Menu
 > レビュワー
 > えすえふ さんの口コミ一覧。15ページ目
えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 549
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
>> カレンダー表示
>> 通常表示
281.  アビス(1989) 《ネタバレ》 
潜水艦パニック!海洋浪漫!サスペンス!特撮アクション!そしてSF! アビスはとにかく特盛オードブル。これでもかとお腹いっぱいに次々と手を替え品を替え見せてくれる。まさにキャメロン印のエンタテインメント! 潜水艦探索!基地孤立!未知との遭遇!狂った軍人との死闘からの潜水艇チェイス、そこからの脱出!救出!潜航!そして…! とにかく怒涛の展開にワクワクしないわけありません!ただそれがクドイ時があるのがたまに傷。特に主人公夫妻の感情が出るときは200%なのでうるさいのなんの。ブチュー! 本作はそんなメインディッシュも良いのですが副菜も粋です。特に指輪で扉が閉まるのを防いだり、部下の兵士がピストルの弾を抜いておいたり(ここで弾を一発ずつ抜く演出がたまらん)と演出が気持ち良いです。 それに特撮は是非メイキングが見て見たくなりますね。どうやって撮ったのか気になってしょうがないです。 そしてラストはなんとも潔い宇宙人の登場に呆気にとられましたが逆にここまでおっぴろげにするのは珍しいし、お天道様を拝める所まで帰ってきた事もあり、とにかく開放感と爽快感がある終幕でした。 
[インターネット(吹替)] 6点(2018-09-11 07:35:56)
282.  インクレディブル・ファミリー 《ネタバレ》 
これぞ2映画! 家族が増えたぞ!しかし、世間のヒーローへの目はとても冷たい。 そんな中でも正義の味方でありたい一家にもチャンスが!…でも子守は旦那に、ヒーロー仕事は嫁が。さぁ嫁は平和を!旦那は家庭を守れるのか! いや、大変だ。特に赤ん坊の子守は眠れない。しかも増える、透ける、化ける、撃つ、燃えると大盤振る舞いな能力の赤ん坊なら尚更だ(アライグマとのバトルもなかなか良かった)。更に年頃の娘にやんちゃ盛りの息子までいるんだから地獄だ。これにはヒーローもヘトヘトでイライラ。嫁さんは嫁さんで謎の敵に振り回されっぱなし。でもアクションシーンの見応えは凄まじいですね。序盤のジェットモグラやバイクチェイスなど大迫力で見応えバッチリです。いや、ホント。人の動きが違うのかな、なにかいつもと違う気がする動きだ。 まぁちょっと悪役が地味だったのがちょっと寂しいですがそれでも目が常に楽しい一本でした。 あとヒーローたちにはもれなくテーマソングがあるのが笑えますね。 
[映画館(吹替)] 6点(2018-09-07 20:59:18)(良:1票)
283.  アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス 《ネタバレ》 
シュワの映画デビュー第一歩はこの作品から始まった。 ヘラクレスも人間界に憧れる、いやぁ神って勝手な連中ばかりですね。そんれでは興味が湧いたのでちょいとばかり下界へ。 そんでもって喧嘩したりデートしたり遊んだり、ちょっと危ない目にあったりとニューヨークをこれでもかと満喫するヘラクレス。 それを天空で連れ戻すために監視するゼウス一同も意見が別れてさぁ大変…とまぁ何ともユルい神様お騒がせ映画です。 見所はやはりシュワの超スーパー筋肉マッスルダイナマイトボディ。ボディビル現役ということもあってもうムキムキ加減がいつもよりハンパじゃないですね。事あるごとに脱ぐし、服を着ている方が不自然に感じるくらいです。そりゃ胸も文字通り踊ります。 そして熊との殴り合い!着ぐるみにしか見えないですがシュワ対熊というカードはアツいですね! そんでもってお話も有名なギリシャの神々達と短気なゼウス様のやりとりがなんとも面白いです。ゼウスも最終的にヘラクレスが負けるというのはつまり俺への侮辱!という超理論でヘラクレスを助けるという展開には笑えました。やっぱり神ギャグは良いモノです。 