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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 344
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

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281.  ラヴソング
このサイトには無いが、同じレオン・ライを主演にした「都市情縁」も含めて香港映画界でも珍しく「切なさとか儚さ」を感じる彼の映画が好きだ。この映画のツボはなんといってもテレサ・テンの歌。中国からの独立を掲げ、民主自由化を公言していた台湾人である彼女の歌は当時の中国では発禁もので、中国の人々は海賊版テープを聴きながら自由への憧れを感じていた、というバックボーンがあるという事がわかるとこの映画、より一層楽しめるのではないかと。この映画で香港アカデミー賞助演男優賞をとったエリック・ツァン(映画プロデューサー、コメディアンとしても有名)、実は代役であったというのは意外な話。あとマギー・チャンのマックの制服姿、あれは微妙だなコリャ。
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-21 11:13:34)(良:1票)
282.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
満員の映画館で見た初見時でいうなら文句なく10点。ただ月日が変わり先日知り合いの甥っ子(5歳)と見ていた時タイムトラベルのハラハラは大いに楽しんでもらったが50年代とのジェネレーション・ギャップから来るギャグについてはその都度説明をしなければならず、ある意味楽しさの多くを楽屋落ちに頼らなければならない映画、というのは「心に残る映画」として薄いのかなということで評価は今の所これ。歴史?変えちゃえ~みたいな乗りのよさは嫌いではないのですが。
[映画館(字幕)] 6点(2006-05-20 21:53:12)
283.  XYZマーダーズ
「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」「シンプル・プラン」など撮っていた時はどうしてくれようかとさえ思っていたサム・ライミ。「スパイダーマン」シリーズもファンとして嬉しさも覚えるがなんといっても彼の魅力は「あざとさ」、これに尽きる。ドーでも良い、馬鹿馬鹿しい事を真面目に撮る姿勢が大好きだ。そんなファンのベストは「死霊のはらわた」「ダークマン」そしてこれ。話としてはどうしようもないが「くっだらねぇ~」で笑える点では一番だ。「これスパイダーマンの監督が撮ったんだって」という事でレンタルビデオ店で手にした君、激しく後悔するよ。逆に面白いと感じたあなた、貴方もバカ映画の魅力に取り付かれた一人だよ。堂々と言うよ、この映画が大好きだー!
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-05-20 21:17:34)
284.  フィツカラルド 《ネタバレ》 
今ならCGや特撮でチャチャッと片付けてしまってハイおしまい、という事を本当に行ってしまった「山登り」のシーン。映像で見るとこの撮影当時、製作スタッフも役者も皆気が触れていたとしか思えないほどの「映画バカ一代」ぶりです。(逆にアマゾンを離れたスタジオでの撮影と思われるミニチュアを使用した激流下りのシオシオ感がまた可笑しい)ラストシーンも「もっともっとでかい花火上げたるぞ~」みたいな吹っ切れ方が好き。(監督曰く、作っていた時期が辛かったからせめて最後はハッピーに行きたかったと、DVDコメンタリーから)とは言え実際関わる人達からすればこんなはた迷惑な監督・役者はいないわけで、ある意味奇跡的なコンビだったのではないでしょうか。「キンスキー・我が最愛の敵」も一緒にどうぞ。
[映画館(字幕)] 8点(2006-05-20 14:11:47)(良:1票)
285.  秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 
東京物語(1953年)以降の彼の作品については正直安定感はあれども新鮮味に欠ける、過去の作品の焼き直しでしかないくらいの感想でしかなかったが遺作となったこれは別。小津にとっての「スターティング・オーヴァー(J・レノン)」ではないか、この作品で新たなテーマに取り組み示そうとしていた、というのが個人的な私の感想です。同居していた母親を撮影前に亡くし一人になった事で「老いる事の寂しさ」からもう一歩踏み出した、「老人への嫌悪感」を初めて表したのではないかと。「老いる事の寂しさ」は年をとれば誰にでも起こりうる出来事であり、沸きあがる感情で至極当然の事。だが親しい者から「年をとる=嫌らしい」と思われる事についてはまったく想像もつかない事実であり主人公達の心に暗澹たる思いが残ったのではないでしょうか。娘を嫁にやり父親としての勤めは果たしたものの、それでも人生はまだ続く。「お葬式ですか」「まぁ、そんなもんだよ」奥の深いやり取りです。もう少し小津が生きてくれていたら邦画ファンにどんな指標を示してくれてたでしょうか。そして彼自身が評した「一番バッター=岡田茉利子、四番=杉村春子」(「絢爛たる影絵 小津安二郎」高橋 治著より)に加えてこの作品ではたぶん六番くらいの打順にいただろう岩下志麻(美しい、ほんとに)をどこまで格上げすることが出来ただろうか…残念だ。
[映画館(邦画)] 9点(2006-05-14 22:39:56)
286.  ウォレスとグルミット、危機一髪! 《ネタバレ》 
仕方のないことと言えば仕方がないが、会社組織で作るクレイアニメには「手作り」の感覚が希薄になってしまいスケールの大きな話には面白さを感じはするも感動までは至らないのでこの点数。この映画で私はイギリス人のボンドカーから始まる「改造車好き」の精神を、強く感じました。(大げさか)
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 10:30:18)
287.  ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー 《ネタバレ》 
落ち着いて考えてみたら何じゃそりゃ的な展開ではあるが、そんなことどーでも良くなってしまう雰囲気になってしまうのはシリーズの中で「手作りの、ほのぼのとした」クレイアニメ感に一番溢れているからか。この映画の最大のキャラクターはグルミットよりも月面の自販機くんなのは間違いない。ウォレスがクラッカーを食べるその姿は漫画家杉浦茂氏描くキャラクターのそれと同じで、思わず笑ってしまう。(ひたすら美味しそう)
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 10:23:07)
288.  ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!
