Menu
 > レビュワー
 > rhforever さんの口コミ一覧。13ページ目
rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 824
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
>> カレンダー表示
>> 通常表示
241.  人間の証明 《ネタバレ》 
 クライマックス近くの犯人の「日本デザイン大賞授賞式」での独白。ここは感動するところなんでしょうが、大爆笑してしまいました。いや、話してる内容そのものも結構むしゃくしゃなんですが、それでもここまでストーリーを追ってきたもの、あるいは事件の全容を知る刑事たちには、それなりに感慨もあるでしょう。でも、あの会場にいた全く事情を知らない人々にとってはどうですか?有力代議士夫人でもある有名デザイナーが大賞を受賞する。そしてその第一声が「息子が死にました」w。そしてうつろな目をしながら、その息子は私が殺したと言ってみたり、あるいはいきなり西条八十の詩を朗読しだす、あげくがむぎわら帽子を人生に例えて熱く語りだす。何にも知らない人にしてみれば、この人緊張のあまり少しおかしくなったんじゃないと思うのが普通だと思いません?だから自分も当然、観客のそういう反応を予想し観てたら…… みんな、こんな、訳わからない話に感動して拍手喝采。この映画のリアリティの無さを象徴するようなシーンに声を上げて(一応勤務中なのにw)大爆笑してしまいました。  この頃から薬物の影響を受けていたかもしれない製作者ご本人以外は、みんなこんな馬鹿らしさ当然気がついてたと思うんですが、周りが怖がって自分に対する客観的な評価を一切与えられなくなった独裁者って、かえって気の毒ですね。  5点は仮。原作を読んでから再評価
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-03-09 13:06:42)(笑:3票)
242.  ウディ・アレンの夢と犯罪 《ネタバレ》 
ごく平凡な兄弟が、兄は身の程を超えた美女、弟はやはり身の程を超えたギャンブルのために徐々に犯罪に追い込まれていく姿、(特に、自分も過去ギャンブルで大変な目にあったことがあるので弟の深みにはまっていく姿、他人とは思えませんでした)、そして首尾よく計画殺人に成功したものの、精神的に追い込まれていく弟と、もう少しで幸せをつかみそうになりながらどうしても兄弟の絆を切れない兄。  すごくリアリティのある、息の抜けない流れでとても楽しめました。それと兄の恋人役のヘイリー・アトウェルさんすごく綺麗でしたね。英米映画って時々、絶対的な美女でないと成り立たない役どころに、演技力重視の配役をしがちなんですが、ウディ・アレンだけは、必ずそれに相応しいルックス重視の配役をしてくれるんで非常に好感度大です。 平成26年7月12日 8点→セルDVDを買い求めたいレベルという自己基準からすると少し。しかしはぐれ死にもほどがあるw あんなんでいちいち死んでたらこないだ見た邦画の登場人物たちとかw 8→7
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-06 17:23:50)
243.  刑務所の中 《ネタバレ》 
 山も落ちもないストーリーなんで、映画としての面白みは無いんですが、ノンフィクションとしては十分楽しめました。映画の内容を真に受けるなら、正月に支給される「ご馳走」、模範囚への映画上映会、室内でのテレビ鑑賞や、エロ小説まで、思ったより囚人に対して優しい国なんだなというのが正直な感想です。強制的な思想改造がなされる中国の刑務所や、あるいは管理が行き届かず、囚人同士のリンチが横行するアメリカの刑務所に比べても随分上等かと。  規則の細かさを気にされてる方が見えるようですが、もともと社会の規則に対する重大な違反があったからこそ、あそこにいる人々なわけで。まずは規則というものに従わせる学習、習慣づけが大事なのではと。例えば、消しゴム一つ拾うのに許可がいるのに違和感を持たれるかもしれませんが、じゃ、自由に拾わしたらどうなるか?すぐにそのことを口実に席を離れ、やがて怠業、喧嘩騒ぎになるのは目に見えてるのでは。  ただ、人の命を奪ったことに全く罪の意識が無い殺人犯たちはちょっと嫌だったな。過失致死や傷害致死との絡みもあるんで、全て死刑なんて暴論は吐きませんが、ああいう根本的に人間性に欠けた人間に対しては懲役という刑罰はあまり意味がないなと言うのが素直な感想でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-03-06 14:20:46)