お話もとにかく展開が早く、テンポが良いのでとても見やすかったです。特にヘルメスが「援軍を呼ぼう!」と言った瞬間にアトラスとサムソンが来たのにはビックリしました。さすが神パワー。そして起こるはギャングと神との大乱闘というなんともシュールな絵。 最後はちょっと切ない友人プレッツィとの別れですが彼って友達らしい事はあまりしていませんがヘラクレスは友人と認めていたのですね。 オチのヘラクレスの話を聞いてゼウスもニューヨークに行ってみるというのも可愛くて良いオチでした。 本作はコメディとしては全体的にユルい雰囲気でそしてシュワの現役筋肉が素晴らしい映画でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-08-25 15:14:59)
284.  くもりときどきミートボール 《ネタバレ》 
いや、腐るだろ! というツッコミは野暮って事を考えながらみないとついていけません。絵本原作のアニメなんだから。いやー子供的にはアイスが街一面にあったりしたらそりゃ嬉しいし、チーズバーガーが来たら嬉しいけど俺は胃もたれするよ…。まぁそれに個人的には食べ物が地面に転がるのはいくらアニメでもエグい暴力シーンを見るくらいちょっと見るに耐えない・・・ま、アニメアニメ! ビジュアルとしてはそこ以外は楽しい。とくに発明品や研究室のビジュアルはどれも面白いし、怒涛のように繰り出すギャグ、小ネタは結構シュール。そしてラスボスの食べ物の塊はおぞましく、いつのまにか主人に反旗を翻し食べ物軍団となるところはあっけにとられっぱなし。 そしてメインとなるのは親子の関係。正直お互いを素直に認められない父と子の物語ですが他が濃すぎてわかりにくくなってるような気がしました。勢いはあるのですがそれについていくのがやっとの映画でした。 
[インターネット(吹替)] 6点(2018-08-24 22:17:35)
285.  チャイルド・プレイ2 《ネタバレ》 
何故直した。 そこからツッコミたくなるけどしょうがないね。2ってそんなもんだし。 しかし今回は予算が潤沢にあるぜ!と言わんばかりにスケールアップ。 チャッキーの動き、そして表情もクオリティアップ!ご覧くださいこの人を殺すときの嬉しそうな顔!堪りませんね! でもまぁ今回もチャッキーはアンディ少年の体を狙いつつもチャッキーを信じない連中を無差別にぶっ殺す映画。嫌な連中はみんな死んでくれます。 そんな中、半信半疑でありながらもアンディの見方である女の子カイルは不良っぽいけれど根がいい子なので自然と応援したくなりますね。 里親もアンディにもうちょっと理解があればよかったのですが、地下室に放り込んだだけで「捨てた」と決めつける愚かさ。そりゃチャッキーのいいカモです。 今回は最初からエンジン全開なチャッキーですが、周りはそんな大人ばかりで中盤までチャッキーの一方的な殺戮なのでちょっと盛り上がりに欠けます。殺し方も特別面白い訳ではないですし。 映画としての盛り上がりを迎えるのはやはり終盤。里親両親が死んでからです。 そう、僕の中でのチャイルドプレイの魅力はやはりチャッキーとの熱いバトルにあります。 今回のバトルフィールドはグッドガイ人形の工場という最高の舞台。オートメーション化された工場のギミックを使った戦いは最高に楽しいです。 そしてチャッキーのしぶとさとしつこさは今回も健在。無慈悲な攻撃でボロボロになりながらも執念強くアンディに向かう姿に「どちらも負けるな!」と叫ばずにはいられません。見所はアンディ少年のチャッキーを殺す瞬間の満面の笑み! そんなこんなで破裂したチャッキー。破裂した程度でチャッキーが死んだのか定かではありませんが本作はここで終了。 帰る家を無くしたアンディとカイルはこの先どうなってしまうのかと思うとちょっと悲しいですが、この映画的にはチャッキーが死んでしまった時点で終了なんでしょうね。いやー面白かった。
[インターネット(吹替)] 6点(2018-08-16 02:43:51)
286.  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 《ネタバレ》 