魅力的なキャラとストーリーの楽しさについては皆様とまったく同感なので割愛。私の感じるこの作品の魅力は「クレイアニメの魅力たるほのぼのとした手作り感」と「クレイアニメの限界を超えたスピード感ある映像表現」が絶妙なバランスで成り立っているという点。特にラスト5分の追跡シーンは、1コマ1コマを撮影するクレイアニメの手法から考えればありえない程の労力と時間がかかっているわけで、その心意気に拍手。30分しかないの?では無くて、30分もあるの、これ?というのが初見した時から今でも続く感動。
[DVD(字幕)] 9点(2006-05-13 10:07:49)(良:1票)
289.  ベルサイユのばら 《ネタバレ》 
初見はレンタルビデオ(当時は2泊3日で1本700円はした時代)。今にして思えば「漫画の実写化」という意味では先駆け、しかも本国フランスでの撮影で監督ジャック・ドゥミなのだからと期待して見た20代の自分には原作漫画との乖離にガッカリ感が半端なかった。でこの度2017年にリマスター版が劇場公開されたので再鑑賞。...意外と悪くなかったのは「想い出」補正なのか。マリー・アントワネットとオスカルの「滅びの美学」みたいな雰囲気あった池田理代子原作漫画とは違い、フランス人ドゥミとしてはオスカルが一般市民として世情に呑みこまれてゆく=フランス革命→「滅びではなく人間の再出発」と解釈しているのは興味深かった。それでも点数としては4~5点くらいなんだけどね。その内ソフト化されるだろうから、機会があれば。(2017年10月修正)
[ビデオ(字幕)] 2点(2006-05-10 23:39:00)
290.  巴里のアメリカ人 《ネタバレ》 
MGMミュージカル映画史上ジーン・ケリーが果たした役割は大きく、数多くの実験的な試みを行い後世に与えた影響は大きかった事も足りない頭で理解しております。基本的にはミュージカル映画好きな私なのですがこれはう~~む。確かにクライマックスのバレエシーンは当時の試みからすれば凄いアイディアなのは良くわかるのですが、「そこまで無理に絵画や舞踏(バレエ)にミュージカルを組み込む事はないんじゃ」という初見時の感想がまだ頭にあるのが正直な所です。ジーン・ケリーにレスリー・キャロン、オスカー・レヴァントにガーシュインの音楽と、粒はそろっているんですが。また「ミュージカルはハッピーエンドたるべし」という信念(!?)を持つ私でもこのオチはちょっと「まあいいじゃないの、ミュージカルなんだから」とは言いづらいなぁ。アカデミー作品賞?はてさて。
[映画館(字幕)] 6点(2006-05-10 22:24:29)
291.  悪魔のいけにえ
これは最大級のほめ言葉なのですが、映画を見ていて本当に不快な気持ちになったのは後にも先にもこの一本だけ。訳わからない、気持ち悪い、耐えられない。この映画ばかりは映像がどうとか、演技がどうとか語るよりも実際に見て感じるしかないそんな一本。しかし「ゾンビ」と共に後の文化・芸術に多大な影響を与えた金字塔にも関わらず撮った本人はまったくその勢いや流れに乗り切れなかった、という所がまたトビーらしい、というのかなんと言うのか。映画ファンにとっての「劇薬」。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-07 19:15:24)
292.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
冷戦状況下の世界、「自由を求める為の戦い」とか「社会主義は理想的な世界」という名の下で進められていた軍備拡張の風潮の理由として「ただヤリたいから」と男の性欲と同レベルで説明されちゃぁ、カックンてなものでしょう。選民思想(もろナチスドイツ)下、地下で繰り広げられる世界は男のパラダイスでストレンジラブ博士もおっ立っちまうだろうし、溜めていたものを吐き出したコング少佐、「イヤッホー!」と言っちゃいますよね。この映画を見て笑った、というのはまったく無く「あ~あ、 やっちゃった」という感想のみでした。100年後に「冷戦とはこんな状態だったのよ」という資料として名が残るかもしれません。
[DVD(字幕)] 9点(2006-05-06 12:02:27)(良:2票)
293.  深夜の告白(1944) 《ネタバレ》 
コメディ作家としてではない、人間の「負」の面を撮るワイルダーも私は好きです。レイモンド・チャンドラーとの共作で撮られたこの作品も典型的なハードボイルド映画に「ワイルダー節」がちゃんと入っているのがうれしい。事すんだ後に嫌そうな顔をして絨毯のめくれを直すバーバラ・スタンウィック。う~ん細かい!