244.  正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官
 なかなか面白い題材ではあるんですが、ほとんどの登場人物に感情移入できないままでしたのであまり感じるものもありませんでした。  作文の少女とか、親がもう少し自己主張を抑えるように教育できなかったかなと残念です。彼女がこれからは、女性の人権などほとんど無に等しいような国で暮らさなければならないことも考え合わせると。  逆に、何十年もアメリカで暮らし帰化する寸前になりながら、なおかつ母国の価値観に固執して、あげくが娘を殺してしまうイラン人には嫌悪しかおぼえませんでした。  よく、親が不法行為したとしても子供には罪が無いんだからという言い方ありますけど、やはり不法行為の結果として子供が不利益を被ったとしたら、その責任はそもそも不法行為を行った親にあり、それを償うべきなのも親であるべきでは。  別に違法滞在に限らず、そもそもの発端となった親の不法行為を等閑視する発言がなんだか最近多いような。
[地上波(吹替)] 5点(2013-03-06 12:37:12)
245.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
 ジョルジュ・メリエスにさほどの思い入れがない人間にとっては、かなり大風呂敷の伏線のわりには、こじんまりと回収されたなという印象は否めません。(要は、一人の人間の精神的な復活ですから)   やたら派手な歯車集団で動かされる時計で象徴されるようなファンタジックな舞台設定な割には、ストーリーもごくごく現実的で。  ただ、それにもかかわらず自分にとっては、クロエ・グレース・モレッツという女優を知ることができたという唯一点でかけがえのない映画となりました。 (「涙そうそう」麻生久美子、プリティプリンセス(ハサウェイ)、ブレイブハート(ソフィ・マルソー)、アルマゲドン(リヴ・タイラー)つぐない(シアーシャ・ローナン)と並ぶくらいにw) なんて好感が持てる容貌なんだろう  2013年11月7日再見 前回観た時ねてたんだろうか、ずぶん。この映画の、こんな雰囲気の良さに気がつかないなんて。本当に、この映画の中の世界に入っていきたいほど、素晴らしい雰囲気の映画でした。また、登場人物が鉄道公安官も含めて全員愛おしくて、こんなことも珍しい。 ヒューゴをやった少年とクロエ、数か月だけクロエの方がお姉さん(いわゆる学年が上っつうやつね)なんだけど、随分クロエの方がお姉さんに見えました。 これくらいの年代だと、女の子の方が少し年上の方が絵になりますね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-03-04 18:42:34)
246.  ミドルメン/アダルト業界でネットを変えた男たち
 エロ目的と、題材の面白さ(自分はクレジットカードとは無縁なんで、もっぱらサンプル映像ばっか収集しましたが、なかなかのコレクションですよw)に魅かれてみたんですが、見始めたらそんなことよりも、サスペンスとして十分面白かったです。馬鹿二人を中にはさんでの、騙しあい見応え十分でした。ロシアンマフィアの存在とか、児童ポルノに対するものすごい厳しさとか、ちょっと日本人にはなじみのない要素も面白かったですね。  ただ、テロリストが特定のサイトに夢中になって、それを標的にってのはどうでしょう。実話とのことですが、ちょっと信じかねますね、あまりに馬鹿らしくてw
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-04 14:16:27)
247.  ひまわり(2000) 《ネタバレ》 
 行定さんのファンタジーに対する緩さがどうしても嫌なので、購入することにかなり躊躇いがあったんですが、買って良かった。 おそらく人生のあの時期にしか体験できないような、本当にピュアな初恋に胸が打たれました。また、特に子役の朋美が光に包まれるシーン等、この監督の数少ない美点である映像美も堪能できました。そしてなんと言っても、麻生久美子!かねがね、この人の一番の長所は、儚げな美しさと思ってたので本当に良かった。子役の子もなかなか可愛くて違和感が全く無かったですね。  それと、今から見ると男性陣のキャストが凄い。 戸田昌宏さん、光石さん、北村一輝さん、津田寛治さ、堺雅人さん、田中哲司さん、現在映画やテレビドラマで活躍してる人をよくこれだけ揃えたなと。このキャスティングのセンスには頭が下がります。 