​わかっちゃいたけどショッキング。 前後編というのは知ってたから今回はボコボコにされるのだろうと思ったら、その通りで各所各所でサノスにボコボコにされるアベンジャーズ達。 皆各所で戦いをおっ始める訳ですがやはり初顔合わせとなるキャラクター達とのリアクションが楽しいですよね。特に今回はGOTGの連中がいるだけあって賑やか。 そして次々とやられて行くメンバーにはショックを隠せない。ロキは死んじゃいねーだろうけど。 そんなサノスの強さは確かに強いけど集団でボコればなんとかなるかもしれない、でもハルクじゃ無理な絶妙な強さ。いや、強い。石が揃えば確かに無敵だ。 でもこのサノスって奴。変なアゴの薄紫ハゲってだけでアレなのに行動理念や考えてる事も気持ち悪いし不気味だ。特に無想転生を会得するためのラオウが如くガモーラを殺すシーンがありますが、ホント理解出来ないサイコっぷりが発揮されていてヤバイですね。ソウルストーンも「それで良し!」としてしまうあたり宇宙の常識は人間の考えを超えています。 各ヒーロー達も液体金属生命体を身に纏ってるようにしか見えない超社長やとにかく強いストレンジ、たまたま見かけて抜け出したらとんでもない事になったスパイダーマン、今回も楽しいソー&ロケットは見せ場が多いのですが、盾のかわりにヒゲもじゃのキャプテンがあまり目立っていないのがちょっと寂しかったです。見所はバッキーとロケットの共闘でした。あとホークアイ先生を見たかった…。 そして今回は負け戦とはいえギリギリの戦いばかりでスカッとする事は一度も無く終わってしまいます。此処一番というところが毎度上手くいかず、戦いも集まってやるのではなく各所でやっており、ラストの舞台も前回見たばかりのワカンダと盛り上がりにも欠けるのでずっとモヤモヤとした戦いを見せられちゃうハメに。いや、仕方ないんだけどさ! まぁそんな訳で堪能の2時間。初期アベンジャーズメンバーくらいしか生き残らない衝撃の展開で「この先どうなるか!?続く!」という生殺し状態で劇場を後にする事になり、俺はこの一年モヤモヤした気分を持っていくのかと思うと重い気分ですが、もちろん次はドドンとスカッとさせてくれる事を期待していますよ!頼みますよ!!マジで!!!
[映画館(吹替)] 6点(2018-04-27 20:06:03)(良:1票)
287.  ビバリーヒルズ・コップ2 《ネタバレ》 
​ビバリーヒルズの事件は今回も大変だ。って最初からフェラーリとイカした音楽でカッコいい! 事件は盟友ボゴミル警部が撃たれるショックな事件で火ぶたを切られる。今回は前回の謎の楽園都市ビバリーヒルズではなく、サスペンス色の強い作品に。 もちろんコミカルさは忘れていない。特にローズウッドの天然っぷりは更に凶悪さを増しており画面を派手にしてくれるのは大体コイツだったりする。 でも捜査的な部分がちょっと面白味に欠けるのが残念です。最後のバトルもあっさり終わっちゃうし。まぁアクション映画じゃないので良いのですが。 なんだかんだ事件解決万事上手くいく終わり方なのでスッキリです。
[インターネット(吹替)] 6点(2018-04-11 22:36:14)
288.  ビバリーヒルズ・コップ 《ネタバレ》 
憧れのアメリカ!あぁ行ってみたいぜビバリーヒルズ!真っ赤なベンツがイカすぜ! 暗く湿ったデトロイトで起きた旧友の死の真相を知るため、晴れやかでハイソな街ビバリーヒルズにやって来た。 同じアメリカなのにまるで未来都市に来たような気分にさせられる。(警察署の秘密基地感が笑える)警察は皆大真面目。嘘もつかないしつけない。 そんな所に現れたエディ・マーフィ演じるアクセル刑事の破天荒さにビバリーヒルズの警官達も変わって行く。 ラスト警部補が署長につく嘘もまるでアクセルの正義の魂が通じた良いシーンだ。 コメディとしてみると結構ユルいギャグが多めで特にローズウッド刑事の天然っぷりが最高でしたね。特に明日に向かって撃てのくだりは最低で最高です。 序盤のトラックチェイスも派手でこれでもかと車を破壊していて楽しかったです。 まぁ警察サイドのリアルな役場感にちょっとモタモタするところもありましたが総じて楽しめる一本でした。2も見ちゃうぜ!
