301. ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
《ネタバレ》 子どもが「一緒に見てくれ」と言うので、あまり気が進まなかったが、見た。 子どもはテレビシリーズのファン。 自分もチラ見はしていたから、最初のルール説明を真剣に聞いていないと後で楽しめないということはわかっていた。 ところがだ。 今回のゲーム、ルールをちゃんと聞いていると、プレイヤー同士ではなく、胴元とプレイヤーの争い。 しかも、普通にやると胴元が大損するという摩訶不思議なルール。 この時点で物凄く大きな疑問符がついてしまい、さっぱり物語に入り込めない。 しかも、プレイヤーは「利益を得る」という目的からおよそ外れた行動を取ること多し。 勝ち負けは億単位の金だというのに、全然真剣に考えていると思えない。 そして極めつけはこのセリフ。 「俺に従わなければ、俺はこのゲームをこの時点で終了させる」 いくらなんでも、こんな奴がゲームやギャンブルに参加する資格はない。 この後のルールの裏の裏みたいな話は、どうでもよくなった。 あんまり頭に来たので、見終わった後、この映画を薦めた子どもに説教した。 「あのなあ、今の日本だって、真剣にやれば勝つっていう億単位のギャンブルは普通にあるんだよ。就職と結婚と持ち家だ。みんな「自分が幸せになる」のが目的だ。こいつらみたいに他人の足を引っ張ったり、協力したりが目的になるわけないだろ。アホクサすぎるんだよ。」 子どもにはちょっと八つ当たり気味で悪いことしたが、真剣に見るとバカにされた気分になる映画。 [DVD(邦画)] 2点(2010-11-24 01:08:05)(良:1票) |
302. 劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇
すみません、これは一見さんお断りのアニメだったんですね。 知らなくてすみませんって感じです。 でも、一見さんにも五分の魂。一言、言わせてもらいます。 ストーリーを左右する重要なシーンで、「あしたのジョー」とそっくりな絵を使うのはちょっと許せないなあ。3回もあったし。 重要なシーンで、別の作品の重要なシーンとそっくりな絵を使ったら、それはもうオリジナル作品とは言えないと思いますよ。 [DVD(邦画)] 2点(2010-08-15 12:29:37) |
303. 劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者
強い敵が出てきます。その敵を倒すため、ナルトは戦います。 ......それ以外なんかあったかなあ。 格別なストーリーもなく、これといった心理描写もなく。 なんかがっかり。 [映画館(邦画)] 2点(2009-08-14 20:35:10) |
304. ダークナイト(2008)
一言で言うと、「なんだこりゃ」って感じ。悪趣味映画なら悪趣味映画って、見る前から知ってたら多少違っていたかも。でも、だったらもう少し時間を短くしてくれないとなあ。「SAW」とか「バトルロワイヤル」とかの悪いとこだけ足して、2で割ったような感じを受けた。映像は金かかってるけどね。でも、金かけりゃいいってもんじゃない。 [DVD(吹替)] 2点(2009-08-14 12:08:30) |
305. 劇場版 どうぶつの森
いい大人がなんでこんな映画見なきゃいけないのか。 映画館でそんなことばかり考えていたことを覚えている。 ストーリーはあって無きのごとく、女子の幼稚園児の妄想を絵にしたような感じ。 一緒に見た子供はそこそこ満足していたけど、自分には許せない映画だった。 [映画館(邦画)] 2点(2007-12-31 02:44:29)(笑:1票) |
306. 劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ
ポケモン映画、実は結構見ている。 けど、内容はほとんど覚えていない。 途中で寝てしまったのかどうか、どっちでもいいし、思い出すのもめんどくさい。 この映画は、せっかく映画館で最初から最後まで見たので記念レビュー。 一言で言うと、つまらない。 同じような戦闘シーンが延々と続いて、とにかくつらい。 そもそもこの映画は、映画館でポケモンをゲーム機に取り込めるっていうのがウリで、映画はそのオマケらしい。 嫌な時代になったもんだ。 [映画館(邦画)] 2点(2007-11-30 23:51:03) |
