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コメント数 377

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281.  評決
証拠は次々消され、証人も居なくなる。しかしニューマンの最終弁論一つで、陪審員の心が揺らぎ形成は逆転する・・・正義が勝つと言うのも良い。しかし安易にこんな映画が流行ると、裁判と言うシステムに間違った認識が植え付けられないか不安になるのだが・・・
8点(2001-02-08 00:52:10)
282.  史上最大の作戦
オールキャストだが、一人一人の個性を生かした演出が施されている訳ではない。これはこの作品がセミ・ドキュメンタリーを銘打っているためで、映画としての期待をしてはいけないのだろう。ノルマンディー作戦と言えば「プライベート・ライアン」を思い出す。勿論、スピルバーグは本作を意識して、「~ライアン」を製作したはずであるが、映画としては月とスッポンって気がした。本作はあくまで勝者としての見方でしか描いておらず、当時の強いリーダー=アメリカ的思想が招いた映画と言うだけ。戦争は人類にとって一番の犯罪と言った観点はここには無い。その象徴たるが主演のジョン・ウェインだ。この映画で唯一良かったと思うシーンは、ドイツ兵が連合軍なんか来ないとタカを括っていたところへ、水平線一杯に艦隊が現れて青ざめるシーンくらいか?青ざめると言っても、モノクロだから想像だけど・・・。因みに日本では62年、63年と2年連続配給1位を記録している。しかも63年は「アラビアのロレンス」「大脱走」「クレオパトラ」「北京の55日」「シャレード」を押えての1位・・・信じられない。
6点(2001-02-08 00:48:40)(良:1票)
283.  バッド・ガールズ(1994)
女性を主人公にした西部劇。かと言って、女性の目から見た自立や人権を尊重する作品かと言うと・・・そうでもない。所詮”活劇を女がやる”的作品で終わってしまったところが残念に思う。娼婦が西部劇でお約束の”WANTED”で追われ、昔の乱暴者と決闘したり、復讐に燃える色男と恋に落ちたりと、一通りのノルマは達成しているように思う。女性が活躍するこの手の作品は、どうしてもお色気に走ってしまう傾向があるが、それを買って出たのが今をときめくドリュー・バリモア。まあ叔母さんたち3人と組んだ以上、このくじを引いたのは致し方ないか?
8点(2001-02-08 00:47:24)
284.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
当初はレポーター役にリバー・フェニックスが挙がっていたそう。何でも撮影前に事故死したから、親友のクリスチャン・スレータに変わったとか。全て美男子(?)って計算は狂った訳ですね。☆友達とこれを見た後、議論になったとき、口々に出たのは男の目から見てどうも印象に残ったシーンは無いと言うことだった。美男子が沢山出てもそれがどないしたんや?因みに意見が一致したのは、ラストのバア~って出て復活するオチャラカは要らんてことやった。なんでこないなオチもってくんねん。ち~すうぞお~
7点(2001-02-08 00:46:25)
285.  インナースペース
この程度の映画がおもろいと思ってた時代もあったよなあ。自分が子供やったんかもしれへんけど。66年の「ミクロの決死圏」を彷彿とさせるが、コメディタッチで描き過ぎてリアルさがなく、科学的でない分、何だか馬鹿っぽく感じた。スピルバーグものってことで、評価をどうしても甘くしてしまう日本人の性(さが)が悲しい。しかし脚本はかなりもの。それにあのメグ・ライアンが出演してるんで、それだけで満足。因みにメグ・ライアン、デニス・クエイドの夫婦初共演作。最近、不倫で離婚の噂も。時が流れるのが早いんか?それともハリウッドの結婚、離婚のスタンスが短くなったんやろか?
8点(2001-02-08 00:45:20)
286.  欲望(1993)
主演はあの「愛と青春の旅立ち」のデブラ・ウインガーと来れば、熟女が欲望に魅せられて・・・となるのを想像したが? いざ蓋を開けてみると、少し頭の弱い中年女性が登場してきて、何やら頭の痛くなるような話が続く。福祉だとか、障害だとか、働く中年女性を大切にしましょうとか。決して説教をするタイプの映画ではない。しかし全体に作風は暗く、弱い立場の女性が恋愛に憧れ、何の変化もない人生に異変が訪れると言った程度の話である。残念ながら主人公が力強く生きるのを描くと言うシーンは登場しない。コッポラ製作?なんかこのブランドも安っぽくなって来た気がするが・・・
4点(2001-02-08 00:44:30)
287.  ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
中身は無いかもしれないけど、娯楽作品としてはなかなか面白い。脇役のモーガン・フリーマンやアラン・リックマンもなかなかの味を出してる。特にアラン・リックマンほど悪役がはまる人ってそういないのでは?ただヒロイン、ちょっと老け過ぎてるんじゃ?もう少し若い人にもチャンスを。
7点(2001-02-08 00:43:46)
288.  白い肌の異常な夜
ドン・シーゲル曰く、自身最高傑作なのだそうだが、どこがやねん?なんか退屈な気がしたけど。一方、このタイトルから別のものを期待してたのも事実だが・・・
5点(2001-02-08 00:42:29)
289.  ブラック・レイン
この作品膨大なお金を掛けたそうやが・・・どこがやねん?って感じがした。舞台は安上がりの大阪やし、吉本の2流芸人を多数出演させてる。案の定、撮影後、それをネタにテレビ出演する芸人たち。ストーリー展開はどこかで見慣れたただの刑事ものやけど、映像美を優先していると言う点に関しては好感を持った。西洋が作った映画にしては、勘違い映画であるにせよ「ブラック・レイン」は良い部類に入るやろう。そこは話題作を提供するエキスパートのリドリー・スコット、流石や!