[インターネット(吹替)] 6点(2018-04-06 16:02:11)
289.  空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 《ネタバレ》 
​超スケール黒猫映画でした。 黒猫が男達を蹴散らし!黒猫が愛すべき人の為に復讐の鬼となるっ!どうみてもCGだけど黒猫!黒猫は可愛い!いるだけで絵になる!黒猫! そんな本作のスケールは中国サイズ!セットもいちいちデカイし細かいし豪華!演出も外連味ギラギラ!空海…はまぁ狂言回しに徹して復讐の果てを追う人だったのね。主役はほとんど黒猫ちゃん。 お話も楊貴妃を主軸にさまざまな人の思いが錯綜するファンタジーなサスペンス。美しさも度を越すと不幸になるのだ。 そして吹替版は高橋一生や六角精児、イッセー尾形など配給気合が感じられる役者陣。だけれど主役の染谷将太の声当ては本人なのに吹替感があったり、ベテラン声優の山ちゃんは周りのせいかやたら浮いてたり所々違和感はある。けれども本作は吹替じゃないと上映時間が結構長くて集中力的に辛いものだっただろう。あと阿部は阿部と呼ばれていたのが個人的にツボで吹き出しそうになった。 しかし邦画では拝めないスケールのある世界とセット。極楽のような祭りに、黒猫アクションと見所たっぷりの猫映画でした。空海はあくまでオマケですよ。
[映画館(吹替)] 6点(2018-04-04 19:10:29)
290.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
​やりきれない人々の怒りの矛先は鋭くなる ミルドレッドはおかしい。でも同情せざる得ない。街の反応も同感できる。署長は良い人だ。(でも自殺するのは間違ってる)、でもミルドレッドの悲しみから生まれた怒りは三枚の真っ赤な看板となり、署長が自殺してしまった事で事態はさらに混乱を極め更なる怒りへと伝染する。 友人の逮捕、広告屋への暴行、警察署への放火、看板への放火。 やりきれない思いとやり場のない怒りは時が進むにつれ矛先は鋭くなり、最終的にレイプ犯「かもしれない」男へと向かう。 沸点の低い連中が多いこの町で起こった騒動の終幕はそんな殺人へと向かう彼らを見送って終わる。時に恐ろしく、時にユーモラスに見える彼らの先が見えない犯人探しは進めば進むほどグイグイ引き込まれる逸品でした。
[映画館(字幕)] 6点(2018-03-09 23:09:21)
291.  悪女 AKUJO 《ネタバレ》 
​いくらなんでも強すぎだろ! 主観視点から始まるバトルは最初からクライマックスで超長回し!しかも敵の量もクライマックス級!廊下からドッサリ敵が出てきて、そいつらを片付け廊下を抜けた先には更に屈強な男たちと戦う羽目に!最初から暴れまくり殺しまくり。まさに韓国版ハードコア! 出始めから大いに飛ばすヒロインは国立女殺し屋製造施設へ!我が身に宿す娘のため!何が何でも生き残る!そんな彼女のドラマは濃いヤクザな過去と不思議な施設での生活、そして甘いメロドラマ、そして重厚な復讐劇の大盛り四段重!甘い!