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風小僧さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 261
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自己紹介 現在の技術で作られた映画を観る目線で過去の映画を見下すようなことは邪道と思っている。できるだけ製作当時の目線で鑑賞するよう心掛けている。

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241.  渚にて
核戦争後の世界を描き、核の怖さを声高にではなく、淡々と描いている。人生に先が見えてきたとき、人は何をすべきか?深く考えさせられる。全編に流れる「ワルチング・マチルダ」の音楽が印象深い。例のコカ・コーラのモールス信号打電シーンは名場面だ。このシーンで終わってもよかったのでは?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-24 09:49:33)(良:1票)
242.  さらば友よ
これぞ男!という感じの傑作。冒頭のブロンソンとドロンの出会いから快調で、金庫破りを図る描写も丁寧だし、ラストの、別れ際の二人の無言の会話も素晴らしい。オープニングの音楽は名曲、スリリングな物語の展開を予感させる。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2012-12-24 09:29:41)
243.  気狂いピエロ
期待して観たが、大したことはなかった。訳のわからない詩がやたらと流れたり、ラストのダイナマイトを体に巻きつけてつぶやくシーンなど、どうでもいい感じ。ゴダール作品としては「勝手にしやがれ」の方がよかった。
[ビデオ(字幕)] 1点(2012-12-24 09:19:10)
244.  シベールの日曜日
孤独な少女と、インドシナ戦争で心に傷を負った元兵士との交流・純愛は、初めて観たとき(日曜洋画劇場)衝撃的だった。白黒の映像美が見事だが、特に凍った池の畔で遊ぶ二人の姿が印象深い。クリスマスプレゼントに自分の名前「シベール」を教えた少女。P・ゴッジが名演、H・クリューガーも素晴らしい。テレビ初放送時の、江守徹の吹き替えもよかった。山形県銘菓の会社名は、この映画に感動した経営者が名づけたそうな。
[地上波(吹替)] 9点(2012-12-23 21:00:02)
245.  市民ケーン
「バラのつぼみ」という言葉の意味を探るニュース記者、その過程で暴かれるケーンの生涯。ラストシーンで明かされる真実。O・ウエルズの評価がやたら高いが、「市民ケーンの真実」を観ると、脚本家H・マンキウィッツの功績が大きいようだ。いかに裕福で成功した(と思われる)人生を送ろうとも、主人公には満たされないものがあったはず。両親と離れることも知らず、夢中でソリ遊びをしていたのだろうか?その後の寂しさ、喪失感は察するに余りある。音楽(B・ハーマン)は合わないなあ。少年時代に大切なものを失った体験・・・。それぞれの「バラのつぼみ」を抱えて生きている人は多いのではないか。他人にはどうでもよいことが、本人にとって重大なことって結構あるんですよ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-12-23 20:04:10)
246.  おもいでの夏
映画雑誌「スクリーン」読者の評判を読み、映画館で観た。少年時代の甘酸っぱい記憶が詩情豊かに描かれており、深く感動した。音楽も心に残る。思えば回想形式の映画には多くの名作があるが、人はこの種の映画に魅かれる傾向があるのではないか。「スタンド・バイ・ミー」もよかったが、詩情性の点でこちらが上だ。後年、音楽を担当したM・ルグランが言っていた。「センチメンタル、大いに結構じゃないか。」
