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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3273
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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301.  荷車の歌
山本薩夫監督の作品って、どうも息苦しくて、それほど好みではないが、力作が多いため、力ずくでその作品に引き込まれてしまう。 本作も、紛れもなく力作であった。  三國連太郎の演技は相変わらず素晴らしい。 脇を固める出演陣も渾身の演技をみせる。 山本監督が、本作を完成させる為に、相当の労力を費やしたというのも頷ける、素晴らしい演出である。
[DVD(邦画)] 7点(2008-05-07 19:57:39)
302.  日本の悲劇(1953) 《ネタバレ》 
悲劇というより、世の殺伐たるを嘆いてる様かの内容。 他人を信じようとはせず、自分の殻に閉じこもる。 そんな世界観が作品内を支配していて、どうも好きになれない。
[DVD(邦画)] 6点(2008-05-06 12:14:00)
303.  あこがれ (1958)
フランソワ・トリュフォー18本目。 やはりトリュフォーは変態だった。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-05 17:52:01)
304.  眼には眼を 《ネタバレ》 
ラストの俯瞰ショットにはマジでやられた。 これは凄い作品だ。 凄いというしか表現のしようがない。  冒頭で、ドクターが手を洗うシーンがある。 手を洗った後も、水をとめない。 私は思った。 「なんで水をとめないんだ?水がもったいないじゃないか。」 と。 この冒頭のシーンに、深い意味があるとは知らず、そう私は思った。   本作は、「巻き込まれ型サスペンス劇」だ。 そしてそこに復讐劇の要素も加わっている。 最愛の妻を殺された男は、復讐をする。 愛というものは、ここまで人間を狂気にする。 愛というものが、人にとってどれほど大切なものか。 それが痛烈に伝わってくる傑作だ。   細かいことを言えば、所々でリアリティを欠く部分があるにはある。 だが、それは「最愛の女性を殺された男が、復讐という想像を超えるパワーを身につけた」と解釈すれば、納得することも可能だ。  しかし、主人公のドクターだが、直接には女性を殺していない。 なんで部下である担当医が狙われずに、このドクターが復讐の的になったのか? そこが納得いかないと言えば納得いかない。  だが、これほど面白ければ、そんなことを気にする必要はないであろう。 あー、面白かった。 本作を沢山の人に勧めたい。  あ、そうだ、水を飲んでおこう・・・
[ビデオ(字幕)] 9点(2008-04-28 01:17:02)
305.  ヘッドライト 《ネタバレ》 
要するに不倫の話。 個人的には嫌いなテーマだ。  しかし、雰囲気作りがとても良い。 長距離トラック運転手の寂寥感と退廃的な雰囲気が哀しく、そして巧く描かれていて見事。 最後、トラックは道に迷い、田舎の袋小路に停車する。 そこでは妊娠中絶で瀕死の女性がトラックに乗っており、ジャン・ギャバンはふらふらと家の灯りを頼りに、救急車を呼ぼうと農家に向かう。 この時の何たる侘しさよ。 絶望感に包まれながら、ジャン・ギャバンは深い夜霧の中を彷徨い歩く。  こういった雰囲気作りはフランス映画特有の魅力が感じられたが、「不倫=破滅」という、どうにもならないテーマが個人的には合わなかった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-04-25 22:50:34)
306.  人間魚雷回天 《ネタバレ》 
『雲ながるる果てに』を観た後では、残念ながら同じ展開に少し飽きがきたのは事実。 しかし、凄まじいまでの反戦映画だ。 現代の人間はこの様な反戦映画をもっと観るべき。 どんな説教や授業なんかよりも、よほど真に迫るものがある。 戦争がいかに残酷で無用なものかを、ここまでハッキリと観る者に訴えかけてくる作品はそうにない。  こういった救いようのない話は、個人的好みには合わない。 しかし、一度は観るべき作品として、皆様に推奨したい作品である。   そういった救いようのない話の中で、唯一、純粋に心打たれたのが、木村功の海辺での最後のロマンス。 これにはまいった。 あまりに哀しすぎる。 平和な時代に生まれた有り難味を、非常に実感することができた。 愛する人を大切にしたい。 生きていることの喜びをもっと堪能したい。 明日への活力をそういった意味で得ることができた。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-04-19 19:42:00)
307.  黄金の馬車 《ネタバレ》 
最後は素晴らしいまでの大円団。 とてもよく出来た脚本だ。 アッパレ。  それにしても、主演のアンナ・マニャーニがどうしても魅力的に見えない。 他の作品でも何度か観たことのある女優だが、どうしても魅力を感じない。  3人の男をここまで手玉に取るほどの魅力があるんだろうか。 女優としての魅力なのか? よく解らない。 この部分が解らないと、男性として感情移入するのは難しい。 そこが個人的な本作の難点だった。  テクニカラーの映像はとても美しい。 やっぱりジャン・ルノワールという監督は、画的に見栄えのする作品を撮らせたら天才だ。  『ピクニック』のモノクロ映像も素晴らしかったが、『河』や本作の様なカラー映像も素晴らしく美しく撮る。 それが凄い。  モノクロで美しい映像が撮れる監督でも、カラー作品を撮った途端、凡庸な映像がしか撮れなくなってしまう監督が多い中、これは凄いことだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-04-19 16:28:57)(良:1票)
308.  ビルマの竪琴(1956)
市川崑監督の代表作に恥じない高いレベルの作品でした。 桟橋において、あの距離でかつての同志とすれ違ったなら、さすがに気付くでしょうに、ってツッコミは置いておいて、2時間たっぷり楽しめました。
[DVD(邦画)] 7点(2008-04-14 00:18:42)
309.  彼岸花 《ネタバレ》 
“メタボ”佐分利信。 星野仙一バリ、田中角栄バリのカミナリ親父ぶりを十二分に発揮。 最初は悪役に回り、最後は従順な一面を見せて、父親としての理解を示す。 まあ、小津作品を見慣れた人ならすぐに予想できる内容です。  しかしながら、内容が読めるとか読めないとか、そんなことは小津作品を観るに当たっては、さして重要なことではありません。 小津ならではの様式美に支えられた画面の中で、ゆっくりと進行する人情劇に気持ち良く身を委ねれば良いのです。  それにしても、会話のシーンがとても個性的というか、ぎこちないというか。 もちろん、小津監督は狙って演出しているのですが、これは何度観ても、なかなか慣れることができません。  というか、いつから小津監督の撮る作品は、こんな感じになったのでしょうか。 完成された小津様式といったところなんでしょうが、画面がセリフごとに忙しなく入れ替わる、あの撮り方は一体、どんな意図があるんでしょうか。  まあ、それはそれとして、小津監督の後期カラー作品は、色鮮やかでとにかく綺麗です。 あんなカラー映像を撮れる監督は、世界広しと言えど、小津監督しかいないでしょう。  本作は、遺作である『秋刀魚の味』と似たテイストの作品ですが、個人的には、テンポ良く、小気味良く進んでいく『秋刀魚の味』の方が好きですね。 本作はさすがにゆったり過ぎたような気もします。  でも久我美子を、あんなチョイ役に使うだなんて、なんて贅沢な作品なんでしょう・・・
[DVD(邦画)] 7点(2008-04-11 22:19:54)
310.  私は貝になりたい(1959) 《ネタバレ》 
これは真に迫った物凄い作品だ。 日本軍の末端たる二等兵が、上官からの命令により人を殺し、その罪が問われて死刑に処せられる。 縦社会の日本軍内で、上官に逆らうことなどできようはずもない。 つまり、フランキー堺演ずる主人公は、死刑というものから逃れようもなかったわけだ。 何たる悲劇。 戦争の愚かさと残酷さを、深刻に考えさせられた。  だが、何分、後味が悪すぎる。 戦争の何たるかについて真剣に考えさせられるし、フランキー堺の名演もあって、素晴らしい作品だが、とにもかくにも後味が悪すぎる。 あー、辛い。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-04-10 23:41:12)
311.  バンド・ワゴン(1953)
長くは感じないんだけど、やっぱりダメ。 アメリカ風味が効き過ぎ。 みんな都合良く上手く踊りすぎ。
[DVD(字幕)] 4点(2008-04-09 00:49:30)
312.  わが町(1956) 《ネタバレ》 
父と娘のビンタの応酬。 これには思わず声をあげてしまった。  その後、父は街で若者にからまれ大怪我を負う。 病床にて、父は言う。 「娘から殴られたのが何より痛かった。」 この言葉には感動した。  川島雄三っぽさは比較的薄い本作だが、非常に完成度の高い人情劇だ。   それにしても、南田洋子の若い頃って美しいなぁ。 それを再認識した。
[DVD(邦画)] 7点(2008-04-08 13:24:27)(良:1票)
313.  地獄門
カンヌで最高賞を取った作品を是非観てみたい!ということで鑑賞。 まず長谷川一夫。 私はこの人が苦手。 下膨れだし、大げさだし、オカマっぽい。 そして京マチ子。 私はこの人も苦手。 下膨れだし、気味も悪い。  つまりは、私にとって最悪のキャスティング。 だけど、楽しめた。 これは自分でも驚き。  まず極彩色のイーストマン・カラーが素晴らしい! まばゆいほどの色鮮やかさ。 そして、そのカラーに映える衣装の数々。  また、音楽も素晴らしい。 重厚で迫力のある音楽。 本作で音楽を担当している芥川也寸志って、今まであんまり好きじゃなかったんだけど、かなり見直した。  ストーリー自体はとってもシンプルで、どこかで見聞きした様な型通りのものだったが、映像と音楽による効果がそれを非凡なものに変えた。 この時代の日本映画はやっぱり凄かった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-04-02 01:33:34)
314.  花咲ける騎士道(1952) 《ネタバレ》 
うーん・・・こういった「勧善懲悪」的な展開で、無理矢理ハッピーエンドな作品はどうも合いません。 ジェラール・フィリップのかっこよさだけが唯一の魅力。
[DVD(字幕)] 2点(2008-03-31 21:19:17)
315.  激しい季節(1959)
他の方もおっしゃている様に、短いのに退屈で長く感じた。 ただし、こちらも他の方がおっしゃっている様に、女優陣が美しい人ばかり! やはり、フランスよりイタリア女優の方が好みだなぁ~ 大人の色気漂う女性、目パッチリの黒髪女性、清純派の金髪少女と、バラエティに富んだ女優陣で、3人とも美しい。 映画そのものより、これら3人の美しいイタリア女性を堪能できるという部分で楽しめた。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-29 14:25:24)
316.  妻(1953) 《ネタバレ》 
成瀬映画に上原謙との取り合わせ。 これだけでもう、ハズレなんかあり得ません。 上原謙のダメ男ぶりも観ていて気分が良くなるくらいハマっています。  しかしまぁ、 高峰三枝子が・・・ 元々、あまり好きな女優さんではないのですが、その嫌なイメージを増幅させる役を演じています。 煎餅をボリボリ、お茶でうがい。 こりゃ、夫としてはたまりません。 上原謙のごとく、観ている私までイライラしてきました。 ここまでイラつく「妻」を演じた高峰三枝子は、ある意味凄い。 彼女の演技の成せるワザなのか? それとも単なる地か? いずれにしてもウザ過ぎます!  しかし、本作を観ていて少しシックリこなかった部分がありました。 それは上原謙が浮気をして、結局、浮気相手の女性にフラれてしまう部分です。 これがどうも唐突ですし、理由が良く解りません。 なんか強引に、「元のサヤに戻る夫婦」という成瀬映画のパターンに持っていった様な気がします。 これが強引すぎて、どうも最後はシックリとこなかったのです。  上原謙をはじめ、雰囲気は非常に“成瀬していて”で良いのですが、このストーリー展開の無理が気になりました。 それでも十分楽しめるところは、さすが成瀬監督ですね!
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-03-21 21:12:18)
317.  裁きは終りぬ
ラブロマンスがらみの法廷モノ。 『十二人の怒れる男』と『情婦』をミックスした様な内容で、苦手な系統の作品だった。 『大いなる幻影』で印象的な演技を魅せた女優、ディタ・パルロを目当てで本作を鑑賞したのだが、結局どれが彼女だったのか分からずじまい。  フランス映画にしては、それほど暗さもなく、理屈っぽいところも少ないので、法廷モノを苦手としていない方なら、普通に楽しめるハズ。
[ビデオ(字幕)] 3点(2008-03-17 05:30:33)
318.  にあんちゃん 《ネタバレ》 
今村昌平作品にしては、性描写が全くない。 これにまず驚き。 しかし、今村監督ならではの“泥くさい描写”は健在である。 田舎町の泥臭さをストレートに映像に焼き付けている。  「にあんちゃん」が貧しくて厳しい環境ながら、未来に希望をもって敢然と山を登るラストシーン。 これは北野武監督作品『キッズ・リターン』のラストシーンを思わせる素晴らしいシーンである。 どんな苦しい環境においても、「希望」を持ってさえいれば、人生が「終わった」ということにはならない。 苦境に立たされても、熱い「希望」を決して捨ててはならない。 「希望」を持つことこそが、生きる上で非常に大切であり、生きる喜びの源泉となり得ることを、本作は雄弁に物語っている。  力をもらえる、心に残る良作であった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-03-08 19:35:13)
319.  魔像(1952) 《ネタバレ》 
ベタベタのチャンバラ喜劇。 個人的に苦手な系統の時代劇。  ただし、津島恵子の美しさは特筆モノ! おかしいなぁ、彼女の出演作を観るのは初めてじゃないのに、今までこんなに美しいと感じたことはなかった。 これは監督の手腕のせいか?! 今一度、その美しさに注目したい女優となった。
[ビデオ(邦画)] 5点(2008-03-03 23:03:19)
320.  雲ながるる果てに(1953) 《ネタバレ》 
“カミカゼ特攻隊”の特攻までの数日をドキュメンタリー・タッチで描いた本作。 戦争の悲惨に関わる史実を、忠実に描いたことに関しては賞賛に値するし、何より反戦的な訴えも見事に表現されている。 しかしながら、そもそもお国の為に命を捧げるということ、それ自体に嫌悪感を持っている私は、最後まで感情移入できなかった。 こういう悲惨な事実が戦争中にはあった。 それはよく伝わるが、個人的好みとして、感情移入しがたい戦時中の「天皇万歳」的な悪しき風潮は、観ていて不快感が募りっぱなしであった。
[ビデオ(邦画)] 5点(2008-03-02 23:44:50)
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