辛い!量も多い! 仕置人としての仕事もチャンバラバイクチェイスにかんざしアクション(ガジェット的にも最高)、そしてウェディングドレス姿での狙撃とやりたい放題!そして復讐のラスト怒涛のバトルはまさに本作は韓国版ジョン・ウィック!車にも跳ねられるシーンは意識してないわけがない!丈夫にも程がある! そんな本作、満足いく内容なんだけれどグルングルン回るカメラにかなり目がやられたようで後半は頭痛がヤバかったです。マジやりすぎだ! あと濃いドラマシーンはもう少しタイトにできなかったかなと。ちょっと拍子抜けなオチなせいで、ドラマで積み重ねてきたものとのバランスに違和感を感じてしまった。 本作は素晴らしいアクションとバイオレンスなのですがカメラがちょっと曲者な作品でした。韓国からの最近のアクション映画の答は凄いですね。
[映画館(字幕)] 6点(2018-03-01 01:26:16)
292.  ジオストーム 《ネタバレ》 
​お前達は行け!俺は残る!政府の陰謀!無駄に多い爆発!王道!テンプレ!お約束!ベタ!ありがち!でも細かいことは考えるな!それが最高な一本それがジオストーム! とんでも技術で地球を覆う超衛星の暴走!人工知能の暴走かと思いきや、黒き陰謀が隠れていた! 地球と宇宙で兄弟二人が力を合わせて解決に向かうその道のりのテンションはエンジンのかかりがちょっと悪いけど、スピードが出ると止まらない展開がたまりません。気合の入った宇宙ステーションの映像はもちろん見せ場の天災シーンも素晴らしく、ブラジルの氷漬けからの飛行機落下や中国のドミノ倒し、日本(?)の雹アタックなど面白さ満点。B級かと思いきやとんでもない!こりゃド直球に金をかけた大作だ! そして終盤アメリカでの大統領を連れ出すシーン!雷で大爆発するスタジアム!(火薬庫か!)ここぞとばかりに出てくるバズーカ!(用意良すぎ!)とにかくカッコいい美女!(結婚しろ!)とやりたい放題!テンションMAXで迎える宇宙ステーション爆発といい、これから先拝めないようなベタベタな展開といい、平成が終わるこの時代に出た新作とは思えない作りは厳しい冬に凍え切った僕の心を熱くさせてくれる素晴らしい一本でした。
[映画館(字幕)] 6点(2018-02-07 11:32:09)(笑:2票)
293.  ウィッチ 《ネタバレ》 
森は怖い。 そんな森に全裸で蠢く魔女という存在。全く嬉しくない魔女の裸はとにかく怖い。 そして魔女の近所に暮らす事になっちゃった信心深い一家は魔女のもてなしにより崩れ始める。 まぁこの家族、母ちゃんはとにかく怖いし、父ちゃんは頼りないし、双子は不気味だし本当に嫌気がさしてくる。 主人公で一家の長女と長男だけがしっかり者だが、やはり子供は子供頼りないし、魔の手はぐいぐいとやってくる。 ブレアウィッチプロジェクト的な見えない恐怖と、魔女の力の前に次々とやられていく展開が面白かったです。 まぁあんな疑心暗鬼な家族、魔女がいなくてもいつか潰れていた気もしちゃう一本でした。 最近の可愛いファンタジーな魔女とは一線を画する不気味さ100%の魔女映画でした。ひえー!
