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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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341.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 
私の好きな俳優ばかり出てたので当時劇場に見にいこうかなと迷っていましたが、  DVDを購入しじっくり見てみると「行かなくてよかった」とマジ思いました。  オーランド・ブルームが・・なぜあんなヘタレ役。  この役どころはまるで、ロード・オブ・ザ・リングのフロド役みたいですよ。  ブラピが主役なら「アキレス」とでも題名を変えてほしい。  とか、「トロイーアキレスの章ー」でもいい。  P・オトゥールがトロイの王なんですが人間はもう最高にいい。  けれど、バカ息子のおかげでトロイの木馬の上陸を許す・・  バカばっかりのお人よしの国なのでしょうか、このトロイって国は・・  長男のエリック・バナはこの作品で一番いい役なんですが、  アンチ、オーランドが増えそうなくらい犠牲的な役。  ああそういえばロードオブザリングのショーンもかわいそうな役だった。  人気者がみんなかわいそう。というか不条理。  でも事実なのでしたら、戦争なんてそんなバカなきっかけで始まるんでしょうね。  戦闘シーンは1対1のほうは見ごたえがありました。  大勢になるともうCGっていうのがわかるんです。  劇場向きだろうけれど、劇場でなくても別にいいかな。  アキレスを主体にして作ってほしかったですね。  そうしたらオーランドの役もあまり気にならないし(悪役で終わりそうだけど)  中途半端というか、何が作りたかったのという歴史長編です。 
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-07 07:33:19)
342.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 
 この映画の中にも子供がこぼしていた言葉、日本人なのに社交ダンス?  やってた私も思いましたもの。ここがイギリスならって、自分が日本人でなければいいって。  でもそういうことは趣味がたまたま英国発祥の娯楽であって、  もし自分が英国人で日本のたとえば歌舞伎とかに夢中になったとしたら?  同じようなもんです。どこに生まれても住んでもないものねだりで・・  なりきりたくて踊ってる当人たちは夢を見ますが、回り特に世界を知らない人は異質に思います。  この社交ダンスとやらはめちゃくちゃお金がかかる娯楽であります。  入会金やチケットなどはもちろん、コンテストやパーティ発表会などには、  衣装がいるのですがその衣装もレンタルできません。  当時の私はこの主人公と同じように汽車(うちは田舎、映画では電車)で教室に通ってました。  仕事が終わるとふたつの教室をかけもちで習いに行き、小遣いのほとんどは教習料と衣装代に。  はじめて教室に行ったときのことや、窓から見えるビルの教室、レッスン風景、コンテスト・・       お金が続かなくてやめてしまった社交ダンス。  教室に行きだすともう踊りが違うのでセンターとかでやってるパーティに行けない・・  でももう姿勢も元に戻ってしまい、別に大会に出るわけでもなくどう踊ったってかまわない。  年をとって(想像でいえば70代くらいが素敵)夫婦で踊るのっていいなぁと思う。  すごくロマンチックだしね。体と頭を使うのでボケ防止にもなるだろうし健康にいい。  考えながら相手と合わせ数分間に酔う。とても素敵な贅沢ですね。  この主人公は自分を知ってて趣味の範囲で夢をこっそり楽しむ。  そしてもうひとりの主人公のプロダンサーは、  初心に帰ってまた自分の夢を求めて踊り続ける。  何かに夢中になることは結果がどうあれ時がたてばかけがえのない宝ものになる。  教室の窓を見上げる主人公が憧れから始めた世界でも、  いつのまにかプライドが芽生えそしてそれが挫折となるのです。  ほろ苦い現実ですが、教室の仲間がとても素敵ですよね。  挫折してもまた趣味の延長で続ければいいんですよね。  
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-05-07 07:31:10)
343.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) 《ネタバレ》 