ただ、残念な点のは、いくつか明らかに不要なシーン、設定があったこと。 まず、この映画には、いくつか笑いを取りにきてるシーンがありますが、必要ですかね、この映画にそんなもの。それからもっともっと不要なのが、紺野の現在の彼女(河村彩?)が絡むシーン、塚彼女の存在そのもの。全くストーリーに必要ないですよね。。 袴田君のモテ設定よりも、彼女の美人設定の方がきついな。自分には。  あと、行定さん的には、やはり主人公以外全員死亡というつもりだったんでしょうね。あの、テレビのテロップが流れる際に、わざとらしく雑音が入ったり画面が乱れたのは、「ここからは、ファンタジーなんだよ」ってつもりでしょう。だけれど、そんなもんいったい映画館で初めて見る人間がどれだけわかる?ヒロイン以外の名前を記憶にとどめて、そのすぐ後の場面で「あれ、この人死んでるはずなのに」って気づけってか?そんなの普通は無理に決まってる。映画って他者への表現なんだから、自己満足もほどほどにしてほしい。だいたい、死亡してるとしたら、著しくストーリーの整合性がそがれると思う。そもそも死亡はヒロインだけという設定で行われてる葬式が成り立たない。ヒロインの両親はなぜ死んだはずの娘の旧友が葬式に現れて不審に思わない?それから、だいたい一艘の釣り船の乗客が、一人の女性の小学生時代の旧友と、大人になってから交際した男性たちって、どっからそんな偶然出てくる?本当に、この監督のファンタジーという名の下の適当さ、いい加減さには毎度いらいらする。 再度見直して。例のニュース、被害者として最初に名前があがるのが「北岡洋平」、はっきり発音され画面に文字がテロップで映ってる。だのに主人公は無表情。この時点で完全に反則で、わずか数分の麻生さんの表情を除いては私にとって全く価値がない糞映画決定です。こんなのよく610円で買ってくれるな。amazon、ありがたい
[DVD(邦画)] 4点(2013-02-25 12:22:17)
248.  風とライオン 《ネタバレ》 
 以前、他の映画のレビューで、どうせ嘘をつくのならもっと本当らしい嘘をついてほしいと書いたことがありましたが、それにしてもほどがある。あまりにリアリティのある嘘は困ります。(もっとも、最後の方の、元人質がアメリカ海兵隊士官に拳銃突きつけたり、あるいは海兵隊がドイツ軍と戦闘を始めたりの時点で、さすがにわかりますがw)  実は、こちらの知識のいい加減さもあって米海兵隊がトリポリに上陸した史実と混同してたので、コロッとだまされて、アメリカ軍は他国の主権を無視することに全くためらいが無いんだななんて感想を抱きながら見てましたが……前記のシーンで少し驚いて史実を調べてみたら、事実はアメリカ人もどき(当初アメリカ人だと思われてたが、実は南北戦争時に国籍を離脱していた)の「男性」が誘拐されたことと、ルーズベルトが艦隊を派遣したことだけ。あとは、海兵隊の上陸、都市制圧、ドイツ軍との戦争、すべてデタラメ。あきれ返ってひっくり返りました。(多分、他の方もすっかりだまされてるようすで)実際は、当時のモロッコ政府が要求をのんで平和裏に解決したようです。  各国の人間が、それぞれの言語を使ってることや(アラブ人にしても英語を使うのは指導者たちだけ)、アラブに対してかなり公平な見方をしてることなど、数々の美点がある映画ではあるんですが、やはり史劇と銘打ってこんな出鱈目では。それと、特にこの時期のアメリカ映画ってむやみやたらにドイツ人を悪役にしたがりますね。アメリカにもドイツ系の人々が大勢住んでいて、第二次世界大戦時にはきちんとアメリカに忠誠をつくしたのに、こんな扱い。気の毒です。  少し、固いと思われるかもしれませんが、例えば、日本に舞台を変えるならば、大名行列に乗りつけたイギリス人女性を、島津久光が拉致し、幕府に要求を突きつける材料にするため鹿児島に連行、彼女を取り返すために薩摩湾に乗り込んだイギリス艦隊は、海兵隊を鹿児島に上陸させる、一方久光と英人女性の間には恋愛感情が芽生えるw。 これくらい、出鱈目な話なんですよ。これは。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-25 11:09:04)
249.  夜明けの街で