[DVD(吹替)] 6点(2018-01-23 11:17:47)
294.  探偵はBARにいる3 《ネタバレ》 
​ススキノの探偵は今日も行く。 今回の事件は人探し。ヒョロい大学生の依頼は簡単に終わると思いきや過去の因果が戻ってくる。今回もキナ臭い世界とオカマにヤクザ、無気力で助手な高田と相変わらずな面子で繰り広げる世界はシリーズの中ではだいぶこざっぱりとしま印象。混沌とした濃度は前作品には劣るが、安心感あるクオリティを保っています。 喧嘩アクションも後半の長回しは結構凄いぞ。そして高田に勝る喧嘩屋との死闘も意外な方法で勝利するオチに驚きました。確かにその手があったかとw 手に入れた大金の目的がただ誕生日が同じだっただけの子供という苦いオチもなかなか良いですね。今回も楽しめました。
[映画館(邦画)] 6点(2018-01-21 07:56:57)
295.  ゴッホ 最期の手紙 《ネタバレ》 
​愛よりも深い狂気。 それはゴッホではなくこの映画が。 とにかく全手書きのゴッホ調なタッチで描かれる油絵アニメは圧巻。気持ち悪くなるくらい圧巻。しかもそれがロトスコープでヌルヌル動くのだから余計圧倒される。これ全部油絵なのかと思うと気が遠くなる。しかも平然と背景ごと動いたりパンしたりするからひと時も目が離せない。とにかく、とにかく凄い。 さて、ストーリーはというと主人公の男がゴッホが弟テオに渡すはずだった手紙を郵便屋の父親に代わり渡すため旅に出ると同時に、途中からゴッホの死の真相を探るミステリーになっている。ゴッホが描いた有名な肖像画の人々が登場し話を聞き主人公が推理する結構オーソドックスなお話。ただ最初は手紙を渡すことすら全然乗り気じゃなかった主人公がノリノリでゴッホについて町の人間に聞き込みをしまくってたり、町の住人もよそ者の主人公に対してゴッホについてペラペラと懇切丁寧に話してくれたりと登場人物の行動はどれも不自然な部分は多い。 しかしゴッホという不遇の天才画家の人生を垣間見るエピソードだったりはやはり胸が締め付けられるし、ゴッホの死因についても仮説ではあるが答えを見せてくれたのは興味深かったです。 本作はゴッホという画家を、そして彼の描いた絵画に対して更に深みを圧倒的なアニメーションで与えてくれる驚きの力作でした。
[映画館(吹替)] 6点(2018-01-11 22:03:13)(良:1票)
296.  風の惑星/スリップストリーム 《ネタバレ》 
​強い風とどこまでも続く平原と砂漠。 パッケージに躍るキャッチコピーとマーク・ハミルに釣られて視聴した本作は予想の斜め上を行く静かなSF。 紳士的なロボットが間抜けな男と共に飛ぶ未来世界は、設定は説明不足だし、展開も唐突なところが多く、登場人物の描写も荒く極端で、見る側を突き放した部分が多々ある。まぁ同監督作品のトロンも似たような所はあったけど。人間だが不完全な主人公と、人間ではない完璧さを持ったロボットとの対比が面白い、そしてロボットがどんどん人間になって行くまでを哲学的に描いて行く大人向けのSFと気付くまで弱冠時間はかかった。 最初はそんな作りに飽きて来るも、だんだん独特な空気感と美術、音楽、そしてロボットの紳士的なカッコよさに引き込まれて行く。 マーク・ハミルも渋い親父でカッコいいですが、終盤は完全に暗黒面に堕ちてますね。特撮も本当にあんな形の飛行機が飛ぶのか不思議です。どういう撮影をしたのか気になります。 ラスト、やっぱり一人一人の行動がロボット以外よくわからないまま終わってしまいましたが、どこか清々しく観終える事が出来た不思議な作品でした。 不思議な気球のスタッフロールも素敵です。
[ビデオ(字幕)] 6点(2018-01-05 01:59:55)
297.  モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE 亜空の深淵 《ネタバレ》 