さて遅まきながら行ってきました。邦画を予習として鑑賞して日もあまりたたないうちに・・  観賞結果はもう、やはり、私の中ではこちらが大好き。  その答えは簡潔で、私が日本人でありダンスをやっていたからです。  邦画のほうで子役が言っていた言葉「なぜ日本人が社交ダンス?」  そのコンプレックスが確かに昔の私にはありました。  あと、こちらの洋画のほうはずるいんです。  邦画のほうのラストがイマイチ(と私は思う)現実的な話のラストが非現実的で、  まるでハリウッド映画のようなラストにしてあるのに対して、  こちらのリメイク版のほうはなんと非現実的な(教室の生徒やパーティに老人がいない!)  内容にたいして現実的なうまくまとめているラストは日本のドラマみたいじゃないですか。  「まいったなぁ・・こんなに爽やかに終わってくれたらまた勘違いする人が出てくるよ」  と思ったものです。いや、私が先に洋画のほうを見たら、夢の社交ダンス♪と・・  邦画のほうは苦労やきちんとした理由や暗いこと描いてたじゃあないですか。  そこを描いてないのが逆にまたいいんですが(恋愛ものとしては)  ぜひ両方見ることをお勧めします。どちらも現実的なところもあるし、  非現実的なところもあるので面白いですよ。    さて洋画の評価というか個人的な感想ですが・・・  違和感があるとすれば、ジェニファー・ロペスですね。  まず若すぎることと、踊りが(うまいへたの問題でなくて)ラテンスポ根なのです。  草刈さんと比べるのもなんですが、フラッシュダンス系というかダンスの種類がまた違う。  でまたちょっとチャン・ツィイー似だなぁ東洋系の顔立ちなんですよね。  ギアはもう言うことなしです。ちょっと猫背が気になったくらいで演技は抜群。  でもこの映画で特によかったのは、ラテン野郎竹中役、そしてギアの妻ですね。  デパートでチークも許しましょう。共働きの現実的さとサランドンの品のよさに。  ラテン野郎竹中役のスタンリーさん、もう竹中直人を超えている!  
[映画館(字幕)] 9点(2005-05-07 07:23:46)
344.  レナードの朝
一番苦手なジャンルの映画です。 ロバート・デニーロの演技が特に・・ ここまでやると役者が演技してると見てしまい、 何の共感も感動もなかったのです。 病人の末までをビデオに残すというのはわりとあるのですが、 どうしても演技していると見えてしまうのは、 脚本だけではない気がするんだけど・・  
[ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:16:41)
345.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い
ブラピだけで見たのですが、長かったなぁと感じさせるのは、 大河ドラマ系の作りだからでしょうか・・ 俳優陣は豪華でした。映像もきれいだった。 でもあんまり印象がないのです。 
[ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:15:42)
346.  ハスラー2 《ネタバレ》 
この2はもちろんカラーなのですが、 不思議と1よりも古さを感じました。 80年代の古さです。このカラーであるバブルの時代の娯楽作。 そこにまた変に哀愁も感じます。 ボウリングやビリヤードといった娯楽。 それがいつかはまた廃れる娯楽。 ところがまた1から2のように静かなブームになっています。 お金を賭けるゲームからファッションへ変わり、 今また新しい懐古として不思議な娯楽なのです。  この映画こそ、ポール・ニューマンの映画だと思いました。 確かに1も主役でしたが、脇役に食われていた。 ところがこの2では、ニューマンが見事にトム・クルーズを 食ってしまうワガママな中年ハスラー役。 中年も超えた年のおやじが、子供のように本能のまま 突っ走るさまは見ていて腹立たしくもありいとしい。 「おやじがんばれ!」と応援せずにはいられない。 その情けなさ、ありのままの勝負師の姿は、 まるで往年の「ロッキー」のようでもあります。 最初は、なんだニューマンも年を取ったな。 教師役かよ~と見ていたのですが、誤解でした。 どんどん化けの皮がはがれ、1の若かりし日のニューマンに 帰ってゆく意気込みに、変わってないじゃん!とあきれながら、 少し嬉しい。こういう役、情けないけど実直な我の強いおやじ。 ニューマンがやると色気や品まで感じさせるから不思議。 ラストでは逆に教え子のトムに諭され種明かしまでされ、 引くということをすればまた大人の魅力を発揮できたのにね。 それができなかったところに、いい裏切りがあるのです。 教える側にはまだなれなくていい。 1でさえ、ニューマンの性格が把握できなかったのに、 これはただこの作品の主役は俺だ!と言わんばかりの活躍。 ただし、老年ハスラーの哀愁や暗さがあまり出ず、 1の方が若年寄に見えるのは時代と色と、作り手の娯楽性か。 色がつき玉のスピードが見える方が映画としては面白い。    
[DVD(字幕)] 8点(2005-04-03 02:14:49)
347.  背徳の囁き
リチャード・ギアの悪役がこんなにはまってるとは・・ でもこういう善人顔がこういう役やると、映画としてはいいんだけど、 人間不信になりそうだね。あまり観たくはない。 メグ・ライアンの汚れ役見たくないようにね。 女たらしの役ならいいんだけどこういうのは・・ 
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-03 02:13:49)
348.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 
 ホラーの要素も入っていますので、 少したいくつしたときにいかがでしょうか。 はまる人ははまるという特定なファン向けの種類の作品を、  ここまで一般受けするように演出したのは成功。  ところでこの作品の見所は、  一番観やすいのがインタビュー役のスレーターの目で観る。  彼が観客役をしてもいるのでわかりやすいのです。  そして次がクルーズの役の目。  こちらは演技のしがいもあるおいしい役でもあり、  征服欲を下地にとにかくブラピに対する愛(きもいけど)で観ればいい。  ・・最初この図式が受け付けなかったのですが、  ここを理解すれば同性愛を超えて哲学的な人間の生死まで考えられる。  次に理解したいのがダンストの目で観ること。  理解しやすそうに見えて実はややこしい。  私は久々に観てやっとわかりましたから。  命を奪ったのはブラピでさらに仲間に引き入れたのがトム・・  ところがダンストはブラピを憎めない。  なぜなんだろうか。  彼に人間を感じたことと彼女の血にはトムの血も入っている。  つまりはそこを考えるとかなりヤバイ映画になってしまう。  自分の中に嫌いな男がいてその血は誰を愛しているのか怖い(難解)  さてバンデラスの目といえば出番は少ないけれど、  こういう背景のルーツと未来がそこにあるので重要。  バンテラスを理解できれば一番難解なブラピの役も理解できる。  人間として命を終えたかったブラピは永遠の命を与えられる。  欲しくないのに与えられた永遠の命という矛盾は、  まさに悩める人間の苦悩とダンストとブラピの役は一致します。  バンデラスは時代を謳歌しながらも人間性を保ちたかった。  確率的に時代に流されながらも人間を捨てられないブラピは稀でした。  取りように見ればかなり難解な(どうにもならないことが)テーマを、  娯楽だけに走らず映画化できた作品だと思いました。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-03 02:12:55)
349.  危険な情事
マイケル・ダグラスは結構いろんなジャンルに出ているのですが、 もうこの作品からエロおやじの称号を欲しいままに・・? 不思議な魅力があります。根は悪くはないんだろうけど、 絶対仲良く出来ない嫌な金持ち役をやらせたら右に出るものがない。 そして不倫おやじ・・日本では役所さんか? この不倫ミステリーは、はっきり言ってホラーですよ。 特に怖いのが、後半の鍋にうさぎが入ってるかも??の場面に浴室。 そしてエロチックで衝撃的な、エレベーターのシーン。 この監督って・・私が感動の涙を流した「ジェイコブズラダー」も 撮ってるんでしたよね。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-03 02:10:55)
350.  チャンス(1979) 《ネタバレ》 
いったいあの庭師はどこへ行くのか? 主を亡くし孤独になった庭師はあるきっかけで大富豪に雇われる。 でもその新しい主人もまた余命はわずか。 庭師のチャンスはただ思いついたことしか言わない朴訥な性格。 そのひとことひとことに意味を求め、周りは騒ぎ耳を傾けあがめる。  ・・と昔の童話のような話なのですが、最初見たときには このチャンスが住み着く家の主人は亡くなる。怖いやつだと・・ 何がいいたいのかわからなかったです。 つまり何もないということなのでしょう。 意味はない。欲得を求め意味を探ろうとしても、 人間の生死には意味などない。全て無から生まれ無に帰る。 体も軽くなったチャンスが湖の中を歩いてゆく。 哲学的で少し怖いです。  でも人間って意味がないことを悟ってしまうと、面白くなくなるのでは・・ と、欲も得もおおいにある私には程遠い悟りの映画でした。 意味を見つけるために生きて、やがて意味のないことを知る・・ 
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-03 02:09:39)
351.  恋におちたシェイクスピア
根本的に中世&ミュージカルが苦手な私には合いませんでした。 ミュージカルもファンタジーものとか冒険モノとかならいいけど、 モロ史劇です。 前に現代版ロメオとジュリエット見たのだけど、 ディカプリオが見たくてではなくクレア・ディンズ見たくて。 シェイクスピアは合わないみたい。 置いていかれてしまうのです・・  
[ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:08:34)
352.  恋のためらい/フランキー&ジョニー
アル・パチーノが見たくて見たのですが、大失敗。 非常に現実的で所帯じみている。 映画でそんなものは見たくないなと思いました。 アパートはいい感じでしたが・・ まだこういう恋愛はわからないです。  
[ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:07:28)
353.  告発の行方
ジョディ・フォスターは女優で一番好きなのですが、 期待以上の演技をしてくれていつも感心します。 もちろんこの役を他の人がやってもやれるんでしょうが、 彼女がやるからすごいんだと思う。 脚本的には別にどうこうというものでもないのですが、 演技とはいえないくらいのリアルさで、 感情移入していました。 
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-03 02:06:18)
354.  ジュマンジ
サイコロ転がしゃタイムスリップ~! 面白い!でも終わると忘れてる・・そんなコメディ。 大画面で見たほうがいいですね。 でないと紙芝居の中で動物が暴れてるみたいなエポックさがしょぼい。 テレビで見てもあんまり面白くはないだろうな・・ ロビン・ウィリアムズは、子供といるのがよく似合う俳優。   
[DVD(字幕)] 4点(2005-04-03 02:05:14)
355.  インナースペース
昔のSF映画のリメイクで、人間の体内に侵入する冒険モノです。 人体の中は不気味で小宇宙空間。元の作品は未見です。 ジョー・ダンテはこの種のSFがうまいんですよね。 毒のあるコメディで、今見ても十分面白いアイデアだと思います。  
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-03 02:04:06)
356.  評決 《ネタバレ》 
好きなシドニー・ルメットの映画なんです。 ポール・ニューマンも好き。法廷モノとしてはわかりやすい。 でも面白くなかったです・・ 勧善懲悪タイプの映画ではありますが、そこまでが長い長すぎる。 どうしょうもない飲んだくれの弁護士が、勝てると保障されるくらいの 楽そうな事件の弁護を引き受けるのですが、病院側の過失のせいで 植物人間にされた患者の写真を撮りながら、そのポラロイドが出来上がるまでの 写真の色の変わりようにニューマンが本当の正義のために立つ決心をする。 ここらはうまいと思う。病院側は示談を提示。その額は裁判の報酬に値する。 しかも家族でさえ示談にしてくれと言う。 ところがニューマンは裁判にした。あのポラロイドの色のように。 いざ裁判になると、勝てると見ていたのに急に有能な弁護士が出てきた。 まあそこから面白くはなるのですが・・ あの女性はいらないなぁと思いました。 「ターミナル」のキャサリンみたいな役だなぁ・・ もちろんあの女性がいることで、ある意味客観的な見方もできます。 でもあのラストは(何のドラマにしたいんだ?)と。 ルメット監督の映画は終わったあとに、何が言いたかったのか 考えてみましょうみたいな作品が多いのですが、これは・・ 法廷のシーンはよかったです。「12人の怒れる男」を思い出した。 裁く側弁護する側と場面によって、人物の大きさが変わる。 壇上の大きさと弁護側の見上げる位置の違い・・ でも最後には(一般の陪審員)の位置が勝つ。 ここらはよくできてるので、もっと派手に演出してほしかった。 それまでの責め苦のような不利がもったいない。 
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-03 02:03:07)
357.  エリザベス 《ネタバレ》 
演出が派手でテンポもよくて全然たいくつしなかった。 前半は説明不足でいきなり怖そうな場面からだし、 出てくる人はエリザベス役のケイト嬢以外ほとんど濃い顔で、 誰が誰か見分けがつかず名前も覚えられない。 ロードオブザリング見てたときと同じ状態でした。 幸いなことに「恋に落ちたシェイクスピア」のジョセフ・ファインズは、 濃い中でもよく覚えていたし陰謀や策略、寝返りなども この種類の映画としてはわかりやすくてよい。 絶対何があっても大画面だ!ということで、大画面で見ました。 エリザベスが女王に君臨するまでのことなのですが、 いやぁケイト・ブランシェットかっこいい! 一生独身で結婚せずしかも一番好きな男を妾としてそばに置く。 「私は結婚しました、イングランドと」 人間のレベルが違う。一人の女としてはなんて哀しい、 でも合理的で束縛もされずしかもなんて勇気のある生き方なんだろうか。 所詮一般庶民の私にはわかりませんが、共感してしまいました。 周りや世間に合わせて自分の人生を決める・・ その逆を行ってるのですが、ただし好きな男はそばに置く。 これはできないですよねぇ。まあ一般庶民には・・ バージンクィーン、一生独身、40年もの黄金時代を築く・・  このドラマを映画で魅せたのもすごいが、演じきったケイト嬢も似合いすぎてる。 ジョセフ・ファインズはというより、個人的には兄のレイフ・ファインズの方が 好みなのでした。(ホントに兄弟か!?)他がみんな濃いのでジョセフの濃さは めだたなかったなぁ(笑) リチャード・アッテンボローはガンジーの監督さんだったと思うけど、 もう立派な役者でもアカデミーを狙える人ですね。 そういやぁ、ジュラシックパークにも出てたっけ・・ ジェフリー・ラッシュはやっぱりうまいです。賢そうでうさんくさくて、 何を考えてるかわからない役をやらせたらほんとにうまい。  欲を言えばもっと華やかな場面がほしかった。 舞踏会やパーティなどもあったのですが、色の使い方がうるさい。 対して洞窟のようなお城の中の暗さやホラーっぽい演出はよい。 カメラがちょっと懲りすぎた感もありましたが・・ (逆さカメラはエイリアン3だけにして) 最後の方なんかまるで「ゴッドファーザー」ですよ。 見ごたえありました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-03 02:01:53)
358.  マディソン郡の橋
ずいぶんと話題となった記憶にある映画ですが、私にはまるで合いませんでした。 たぶん原作がよかったのでしょう。脚本はいいと思います。 でもこのロマンスをメリル・ストリーブとイーストウッドにしなくても・・ 違う意味で衝撃でした。ファンの方には申し訳ないのですが・・ お話はよかったので、映像化しないほうがよかったのではと。   
[ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 01:53:21)
359.  レオン(1994)
ゲイリー・オールドマン、好きなんですよ。 でも彼はこのての役ばかりのような・・ といきなり悪役から入りましたが、本当はこの作品の主人公は、 オールドマンでもジャン・レノでもなく、ナタリー・ポートマン! 役回りと中性的なかわいさでは、「ターミネーター2」の、 エドワード・ファーロングといい勝負の子役。 今では立派なレディですが、 このポートマンは少女のような少年のような、 そしてどこか東洋人っぽい雰囲気でいいんですよ。 この作品のファッションも好きですね。 この映画はアクションも楽しめる娯楽作であり、 しかもラストにはファンタジーのようなかわいらしい優しさもある。 見終わったあとちょっと切ない少年漫画を読み終えたみたいに。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-03 01:51:27)
360.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 
アカデミーのノミネート常連アル・パチーノが、やっと手にしたオスカー像。 私は摩天楼のほうが、作品的には好きなんですが、 でも賞となるとやはりこちらでしょうか。 初オスカーということもあり満点をつけます!  ほんとにほんとは・・「ゴッドファーザー」シリーズであげてほしかった。 たぶん運がなかったのでしょう。 そしてこの作品で贈らないといつって感じで。  日本語の副題に「夢の香り」とありますが、それが気になって・・ 「フォレストガンプ 一期一会」などはそのまま出会いと別れの感動として、 「グットウィルハンティング 旅立ち」これもそのまま受け取れますね。 副題で非常にわかりやすいと見ていたのですが・・ さて、「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」これはどうだろうか。 私は意外だと思ってしまった。題を知らずに夜中に見てたので。 盲目の元軍人が人生を自分を取り戻す感動のストーリーだと。 ラスト近くでは見事なスピーチまで披露します。 ところがあとで気づいた「夢の香り」・・ そうか!これは年をとっても女性を愛することを忘れない男の物語なのか・・ ということで、意外に思ったわけでした。  中半がグットウィルハンティングのような展開になるので、 パチーノが自分を取り戻そうとしてるそのあまりに激しい演技につられ、 わけのわからないのに泣いてしまいました。 そのうえに、盲人が道に飛び出すわ車を運転するわで、 とにかく勢いにつられ感動させられてしまった・・ すごい役者ですね。濃い演技はあまり好きじゃないんですが、 パチーノの場合は素からそんな感じに見えて、わざとらしく感じない。 ・・きっと普通でも熱いのではないかと思うくらい。 とにかく若いころから目が違ってた。取り付かれたような目。 盲人役は本当にぴったりでした。見ていて本当に盲人に見えるのです。 瞬きしないで黒目も動かさずに・・ 同情、共感、でもうっとうしいがんこ者。 見ていて暑苦しい、でも真剣で哀しい。なぜそこまですると。 それがわかったとき、一人の男として人間として存在していた。  こういう演技をされると、同情というある意味の差別意識が恥ずかしいです。 ふたつの目が見えるうちにこの作品を見られることをオススメします。 また落ち込んだときには、勇気ももらえますよ。  
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-03 01:49:37)(良:2票)
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