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2641.  ハイ・クライムズ ネタバレ 
軍事法廷という特殊性をまったく生かしていない、何から何までどこかで見たようなシーンの継ぎ合わせで終わってしまう内容。そもそも、弁護側の2人が法廷で全然活躍しないので、日常生活の場面にも説得力がまったくない。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-27 03:58:16)
2642.  クレールの刺繍
ただ筋を追っているだけで、何のドラマの表現にもなっていません。登場人物に感情も行動もないのだから、構築のしようがないのです。対象が刺繍である必然性も感じられませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-26 00:16:51)
2643.  アメリカン・クライム ネタバレ 
シルヴィアが両親に再会する場面、「えっ?実際の事件でそんなことなかったでしょ?」とずり落ちそうなくらい驚いたのですが、つまりあのシーンこそがこの作品に必要だったのですね。むしろ、祈りを込めてそのシーンを撮り、シルヴィア・ライケンスに鎮魂の意を捧げることこそが制作の出発点だったのかもしれません。だから、虐待描写は量的・時間的には意外に少ないにもかかわらず、作品全体から、一筋の真摯な静謐な想いを感じます。照明やカメラにも丁寧さを感じました。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-25 01:21:20)
2644.  泥の河 ネタバレ 
前半のところ、姉弟が主人公宅に招かれるシーンが凄い。ごくありふれたやりとりの中に、5人のそれぞれの立場からの内心が複雑に絡み合って、奇跡のような均衡を見せつけている。何かが壊れそうで壊れない、その辺のミステリーやサスペンスよりも圧倒的にスリリングな20分間。●その画面を引き締めているのは、実はあのお姉さんだと思う。出会いでも中盤でもラストでも、彼女が登場するたびに、確かなドラマの動きを感じさせる。それに刺激されたのか、田村高廣の演技も絶好調。●それと、ほとんどのシーンは橋とその両袂という狭い範囲で起こっているのに、その限定を縦横無尽に使い切っているカメラの切れ味が凄い。うどん屋の建物の中のレイアウトなんかも、周到に計算されているなあと嘆息。
[DVD(邦画)] 9点(2011-09-24 04:33:03)
2645.  キャリー(1976) ネタバレ 
燃えさかる炎をバックに、ぴんと背筋を伸ばして粛然と歩いていく血塗れのキャリー。その姿はまるで、ゴルゴタの丘に向かって歩いていくキリストのようだ。このショットを撮りたいがためのそれまでの80分だったのだろう。それくらいあのクライマックスは原始的な初期衝動的なインパクトを残している。しかもその破壊性を、あくまでも定番の学園基本型の枠組からスタートしつつ、その延長線上に必然性をもって位置づけているところが凄い。
[映画館(字幕)] 8点(2011-09-24 03:59:55)
2646.  マラドーナ
あえてここまで世界的に有名な人物の背後に切り込もうとした心意気は買いたいし、実際にいくつか重要な映像やコメントも収穫しているのだが、編集の順序とか配分比率がえらく稚拙で、せっかくの努力の何割かが消されてしまっている。また、サッカー技術論の専門部分にあまり踏み込んでいないのは、やはりこの素材を選んだ意味を減殺しているのではないだろうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-22 00:31:53)
2647.  世界でいちばん不運で幸せな私
設定の発想は悪くないと思うのだが、内容があまりにも未整理でごちゃごちゃしていて、結局、設定に溺れたような結果になってしまった。突飛な前提を設けるからこそ、日常生活の描写をきちんと行わないといけないはずなのだが。90分が長く感じました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-21 23:12:24)
2648.  利休 ネタバレ 
意外に、美術とか衣装関係は妙に安っぽい感じがするし、俳優陣の演技も、台詞をそのまま読んでいる部分が多く、本領発揮には全然至っていない。また、茶人を主人公としながら、茶道がもたらす効果や機能を撮り切れておらず、普通の時代劇みたいに撮ってしまったのが敗因でしょう。なので、何で利休が政治面でも重宝されたのかというところについての説得力が出ません。最後、秀吉がちょっとカッとなったくらいでさしたる理由もなくあっという間に死罪まで行ってしまう容赦なさが、何とか作品を引き締めています。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-19 01:54:22)
2649.  フェイス/オフ ネタバレ 
導入部の設定からして、てっきり、爆弾の爆破阻止をめぐって最後まで攻防が繰り広げられると思っていたら、そこのところはあっさり(しかも逆の方向で)片付けて、それによってもう一段上の課題を提示するというのが新鮮でした。さらには、無意味に教会を飛び回る鳩とか、無意味に三角形+αの拳銃の突きつけ合いとか、ジョン・ウー様式美がコテコテに満載。それでいてきちんとスリルとスピード感も維持しているところも良い。ただし私が一番好きなシーンは、ジョアン・アレンが「あの男と夫婦として過ごした・・・」と告白したときの、何ともいえない感情の凝縮された空気感。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 04:10:33)
2650.  狼たちの午後 ネタバレ 