​その濃厚なSF設定と女の子だらけなのに硬派一直線の作りでとても面白かったモーレツ宇宙海賊。本作はそれの劇場版。オリジナルエピソード。 アニメの頃から気合の入った作画CGが更にキャラデザや船内のディテールもさらに細かくなり見応えバッチリ。 そして主人公である加藤茉莉花から、新キャラである無限彼方少年にスポットが当てられている。まぁ船長さんはだいぶ海賊として成長したから、今回は自分で未来を決めた人間、それと良いお姉さんとしてのポジションなんですね。少年視点になったせいかアニメでは無かった彼女のサービスシーンも若干ある。うーん、彼女の成長を見守る親のような視点でアニメを見ていたせいかちょっと複雑…。 今回の話は全体は思春期真っ盛りの彼方少年のボディガード的なお話で、ゴールが見えてこないのであまりテンポが良いとは言えない話でした。ですが相変わらず賑やかなヨット部での謎解きシーンなどはやっぱり楽しいですね。街を乗っ取るグループ企業というのも本作の明るい雰囲気が無ければゾッとするような話です。ってチアキちゃんは完全にネタキャラ扱いですね…。 そしてラストはパンツ一丁な彼方少年とロボというWサービス。しかしあまりノレなかったのは決断や展開が結構突然だったからなのかな。でもオデット二世がバルバルーサと合体してやってくるシーンは最高ですよ。 そんなこんなで亜空間航路が広がり更に宇宙は広がったという締め。後半少し急ぎ足な気もしますが。 モーレツ宇宙海賊の一つのエピソードとして良い思いますが、他のエピソードと比べると若干見劣りしちゃうかな…。ここは個人の好みですね。 相も変わらず佐藤竜雄演出は楽しいですし、この賑やかなシリーズは是非今後とも続けていただきたいです。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-12-15 06:37:16)
298.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 
​てめぇら…俺を都合のいい駒かカードだと勘違いしてるんじゃねぇか?世界の危機がなんだか知らんがお前らの都合で勝手で起こしやがって、貴様らの魂胆なんて見え見えだぞ!特にそこの黒いオッサン!あんた分かり易すぎるんだよ!!!…あ!ロイス!ママ!また逢えるなんて!!!ありがとうバットマン!僕戦うよ! 役者は揃った!ジャスティスリーグ出動! MARVELのアベンジャーズに比べるとクオリティにムラのあるDCの連中にも遂にお祭が来た。でもどこか盛り上がりに欠けるのはアイツがいないから。前作死んでしまったアイツの隙を見て悪い奴らはやって来た。でもヒーローはアイツだけじゃない!速い男や海坊主に強い美女にアイア…超サイボーグだ!あと黒いオッサン!俺たちがいる! 初めからバットマンは単体だとカッコイイし、やっぱりワンダーウーマンの登場シーンはテンションが爆アガりだ。初登場の連中もフラッシュ以外馴染めなさそうだがアベンジャーズとも違う個性的な奴らだ。にしてもゴッサムとメトロポリス、ワンダーランド(名前忘れた)でここまで雰囲気が違うのはとても漫画らしくて良いですね。 んで、今回の大ボスなんですけど今までに比べるとちょっと地味なお方ですね。完全に引き立て役に回ってる感じ。 しかしそんなバットマン一行でも一度敗れてしまう…まさかワンダーウーマンまでもが劣勢とは…バットマンに至っては何もできず。あんた普通のおっさんだもんな…。 そこでアイツを復活させる事に。え!?そういう展開になるとはまるで思っていなかったので正直驚きました。まさか完璧に情報が隠蔽されていたとは!とてもテンションがアガる展開ですが…怖っ!!!怖っ!!!!!本当にペットセメタリーかと思っちゃいましたよ。ただ怒ってただけなんですね。 そして本作のラストバトルはメトロポリスのようにグッチャグチャにしなくても済む所で戦っています。そのせいかあまり壮大に見えないのは残念。でもその分御構い無しの派手なアクションの連続で楽しいてます。特にバットモービルはカッコいいですよ。 でもチート級に強いアイツがさらに味方全員を曇らせている気もしなくもないです。強すぎだ。 そんなこんなで本作はマンオブスティールやBVSに比べるとそこまで暗くもならず、フラッシュのような陽気なキャラクターや見せ場の多いおかげで最後までダレずに楽しく鑑賞出来ました。こりゃ次回も楽しみですね。
[映画館(吹替)] 6点(2017-12-11 19:50:47)(良:1票)
299.  バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生 《ネタバレ》 
