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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 344
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

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301.  ある結婚の風景 《ネタバレ》 
倦怠期を迎えた夫婦が紆余曲折を経て離婚。離婚時はいざこざがあって大変だったが、時がたち新しいパートナーを得た二人が再会した時は昔の思い出を落ち着いて話す事が出来ました。文章にすればこれだけの内容だけど、ベルイマンが示した3時間の内容で語られるその実態は身もふたもない。設定としては知識人の家庭で子供もいてという事から理知的な会話をするかと思えば、感情に走っているときのその行動はまさに雄と雌。最初は何らかの妥協点を見出す努力をそれなりに行い、何となく離れがたい振りをしているが、一旦相手に対する嫌悪感があふれだすと、もう止まらない。自分達の性生活に対する思いをあけすけに語り、傷口に塩を塗りゴシゴシとこするような振る舞いや言葉の応酬。主演2人の演技合戦を(特にリブ・ウルマンの存在感)見ていて疲れてしまった。「理想的な夫婦生活」でも起こりうるかもしれない結婚生活の危機と破滅をこれでもか、と見せていただきましてもうお腹満腹っす。マイナス点は子供の存在がありながら、それに関してあまり触れていない事。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-20 02:54:43)
302.  人間蒸発 《ネタバレ》 
(もろネタバレです)「ドキュメンタリー」というジャンルに分類されているこの映画ですが実際の所は真実と虚像のごちゃ混ぜになった内容で今村昌平の弟子である原一男の映画「ゆきゆきて、神軍」「全身小説家」の先駆けという内容でしょう。映画が進むにつれ「真実を映し出す鏡たるドキュメンタリー」といったお決まりのパターンにはまる事などまったく無く、男の存在なぞはついぞ出てこない。なぜゆえに失踪したのかも提示されない。この男と婚約者、その姉との三角関係が現れて観客はそこに原因があったのか、とかんぐりたくもなるがそれも単なる推測、勝手な想像として流しているだけであって実際はわからない。そもそも失踪した男の存在すら虚構で、これは「実録」という名を借りたフィクションなのではないかとも思う。でも私はこの映画を高校生の時に見て、物の見方、特にメディアというフィルターを通して映し出されたニュース映像は100%それが真実を示しているわけではなく、第三者(撮影者とか、編集とか監督など)の視点から見た事実にしか過ぎないのかなという啓蒙を与えてくれたという意味で大いに良い映画だった。ただこれは(今でもお昼のワイドショー、巷のゴシップ紙なんか典型的だが)記事になっている・写されている人間の思いをまったく無視し、視聴者に判断をゆだねるという無責任な行為であって不快になる人も出てくるだろう。そういった意味では賛否両論、問題になりやすい映画でしょう。
[映画館(邦画)] 9点(2006-04-19 23:44:06)(良:3票)
303.  ブルース・ブラザース 《ネタバレ》 
古臭いと思われていたソウル+R&Bミュージックに改めて光を照らしてくれた、というただの一点に置いてこの作品の価値はあるのだと思う。冗長すぎるのも各ミュージシャンのパフォーマンスを堪能するには仕方が無い。Do You See The Light? ええええ、私もソウルの光を見ましたとも! 感謝の意を込めてこの点数。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-19 22:54:49)
304.  フェリーニの道化師<TVM> 《ネタバレ》 