[映画館(字幕)] 8点(2012-12-23 19:20:25)
247.  怪獣大戦争
「少年ブック」江原伸作画の漫画版とともに忘れられない映画。レディガードも面白いアイディアだったし、X星人役土屋嘉男のラストのセリフ「我々は未来に向かって脱出する、まだ見ぬ未来に向かってな」は、滅びゆくものの美学も込めた、負け惜しみの名セリフだ。だが、怪獣映画はこれで行き詰まりではないか。怪獣が宇宙人や地球人に操られるようになったら、その魅力も半減してしまう。ゴジラの「シェー」は、可もなし不可もなし。
[映画館(邦画)] 6点(2012-12-22 23:39:33)
248.  クライマーズ・ハイ(2008)
カメラワークの落ち着きのなさがどうにも不快で、この監督の特徴とわかっていてもダメでした。前作「突入せよ!あさま山荘事件」の方がよかった。
[地上波(邦画)] 0点(2012-12-22 23:25:53)
249.  バグダッド・カフェ
主人公の女性に魅力を感じなかった。別な女優さんで適役の人がいなかったかなあ。特に絵のモデルのシーンは思い出したくない。カフェの女主人もヒステリックな描写がどぎつすぎる。唯一、J・パランスの存在が多少救いかな。
[CS・衛星(字幕)] 0点(2012-12-22 23:12:28)
250.  戦場にかける橋
いくら自分たちが汗水たらして作ったものだからといって、橋を守るのは理解不能だ。戦争中ですよ。敵を利するものだから破壊して当然のはず。橋を守ろうとしたA・ギネスはおかしいよ。オスカーは彼よりも、橋を破壊しようとしたW・ホールデンの方がふさわしいのでは?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-12-22 22:58:29)
251.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)
不死身の心臓を持つフランケンシュタイン、その戦争への利用は極めて今日的なテーマであり、彼の成長過程を描く場面もリアルな怖さ、悲しみが伝わってくる。フランケン、バラゴン双方が身長20m台であまり大きくない点も特撮の腕の見せ所であり、特にアパートの水野久美とフランケンシュタインの遭遇場面などハッとする出来栄えである。全怪獣の中でバラゴンの造形が一番好きだ。フランケンシュタインのメークもピッタリで、両方とも活き活きとした動きである。初公開の頃、フランケンがバラゴンを両手で持ち上げるポーズのポスターが印象的だった。後年、怪獣映画のボディリフト(相手を仰向けに持ち上げる)と、プロレスのボディリフト(相手をうつ伏せに持ち上げる)の違いに気づいた。大好きな高橋紀子もちょっと出演。大ダコが出てくるアメリカ公開版はいただけない。山火事の中で地中に沈む日本版がいい。
[映画館(邦画)] 9点(2012-12-22 21:07:11)
252.  第十七捕虜収容所
これこそマイ・ベスト・ムービーだ。初めて観たとき、ドイツ軍の捕虜収容所長に対して捕虜みんなが一歩ずつ前進して抵抗を示す場面に感動した。その後何回も観て、主人公セフトンの、ドライだが憎めない生き方は自分の人生にも投影している。「ジョニーが凱旋するとき」は、多くの映画で使われているが、この映画が一番効果的に使われており、いまでも時々口ずさむ私の愛唱曲である。ラストシーンで、収容所に残った捕虜がセフトンの脱走した理由を問われ、NHK-BSの日本語訳では「工具を盗みたかったんだろ」と訳されていたが、初めて観たゴールデン洋画劇場版「また商売がしたかったんだろ」の方がピッタリくる。余談だが、ドイツのスパイ役P・グレーヴスのテレビ番組「スパイ大作戦」のエピソードで、この映画と同じような情報交換のシーンがあったことを思い出す。彼もこの映画に愛着をもっていたのでは? 
[地上波(吹替)] 10点(2012-12-22 19:57:33)(良:2票)
253.  カプリコン・1
「アポロ11号の月着陸はねつ造」説の元ネタのひとつ。前半は快調で、テンポよく進み面白いのだが、後半は意外性のない展開で、残念な結果だった。ちなみに、アポロのねつ造説は、”この映画を真似て月着陸シーンを製作した”とされているが、もしこの説が正しいのなら、ねつ造そのものよりすごい「世紀の発見」ですよ。なぜって、この映画の製作は1970年代、アポロ11号の月着陸は1960年代ですからねえ・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-22 18:58:26)
254.  アンダルシアの犬
映画史的には高い評価を得ているようだが、何を言いたいのか?史上初の残酷描写?シュルレアリズム?でもおかしいよね。シュルレアリズムといえば筋書きにつじつまが合わなくても許されて高い評価が得られ、B級娯楽作といわれると、ちょっとでも現実離れした場面や理屈に合わないシーンがあると駄作のレッテルを張られる。B級といわれるものにもいいものはたくさんあるし、逆に名作・傑作と評価されていても見るほどの価値のないものは多い。
[ビデオ(字幕)] 0点(2012-12-16 17:21:01)
255.  さよならをもう一度
A・パーキンスは大好きなのだが、どう見てもこの映画ではストーカー的にしか見えないよ。カンヌ映画祭で男優賞受賞とのことだが、欧州映画人のセンスってこんなもんかねえ。音楽はいい。何十年か前に小森和子さんのラジオ番組で、この映画が製作された当時のE・モンタン、E・バーグマンとトニパキ3人が和気あいあいとパーティを楽しんでいる様子を放送したことが思い出される。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-16 17:07:16)
256.  エデンの東(1955)
10代の頃にリバイバル上映で観たが、J・ディーンの泣くシーンを見て「おいおい、男がそんなに泣くなよ」という印象しか残らなかった。彼の出演作では「理由なき反抗」が一番良かった。「ジャイアンツ」はR・ハドソンとE・テーラーの映画だしね。  数十年ぶりに再見しての補足 1 J・ディーンの細かいしぐさが鼻につく。アクターズスタジオ仕込みの“内面表現”(メソッド演技)とやらだろうが、明らかに演技過剰。百歩譲ってこれを是とした場合、「孤独で愛に飢えた」青年というよりも「病的な性格」の青年と映る。 2 母が売春宿を経営していた事実を知ったショックから、反戦主義の兄が戦場に赴くのはあまりにも唐突で短絡的。 3 父子の和解に看護師(婦)をダシに使っている。それほど悪い看護師? 4 結局、問題児が弟から兄に入れ替わっただけじゃないか。
[映画館(字幕)] 1点(2012-12-16 16:53:06)
257.  ローマの休日
 見せ場が山ほどある名作。中でもローマの街めぐりを満喫するアン王女の天真爛漫ぶりがいい。巧みなワイラー演出によるオードリーの魅力はもちろんだが、G・ペックやE・アルバートの名演が彼女を支えた。  誠実さとユーモアを交えたG・ペックの演技を、かつて高倉健が「グレゴリー・ペックの技、いいねえ」と言ったとか。某脚本家は新聞に「P・ニューマンはG・ペックより格上」と書いてますが、全然違います。逆ですよ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-12-16 16:46:30)
258.  大脱走
何回捕まっても、アメリカ的な明るさで脱走(任務)をあきらめないヒルツの姿勢には脱帽。人生いかに困難な場にあっても、楽天的に、プラス思考で臨みたいものだ。捕虜に多数の犠牲者が出てほろ苦い結末だったが、オールスターキャスト中、私の好きなJ・コバーン、C・ブロンソン、J・レイトンの三人はいずれも脱走に成功し、この点はよかった。「第十七捕虜収容所」でもそうなのだが、精神的に参ったり病んだりした捕虜にも視点を当て、丁寧に描写している。J・レイトンは歌手として主題曲を歌っているが、ちょっとパンチ不足かな。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2012-12-16 16:36:35)
259.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
いいたいことはわかるが、悪ふざけ的な印象。「When Johnny Comes Marching Home」の音楽を多用しているが、これはこの音楽に対する侮辱とみた。キューブリックは肌に合わない。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-12-15 20:51:49)
260.  キューポラのある街
1975年頃、横浜放送映画専門学院の生徒が合宿で某県に来たとき、ある映画館で観た。その後、生徒とともに淀川長治さんの講演を聞いた。映画を観る場合、基本的に製作当時の目線で鑑賞を心掛けているが、この映画の場合は例外だ。劇中で在日朝鮮人が帰国事業で祖国へ帰る話が盛り込まれ、重要なテーマであるが、今となってはナンじゃいな、てな感じである。当時も半島情勢に警告した人はいるはず。それを無視した進歩的文化人がこの映画を製作したのかな?主演の吉永小百合が草むらにかけてゆき、しゃがんで感嘆(?)の表情を見せるが、監督はあのシーンを強調したかったのでは?
[映画館(邦画)] 1点(2012-12-15 20:41:33)
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