​そりゃあんだけ暴れりゃそうなりますよね! まぁなんだかんだ仕事してきたバッドマンにスーパーマンなる新参者がやってきた!気にくわねぇ!しかもあんな奴ほっといたら俺まで危ないのでは!と、妄想力たくましいブルース。なんだかんだやっちまった事が事だから微妙な立ち位置のクラーク。ガメラやシビルウォーな状態ですね。 そんなこんなで彼らの確執に音頭をとる奴まで現れてさぁ大変!さてこの二人いつ戦うのか!いつ戦うのか…戦うのか…長いな…。 そう、本作はもうこれでもかとばかりに両者の確執を描き、スーパーマンの心の脆い描写を詰め込み、全員がピリピリした暗い雰囲気が続きまくっているせいか、前半は本当にダルい、中盤もダルい。いつになったら事は起きるのか。中盤の見せ場らしきバッドモービルチェイスも暗いおかげでよく分からず。 と思ったらその火蓋はアッサリと切って落とされた…って、対話でなんとかなるんじゃね?えっ!なんで殴るの!?お話でなんとか…えっ!?えっ!?なんでそんなに喧嘩腰!?!?でも面白いからやれ!両者のド派手で不毛なバトルはとにかく面白い。緑のガスを吸ったらコウモリのターンだ!でも回復したらマンのターン!でもそんなこんなで仲直り!!早い! バッドマン仲直りの印に母ちゃん救出!大立ち回りイカすぜ! そしてよく分からんけどゾット将軍ミュータント化!あと形無し! ここぞとばかりに人間も核ミサイル発射!脈絡無し! よく分からんけどワンダーウーマン助太刀参上!音楽最高! なんだかわからんがとにかく派手なバトルだ!凄い!よくわからんけど凄い!凄いけどいいのかそれで! そしてスーパーマンの捨て身の攻撃によって世界は救われた!まぁ生きてると思うけど死んだ!頑張ったなスーパーマン!お前の意思は俺たちが継ぐぜ!続く!!! なんとも荒い作りの映画でしたが、最後のテンションの高まりがなんか凄い面白かったのでこの点数です。 いいのかなぁ…。
[DVD(吹替)] 6点(2017-12-07 17:47:25)
300.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 
​スーパーマン登場っー!ドンガラガッシャーン!!! 天下のノーランとジャックさんの一発目はとにかく派手でした。等身大のアメリカ人(男・30代・無職)の苦悩と葛藤をこれでもかと見せてくれます。服も盗むし、怒りにトラックもぶっ壊します。今回のスーパーマンはヒーローかと言われるとかなり微妙な立ち位置なんですよね。それと敵の連中もクーデターをやらかしたのに何故か死罪にならなかった連中。しかも呆気なく復活するガバガバさにビックリ。 それにしても情景のなんて美しい事。アメリカの田舎や世界中を空飛ぶシーンといいCGに見飽きた人間ですら感動する凄まじい映像です。IMAXで見たかったなぁ。 もちろんアクションもスーパーなスケールのド派手アクションの連発。とにかく常識離れのクリプトンアクションにビックリ、人間ではまず死ぬけど丈夫な体を生かしたバトルには驚くばかり、だけど最初は「すげーっ!!!」と思うのもつかの間、ドッカンドッカンと人間たちの住処を徹底的にぶち壊しながら戦っていくスタイルにだんだんと開いた口が塞がらず。め…迷惑!!! まぁクラーク君は今まで本気の喧嘩なんてしてこなかったと思うので手筋も荒っぽくなるのはわかりますが…でもコイツはやりすぎでしょ! それに厄介な連中を呼んだのはクラークじゃねーかと思うのですが…まぁ、こんな事になるなんてわからないよね。 そんなこんなで被害はどんどん広がっていってラストは凄まじいマンハッタン更地解体ショーを見せてくれます。いやいやいやいや!!!大惨事大惨事!!!映像はとにかく凄いけど、地上にいる人々の被害は考えたくないですよね。 ラストは派手に決着を付けるかと思ったら首をヘシ折るという呆気なさ。えっ!?そういうものなの!?よく分からんぞクラーク! そんなこんなで就職してめでたしめでたしの本作は、アクションとしては最高なのですが、ヒーローものとしてはなんだか凄いモヤモヤする一本でした。 にしてもマンオブスティールってタイトルカッコいいですよね。
[インターネット(吹替)] 6点(2017-12-05 22:47:34)(良:1票)
000.00%
100.00%
230.55%
391.64%
4254.55%
59216.76%
619335.15%
715928.96%
8488.74%
9162.91%
1040.73%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS