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2821.  Wの悲劇 ネタバレ 
あの原作を二重構造にするなんて収拾つかなくなるだけじゃないのかと思っていたのだが、意外に手際よく整理されていて見やすかったので驚いた。演劇のクライマックスに向けて映画自体もクライマックスを迎えていく高揚感もなかなかでした。しかし、本筋のミステリーはたったあれだけで全部が説明されるだなんて、夏樹静子はよく了承したなあ・・・。●ただ、今から考えると、あの原作は戯曲的な要素があって、そもそも映画よりも舞台向きという気もするので、それを考えると、この構成を考えついた制作者の発想は、慧眼であったといえましょう。●再見して、大事なところで炸裂する長回しとか、劇場の最上席までぎっちり詰まったエキストラとか、暗めの色調で統一されたトーンとか、制作者の気合があちこちにみなぎっているのがよく分かりました。何より、舞台劇を(独立しても成り立ちそうなくらい)きっちり撮っているのが良い。それに先立つオーディションとか配役発表とか読み合わせとか立ち稽古のシーンも入れられているし、本番では舞台裏のメイク替えとかカーテンコールまでしっかり入れているし、また、舞台任せにするのではなくて、その中できちんとカメラが動いている。●ただ、最初の方で静香がオーディションに落ちたとかいって悔しがりますけど、あれだけの応募者から上位2名に入ったんだったら、結果としては大成功の部類ではない?同じ舞台に乗れれば、次の足がかりにもなるわけだし(それすらないのとは全然違う)。ここは、主人公の役者魂という作品のテーマにも関わるところなので、ちょっと気になりました。
[映画館(邦画)] 7点(2011-01-30 03:02:59)
2822.  突撃隊
何かもっと激しい人間性のぶつかり合いを期待させる設定なのに、妙に狭い中でチマチマと展開している感が拭えず、入りきれませんでした。それと、原題は詩的でいい感じなのに、この邦題は・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-28 22:38:10)
2823.  この道は母へとつづく ネタバレ 
前半の孤児院内の話がかなり長く続いていて、バランスを欠いたような状態になっているのが残念。ただし、ラストのあっさり切り上げ感は印象が良い。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-27 02:55:53)
2824.  地中海殺人事件 ネタバレ 
トリックは偶然頼みのトリックともいえないような代物だし、そもそもそう考えても矛盾はないという程度であって、積極的な根拠なり伏線は何もありません。また、それを措いたとしても、謎の描き方自体が弱すぎです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-27 01:20:15)
2825.  リクルート ネタバレ 
前半はそれっぽい迫力があって、CIAの内幕をいろいろ曝してくれるのかと期待させるのですが、後半は裏返しの連続の方に趣向が移ってしまい、結局、中途半端な印象に終わってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-26 00:49:02)
2826.  ナイル殺人事件(1978) ネタバレ 
トリックが無茶すぎる上に、死体は3人もいらなかったんじゃないだろうか。また、密閉空間の限られた中での動きに面白みがあるのに、船と関係しない導入部が長いと思う。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-25 23:23:32)
2827.  オリエント急行殺人事件(1974) ネタバレ 
これだけとてつもない原作なんだから、あとはしかるべき俳優を配置して、急行の内部をしっかり再現して、それをきっちりと撮れば、存分に楽しめる作品が出来上がるわけです。しかし、単なる原作頼みではなく、多岐にわたる登場人物を上手く整理して、全員を必然性のある存在にしています。犯行再現シーンの迫力はいうまでもありませんが、それ以外でも、冒頭で1人1人列車に乗っていくシーンなんかでも、タネを知ってみていると緊張します。ただし、最後はやっぱり原作通りの主犯のスピーチが見たかったなあ。●後で考えると、この作品は、「お客さんに楽しんでもらうこと」を徹底するために、巧妙に原作をいじっているのです。冒頭に誘拐事件をずばり提示して(しかも台詞もナレーションもなし!)後の展開を分かりやすくし、閂がどうのとか細かいトリックは潔く削除。殺害場面は、原作ではものの数行なんだけど、台詞を追加してしっかり時間をとる。最後はキーパーソン2人が立ち上がって、もろにカーテンコール。そうそう、乗車・尋問・犯行・ネタ割り・ラストで順番をいろいろ操作しているのも、オールスターキャストの強みを生かした周到な緻密さが窺えます。というわけで1点プラス。
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-24 00:08:15)
2828.  そして、私たちは愛に帰る ネタバレ 
個別にはよくあるかもしれないストーリーをさらに複合的に組み合わせて、交錯する人間模様を描き出した点はなかなか新鮮である。ただ、そうであればこそ、決めの部分はもっと表現に気を配るべきではなかったかな・・・。展開が巧妙であるからこそ、筋を追いかけているだけのようにところどころ見えてしまうのが惜しい。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-21 02:33:03)
2829.  クリスタル殺人事件
最大の弱点は、肝心のミス・マープルに気品や高貴さがあまり感じられないこと。これではその辺にいるお婆ちゃんとあまり変わりません。ただし、名探偵が叡智で事件を解決する本格ミステリーをきちんと映画化しようとした心意気は買いたいので、この点数。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-20 16:35:13)
2830.  きみの友だち ネタバレ 