307. ミッドナイト・ラン
ゆるい映画。最初から最後までゆるくて自分にはサッパリだった。手錠かけられて殴られて、それでも友情が芽生えるって理解できない。 [DVD(字幕)] 2点(2007-11-02 02:43:03)(良:1票) |
308. パフューム/ある人殺しの物語
久々にトンデモ映画に当たってしまった。 カリギュラを思い出したけど、こっちの方が見たことを後悔できる。 とにかくラストのストーリーのブッ飛びかたがすごい。 最初は18世紀の香水の有難味がわからなくて、戦国時代の茶器みたいなもんか? とすると、千利休みたいな人の話か?なんて思って見てたんだけどなあ。 とにかく、見た後に見てしまった自分を嫌悪できる、稀有な作品。 いやあ、まいった。 [DVD(字幕)] 2点(2007-10-06 03:31:28) |
309. フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
《ネタバレ》 ナニコレ? エロに期待できるのは最初のうちだけで、男がクズすぎてどんどん腹が立ってくる。 契約、契約って何十回も出てくるけどさあ、中身は人権無視の性奴隷契約じゃん。 こんな公序良俗に反する契約は、たいていのまともな国なら無効だよ。 「さっさと風俗行けよ。オマエの言う契約は”オプション”って名前で売ってるから」って何回も思った。 それとも何か?売春婦や同好の士とのプレイは偽物で、素人の学生を一から調教しないと本物じゃないってか。 悪趣味すぎるわ。 なんだか「エロを期待して映画を見る下衆に冷や水をかける」のが目的の映画とさえ思える。 それは大変申し訳ありませんでした、って気持ち。 [ブルーレイ(字幕)] 1点(2018-08-04 21:25:15) |
310. 劇場版 弱虫ペダル
ほとんど映画の体を成していない。 登場人物の紹介がダラダラと中盤まで続いて、結構イライラする。 そのうえ、ほとんどの人物がその後意味なく再登場し、意味なく消える。 物語そのものも、疑問だらけで疑問のまま終わる。 なんなの、これ。 自分はかつて、この原作漫画のファンだった。 あまり個性のない主人公と、ありがちなストーリーという欠点はあるものの、「巻島」という愁眉の脇役と、実物よりもカッコ良く描かれた自転車(これは物凄い画力)に魅了された。 「かつて」と書いたのは、その巻島が漫画から退場してしまったから。 ところが世間での人気は、どういうわけかむしろその後盛り上がり、TVアニメ化されて大好評、そして今回の映画化となった。 それで自分もちょっと嬉しくなって、映画館まで足を運んだわけだけなんだけど。 「こんなの巻島じゃない。原作を愚弄している。」 これが、自分の感想です。 [映画館(邦画)] 1点(2015-08-31 22:08:59) |
311. ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
ルパンとコナン、どちらのファンでもない自分にとって、苦痛以外の何物でもなかった。 じゃあなんで見に行くんだよ、と言われそうだが、そこはそれ、人には色々と事情があるわけで。 まあ、自分の場合は、単に子供の強い希望に折れてしまったわけだけど。 自分がまさにそうなんだけど、大人も子供も見に行けるということで、こういう無茶な企画物ができてしまうんだろうなあ。 結果的に、つまらない映画ができてしまう片棒を担いでしまったわけで、今はちょっと反省。 ところで、自分がちょっと興味があったのは、ルパンのお色気とコナンの淡い恋愛を、どう折り合いをつけるのかということだった。 そしたら、それは両方とも無かったことにされていて、「これじゃコラボの意味ないんじゃない?」なんて思った。 正確に言えば、ルパンのお色気は多少あるんだけど、その分、峰不二子は薄っぺらい顔で無表情という、別のキャラクターに変えられていた。 また、峰不二子に限らず、特にルパン側はどのキャラも表情に乏しく、「作ってる人にルパン好きな人はいないんじゃないか?」なんて思った。 ストーリーも、コナンの話にルパンも出てくるという感じだったし。 それに、表情が乏しい割に、顔のアップのシーンが多くて、それがまた苦痛の大きな要因だった。 「コラボなんて、双方の魅力を打ち消してしまう、客集めだけのためのさもしい企画」。 あらためてそう思った。 けど、エイリアンVSプレデターとかでも同じこと思ったわけで。 子供と一緒に映画見に行くときは、つい、コラボ映画を選んじゃうんだよなあ。 [映画館(邦画)] 1点(2013-12-31 01:43:03) |