7点(2001-02-08 00:41:49)
290.  デューン/砂の惑星(1984)
相当な原作とのギャップを感じる。恐らく、「エレファント・マン」などで気を良くしたリンチ監督が、自分の趣味が評価されたと勘違いをして、その悪趣味任せで突っ走った感じのする作品。作中登場する“スパイス”。このスパイスを支配するものが宇宙を支配できる。しかしそのスパイスは砂虫が作り出している(?)。でも水の惑星になって砂虫が絶滅し、スパイスが取れなくなる訳だから・・・っで?一体この映画何なんだろう?リンチ自身、分かってて作ってんのかなあ?
5点(2001-02-08 00:40:21)
291.  十二人の怒れる男(1957)
冒頭とラストを迎えた時の落差は凄い。キャスティングを見た段階で、一人抜きん出ているフォンダの逆転劇は容易に予測できうるが、それでも偏見に満ちた11人を説き伏せていく展開は、見る者を最後まで飽きさせない説得力がある。少数意見を尊重するアメリカ的民主主義には敬意を払いたい。しかし俳優人の中で、あまりにフォンダ一人が頭一つ出過ぎてはいないだろうか?勿論主観が入っているのも事実だが、何事にも絶対に屈しないフォンダの威厳は、却って作品の一つの方向性を決定し過ぎている。物語では無罪を主張する弁護側が努力をしていないと訴える。では有罪を主張する側は、数々の証拠提出や弁論を展開していたはず。その中には“少年が有罪かもしれない”と言う情報も含まれていたのでは。いや一つくらい用意しても良かったはずだ。その中で公正に議論をして、結論を導くのが陪審員制度ではないだろうか?この作品はあくまで偏見vs正義に執着しすぎ、どうやってフォンダが他の11人を逆転するかのゲーム形式に陥ってしまった気がする。白人で且つ男性しか登場しない映画。このことからも時代の流れを感じさせられた。
4点(2001-02-08 00:38:03)
292.  ドラキュラ(1992)
本作は「フランケンシュタイン」「ウルフ」・・・へと続く、ホラーのリメイクブームを先導する作品となった。しかしコッポラ監督が先導した訳ではない。この作品の企画は、主演もしたウィノナ・ライダーがコッポラに持ち込んだそうだ。若手実力派であり、女性にしてはやり手だと当時は注目を浴びた。出演者はゲイリー・オールドマン、アンソニー・ホプキンス、キアヌ・リーブス・・・凄いメンバー。でも肝心のウィノナは?って言うと・・・ん?一番がんばってたのは、ライオン丸みたいなのに押し倒されて○×○されてたお姉ちゃんだと思うけど・・・?
7点(2001-02-08 00:36:50)
293.  ドライビング Miss デイジー
‘89年アカデミー賞受賞式を前に、映画評論家たちが集まり予想会を行っていた。凡そは本作を挙げる中で、水野晴郎氏だけが「7月4日に生まれて」を候補にしていた。理由は“体制がそうなっているから”だそうだ。あまり頭の良い評論家では無いが、珍しくこの時だけは水野氏に賛同した。自分も「7月4日~」が取るはずは無いと思っていた(?)。賛同すると言うのは、「ドライビング~」が他の作品、「フィールド・オブ・ドリームズ」「いまを生きる」「マイ・レフトフット」「7月4日に生まれて」そしてノミネートされなかった「ドュ・ザ・ライト・シング」と比較して、そんなに優れた作品とは思えなかったからだ。老い(痴呆症)と人種問題をテーマにしているが、障害と言う点なら「マイ・レフトフット」には敵わないし、人種問題なら「ドュ・ザ・ライト~」には遠く及ばない。この作品が好きだと言う女性を良く聞くが、個人的には上映時間も100分を切り、ノミネートされた5作品の中では一番相応しくないと思っていたが・・・アカデミー賞としては、主演したジャシカ・タンディが史上最高齢の受賞(80歳)で話題になったが、同時に黒澤明監督が特別賞を受賞し、“老人デー”であったことも事実。もう一つ話題になったのは、ブルース・ベレスフォードが、監督賞にノミネートすらされずに作品賞を獲得したこと。この不名誉な記録と共に本作は名を残すこととなった。例年になくレベルの高い“オスカー取り”をしていただけに残念である。
8点(2001-02-08 00:35:53)(良:1票)
294.  ランボー
前半は一体この映画どうなるのだろう?って思った。森の中に逃げ込み、追い込まれているはずが、逆に相手を一人一人とやっつけて行く。そして殺さずに“逃げろ”と言う。しかし中盤、クレンナ演じる元上司が登場してから物語は尻すぼみ。アクションも大雑把となり、ババババ!って機関銃を撃っては、ババババ・・・で、最後は泣いて終り。個人的には傑作だと思う。当時、ノリに乗っていたスタローン主演と言うことで、それだけで期待していたしその期待に応えていた。しかしその後、発表された2作目の馬鹿アクションに難なく抜かされた気もする。もう少し、後半に盛り上がりを作っておけば・・・
8点(2001-02-08 00:34:09)
295.  オープン・ユア・アイズ
何だ、こう言う映画なんだ!本題に入るまでの前振りがやたらに長い。始まって1時間半位は経ったろうか?そこで初めてこの作品の真意が分かって来る。奇想天外な結末を迎えるストーリーの割には、SFXと言うのはほとんど無い。「低予算でこの手の映画を作るにはこうするんだ!」と言うお手本的な作品。それにしても、最もこの映画で可哀想なのは、顔を負傷した主人公ではなく、一方的に悪者にされてしまったヌリアの方だと思うのだが・・・?
7点(2001-02-08 00:33:14)
296.  グーニーズ
当時日本では、「バック・トュ・ザ・フューチャー」と同時期に上映になってしまい、こっちの方にはまるで関心が無かったんだけど・・・だって、子供がぎゃあぎゃあ騒いで、海賊ごっこやってるだけやん!どこがおもろいんやろか?
2点(2001-02-08 00:32:22)
297.  U-571
本格派の戦争映画。アメリカ版「Uボート」て感じか?一人一人の個性を抑え、ヒーロー像を否定し、キャストを単なる乗組員の一人として描く努力をしている。ただ二番煎じって所も否めない。潜水艦ものパッケージとしてお決まりとなった、深海まで潜り過ぎると船が持たないとか、爆雷の衝撃で水が船内に漏れ出したり、音で気付かれないように小声で話し、魚雷が発射できないのでバルブを閉めに行くとか・・・。オーソドックスにまとめているが、どれもどこかで見たような気がするのも確か。なにより第2次世界大戦の戦争映画なんて“今更”って思ったけど。個人的にはマシュー・マコノヒーみたいな生意気な上官。自分も同様に、命令なんか聞かないな、って死んで行った部下に同情していたが・・・
8点(2001-02-08 00:31:15)
298.  ミラクル・ワールド/ブッシュマン
当時、話題になり日本でも大ヒットした。今思えば話題になっただけで、大したコメディとは思わない。普段からドキュメンタリーでアフリカの人たちの生活なんてのを見てる訳だし。まあ「クロコダイル・ダンディ」の素人版って感じか・・・
6点(2001-02-07 00:34:49)
299.  スプラッシュ
アンデルセンの“人魚姫”って、可愛い人魚が王子様を好きになって、美しい声の代わりに足をもらって・・・夢があるものだと・・・この作品ではそれを“ケバい”ダリル・ハンナがやったところで失敗だと思うんだけど・・・
6点(2001-02-07 00:33:32)
300.  スプリガン
予想とは違っていた。ノアの箱船伝説をテーマにしていると聞く。「エヴァ」のような作品を期待していた。しかし実際には、「エヴァ」でも「AKIRA」でもない。どちらかと言うと、アメリカンコミックを連想してしまう。被現実的な安っぽいアクションが目につき、科学的で説得力あるストーリー展開は全く無かった。☆ノアの中に入った少年。頭を手術されたことで、通常にはない超能力のようなものを手に入れたと言う。そしていきなりの種明かし。ノアは地球上の大気を調節する機能を持っていて、これが無いとオゾン層の調節ができず、紫外線が・・・。まあそんな話はどうでもいい。こんなこじつけだけの説明をどう納得すれば良いのだろうか?この結末に辿り着く過程は全く飛ばされている。まあこの映画90分ほどしかないから、原作を端折るのも当然だが、突飛で非科学的な話の展開にはさすがに大人になるとついていけない。この映画のもう一つの誤算は、子供が敵と言うことである。最近の凶悪犯罪の低年齢化を考えると、子供を悪役にしても何だ驚きは無いのかも知れないのだが、一方でどうせこの手の作品、最後はこの子供が改心して仲直りして終わりか、そうでなければこの子供は陰の組織に操られていて…と言う、まあ精々そんなものだろうと。しかしどうだろう?本作においてこの子供は悪者で、ラスト主人公の根性(?)でやっつけられてしまう。しかしそのやられた後、異次元に吹き飛ばされる子供。これって結局死んだの?原作を読んでいるマニア君に聞かないと結末が分からないって、何ともはや。☆そうそう、最後にこの主人公の左手の話をしておこう。見終わってからマニア君に聞く。「この主人公は、左手を骨折していたはずなのに、どうして最後、ヘリコプターに左手でぶら下がることができたんだろう?」「映画だからじゃないの?」そう、映画を見る視点を変えなければならない時期が来ているのかもしれない・・・?
3点(2001-02-07 00:32:39)
061.59%
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2184.77%
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54612.20%
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74812.73%
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