 自分は女優中心で映画を見るんですが、この作品の場合、木村さんと深田さんがだいたい同じくらい好みなんで、思い入れの対象が定まらない不安定な鑑賞になりました。 しかし、深田さんの方はともかく、木村さんの方があまりに冷静で怖いなあ。自分だったら、地獄だ、地獄だって騒ぐ前に、取りあえず土下座して「ごめんなさい」しかないと思うんですがw  あと、他の方が書いてた深田さんの露出の無さも同感ですが、夫婦二人が布団をかぶって、もぞもぞってのもなんだかなあ。撮影の時、さぞ暑苦しくてやりにくかったでしょう。まさか平成になってあんなもの見せられるとは思いませんでした。木村さんの方の事情で、あんな撮り方になったのなら、そうまでまでして撮る必要があったシーンかどうか疑問です。  落ちは、なんかあるなとは思ってましたが、それまで一切伏線も何にもはられてないんで、東野さんにしては面白みに欠けますね。つか、いずれにしろ、そういうことがトラウマになってる女性は、多分どんなに不安定な状態でも自分は絶対不倫とかしないと思われ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-16 10:53:29)
250.  地下鉄(メトロ)に乗って 《ネタバレ》 
 これほど手間がかかった映画もなかった。まずテレビ放映のカット版で見て腑に落ちず、図書館で原作を借りてきて読んでも一向に解決せず、最後に今日レンタルで借りてきて完全版を見たわけだが。  結局理解できたのは、映画が駄目だったのはすべて原作のせい、原作の意味不明、理不尽さがそのまま映画に残ってしまっただけの話。結局最後に残った最大の謎は、なぜこんな小説が映画化されるほどヒットしたかということにつきる。  主人公と父親の話は、とりわけ感動するほどでもないが、貶すほどでもない。一方的に嫌っていた父親と過去に出会うことによって父親の人間性や子供に対する思いに触れる。まあ新味には乏しいけどある種の感慨はあるでしょう。(ただ、他人の子供を妊娠した女性と結婚し、生まれた子供を愛情を持って育てるなんて、手垢が付きまくった流れで読者の感動をよべると考えるならば、浅田さんもそんな程度の小説家だったと、かなり落胆を感じる。それから人物設定、他にどんな美点があるにせよ、やたら女、子供に暴力をふるう人間に魅力を感じろと言われても。不倫することに全く後ろめたさを感じてないなんて点でそっくりな親子も嫌だな。)  しかし、なんと言っても納得できないのが、他の多くの皆さんと同様ヒロインの行動と、ここまで書いて突然気がついてしまった。要は、近親相姦の恋愛に苦しむこと、あるいは近親相姦してしまった苦しみから主人公を完全に救うために、自分の存在を最初から完全に消すことを選んだのか。だから罪と罰ね。ただ、なんか生臭い話だし、自分の存在が引き起こす苦しみから救えばそれで幸せっていうのもちょっと。何よりも、ヒロインが自分の存在を根本から消し、ヒロインの母親が子供を産み育てる幸せを完全に奪われたわりには、結局ヒロインの記憶を徐々に無くしていった主人公は、実質的には何も失わない。なにかぼんやりした温かみを持ちながら平凡な人生を営むだけ。ほんと、どなたかが書かれたように、男性に都合のいい話ですね。 本当にたった今、この映画を理解できたわけだけれど、それで嬉しいとも全然思わない。二、三度映画を見直した時間。原作を読んだ時間。本当に無駄な時間を費やしてしまった。
[DVD(邦画)] 2点(2013-02-14 00:09:45)(良:1票)
251.  黄色い星の子供たち 《ネタバレ》 
 この映画を見て、当時のヴィシー・フランス政権や、その政権下で働いた警察官たちを非難することは簡単なんですが、そもそもフランスの実質的な主権がほとんど奪われていたこと、そしてペタン首相ら仏政府首脳部が限られた形でもフランスの独立を維持するためにナチスの歓心を得るのに汲々としていたことも、ある程度考慮に入れるべきかと。  そうするとこの映画で描かれた悲劇の原因はどこにあるかと考えるならば、もちろんヨーロッパに古くから根強かった反ユダヤ主義、そしてドイツにおけるナチズムの興隆もありますが、もう一つはフランスがあまりにあっけなく戦争に負けたこともあるかと思います。そもそもフランスが戦争に負けなければ、このような悲劇はなかったわけだし、たとえ負けるにしてももう少し時間をかけての敗北だったら、ユダヤ人たちにも自由地区や他国に逃げる余裕があったわけで。  というような観点から考えれば、一つの国が戦争に負けるということは、本当にいろいろな悲劇を巻き起こすことになることを痛感させてくれる映画でした。 (理性的には、こうなんですが、感情的に言うと、この事件ではユダヤ人迫害に諾々と加わっておきながら、後年パリに連合軍が迫るや、ナチスを倒すために「英雄的w」に立ち上がったバリの警官たち、大嫌いです。だから「パリは燃えているか」なんて、もう一生見ない。ってつまんねぇー映画だからどっちにしろ観ないけどw)  点数のみ8点→7点に変更