冒頭の取材シークエンスの挿入はまったく成功しているとは言い難いし(後に全然つながっていない)、例えば川辺のリンチのシーンやサッカーのシーンでのエキストラの雑な動きだけで、制作の志の低さが見えてきます。肝心の主人公2人の関係も、思いつきの台詞を並べただけのような感じで、引き込まれるものがありません。しかも途中では脇の筋に追いやられてプロセスが飛ばされているから、ますます意味がない。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2011-01-18 01:44:09)
2831.  セブン・イヤーズ・イン・チベット ネタバレ 
ストーリーはいろいろ詰め込んだ割には描写は平坦で、チベットの土地柄や社会背景や風景に寄りかかっただけという気もするが、チベットが何であって、そこに中国がどう関わったのかということを、端的に示した心意気は買いたい。また、ブラッド・ピットはいい演技ができているとは言い難いが、彼が主演であることによって見たという人も多いと思われるし、こういった作品ではそういう要素も案外重要。
[DVD(字幕)] 6点(2011-01-16 02:23:16)
2832.  エレニの旅 ネタバレ 
延々と続く長回し、その中で存分に存在を示す隅々まで徹底された美術関係が、この映像としての破壊的な重量感をもたらしていることはもちろんである。それに加えて、どこをとっても乱れのないエキストラの動きが凄い。数でいえばこれを上回っている作品はあるだろうが、すべてのエキストラをフレーム内でこれほど完全にコントロール下に置いた作品は、ほかに例を知らない。それらすべてが相まって、完結した映像別世界を提示してくれる作品。いろいろな意味で、これどうやって撮ったの?と感嘆してしまうシーンばかり。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2011-01-15 23:25:51)
2833.  女帝〔エンペラー〕
こんな大時代的で仰々しい話を、何でこんなに暗くて気が滅入る撮り方をするのかな。チャン・ツィイー目当てで見ましたが、全然綺麗に映ってないです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-01-15 20:37:58)
2834.  スクリーム(1996)
これってほとんど「出オチ」に近いんじゃないでしょうか?ドリューの場面とそれ以降とで、演技、演出、スリル感など、すべてが違いすぎます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-13 02:41:04)
2835.  ああ結婚 ネタバレ 
ソフィア・ローレンの表情七変化と表現力を鑑賞するだけで十分楽しめる作品。それぞれの回想で背景を明らかにし、かつ視点もはっきりさせるという構成も気が利いています。ただし、ラストのあの展開はいかにも唐突で、中盤以降は男性側が頭悪くて情けないだけの存在になってしまっていたので、あのように持っていくのであれば、その奥にある人情の機微をもう少し描写してほしかった。それと、一途に尽くしてきたアルフレードには、何か報いが欲しかったのですが・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-12 03:07:54)
2836.  魂のジュリエッタ
妄想で片付けてしまうんだったら、何だって許されてしまう。つまり、物事の必然性ある表現にはなっていないということです。色彩の豊かさに2点。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2011-01-11 02:54:36)
2837.  パリ、恋人たちの2日間 ネタバレ 
どうしても「恋人までの~」「ビフォア~」の続編クラスを期待してしまい、ハードルが高くなってしまうのだが・・・この作品の弱点は、映像としての撮られ方にまで考慮がいっていないこと。カメラワークは最悪に近い。また、脚本も、デルピーの力の入り方は伝わってくるが、ところどころ、あからさまに「ここがフランスとアメリカの違いなんですよ~」的な誇張があるのが難点。ただし、全体として、自分はこういうのが作りたいのだという作り手の一貫した執念があるのは、嫌いではない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-11 00:59:43)
2838.  若者のすべて
日常の生活の1つ1つの中に、着実なすれ違いと静かな破綻の予感を感じさせる前半は、なかなか良かったのです(冒頭の駅到着の場面だけで、すでにこの家族はこの後も上手くいかないであろう雰囲気満載です)。ところが後半、ストーリーが好き勝手に動き出してしまったというか、現実感の部分が薄れて、あらかじめ定められたポイントに向けて話が進んだような感じになってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-10 12:58:06)
2839.  ローラーガールズ・ダイアリー ネタバレ 
終わった後に勝者と敗者を両方とも堂々と讃えていること、そしてそのシーンに違和感が何もないこと。これだけで、この作品はスポーツ映画、青春映画として成功している。それにしても、エレン・ペイジの静かなる存在感は凄い。どのシーンでもぴたりとその場にフィットしている。編集の粗さを補って余りあるほど。(余談1)最初にエレンがStryperのTシャツを着ているのに気づいたときは大喜びしたんだが、まさかあそこまでキーアイテムになるとは・・・。(余談2)あの敵のラスボスが、ジュリエット・ルイスだったとは!クレジットを見るまで分からなかった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-09 01:04:27)(良:1票)
2840.  笑の大学 ネタバレ 
一番の問題は、作家側の造形ができていないこと。脚本に体を張っているという気概や情熱も感じられないし、それが戦中のことであるという切迫感も感じられない(したがって、ラストも生きてこない)。あの演技だと、ただのフリーターが暇に任せて書いているだけのように見えてしまいます。あと、内容の割に、尺も長すぎですね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-01-08 03:11:55)
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