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TMさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1492
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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261.  愛のゆくえ(仮) 《ネタバレ》 
地下鉄サリン事件に関わった逃走犯という興味深いテーマをエサにして、未来のない中年の退屈でやり場のない閉塞感をこれでもかとぶつけてくる挑戦的な作品でした。   昭和的な作風が、内容にマッチしてましたね。 
[映画館(邦画)] 6点(2012-11-11 00:44:20)
262.  リリー・マルレーン 《ネタバレ》 
 「リリー・マルレーン」の哀愁漂うメロディーをバックに、主人公の運命とナチスドイツの運命がまるでシンクロするように栄枯盛衰の道を進んでいくさまを描いていて非常に興味深い作品でした。    ハンナ・シグラに降り注ぐたくさんの花束とナチス・ドイツに降り注ぐ銃弾が交互に映しだされるシーンが非常に印象的でしたね。   
[ビデオ(字幕)] 7点(2012-10-28 12:20:18)
263.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 
 砂漠のように乾いた心に水を撒いてくれるような大人のためのおとぎ話。こういう一風変わってるけど、実は皆いい人という設定は惹かれますね。    映像も独特なセンスで、どこを切り取ってもポスターにできるような良く考えられた構図でそれを見るだけでも飽きません。「コーリング・ユー」のフレーズも印象的でした。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-28 12:17:26)
264.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64 《ネタバレ》 
 相変わらず、昭和の高度成長時代を舞台にした時代劇という感じでしたね。まあ、ここまで来たら、同じ設定で60年代後半から70年代、80年代の移り変わりまで描いて欲しいですね。    なんというか、吉岡秀隆だけがコントみたいな演技になっているのが気になりましたが、まあ安心してみていられる作品でした。     
[DVD(邦画)] 7点(2012-10-21 22:34:38)
265.  タイ・カップ 《ネタバレ》 
 タイ・カップがベーブ・ルースにも負けず劣らずの記録を残した伝説の選手でありながら、これまであまり語られることが無い理由を教えてくれる作品でしたね。まあ、トミー・リー・ジョーンズの演技が激しすぎて実際の姿が本当にそうだったのかどうかは疑わしい面もありますが、なんと言うか苦しい境遇から自分一人の力でのし上がってきたオヤジの頑固偏屈さと傍若無人さは確かに周囲から敬遠されてしまうかもしれませんね。ただ、その偏屈さの裏にある優しさや魅力も描かれていて、タイ・カップという人間への興味は深まりました。   
[ビデオ(字幕)] 7点(2012-10-01 00:11:41)
266.  ヒミズ 《ネタバレ》 
相変わらず、昭和後期の日本映画を思わせる作風(ヒロインがアイドルだったら、まんま相米慎二作品のようです)に、これまた相変わらずの壊れた家族関係を描いた、まあ「これぞ園子温監督の映画!」という映画なんですが、この作品はとにかく全てにおいてストレートです。見ているこっちが恥ずかしくなるくらいストレートです。    家族や社会に対するストレス、不満、不適合といった様々な要素が入り混じって、内面から湧き上がる暴力的な衝動をそのまま160キロのストレートにこめてスクリーンから投げ込んできて、何度打ち返しても打ち返しても、ひたすらストレートをど真ん中に投げ込んでくる感じです。    震災関連の設定もまた、園監督が2011年の日本という状況の中で恥ずかしげもなく衝動的に使ってしまったということで、この衝動だらけの作品の方向性に合っているように感じました。    決して傑作ではありませんが、ロックコンサートのようなカタルシスを与えてくれる作品でした。 
[DVD(邦画)] 7点(2012-09-29 00:37:05)(良:1票)
267.  アップサイド・ダウン:クリエイションレコーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
 UKロック好きなら必見のドキュメンタリーです。本当にクリエイションレコーズ所属アーティストたちの作品は素晴らしかったので当時を思い出しながら楽しく観賞することができました。60年代のロックファンがストーンズやビートルズの新作に心躍らせていたように、私にとって90年代はOASISやPrimal Screamの新作に心躍らせることができた幸せな時代でしたね。    Primal Screamの「screamadelica」を初めて聞いたときの衝撃、OASISの1stの1曲目「Rock'n Roll Star」のイントロが流れたときの衝撃・・・・様々な衝撃が蘇ってきました。 
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-28 21:21:41)
268.  メランコリア 《ネタバレ》 
 ラース・フォン・トリアーは相変わらずイカれてることは良くわかりました。でも、これなら、日本ではもっと凄いイカレっぷりを富野由悠季が「伝説巨神イデオン」で見せてくれてるんですよね。(ちなみにイカれてるは褒め言葉です)    まあ、とにかくかなり私小説的な物語の世界の狭さと惑星が地球に激突するという設定のスケールの大きさのギャップが、美しすぎる映像に引っ張られていて非常に興味深い魅力を産み出しています。    ただ、第1部のグダグダな展開はもう少しカットできるような気がしましたね。第2部後半の終末に向かう緊迫した展開が良かっただけに勿体無いと思いましたね。
[DVD(吹替)] 7点(2012-09-27 23:43:01)
269.  クライマーズ・ハイ(2008) 《ネタバレ》 
 なんと言うか、サラリーマンをやっている者としては非常にテンションが上がる作品でしたね。やはり、仕事は意地とプライドで熱くこなしていかないと面白くないなと思いましたね。    まあ、そういう感じで夢中になって見てたのですが、最後の方は正直「え?これで終わり?」と思ってしまうようなあっさりとした終わり方でやや残念でした・・・・・。    ジャーナリストに一時憧れていた者としては非常に面白い作品でした。   
[地上波(邦画)] 7点(2012-09-25 00:09:18)
270.  恋の罪 《ネタバレ》 
 昭和後期の日本映画の雰囲気で、バブル崩壊後の退廃的で享楽的な90年代の姿を園監督独特の淫靡でエログロ満載な作風で描いた作品です。    ただ興味本位なだけではなくて、この作品もやはり園監督作品の継続的なテーマであろう「現代日本の家族関係」が中心にあって挑発的な映像とともに伝わってきました。そして、相変わらず園監督のファザコンぶりも垣間見えます。    ただ、内容的には中々見応えのある作品だったのですが、「東電OL事件」のインスパイアという面がやや強調されているのは何だかなあという感じですね。確かにそれはわかるんですけど・・・・。 
[DVD(邦画)] 6点(2012-09-23 11:13:16)
271.  ポエトリー アグネスの詩 《ネタバレ》 
 目先の欲望に執着し、美を求める「詩」的な心を忘れかけている現代人への問題提起なのかもしれません。     イ・チャンドン監督がまたまた素晴らしい作品を作ってくれました。下世話とも言える通俗的な出来事を描きながらも、そこに哲学的でもある芸術性を巧みに融合させていて、静かな作風でありながら我々観客の心を鷲掴みにし激しくシェイクするような仕上がりになっています。殆どムダの無い場面場面の緻密な積み重ねも見事でした(特にバドミントンの場面の使い方が素晴らしかったですね。タイトルバックの背景の発想も凄いです)。    本当に、監督の次の作品が待ち遠しくなってしまいました。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-23 10:09:04)
272.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
ロックが好きで、ロックの精神に惹きこまれた人間にとっては非常に面白い作品でした。ロックの精神とは、支配層への抵抗であり、自立心であり云々とまさに人間教育の教科書のようなものなんですよね。    だから、実はロック魂を持つべきなのは、この作品の生徒たちのようないろいろなものに支配されている優等生であって、それと対照的にロックっぽい連中のほうが実は権力・名声を求めロック的なものから遠く離れることを志向しているということをこの作品は描いています。    でも、やはり抵抗のないロックって、耳障りが良くても魂には響かないんですよね。    しかし、60~70年代のロッカーたちは、保守的な層を相手にしなければならなかったのですが、21世紀のロッカーは抵抗相手もロック世代なんだなということも伝えてくれる映画でした。    そういえば、ロック観賞の宿題のところでラッシュの2112(超名盤です!)が出たのがアメリカらしくていいなとおもいました。  
[地上波(字幕)] 8点(2012-09-05 00:01:31)
273.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
 父と子の関係という誰しもが抱える普遍的なテーマとティム・バートンのファンタジックで彩り鮮やかな映像美が見事に融合した傑作です。 特に「親の人生」の中に登場する(いろいろな意味で)魅力的な人々に惹き込まれました。    子供は自分が生まれる前の親の人生を見ることはできないから、親の人生経験やバックボーンを完全には共有できないし、それ自体が本当なのか疑ってしまうという展開は深く考えさせられます 
[DVD(吹替)] 8点(2012-07-26 00:29:57)
274.  汚れた心 《ネタバレ》 
