341. アジャストメント
《ネタバレ》 えーっ、ここまで引っ張っておいてあっさりハッピーエンドかよ、という消化不良感の残る映画。伏線ほったらかし多数な気がするんですが・・?やはりディック作品の映像化は難しいのだなぁという、これまでの印象がまた深まった。見所はやっぱり、どこでもドアか。あれは楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-12-07 13:08:19) |
342. 魔法使いの弟子
これ見て楽しめるのはせいぜい小学生ぐらいまでか。或いは、お手軽で底の浅い夢と魔法の国にも素直に入り込める邪気のない心を持った人むけ。ただし、ニコラス刑事のホームレス風ファッションは一見の価値あり。どんなにだらしなさげなルックスでもかえってセクシーに見えてしまうケイジとかブリッジスはずるいな(笑)。ただでさえイケてないあの主役の坊やがやったら目も当てられないだろう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-12-07 10:56:25) |
343. ベルヴィル・ランデブー
《ネタバレ》 このキャラクターデザインは相当好みが分かれると思う。残念ながら私はダメだった方。音楽とそれに関連したシーンはいずれも素晴らしかったし、世界観も悪くない。ただただ、絵が苦手… [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-12-07 10:04:26) |
344. Emma/エマ(1996)
オースティン物は嫌いじゃないけれど、この作品だけは「恋愛も慈善活動も、所詮金持ちの暇つぶし」的な悪意のない(からこそ食えない)鈍感さがぷんぷんしていてどうも苦手。エマの成長物語というより、ハリエットの受難物語だな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-10-24 15:15:48)(笑:1票) |
345. ジェイン・オースティン/秘められた恋
アン・ハサウェイもジェイン・オースティンも好きなのだが、こちらは主人公二人が恋に落ちる経過に今ひとつ納得感がなく、往年の少女漫画を読んでいるかのようだった。そもそも姉よりパッとしないはずの妹がこんなにも垢抜けた美女では設定に無理がある。オースティンものの作品らしくイギリス郊外の美しい風景が楽しめたのは良かった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-10-19 14:31:45)(良:1票) |
346. グロリア(1999)
《ネタバレ》 オリジナル未見。ヒロインのキャラクターが非常に中途半端で、女性としても母親としても共感ゼロ。ラストの母性とってつけた感が最悪。可哀想になあ、そんな親子ごっこ絶対うまくいかないのに…と思えてしまい、感動も何もあったもんじゃない。生意気さが可愛いはずの子役が可愛く思えない点も残念。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-10-08 21:47:40) |
347. ヴィタール
贓物デッサンがキモすごいが、意外と乾いた映画だった。これなら血が苦手な人でも安心して鑑賞できます。浅野忠信は棒俳優というかそこに味がある役者さんだと思うが、今回ははまり役。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-09-24 01:21:04) |
348. シルク(2007)
《ネタバレ》 外国映画だけれど、日本の役者さん達がとても良かった。はるばる最果ての国まで・・のはずが妙に簡単に日本に行き着いてしまう。しかも何度も。外国人が抱きがちな日本へのなんじゃそりゃ的な幻想はチラチラ感じなくもなかったが、「ナイナイ!」と斬り捨てるほどでは無かったかと。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-18 16:25:59) |
349. ナチョ・リブレ/覆面の神様
笑いもユルイがそもそも全体的な構成がユルユル。子どもと一緒に観ても安心という点では良かった。が、特にプロレスファンでもない私にとってはジャック・ブラックの百面相以外に観るべきものがなく、演出やプロットの荒さだけが印象に残った。勧められて観ただけにちょっと残念。ちなみに一緒に観ていた小中学生には、意外にもナチョよりヤセが人気だった。 [DVD(吹替)] 4点(2012-01-08 10:01:23) |
350. タイタンの戦い(2010)
小さい頃映画館で見た旧作では、メデューサのシーンにものすごくハラハラドキドキした覚えがあり期待していたのだが、スピード感がある割にたいして怖くもハラハラもしなかったので残念。妖怪ババア三姉妹も前作の方が気味悪さが際だっていたような。こういうのって映像技術の問題じゃないんだなあというのがよく分かり勉強になりました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-06-10 17:25:22) |
351. 女の子ものがたり
《ネタバレ》 原作は、田舎の底辺環境に生きる少女達の荒んだ生活、その救いがたいリアルな日常が乾いた表現で淡々と描かれ、ままならない毎日をどうにかこうにか繋げて生きる主人公たちに心を寄せて思うところ多々・・・という読み応えのある内容だった。が、それだけに期待してしまったこちらの作品は、予想以上に小綺麗にまとまった内容と優等生な主人公に思い切り肩すかしを食らった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-05-29 15:28:21) |
352. 櫻の園 -さくらのその- (2008)
《ネタバレ》 女優というかタレント女子たちの演技はどうにもこうにも学芸会な雰囲気で、福田沙紀の目のデカさばかりが印象に残った映画。原作・旧作を観ぬままいきなりこれを観てしまったので作品として評価しにくいが、櫻の園と聞いてこの映画を思い出す、という状況は早めに何とかした方がよいのだろうか?見所は、話が進んでもなかなか散らずにやたら長持ちする満開の桜景色。というわけで桜と若手タレントを一緒に愛でる男子向けお花見映画として需要があるかと。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-05-29 14:43:23) |
353. のんちゃんのり弁
《ネタバレ》 ととや登場の演出はすごく良かった。私なら、カウンターで岸部一徳が一人で料理作ってるところ見ながら白いご飯だけでお腹いっぱい。細腕ヒロインが逆境にもめげず頑張る健気なストーリーなら割と好きなんだが、小巻は全然健気に見えない。確かにあのダンナはどうしようもないが、そこから自立したい、自己実現したい!って突き進む小巻の姿はひどく自分勝手。甲斐性無しでも子どもにとっては大好きな優しいパパとして描かれているのに、そんな子どもの気持ちを思いやっての葛藤なんて微塵もなく、ひたすら夢に向かって前進あるのみ!のヒロインだなんて、全然共感できない。挙げ句の果てに幼い子どもの前で殴り合い&罵り合いのケンカして、その後平然と一緒にご飯食べながら冷静に離婚・再婚話、子どもが泣き出せば白々しく抱き合って仲良し演出とかありえなさすぎで腹が立った。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-05-04 17:08:18)(良:1票) |
354. ソラニン
期待はずれというか予想通りというか。今時の若い子はこれで泣けるの?だとしたら私は既にすっかりババアなのでしょう・・・。これが主人公と同世代のリアルなのだとしたら、何ともつまんなそうな青春で若者が前向きに生きられないのも仕方がないという気がする。自分が若い頃リア充だったとは全く思っていないが、それでもこれぐらいの年代にはもっと毎日必死で生きてたよ。あおいちゃんの可愛さは堪能できるので、ファンは一見の価値在り。個人的にはサンボマスターの近藤くんのキャラがツボ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-04-30 16:04:31)(良:1票) |
355. インスタント沼
《ネタバレ》 大好きな三木聡作品だがこれはちょっと中途半端だった。パジャマのゴムはちょっと緩いぐらいが着心地がいいが、ゆるすぎて腰骨でかろうじて留まってるようだとちょっとスッキリしない。だったらいっそこのまま今日は家に引きこもってテレビ観てダラダラしようと思っていたのに、突然画面から貞子が出てきちゃって勘弁してくれよ、みたいな龍の登場もちょっと困る。でも、まいっか。と思ってしまうところがさすが三木作品。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-02-01 17:32:18) |
356. eatrip イートリップ
出演者の面子に惹かれて観たが、色に関する割と当たり前の話を延々と語られ、例えばこれが各人とサシで飲みながら語り合う内容ならそれなりに面白い時間になるだろうが、一方的に淡々とそれを聞かされても眠くなるばかりというか…。途中で寝そうになっても最後まで頑張って観ると美味そうな食事シーンが出てきて少し元気が出るので、その勢いでなんか旨いモノでも食べに行くと良いのでは。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-02-01 16:58:30) |
357. ジャッキー・ブラウン
ながっ!!と何度思ったことか。観客にその長尺を気付かせる時点でその映画の評価がほぼ決まってしまう。タランティーノ作品でよくある登場人物のキャラクター描写の一環(?)とも思えるダラダラ続く会話シーンはむしろ好きなのだが、この作品ではそういうシーンはあまりない。にも関わらず妙に話の展開が冗長すぎて少々退屈した。そもそも、男前な女が主人公の映画が大好きなのでジャッキーにもそういうキャラを期待していたのだが、レディースの頭崩れが女の情念を語るような演歌っぽいキャラ設定で、どうにも好感が持てず感情移入できなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-01 16:52:32)(良:1票) |
358. TAXI NY
オリジナル未視聴。ベッソンはかなり好きな方だがこれはイマイチだった。こういう優男系の白人ダメ男になんら魅力を感じないので寒々しい気がした。大好きなクイーン・ラティファも全然クールじゃなくて、めっちゃ所帯じみたおばちゃんキャラでややがっかり。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-10-20 11:03:05) |
359. 初恋(2006)
初恋というタイトルから連想されるような若さと甘酸っぱさは皆無、代わりに作品全体に漂う暗さと閉塞感が、まんま当時の空気を再現していると思えば作品世界の演出は悪くない。でも大きな事件を扱っている割に色々と説明不足&プロットが稚拙すぎてそのモチーフが活かされていない。宮崎あおいの演技は悪くないのに何か非常にもったいない気がする作品。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-09-02 13:36:46)(良:1票) |
360. おろち
木村・中越の演技力で3点、赤の綺麗さに1点。他に見るところがなかった。ホラーとしてもサスペンスとしても中途半端だし、なんでここ太郎さんなの?という疑問も。原作を読んでいたらさらに低い点になったような気がする。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-08-21 15:40:54) |