もっともらしく強盗に突入していながら、開始数分後には早くも1人が自発的に脱落するという衝撃の展開。人質側にもどことなく「何やってるの、この人たち?」というリアクションが漂っているのが、何とも言えない。そのままなら、とっとと小金だけ奪って逃げ去るか、とっとと警察に制圧されるかのどっちかなはずが、膨れ上がったマスコミや群衆が作用することによって、犯人も、被害者も、警察も、全部の歯車が徐々に狂い出す。誰も予測していなかった方向でありながら、必然性を持って展開する手腕が見事。●その中でも、細かい演出の芸がいろいろあって、例えば、守衛のおじさんを解放した後に女性人質と一緒に外へ出るとき、鍵を開けるのにもたつくパチーノに対し、人質女性が「こうするのよ」みたいに動作で教える、さりげない一瞬。いろんな変化がちょっとした技で象徴的に表現されている。●ほとんどの舞台は、決して広くはない銀行店舗内と、その外のわずかな範囲なのに、それを感じさせず、しかも、登場人物の表情や行動や周囲の光景まで的確に切り取ったカメラの腕も特筆すべき。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-17 03:00:17)
2651.  明日、君がいない ネタバレ 
細かいところで未熟だったり荒削りだったりするところはいくつもあるが、何よりもこの作品世界を設定した発想の切れ味が素晴らしい。中身をどうこういう前に、どうしてもこれをやりたかったという制作者の凝縮された執念を感じるし、だから作品としてのインパクトがある。何のために入るのか分からなかったモノクロインタビューも、最後にきちんと着地点として結実している。●全体を通じて、カメラが同じ回廊を何度も回ったり、同じ階段を何度も上下したりするのだが、これが出口の見えない魂の彷徨を表現しているようで、哀切の念をこみ上げさせる。テーマと撮り方がきちんと一致しているというのが素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-15 22:56:10)
2652.  ブロークン・イングリッシュ ネタバレ 
主人公に何の意欲も感情もなく、ただうじうじめそめそしているのを延々と見せつけられるだけ。これではラブロマンスとしては成り立ちません。何もしなくても、最後にはいい男とめぐり会って自分を受け入れてくれる、というようでは、ヒロインは務まりませんよ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-11 01:44:51)
2653.  ロンゲスト・ヤード(1974)
せっかく刑務所でのフットボールという設定なのだから、囚人組の方にもっと癖のあるキャラを揃えてほしかったんだけどな。その辺がはっきりしないので、ほかのスポ根ものと同じような感じになってしまっています。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-10 01:55:45)
2654.  吸血鬼ノスフェラトゥ(1922)
20年代の映像作品ってどんなんだろうという興味がほとんどで見たのですが・・・その時代のものを見た、という観点以外にはあまり意味を感じませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-09 01:31:13)
2655.  七夜待 ネタバレ 
殯の森以上に、カメラは単調に主人公を後ろから追いかけているだけ。わざわざ舞台をタイに移した意味がありません。空気のじとっとした暑さだけが印象に残りました。
[DVD(邦画)] 3点(2011-09-08 01:01:57)
2656.  殯の森 ネタバレ 
途中からは延々と森の中をさまよっているだけで、しかもオチらしいオチはなし!そこまで勝負に出ていると、逆に何も手を加えない日常生活描写をかえって作為的に感じてしまう前半よりも後半の方が良い。
[DVD(邦画)] 3点(2011-09-07 02:32:49)
2657.  ジェシー・ジェームズの暗殺 ネタバレ 
とにかく長くて単調で、登場人物の人生のドラマチックさなどまるで表現されていません。しつこいナレーションからもそれが分かります。暗殺後に延々とだらだら続く終末までの展開も、中途半端なだけの印象。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-06 01:22:14)
2658.  シルバラード ネタバレ 
実に何のひねりもない勧善懲悪一直線の西部劇なのだが、変にぶれていないところが、青春映画っぽい雰囲気もほんのり漂っていて良い。ただ、音楽が俗っぽい上にしつこいのが気になった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-04 00:22:13)
2659.  ベニスに死す
オッサンのハアハアぶりだけを延々2時間以上見せつけられても・・・制作の発想は嫌いではないが、ここまであまりに単調だと、興味が薄れてくる。映像的な美しさに4点。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-03 12:29:03)
2660.  真昼の決闘 ネタバレ 
特に気合みなぎるような活躍もなく「ただ何となく」クライマックスを迎えてしまう主人公の立ち位置が凄いし、肝心なところで美人のヒロインに助けてもらう(それも2回も)というのも凄い。アンチヒロイズムに対するある種の執念すら感じる。そして、行けども行けども誰も味方をしない主人公の描かれ方には、何というか、制作者の底知れない人間不信の情怨を感じる。●(追記)その後数回見ましたが、見れば見るほどさらに味わいが出てきます。まず、一番の味方のはずの新妻といきなり決裂するという衝撃の展開(さらに、ホテルに女主人を訪ねるくだりで別の不信が加わるというおまけつき)。人々が背を向ける展開も、「真っ先に逃げる」「居留守」「酒場で露骨に冷遇」「教会でもっともらしく議論しながら実は既定非協力」「朴訥かつ誠実に(?)協力拒否」「やる気あると見せかけてさっさと裏切り」など、あらゆるバリエーションを用意している。通常なら何か協力するであろう女主人も、自分のためだけに決断して即実行という潔さ。そして、隠れた名シーンは、死を覚悟したケインが、決戦を前に留置場の酔っ払いを釈放する一幕だと思うのです。
[映画館(字幕)] 8点(2011-09-01 03:04:39)(良:1票)
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