に幼児退行、もう一人はどこぞに引き込まれ行方不明。ミノルくんはこれからも弱い心を持った者にとり憑き引き込んでいくのだろうか。なんいせよ悲哀が感じられないし何でもアリの化物になっていて面白みのないキャラクターでした。 音楽だけ雰囲気あって良かったな。川井憲次のムダ使い。
[映画館(邦画)] 3点(2013-05-24 22:43:51)(良:1票)
258.  フッテージ 《ネタバレ》 
一般にかなり普及したモノで言うと日本ではビデオ、アメリカでは8mmフィルム(スーパー8)の違いがあるだけで、どうみても『リング』に影響受けてますね。観ている人を不安にさせる演出は神経を逆なでするような低音高音を織り交ぜた不協和音なども巧く使っていて効果抜群だったし、一家惨殺の猟奇殺人と呪われた家の関係性なんかも面白く観るコトができました。ただ、後半あたりでラップ音の原因が姿を現してからは、あーなるほど、と思ってしまいましたけども。破産間近で大逆転を狙って越して来たノンフィクション作家の主人公一家があの結果に終わるのは必然かな。
[映画館(字幕)] 7点(2013-05-17 01:07:58)
259.  ジャッキー・コーガン 《ネタバレ》 
『映画史に刻まれる、新たな殺し屋誕生!』というフレーズが使われてましたが、かなり拍子抜け。予告のカッコよさに騙される人が多いと思われる。タランティーノ映画のような会話シーンが多いものの、空虚で大した意味もなくタラのようさ粋さはないですね。まぁそれなりに面白味もありますが。 レイ・リオッタ(相変わらず伊良部ソックリ)が悲惨な目にあいすぎて気の毒になりました。
[映画館(字幕)] 5点(2013-05-17 01:05:46)
260.  死霊のはらわた(2013) 《ネタバレ》 
昨今リメイクが多いハリウッドですが、改めてサム・ライミのセンスの良さが際立ってしまったな、という内容ですね。時代とともに予算も表現力も上がってるはずなのに遥遠く及ばない。オリジナルであった数々の奇抜さが全くないし、とてもはらわたの死霊と呼べるような存在ではなく他の映画で既視感のあるただの悪霊にすぎない。カラーコンタクトを入れて血塗りメイクして、「ニヤっ」とすれば怖いとでも思ってんでしょうかね。ただグロいだけのゴアシーンを含めたありきたりで凡庸な演出と、無駄に現代風の症例をねじ込んだ兄妹のしょうもない話もことごとく失敗に終わっていて、『死霊のはらわた』のリメイク作品としてではなく、オリジナル作品として見てもイケてないです。つい最近、怪しげな儀式をしましたよ、的な地下室の風景を見ても、普通に薬抜き生活を進めているトコなんか感性の鈍さ以前の問題で萎えるし、よくこの脚本で撮ったな。サム・ライミ自ら引っ張ってきたというこの監督は脚本も兼ねていて、何を勘違いしてるのか強気なコメントをしてましたが、本人的にどこら辺が凄いと思ってるんだかさっぱり分かりませんね。 最後にブルース・キャンベルがファンサービスで顔見程度に出てきますが、元気なうちにとっとと4を撮って欲しいな。スペルで肩慣らしは済んだでしょライミ。
[映画館(字幕)] 2点(2013-05-05 21:57:13)(良:2票)
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