フェリーニの作品では小品だけど私にとっては愛着を感じるのはこれです。彼の幼年時代の思い出は私の感想では「道化師を見て笑った楽しさ」というよりも「笑われる道化師への哀愁」。「道化」師という職業は元々王室等で暇つぶしのネタにされるようなある意味「くだらない」職業であり、(その為矮小の体をもつ人達などが付く事が多かった)サーカスのピエロもそんな名残から人々からも見下されていた現実が多々あったという。哀しみを表に出さず自らを「道化」として笑いを生み出す職業、こんな寂しい話があるでしょうか。だけどこれはそういった人々へのフェリーニなりのエールなのでしょう。中世スペイン王宮でのお付画家として名を馳せたベラスケス、彼の絵画には道化をモチーフとした作品がありその中の人物はまっすぐな視線を鑑賞者に向けた「道化」という職業への誇りを表したかのような力強い作品が多いのですが、この映画はフェリーニにとっての「ベラスケスの絵画」。暗闇に消えてゆく道化師とそれにかぶるラストシーンの哀愁溢れるトランペット、「寂しさもあるがこれもまた素晴しい」応援歌のはずです。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-19 18:39:06)
305.  叫びとささやき 《ネタバレ》 
ベルイマンの映画の中でも結構わかりやすいのでは、と思いましたが内容はずしんと胸に来る話です。肉体関係を拒絶し、精神的な潤いを求めて苦悩する長女。逆に体の触れ合いに溺れ不倫に走る三女。死を目前にして孤独な状況から逃れたくて今は亡き母親の愛情を求めている次女。そんな苦しみを抱える彼女らに対して神様は沈黙をし応えてくれない。寂しさを埋めあえる姉妹たちであるはずなのに次女が発作を起こしたその瞬間、触れ合いすらも拒絶し直視できない現実。必死に看病をしていた女中の大きな胸につつまれて息を引き取るその姿は聖母マリアの宗教画を想像させ、神の奇跡の存在を感じてしまいました。ところが死後見つかった彼女の日記には過去に長女・三女と一緒にブランコに乗ったという形だけの繋がりを「最高に素晴しい瞬間」と記しているだけで女中への賛辞、感謝などこれっぽっちもなかった、という事実。「女性の魂の奥底はこんな色なのではないか」ということでフェイドイン・アウトに赤色を使用した、というベルイマンの説明ですが女性にも限らず、人間の奥底に潜むどろりとした思いと性質をこれでもか、と見せ付けられへこみました。キリスト教徒では私もありませんのでこのくらいしか理解できませんでしたが、女優の演技も含めて一見の価値ありかと。でも御覚悟を!
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-18 03:32:19)(良:1票)
306.  鴛鴦歌合戦
日本のミュージカル映画史上、最高の名作。こういう映画を見た時の感激はひとしお、映画ファンで本当に良かった。邦画にもこういった夢のある、明るく楽しいエンターテイメントがあったのだ!皆様機会があればぜひ。♪掘り出しもの~だよ~♪
[映画館(邦画)] 9点(2006-04-18 01:59:29)(良:2票)
307.  パームビーチ・ストーリー
俺の所にも来てくれないかな、ソーセージ王ウィニー・キング。
[映画館(字幕)] 7点(2006-04-18 01:16:30)
308.  モーガンズ・クリークの奇跡 《ネタバレ》 
今でこそシングルマザー、未婚の母なぞは普通の題材になるがこの当時では何ともいやはやな話を処理するスタージェス、物凄い力技のオチ=「奇跡」を持ってきます。演者では主演2人の熱演もさることながら、駄目カップルを「まったくしょうがないなぁ」でフォローするスタージェス作品の常連、ヒロインの父親、警察官(所長だっけか)を演じるウィリアム・デマレストが好き。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-04-18 01:06:31)
309.  レディ・イヴ 《ネタバレ》 
この映画を見ずして「ロマンチック・コメディ」を語るなかれ、プレストン・スタージェス監督のベストはこれ。前半の恋に落ちて思い悩んでしまう憂い顔と吹っ切れ時の笑顔、はすっぱな女詐欺師から後半「淑女イブ」へと変身し、気品のある(バリバリのクイーンズ・イングリッシュに言い方が変わるのが痛快ですらある)演技に早代わりとバーバラ・スタンウィックの魅力大爆発なのがうれしい。真面目なイメージのヘンリー・フォンダがズッコケをするのも新鮮。映画館で見て、至福の時を堪能致しました。
[映画館(字幕)] 9点(2006-04-18 00:49:39)
310.  ブロークン・アロー 《ネタバレ》 
映画において「荒唐無稽」は大いにやっていいが、「無神経」では困るのよ。核爆弾爆発させて、どうすんじゃ!
[映画館(字幕)] 4点(2006-04-17 21:25:41)
311.  ハード・ターゲット
製作プロダクションからの制約に苦しんだ監督、自分の進めたいスタイルで演じられなかった主役、スタントマンの怪我による訴訟問題で製作に関わっていた人達には踏んだりけったりの作品になったのだろうが、アメリカへ渡ってからのジョン・ウー作品ではこれに一番愛着がある。(それは多分製作総指揮に関わったサム・ライミの影響からと思うが)魅力的な悪役(ランス・<ビショップ>ヘンリクセンにアーノルド・<イムホテップ>ヴォスルー)さえ付けとけばアクション映画ってなんとかなっちゃうんだなぁ、と感じた映画。
[映画館(字幕)] 4点(2006-04-17 21:20:42)
312.  ラルジャン
映画史上最高の遺作の一本、であると言い切っちゃおう。
[映画館(字幕)] 10点(2006-04-17 19:13:40)
313.  ジョニーは戦場へ行った
「戦争へ行った人達は大変だと思いました。平和な時代で良かったです」などという感想文を書いて提出した翌日この映画を見る機会があってそんな文章を軽々しく書いてしまった自分に激しく自己嫌悪の情がわいた。戦争に巻き込まれた人々は程度の違いがあれ皆ジョニーの様な経験を過ぎて行ったのだ。カラーで彩られた楽しかった日々と病院の寒々しいモノクロが心に残る、と書いている今の心境も私の貧弱なレビューで説明するだけ野暮なのであって、実際に映画を見て感じていただくしかないという気持ちでいっぱいです。
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-17 18:57:28)
314.  大丈夫日記
ハリウッドに渡って以降チョウ・ユンファがさえないのは多分アメリカ人が「男たちの挽歌」シリーズしか見ていないからだ。「風の輝く朝に」「誰かがあなたを愛してる」といった繊細で優しい彼の演技の資質を使わない、というのはもったいない。「寅さんが好き、渥美清と競演したいんだ」と言った彼の発言はリップサービスではなく彼の演技の器で充分対応できただろう。この映画によって彼は喜劇役者としても稀有な才能があるという事を我々に教えてくれる。美女二人も可愛くて好きだがユンファの友人でいつもハラハラしているレイ・チーホンが特に良い(彼自身も「挽歌」で悪役のイメージがつきすぎたのでこの役は大のお気に入りだとか)「大丈夫」というのは中国語では「立派な、男の中の男」というニュアンス。どこがじゃい!とは思うがみんなでベリ~ライシ~ね~。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-17 17:12:05)(笑:1票)
315.  男たちの挽歌
私にとってジョン・ウー作品のツボは「プライドの復権」、つまりプライドを無くした男達が死に物狂いになってそれを取り戻す過程に心震わせ、結果「男(漢でもいい)」として復活したその姿に熱い声援を送るという点にあります。よってそれを演じる役者は駄目な時のシオシオっぷりと、男として熱く燃え上がるときの振幅がこれでもかと違う人でなければなりません。よってニコラス・ケイジは論外で、それは一作目のホー、マークまたは二作目のルンさんくらいにしてくれないと困ります。デジタル・リマスター化されたトールケース版には収録されていない吹き替え版のテンションが熱くて良し!
[DVD(吹替)] 7点(2006-04-17 16:56:18)
316.  ショーシャンクの空に
先にキングの原作を読んでしまいその淡々とした進行に好感を持っていたのでラストシーンへの盛り上がりに乗り切れず。作品に対して期待しすぎた私の方に多分問題あり。ごめんなさい。
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-17 16:36:09)
317.  ゴッドファーザー
マーロン・ブランドの圧倒的な存在感とニーノ・ロータの哀愁あるメロディが無ければ単なるギャング映画の類から抜けられなかったのではないかと。それを「大河ドラマ」へと押し上げたパワーに脱帽。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-17 16:28:05)
318.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 《ネタバレ》 
兄弟、家族を守る為に組織を大きくしていった父親と組織を保つ為に家族・兄弟を切らなければならなかった息子。マーロン・ブランドの存在感を埋めるのは無理としても話としてはこちらの方が好き。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-17 16:23:04)
319.  ダーティハリー 《ネタバレ》 
「暴力刑事(ここではもちろんデカと呼ぶ)物」というジャンルを打ち立てた金字塔。歩道橋に立つイーストウッドが現れる所・夜のスタジアムを俯瞰で捉えたショットに監督ドン・シーゲルのセンスの良さを感じる。山田康雄氏の吹き替えで。
[地上波(吹替)] 9点(2006-04-17 03:48:15)
320.  フェイス/オフ
私にとってのジョン・ウー作品の魅力というのは「誇りを失った男の、復権の物語」なのに演出が「顔変わっちゃったよ、取り戻さなきゃ」という内容ではどんなにアクションが凄くても仏作って魂入れず。失礼しました。
[映画館(字幕)] 5点(2006-04-17 03:32:19)
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