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プロフィール
口コミ数 3643
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 21
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 19
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 20
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 24
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 30
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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2581.  幸福な食卓 ネタバレ 
恋人が不慮の事故で亡くなるという悲劇を含みながら、なかなかうまくまとまった良い話だと思います。 恋人の死というものを事実として受け止めながら、過去を自分の中での綺麗な想い出として残し、その後の人生を生きていく。 出会いというものがそこにあれば、やがて別離というものが必ずやってきます。 その時、人は死というものにどう向き合っていけばいいのか。 そのヒントがこの作品には込められていると思います。 忘れるのではなく、心の奥底にかけがえのない記憶として残しながら、今の人生を精一杯生きて、前へ進んでいく。 ただ単に哀しい話で終わらせず、こういったメッセージを観る者に残した本作は、なかなかの作品なんじゃないでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-06-08 23:16:51)(良:1票)
2582.  月はどっちに出ている
映画的な面白さに満ちた、ユーモアとペーソスあふれる傑作。 バブルが弾けた後の、90年代前半に作られたというのも興味深い。  岸谷五朗は相変わらず良い役者ぶりだ。 もう少し尖った役が彼に最も合っているような気もするが、本作での彼が演じた主人公も、どこか憎めない人間くささがあって、これはこれで良い。  ただし、もう少し尺が短めの方が、更に余韻が残った気がする。 全体的にメリハリがなく、淡々と進みすぎなのがたまにきずだが、それでも最後まで楽しむことができた。   終り方も素晴らしい。 「どんな苦境に追い込まれても、人生何とかなるもんさ!」 そんなメッセージが聞こえてくる様なラストだ。  「大したことないさ!」  ラストで岸谷五朗が小木茂光にそう言う。 これは、北野武の『キッズリターン』のラストシーンを彷彿とさせる。 人生は苦難の連続かもしれないが、どんなに沈んでも、こういう気概をもって生きていきたいものだ。  そういう元気をくれる作品という意味でも、本作を高く評価したい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2008-06-08 20:42:18)(良:1票)
2583.  映画ファンの日記
カンヌ国際映画祭60回を記念して撮られた『それぞれのシネマ』の中の一篇。 この短篇自体は大したことなかったが、いくつかの短篇で心ひかれるものがあった。 北野武のも良かったし、アレハンドロ・G・イニャリトゥのも良かった。 ウォン・カーウァイのは期待ハズレ。 ホウ・シャオシェンも、もう終わってしまったのかな?という出来。 「いや、まだ終わってねぇよ(金子賢)」といきたいところだ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2008-06-08 16:27:32)
2584.  杏っ子 ネタバレ 
よっしゃ~!やっと観れたー! 映画館で運良く上映された為、この度、めでたく観ることができました。  香川京子主演で、監督が成瀬巳喜男とくれば、ハズレはまずありえません。 香川京子ですが、本作では苦しむ女性を演じています。 しかし、とても芯が強く、夫である木村功に苛められても決してへこたれません。 強い女性を演じさせても、全く違和感なく演じきるところは、さすが香川京子です。  本作は、いわば成瀬作品のお決まりパターンで、どんなに衝突しあっても夫婦である限り決して別れないという内容です。 現代においては、離婚というものが決して珍しいものではない為、ここまでして夫婦という関係を維持するという行為は、理解し難いのも事実です。  しかし、夫婦という形式はとっていますが、本作のこういった内容は、人生の色んな局面で教訓となることでしょう。 苦しいことがあっても決してへこたれず、最後まで粘り、頑張り続ける。 これは、例えば仕事などにも当てはまる人生訓です。  本作の中で山村聰が言います。 「苦しいことがあっても、一休みしてそれで回復したら、また頑張るんだ。そして倒れるまでとことんやり切るんだ。」 と。 最後にこの様な内容のセリフが出てきて、作品は幕を閉じます。 苦しいことはあるが、明日から何とかやっていこう、乗り越えよう、そんな勇気が湧いてくる素晴らしい作品でした。
[映画館(邦画)] 7点(2008-06-08 00:07:41)(良:1票)
2585.  家族(1970) ネタバレ 
九州は宮崎から北海道は中標津までの電車旅を描きつつ、北海道に移り住み、生活を立てていくまでを描いたドラマ。 倍賞千恵子が若く美しく、そして儚げで存在感を発揮。 その他、『男はつらいよ』シリーズの常連俳優たちもこぞってチョイ役で出演するなど、見所は沢山ある。 笠智衆が最後で亡くなってしまうのが何とも辛いし、子供も一人途中で亡くなっているわけで、ちょっと都合良く人を殺し過ぎかな?との不満も残る。  ただし、旅の旅情を伝え、生きることの苦しみや喜びを描ききった山田洋次監督の力量には脱帽。 ほんとにうまい監督さんだ。 個人的には、黒澤明より山田洋次の方が偉大であると改めて感じた。 こういう佳作を数多く作り続けてきた山田洋次監督の功績は賞賛に値する。
[DVD(邦画)] 7点(2008-06-07 11:09:52)
2586.  高校教師(1972)
これは厳しい。 普通に流して観られるものの、自分にとって共感できる部分がまったくないのが痛かった。 終わらせ方も、大嫌いなパターンだった。
[ビデオ(字幕)] 3点(2008-06-07 00:52:31)
2587.  真実一路
うーん、良い話なんだけど、全体的にメリハリがないというか。 川島監督らしいしゃれっ気もないし、毒っけもない。 王道的な作品は、川島監督には向いてない気がした。
[ビデオ(邦画)] 5点(2008-06-07 00:51:06)
2588.  愛と死の記録
暗い。 ただひたすら暗い。 原爆の恐ろしさや惨たらしさを表現しているのだと思うが、あまりに後味が悪すぎる。
[ビデオ(邦画)] 0点(2008-06-04 21:26:53)
2589.  ピクニックの準備
長澤雅彦監督の長編作品『夜のピクニック』のサイドストーリー。 『夜のピクニック』を観た後に鑑賞すべき作品だ。 オムニバス形式になっており、色んな監督の、色んなタイプの作品を観ることができる。 それらの作品に共通するのは、高校最後の大イベント「歩行祭」に絡んだ青春絵巻。 傑出したものは感じられないが、「青春」という誰にもあるであろう淡き想い出を映像に綴った個々の作品は、どれも瑞々しく、眩しい。 ストーリーや映像に傑出したものは感じられないのが残念ではあるが、文句は言いつつも、観た後には不思議と気分が晴れたような気がする。  肩の力を抜いて観ることのできる、青春オムニバス作品だ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-06-03 22:37:08)(良:1票)
2590.  紀ノ川
うーん、なんだろうなぁ・・・一言で言えば、自分のリズムと合わなかった、という感じだろうか。 3時間近い尺の大作なのだが、ただ流れが緩慢なだけで、長くある必要性も感じない。 紀ノ川の流れの様に雄大で、ゆっくりとしたリズムと考えれば、良くも取れるが。 司葉子の美しさも特別に発揮されているとは思えず、むしろ司葉子の演技力ばかりが強調されていたような気がする。 ただし、岩下志麻は相変わらず美しく、それが唯一心に残ったことであった。
[DVD(邦画)] 3点(2008-06-03 22:32:45)
2591.  夜のピクニック ネタバレ 
80kmをひたすら歩くロード・ムーヴィ。 前半は話が掴みづらく、やや難儀したが、後半がなかなか良い。 そして音楽がいいせいか、観終えた後の気分が意外と良い。 地味な作品だが、スピンオフ作品『ピクニックの準備』も観てみたい、と思わせる魅力があった。  そして本作のテーマとなっている「歩行祭」。 これって良いなぁ。 こんな高校祭が、自分が高校生の時にあったら、しんどいけど、さぞかし楽しいだろう。 一生の想い出もできそうだしね!
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-06-01 01:47:26)(良:1票)
2592.  恋多き女
ジャン・ルノワール作品の鑑賞はこれで13本目。 今まで観てきたルノワール作品の中で、本作が一番つまらなかった。 『フレンチ・カンカン』や『黄金の馬車』に通ずる雰囲気を持った作品で、テクニカラーの中で、“色んな人々がワイワイガヤガヤ”という感じの作品だ。 ルノワール作品では『ピクニック』や『南部の人』が好きだが、どうも本作の様なワイワイガヤガヤ系は苦手である。
[ビデオ(字幕)] 3点(2008-06-01 01:15:59)
2593.  稲妻草紙
木暮実千代はやっぱり魅力的だった。 人なつっこいしゃべり方に、あの目遣い。 女性としての色気、優しさ、美しさ、全てが備わっている女優だ。  キャストしては、阪東妻三郎、田中絹代、木暮実千代、三國連太郎と、そうそうたる顔ぶれ。 これらの面子が、一堂に会するだけでも楽しい。  惜しむべくは、話が淡々とし過ぎているところ。 そして、田中絹代の心の動きが急過ぎて、共感できないところ。 そして、何より、田中絹代より振られてしまう木暮実千代の方が魅力的であり、男性目線で観た時に、ちっとも共感できないところだ。
[ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-29 23:43:23)
2594.  お嬢さん乾杯
おっと、意外にもレビュー数が多いんですね! やはり、木下惠介監督の知名度がなせるわざか?!  さて、本作は嫌味のない、そしてシンプルに心和ませる作品です。 ほんとに木下監督は幅が広い! 悲劇から喜劇まで撮れてしまう監督さんだ。  原節子って、やっぱり20代の頃が圧倒的に綺麗ですね。 『河内山宗俊』でもそうでしたが、まだこの頃は顔にクセもないし、ふっくらし過ぎてもいない。 まさに清楚な女性の鏡なのであります。  小津作品での原節子はどうも好きじゃありません。 笑顔が不自然で、どこか怖いのです。 作り笑いが過ぎるというか。  ところが、本作での原節子は神々しいほどに、清楚で控えめな美しさを画面いっぱいに発しています。  原節子の魅力を存分に味わえる作品だと思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-05-28 23:27:48)(良:1票)
2595.  DEAD END RUN ネタバレ 
浅野忠信、伊勢谷友介、永瀬正敏の3人が、それぞれ別の作品に登場するオムニバス作品。   浅野忠信は3つ目、つまりは最終作に登場。 それまでの2作品がダークな映像だったのに対し、浅野忠信の作品だけは、ものすごく明るい。 というか、まぶしいくらいの映像。  最初の2作品で鬱積していたものが、浅野忠信の登場する3作品目で一気に解放される感じ。 この解放感が、実に映画的で素晴らしい! むちゃくちゃ快感!  この作品を評価する人は少ないと思うけど、あの「解放感」に8点を献上したい。 
[DVD(邦画)] 8点(2008-05-28 19:24:09)
2596.  美貌に罪あり ネタバレ 
増村保造っぽさはなく、ハッピーエンドな娯楽作である。 何もかもが、丸く納まっていくラストは、気分は良いが、少し都合良すぎの感がある。 話は単純なので、ハッピーエンドと単純な娯楽話を素直に楽しめれば満足できるであろう。 逆に、増村作品によくある毒ッ気を期待してしまうと、何とも居心地が悪くなってしまう作品である。
[ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-27 22:58:51)
2597.  未知への飛行
あまりに真面目すぎて、決して好みの作品とは言えないが、ラストに至るまでの緊迫感が尋常でなく、“隠れた傑作”と言われる所以を理解できた。 ヘンリー・フォンダの熱演も素晴らしい。
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-26 23:19:24)
2598.  新宿泥棒日記 ネタバレ 
やっと観ることができた。 でも面白くはなかった。 良くもなかった。  当時の新宿をもっとリアルに細かく描写しているのでは?と勝手に期待していたが、期待はずれ。 新宿の野外シーンがもっと出てくるのでは?と勝手に期待していたが、これも期待はずれ。 紀伊国屋のシーンが多すぎて、当時の新宿の雰囲気とか喧騒とかが伝わってこない。   ところで、1970年前後の新宿、つまりは、野坂昭如辺りがたむろっていた頃の新宿を、ドキュメンタリーに映し出した作品ってないんだろうか? もしそんな映画が存在するのなら、是非観てみたい。  とにかく期待が大きかっただけに、かなり残念だった。 ATGなのだから、考えてみれば予想がついたことだが、前衛的な作風でなく、新宿で当時を起っていた様々な事象を、もっと客観的に描いてほしかったのだ。  唐十郎や麿赤児、そして横尾忠則など個性的な出演陣が出演している。 個人的には、どれも生理的に受け付けなかった。 その辺も居心地の悪さとして、観た後にもマイナスのイメージを遺してしまったようだ。
[ビデオ(邦画)] 5点(2008-05-25 23:35:27)
2599.  博奕打ち 総長賭博 ネタバレ 
ヤクザ間の抗争を描いた群像劇であるが、なかなか見応えがあった。 主演の鶴田浩二をはじめ、脇役陣の熱演が光る力作である。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-05-24 21:34:01)
2600.  野性の少年
ネストール・アルメンドロスによるモノクロは映像はとても美しい。 話は淡々と進み、まずまず面白いものの、フランソワ・トリュフォー作品ならではの魅力は感じられない。
[DVD(字幕)] 5点(2008-05-24 12:19:10)
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