 タイトルの「汚れた心」とは「純粋な心」のアンチテーゼでは無く、私利のために「汚れた心」を定義づけし「純粋な心」を利用して排除しようとする心のことである。    「勝ち組・負け組」の問題は前々から興味があったので、非常にこの映画の封切が楽しみだったのですが、やはり映像として見せられると非常に衝撃的な内容でした。    まあ、考えの違う同胞に対し「汚れた心」というレッテルを貼りテロを仕掛ける「勝ち組」に対し憤りは感じましたが、それ以上に「純粋な心」を持つものを己の利益のために利用する詐欺師まがいの輩に対し本当に激しい憤りを感じましたね。    この映画ではそのような輩の要素を奥田瑛二演じるワタナベに集約しているので、エンターテインメント的に分かり易くなっていますが、現実的にはもっとやりきれない状況だったんだろうなと想像できます。    「勝ち組」の思想が全体主義というよりかは、人間の心理の闇を巧みに利用したカルト宗教的な感じで非常に恐ろしかったですね。      キャストの殆どが日本人ではありますが、ブラジル映画で監督もブラジル人ということで非常に中立的で乾いた感じの演出が非常に効果的で良かったと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2012-07-25 23:30:02)
275.  ゴモラ 《ネタバレ》 
なんと言うか、マフィアがその土地に根付いている(というかその土地を支配している)難しさを感じましたね。そして、先進国と言われるイタリアでこのような現実があることに衝撃を受けました。イタリアの南北格差は話には聞いていましたが、その一端にこういうマフィアの影響力の問題が少なからず影響しているのかなと感じましたね。   
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-25 23:22:33)
276.  プリンセス トヨトミ 《ネタバレ》 
 原作を読んでから観たので、どうしても鳥居と旭の男女逆転の設定に違和感を感じてしまいましたね。まあ、旭役に適した女優がいなかったらしいので仕方ないとは思いますけど、旭が男という設定だと、ストーリーの展開まで変えなければならなくなりますからね。     ストーリーは面白いので観れないことは無いのですが、設定変更によって元々荒唐無稽な物語がさらにありえない物語になってしまっているのが・・・・。 
[DVD(邦画)] 6点(2012-07-08 09:47:21)
277.  サムサッカー 《ネタバレ》 
 なかなか思うようにいかない人生に不安や心の傷はつきもので、この作品は誰しもが抱える大きくはないが根深い苦しみをテーマに描いています。野心はありながらも周囲と折り合いをつけるのが苦手で何かを諦めてしまっている主人公やその家族にとても共感できるところがあり非常に面白かったですね。    悪い奴が殆ど出てこないファンタジーながらドライな雰囲気と優しい音楽が非常に合っていて心地よかったです。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-06-30 11:51:05)
278.  異人たちとの夏 《ネタバレ》 
都会暮らしの孤独な40男の危機感や切なさが上手く表現されている作品でしたね。それだけに、作品の全てをぶち壊してしまうような酷い演出が残念でなりません・・・・・・。なんというか、失笑というか呆然というか、本当に残念としかいいようがありません。   
[DVD(邦画)] 4点(2012-06-17 23:55:09)
279.  モテキ 《ネタバレ》 
 10数年後この作品をまた見直して、懐かしさに涙したい・・・   いまどきの若者を描いているようですが、アラフォー世代がいまどきの若者世代に紛れ込んでしまったらどうなるのかを描いているようにも見えて中々面白かったですね。    80年代からあまり変わらぬ日本映画的なダサさが内容と上手くマッチしていて、照れくさくなるような恥ずかしさがあるけれどもついつい観てしまう作品に仕上がっています。    まあ、2010年代初頭の文化を切り取っている作品なので将来貴重な映像作品になるのではないでしょうか。  
[DVD(邦画)] 7点(2012-06-02 23:54:58)
280.  (秘)色情めす市場 《ネタバレ》 
 日本映画史上に残る大傑作と言っても過言ではないですね。   高度成長から取り残されたかのような昭和の釜ヶ崎の姿がまず強烈に印象に残りました。取り扱っているテーマやストーリーは非常に醜悪で猥雑でありながら、様々な技法(特にペドロ・コスタもこの作品を参考にしたのではないかと思わせるような光の使い方)や小物を使い娯楽性と芸術性(非常に詩的)を両立させて、素晴らしい作品に仕上げてしまう田中登監督は凄いなと思いましたね。パートカラーの通天閣のシーンや希望を感じさせるラストも良かったです。    一番印象に残ったエピソードは、やはり使い込みで会社を首になった男の爆発ですかね。あれは当時の世相なのか、弱いものを食い物にする国家権力に対するテロリズムを暗喩しているようで興味深かったです。    こんな素晴らしい映画が「ポルノ」というくくりがあるために、映画マニア以外の目に触れることなく埋もれてしまうのは本当に勿体無いですね・・・・。 
[インターネット(字幕)] 9点(2012-06-02 23:49:23)(良:1票)
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