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-13 13:12:43)
252.  邪魔者は殺せ 《ネタバレ》 
 まず、主人公を除く登場人物、それから私より前の11人のレビュワーさんの誰にも、 全く憐れんでもらってない気の毒な殺された会計士さんに謹んで弔意を表します。  人が何人も死んでいくわりには、あまりに説明不足で薄っぺらなストーリーですね。  もちろん、北アイルランドのテロを伴う一般市民まで巻き込む独立闘争とか、北アイルランドには独立反対のプロテスタント系住民も大勢住んでいて必ずしも独立闘争が住民全体の支持を受けていないこととか、少し調べればわかることですが、映画の中では単に「組織が」「組織が」と表現されるだけで、主人公たちがどういう大義のもとに戦っているか、そして市民たちが彼らに対してどのようなまなざしを持っているか、まるでわかりません。ある意味、そんなこと説明してもらわなくてもわかるよっていう、イギリス人、アイルランド人限定の映画ですね。(組織が、組織がってショッカーの戦闘員でもそれくらいのことは言うw)  あと、別にこの映画に限ったわけじゃありませんが、画家とか鳥を飼っている親父とか、エキセントリックな人間を出して、エキセントリックな言動をさせれば何か映画に深みができるような勘違い、洋画、邦画を問わずありがちですが嫌いです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-02-11 14:35:22)
253.  きいろいゾウ 《ネタバレ》 
 映画館に映画を観に行って、これほど後悔したのは久しぶりです。131分が長くて、長くて。映画を見ている間に何度も、何度も時計を見るのも稀な経験でした。  登場人物の言動が全く理解できませんでした。ツマとムコ、特にツマの方が、どのような育ち方をしてきて、どのような人生を送ってきたか、あるいは正常なのか、少し精神に障害があるのか?なぜ、二人の間には普通のコミュニケーションが成立しないのか?等等、頭の中が疑問符だらけになり、そしてそれが結局最後まで解決しないという、非常にフラストレーションのたまる作品でした。(もちろん原作は読むつもりですが、原作読まないとここまでイミフというのは映画として失敗では)  それから、ツマは別にしてもあの画家の女性とか、精神に異常をきたした人間にストーリーのキーポイントを持ってきたがるのも、純文学系の邦画の悪癖だと思います。  設定も何もない、ご都合主義の緩いファンタジー要素も苛々して。  とにかく、自分の嫌いな要素を集められて見せられたような実に不愉快な2時間強でした。(5点は宮崎あおい出演作の最低基準点ということで、しかしさすがに劣化は隠せないなあ。カナシス)
[映画館(邦画)] 5点(2013-02-06 10:48:57)
254.  パコダテ人 《ネタバレ》 
いやいや、なかなかのファンタジー作品でした。 シップが原因で尻尾が生えるとか生えないなんて問題よりも、 函館市ってとこは、日本国憲法が適用されない、基本的人権が全く保障されない都市だという大胆な設定には驚かされました。(しかし、ご当地ムービーとしてはどうかな、 あと舞台あいさつで監督が「子供の心に帰って」とか言っていましたが、子供の心に帰ったらこの設定の奥深さは理解できないと思われ(笑)  ぶっちゃけ、いくら好きな女優でも昨日見たきいろいゾウといい、今日のこれといい二日続けて脚本に頭抱えるような映画見てしまって相当ヘビーですw 5点は宮崎あおい出演作品の最低基準点ということで
[DVD(邦画)] 5点(2013-02-03 18:28:43)
255.  戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河 《ネタバレ》 
一見客観的な事実描写を重ねながら、それを離れた小細工で観客の思想を誘導しようとする意図が見え見えで姑息です。  例えば、「天皇機関説」が何十年にもわたって、通説であったこと、およびそれが軍部によって弾圧されたという客観的な事実、あるいは関東軍など出先の軍部が中央の統制を離れてしまっている事実をきちんと描写しているならば、明治憲法下に置いても、 天皇の統治行為は国務大臣の輔弼を必要とされていた(天皇機関説)時期がずっと続いていて、それが崩されたあとは今度は軍部の暴走によって事態が進展したのであって、天皇の意思などある意味無視されていた事実を知っているはず。それでありながら登場人物に「天皇制」反対を叫ばせる、あるいは「大元帥天皇の命により」等のナレーションを入れる。  事実にプロパガンダを挿入する手法、非常に嫌悪を感じます。  もう一つ、左翼が平和を守るために闘争していたような描写、もううんざりです。皇族や資本家を全員抹殺するようなロシア型の暴力革命を目指していた事実を隠ぺいするのはあまりに姑息では。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-28 10:27:27)