312. 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
このアニメのTV版は、あまりに凄惨な話と絵に、3話までしか見られなかった。 にも関わらず、結構話題になってることもあって、つい今回の映画版を見てしまった。 結果、見なきゃよかった。 とにかく、絵を動かさずに小難しいセリフだけで話を動かすシーンが多すぎる。 しかも、話が動く理由がほとんど意味不明。 一生懸命セリフ聞いても、見てるこっちは置いてきぼり。 自分には、とてつもなく下手な演出と脚本としか思えなかった。 映画館には結構小学生の女子も来ていたけど、なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。 だって、タイトルは「小さなお友達向け」なんだけど、内容は「大きなお友達専用」なんだもん。 ごめんね、せっかく見に来てくれたのに。 [映画館(邦画)] 1点(2013-11-05 23:32:54) |
313. 真夏の方程式
《ネタバレ》 つまらない。 まるでテレビドラマのように、同じ説明の繰り返しがあるので、金を払って真剣に映画を見に来ている客としては、イラっときて、そのうち退屈する。 唯一の見所は、子役(山崎光くん)との絡み。 この子は演技うまいし、夏休みに海で自由研究する楽しさ、って感じが存分に出ていた。 ところがさあ、最後になって、この子が「結果として殺人の片棒を担いでいた」ってのが明らかになるわけ。 それは、この映画の前半の流れから言っても、フィクションの倫理から言っても、残酷すぎるだろ。 しかも、真犯人のオヤジ、旅館の建物の構造を使って人殺しって、この旅館がこの先つぶれても構わないって思ってるわけ? などと、憤って見ていたんだけど、隣の席からスースー音がするから、チラっと見たら、その人(カップルで来ていた若い女性)、なんともらい泣きしていた! いやあ、「映画一つとってもいろんな見方があるもんだ」とは思ったけど、「テレビドラマと映画の悪い面だけ出た映画」っていう自分の評価は変えません。 [映画館(邦画)] 1点(2013-07-15 21:02:13)(良:2票) |
314. NINE(2009)
自宅のスピーカーケーブルを少しいい物に買い換えたんで、その効果を確認する意味で、なんの予備知識もなく、ミュージカルっていうだけでこのDVDを借りたんだけど...... はい、音は良くなりました。 けど、つまらない映画が面白くなることはないってことも確認できた。 っていうか、何この映画。 パッケージは下着同然の女の人が歌い踊って楽しそうなんだけど、お話は暗い暗い。 というか、落ち目の映画監督が映画製作で悩んでるけど、女にはモテまくりで、そっちの悩みのほうが重要?...って、全然意味わかんない。 主人公にまったく魅力がないから、コイツにまとわりつく女も、魅力90%引きの大安売り。 ミュージカルだからって、明るく楽しくなきゃいけないって決まりがあるわけじゃないけど、だったらちゃんとお話作りましょうよ。 こんなんじゃ、あんまりだ。 [DVD(字幕)] 1点(2013-01-14 14:40:02) |
315. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
「スター・ウォーズ」と「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」は、公開当時、映画館で見た。 それ以来、ほぼ30年ぶりに今作を見た。 いやー、見なきゃよかった。 30年ぶりってことは、スター・ウォーズ好きじゃないってこと。 そんな奴が、シリーズ中でも一番評判悪い今作(後でわかった)を見ちゃいけないよなあ。 こりゃあ確かにひどい。 映像には金かかってるのに、箸にも棒にもひっかからないつまらなさ。 ツッコむ気力さえ奪われる感じ。 ただ、1作目から気になっていることを一つだけ。 あの光線の剣を使った殺陣ののろさは、なんとかなんないの? 初めて幼稚園児に丸めた新聞紙持たせたって、あれよりはマシだと思うけど。 [DVD(吹替)] 1点(2012-03-17 23:19:05) |
316. L change the WorLd
自分は、つまらなそうな映画は見ないことにしている。 一応、そこそこの社会人だから、少ない自由時間をムダに過ごしたくないから。 しかし、この映画はどう考えてもつまらなそうだが、嫁さんが「どうしても見たい」と言うのでつきあった。 結論から言うと、やっぱり見なきゃよかった。 もはや、ツッコミさえも入れたくなくなるつまらなさ。 脱力感満点。 ところが嫁さんは、「松山ケンイチやっぱサイコー。もう一回見たい」だと。 ならば自分は、「もうお前とは映画見ない」と返させてもらった。 ところで、この映画を公開当時に映画館で見てしまった若いカップルの方々は大丈夫だったろうか。 ケンカや別れ話の原因にならなかっただろうか。 若い方々なら、こういときはお互い努力して、「無かった事」にしてほしいもんだ。 [DVD(邦画)] 1点(2012-02-26 01:24:30)(笑:1票) |
317. レスラー
いろんな意味で気分悪い。 プロレスの舞台裏を見せて、リアルに見せようって魂胆が気分悪い。 必要以上に血を見せるのが、気分悪い。 今のプロレスで血を流すことは、病気の問題もあって、ほとんど無いのに。 主人公の行動が気分悪い。 あんなことしてる奴が、昔メインイベンター張ってたなんて有り得なさすぎ。 全然リアルじゃない。 元でもメインイベンターなら、リング外だってプロレスラーとして振舞うはず。 それが全然ない。そういう意味で全然「プロ」じゃないし。 なんだか週刊誌の「あの人は今」っていう特集を、延々2時間見せられた感じ。 撮ってる方は鼻高々なのかもしれないけど、自分にはサッパリ。 [DVD(吹替)] 1点(2011-09-11 05:29:32) |
318. ラブコメ
志の低い映画。 よく「テレビの2時間ドラマのよう」って映画を評する人がいるけど、この映画を見てから言ってほしい。とにかくハンパじゃないから。 金もかけなきゃ時間も知恵もかけてない。 自分なんか、プロデューサーの声が聞こえたから。 「○○ちゃーん、今日中に本書いてよ。ラブコメ風で。え、無理?でも明日とあさって撮りだから。人とロケ場所押さえちゃってるし。○○ちゃんならなんとかなるっしょ。じゃあ今日は明日のロケ場所分だけでもいいや。よろしく~」 って。 それにしても主人公の女、性格や仕事ぶりは男勝りだけど、恋愛になると優柔不断で卑怯って、どういう設定なんだ。 脚本家がヤケになったとしか思えない。 生まれも育ちも東京で、上野が昔からの遊び場なのに、「御徒町」が読めないってのも謎。仕事とプライベートのムチャクチャな公私混同ぶりも謎。 なんか、「こんなの見たオレが悪かったのかも」と自分を責めたくなる映画。 [DVD(邦画)] 1点(2011-04-22 01:14:19) |
319. 劇場版MAJOR メジャー 友情の一球
《ネタバレ》 野球少年である小学生が、全国大会に出場するため、投手として肩を壊すまで最後まで投げ抜く話。その後、右肩は再起不能となり、左投げに転向する。 小学生が肩壊すまで投げました、なんて話も許せないし、これを平気で映画化する大人達の根性が許せない。 映画の終わりに著名プロ野球選手の推薦コメントが出てくるけど、本当にこの映画を見た上でのコメントだろうか。 自分の好きな選手もいるけど、今からでも遅くない。この映画から取り消してほしい。 こんな映画が、簡単に世に出てしまうのはおかしい。どうしてもやりたいなら、15歳未満禁止で公開すべきだ。 [DVD(邦画)] 1点(2011-01-15 14:11:54) |
320. シン・レッド・ライン
いやあ、これほどの駄作とは思わなかった。 とにかく退屈。最後まで見るのが物凄く苦痛。 映像もセリフもポエム満載。 「それはチラシの裏にしろ」とツッコむこと多数。 高い金かけてこれだけつまらない映画を作ることができる、ということに感心した。 「戦争は空しい」ということが言いたいんだと思うけど、「もう戦争映画なんか見ないほうがいいのかも」という感想を持った。 そしてこれがアカデミー作品賞候補? タチの悪い冗談としか思えない。 [DVD(吹替)] 1点(2010-11-08 01:55:52) |