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-06 11:31:48)
294.  ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀
「製作総指揮ジョージ・ルーカス」を信じて映画館で見た俺はケツの青い少年だったよ。
[映画館(字幕)] 3点(2006-05-06 10:55:57)
295.  スウォーズマン/女神伝説の章 《ネタバレ》 
宝塚から流れる「男装の麗人」という描写に慣れている日本人からすればブリジット・リンの東方不敗はドンピシャなキャスティングでしょう。(個人的には「北京オペラブルース」なのですが)初めて行った香港旅行の最大の思い出はTV「笑傲江湖」を見る機会があり、男優が東方不敗を演じていた事です。後日読んだ原作もそんな感じだったのですが、山城新伍が女装したみたいでビックインパクトでした。そんな思い出。
[映画館(字幕)] 6点(2006-05-06 00:36:47)
296.  七人の侍
日本映画が世界映画史の中でトップに立った瞬間は後にも先にもこの作品だけだろう、そんな映画。全世界アクション映画の金字塔。
[映画館(邦画)] 10点(2006-04-30 20:35:46)
297.  スティング
落語好きな私にとって「良い落語」というのはそのオチよりもそこに至るまでのプロセスが楽しめる事、という私なりの基準があるのですがこの映画に関してもそういった事が当てはまる。ワハハよりもクスクス、ニヤニヤの映画。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-29 20:48:19)
298.  ニッポン無責任野郎
これぞまさに「無責任」。前作「ニッポン無責任時代」が「記録に残る」作品としたらこちらは「記憶に残る」作品でありシリーズ最高傑作はこれ。度が過ぎる、という表現もここまで進めればむしろ立派。
[映画館(邦画)] 8点(2006-04-25 22:20:07)
299.  沓掛時次郎 遊侠一匹
本日DVD屋へ一番乗りで飛び込む。お目当てのそれをさっさと取り、レジへ。「お客様、本日発売の リー・ポッターお買い求めの際には記念品が付いてきますが如何なさいますか?」「結構です」「へ?」「いりません!!!」急いで家に戻り(恥ずかしながら初見)堪能する。う~。年をとると、涙もろくなっていけねえよぉ。なんて切なく、悲しい話なんじゃ~。加藤泰節、とも思えるローアングルの構図をふんだんに利用した画面に加えてシネスコの幅を使いきった演出方法は登場人物の感情を明確に示しておりここまでくると職人ばりの安心感。ああ、買って良かった。
[DVD(邦画)] 9点(2006-04-21 22:06:16)
300.  しとやかな獣 《ネタバレ》 
(2015年8月修正) 若尾文子映画祭でこの映画をスクリーンで鑑賞する事が出来て幸せいっぱい。と同時にもともと8点だったこの映画、+1点加えたい。川島雄三監督初心者には「幕末太陽傳」ではなくこの作品から入った方が良い気がする。(「とんかつ大将」「洲崎パラダイス~」の良さがわかったのは30代から)清貧という意味ではなく、ただ悪行が目立たない様に公団住宅に住み着いている退役軍人一家の破滅を描いたこの作品、初見時には若尾文子(様)や伊藤雄之助の存在感ばかりが目についていたが今回インパクト強かったのは山岡久乃の母親。そしてやっぱりピノサク(小沢昭一)。彼の出番は最初の15分くらいに関わらず、劇場がドッカンドッカン沸いていた事報告しておきます。「監督が喜んでもらうために何でもした」と後年述べていた小沢さん、川島監督か脚本新藤兼人どちらの指示かはわかりませんが、演じていてもうノリノリだったんだろううなぁ...。本当得難い才能でした。
[映画館(邦画)] 9点(2006-04-21 01:18:07)
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