256.  J・エドガー 《ネタバレ》 
 題材は非常に興味深かったんですが………。あまりに主人公の性的嗜好が特殊でついていけません。かねがね性的嗜好で人間を判断することはできるだけ慎むようにしてるんですが、この人の場合……ゲイでマザコンで女装癖、3つってちょっと多すぎません?裏どらが一個のったら満貫ですよw
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-21 17:28:49)
257.  三国志英傑伝 関羽 《ネタバレ》 
 おそらく、正統的な三国志ファンには受け入れられない作品でしょう。曹操が完全な悪役ではないし、関羽の超人的な強さも少し控えめで。なにより噴飯物と思われそうなのが、主君劉備とならんで勤皇家として有名な関羽が皇帝を憎み、対立する結末。まあ、何この馬鹿話、考えられないってところで中国で人気が無かったのも当然と言えば、当然です。  しかし、自分的には曹操の政治力、魅力、懐の深さをきちんと描いてくれた点で、非常に好感度が高い作品です。まずないですよね。曹操をほんの少しでも肯定的に描く、三国志の映画って。日本のCMでよく見るヒロインも綺麗でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-21 17:13:21)
258.  戦争と人間 第一部 運命の序曲 《ネタバレ》 
この監督で、この題材なら多分、画面にポストがあってもわからないくらい、まっかっかな作品を予想したんですが、済南事件での蒋介石軍の日本人に対する略奪、暴行(架空の日本人にはリアリティないねw)、馬賊が支配して、ほとんど無秩序状態な満州、革命が起こったら金持ちは皆殺すと公言する日本の共産主義者の暴力革命志向等、おもったより客観的の面があったので驚きました。  しかし、歴史的事実の取捨選択において、やはり最初から立ち位置が決まってる監督の作品にプロパカンダ以上の値打ちを見出すのは難しいです。  ただ、女優陣が若くて綺麗なのは見てて楽しいですね。それと現在中国に対して極めて強硬的な立場の人物の弟さんが、対中融和を説く外交官役を演じてるのは面白かったです。 (わざわざ吹き替えしてまで、女優の胸を映した意図がわからない。こういうテーマの映画では無用なサービスかと思われ)
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-21 11:32:50)
259.  素晴らしきヒコーキ野郎
 ストーリーそのものはどうもないんですが、実際に飛んでるクラッシックな飛行機が面白くて。あと、アメリカ人の、いろんな国に対するイメージがわかって面白かったです。(ただ、ドイツはいくらなんでも馬鹿にされ杉)  ヒロインの女の子も目や口がやたら大きくてファニーフェイスっていうんですか、なかな可愛らしかったですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-21 10:15:09)
260.  コクリコ坂から 《ネタバレ》 
 中途半端に古臭いの一言につきる。古い街並みや生活を丁寧に描いてるのは悪くないんだけれど、メインの二つのストーリー(古い建物を守る話と恋愛話)があまりに古風で気持ちに響いてこない。それでいて登場人物の言動や一部大人の妙にぬるい態度には違和感があって居心地が悪い。  どなたかが言ってたように吉永小百合くらいが出てる古い映画として見たのなら、ある程度楽しめたかもしれないけれど、このストーリーを現在、しかもアニメで表現する意味がまるで分らない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-21 10:03:24)(良:1票)
080.97%
1242.91%
2202.43%
3414.98%
4445.34%
512214.81%
624129.25%
721225.73%
8607.28%
9283.40%
10242.91%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS