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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 825
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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361.  紅の豚
 ファンタジーってのはこうじゃなきゃ。ものすごくきちんとした魅力的な世界が、ほとんど説明的な台詞とかなしにきちんと描かれていく。最近、ファンタジーとは名ばかりの、単なる思い付きの寝言の垂れ流しみたいな映画によく出会ってしまうんで、こういう本物のファンタジーをたまに見れるとその良さをより一層感じます。 「ウヨになるくらいなら豚の方がましだ」って一生に一遍くらい、言ってみたいような、 言わずにすんだらその方がいいやら。 ジブリで一番好きな作品。 音楽の良さを再認識して+1
[DVD(邦画)] 10点(2012-11-29 18:21:47)
362.  アイデン&ティティ 《ネタバレ》 
 麻生久美子がいいなあ。ああいう風に、上から目線で「君、君」って言ってもらえたら、ぞくぞくする。(すいません、自分でも気持ちが悪いw)  この役柄と麻生久美子のマッチングは奇跡的なパーフェクトだと思う。 あと?ロックとか全然分からないんでw  平成24年11月26日 決して音楽に無縁の生活を送ってるわけじゃなくて、例えば外出の時もデジタルプレイヤーが手放せないくらいなんですが、ただいかんせん好きなジャンルがアイドル系とユーミンとか竹内まりやなどの小奇麗なフォークで、一度たりともロックに関心を持ったことがない人間にとっては、自分にとって全く無縁の人たちが、自分にとって全く関心のないことを熱く語ってる映画で、麻生久美子が出てないシーンは、眠くならないようによそ事をやりながらぼんやりと鑑賞。(ただ熱気にはなんとなく当てられましたけどね)  だけれど、この映画の麻生久美子が本当にいい。単にルックスのみならず、たたずまい、声、しゃべり方、何年も知っていて、しかも好きな女優に改めてときめくという稀有な体験をさせてもらいました。こんなふざけた鑑賞法、あるいは採点法はないとは自覚してるんですけれど、それでも+1点
[DVD(邦画)] 8点(2012-11-26 11:10:36)(笑:1票)
363.  オール・ザ・キングスメン(2006)
 この映画を見て、たったひとつだけ良かった点は名前だけは知っていたヒューイ・ロングという政治家のことをきちんと調べる機会を与えてもらえたことですね。(全く残念です。この人が暗殺されずに大統領になっていれば、ルーズベルトのようにむやみに中国に肩入れして、「金持ちたち」を儲けさせるために日本を挑発して戦争に引きずり込むこともなかったのに) あとは、もう全く下の方のおっしゃる通りで。この題材なら、清潔な政治を訴えて、知事になった政治家がいかに腐敗していくかの過程が見どころなのに、間接的な関係しかないジャーナリストの過去をグダグダと。残念な映画です。  それからもう一つ、絶えず違和感が付きまとったのが、アメリカを舞台にしたアメリカ人の政治家が主人公の物語でありながら全く「政党」というものが出てこないこと。  主人公が全く個人として動き、あちこちで演説ぶてば、(大体その演説会のセッティングさえ誰がやったか映画の中では不明w)、主人公に対立する議員たちも個々、ばらばらに「判事」やらの影響を受けて動く。私たちのような外国人でさえ、共和党も民主党も全く出てこないのに違和感を感じるんですから、アメリカ人にとってはどうだったんでしょうか?  ただ、なんでそんな風になったかは、理解できます。原作が「誰が見てもヒューイ・ロングがモデルだけど、あくまで架空の物語であり、実在した人物には一切関係ありませんw」ってものなので、民主党を連想させる政党名とか具体的な汚職の過程とか描きづらかったんでしょうね。  だから、こんな中途な物語映画化するよりも、実際のヒューイ・ロングをモデルにして映画作った方がよほど面白いと思われ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-24 11:54:11)
364.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
 まず、映画のキャストっつうか、ぶっちゃけヒロイン、女優を最重視する自分のような人間にとって、この映画の評価は7点未満はあり得ません。なぜなら妖精が妖精(エルフ)の役を演じてるから。実に綺麗ですね。リヴ・タイラー。3部作を通じて彼女が出てくるだけでもう、かなり萌えます。アラゴルンはうらやましいですね。国王になるわ、あんな綺麗な嫁さんもらうわ。でも、この二人が幸せになるラストは自分的には大満足です。  また、ファンタジーとして見ても、しっかりした世界観、架空世界の枠組み、それがきちんと説明されながらも決して饒舌になってないところ、また伏線のきちんと回収されているところとか(なぜ、スメアゴルのような不愉快な存在を殺してはいけないかとか)は、さすが名作と言われるだけのことはあります。  しかしながら、その反面、この映画はやはり原作ファン向けであり、逆に原作を知らない人間には少し引っかかる敢えていうとご都合主義的な説明不足の点も。  一番、違和感があったのが、ものすごく強いものとして表現されている存在に対して、弱い存在があっさり勝ってしまって、そのことに対して説明がされてないところ。  例えば、大勢の屈強の兵士を苦しめた龍の首を、多少剣の心得があるとは言え、女性がごく簡単に刎ねてしまうとか?あるいは、これは第一部になってしまいますけれど、魔力を持った数騎の黒い騎士たちが、ホビットを襲っても防がれるとか。(そもそも、野菜を盗んで逃げ回ってたホビットが、何にも訓練もしないのにオークと互角以上に戦ってる時点でもう)  強い、強いと表現される存在が実際は大して強くなく、弱い弱いと表現される存在が案外強い。だからあまり弱いものが強いものに勝つカタルシスを感じることが出来なくて。 もちろん、原作ファンなら納得できる説明を知ってるんでしょうがね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-24 11:11:14)
365.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 
 昔から八百万の神を信じてきた我々日本人の一つの特徴として、自然のありとあらゆるものに人格を感じて人間と同じようにあつかう点があると思います。 だからこそ、大量に暴走してきた巨大な蟲とお姫様の気持ちが通じ合って、命が救われる話に感動したり、あるいは巨大円盤で侵略してくる宇宙人と戦うアメリカ映画を「話し合う意思が全くない」と批判してみたり、どんな相手でも共通の認識が成り立ち、意思を疎通させることができるんだと「無邪気に」信じているのが、日本人のある種の美点であるわけなんですが。  ただ、自分的には、人間には全く理解できない「異質な」存在というものがあり得ることを意識すべきだと、以前から歯がゆく思っていました。  そういった観点から、このシリーズの敵役「使徒」の無機質な、人間の理解を最初から拒絶しているような造形、存在感が大好きです。  あと、今作から少し好みのキャラクターが登場してきたので(昔、「あんた馬鹿ぁ」をパソコンのエラー音に設定してましたw)、恋愛パートも苦にならずむしろ楽しめました。(ただ、彼女死亡フラグが針山のように立ってたので、本当に死んだと思って、ほんのちょっとだけ目が湿っちゃいました。くそっw)  実は、身近にあまりにも熱狂した人間(妹)がいたので少し引いていて、まともに見るのが序(しかもテレビカット版)が初めて、今作が2回目なんですが、今更ながらテレビアニメ版でも借りてきて見ようかなと思うくらい楽しめました。
[地上波(邦画)] 8点(2012-11-24 11:03:50)
366.  マーガレットと素敵な何か 《ネタバレ》 
 よせばいいのに、ストーリーを先読みしてしまうというのが悪い癖で、この映画のように悪い予感が的中してしまうと疲労感だけが残りました。  ぶっちゃけ、現状のマーガレットの仕事、生活のどこに問題あるのかさっぱり理解できなかった私には、都会の大企業で金を稼ぐことが悪、現在の生活を捨てて発展途上国の人を援助するのが善みたいな市民派臭たっぷりな図式は否定はしませんが、映画にしてもらってまで見たくもありませんので。  ただ、他の作品でもそうですがとにかくソフィー・マルソーの顔立ちがとことん好きなのでこの点数です。特に「胸の谷間」で+1w
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-24 10:36:27)
367.  ラブ & ドラッグ
アン・ハサウェイって決して典型的な美人じゃないんですよね。そういうには、あまりにも眼と口が大きすぎる。でも、その眼!深い思いを込めて相手を見つめる眼差し。 たまらなく魅力的です。  映画そのものも凡百の難病ものと誤解されそうですが、そうではなく他人に理解され受け入れられ愛されることがどれだけ幸せであるか、しみじみと感じさせてくれるものでした。(特に自分のような主人公と同じ発達障害を持って生きてきた人間にとっては)  ただ、ラスト近くのコメディパートは不要と感じたのでそのぶんだけマイナス。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-11-22 08:47:05)(良:1票)
368.  山のあなた 徳市の恋 《ネタバレ》 
 いわゆる差別狩りには反感を感じるし、正直若いころはあくまで仲間内だが差別的なジョークを交わしたことがないと言ったら嘘になる。けれどもそんな自分でさえ、この映画のワンシーンは絶対受け入れられない、というか嫌悪のあまり吐き気を感じてまともに見ることさえできない。それは、子供が福市の顔を藁でつついて悪戯するシーン。 身体障害者の、その障害を利用して悪戯して馬鹿にする。しかもその行為を悪質なものとしてではなく、子供の「無邪気な」悪戯のユーモアあるシーンとして描く。今まで見てきた映画の中で、これほど弱者に対して冷酷、傲慢な映像を見たことがない。まず、このシーンを「ユーモア」あるシーンとして撮ったオリジナル作品の製作者(よく昔の人間の方が暖かったなんて言われるけど、こういう表現が平然と行われるとこを見るとどうなんだろう)、それからこのシーンを見て面白いとしか感じられない人間の悪く言えば、傲慢さ、冷酷さ、同情心の無さ、よく言っても想像力の欠如、そして現代にリメークするにあたって全くこのシーンに問題を感じなかった製作者の無神経さ。いずれに対しても許しがたい嫌悪感を感じる。  ただ、このシーンを除いては、人里離れた温泉地のけだるい雰囲気、比較的真面目な時代考証(ただ、草薙君の下着は当然パンツじゃなくて褌でしょう、この時代なんだから。そんなつまらないところにジャニーズ縛り出すんならそもそもこんな映画に出させなきゃいいのに)、堤とマイコの淡い恋、いずれもかなり好感を持てたのだが。  それになんと言ってもマイコ!もともと好きな女優なんだけれど、ハーフなのにこんなに時代、風景に溶け込んだしっとりした雰囲気を出せるのは嬉しい驚きでした。  マイコの美しさ、麗しさで17点、例の超差別的シーンでマイナス10点
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-19 10:25:08)
369.  事件 《ネタバレ》 
 法廷物としてはすごく面白かった。特に検事側と弁護側を対等に扱い、あくまで事実の究明を目指す裁判官達の姿が、今の日本の裁判ではほとんど姿を消している理想の姿だけに面白かった。またたった30年前の風俗の古さが逆に新鮮だった。  ただ、何年かぶりに見て感じたのは、事件そのもののしょうもなさ。これを人間性を表現する深い愛憎劇とか、冗談でしょ。単に非常にだらしのない、しかも優柔不断な男が引き起こした悲劇に過ぎない。  ぶっちゃけ、過失傷害でもいいような気もするんだけれど、自分から見れば、姉と肉体関係にありながら、妹とも関係し妊娠させるとか、もうその時点で死刑決定!(笑) 平成24年11月12日本当に、裁判そのものは面白いんだけれど、見れば見るほど男に同情の余地が無くなって。特に妹との関係など、俗に言う「据え膳食わぬは」以上でも以下でもないわけで。現在のような植物系が増える前の、この年代の男子はそれこそ体中の毛穴から性欲が噴出してるんで無理ないといえば、無理ないんだけれど、それを同情しろと言われても。他の方も言っている通り本当に事件そのものはつまらないですね。( あと、今回考えたんだけれど、たとえ身を投げかけられても腕に力がこもってなかったら、刺さりません。やはり過失傷害はむりですね)
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-11-12 17:00:49)(良:1票)
370.  北のカナリアたち 《ネタバレ》 
 宮崎あおいの番手が低く、出番もすくなそうなのはあらかじめわかってたので、さほど積極的に見たいとも思わなかったのですが、是非にという両親のお供で行ってきました。で、見る前に買ったパンフレットを見れば脚本はなんとあのデビルマンの那須真知子!(こないだ見直した寒椿でも改めてあきれ返ってひっくり返ったばっかりだしw) その時点で期待値は大きく下がったんですが、見てみたら、それほどあからさまな矛盾、綻び、破綻もなく、正直、ラストの教室での再開の場面とかある種の感動を覚えたことは否定できません。  水難事故で夫を亡くした教師が、その時の教え子たちを訪ね、お互いを癒しあうという設定など、この人にしては随分上出来なので、随分原作が優れてるのかなと思ったら、そうでもなく誰だってたまにはねってところです。(原作がこれまた淡泊なもので、随分内容変わってるんですが、ある意味では原作より感動的になってるんで、これなら原作者も問題ないんでは)  ただ、那須さんが良かったのは設定までで、どうも話の運び方が下手です。水難事故にしろ、不倫にしろあまりにストレート、露骨に言えば山も落ちも伏線もないので、興がかなりそがれました。(例えば、自分なら不倫は、あくまで生きる気持ちを失ってる警官を励ましている姿が誤解されたなんて方に持ってきますけどね。どちらにしろ原作には全くないわけだし)  それと、これを言っちゃあおしまいなんですけど、現在の吉永さんと20年前の吉永さん、風貌とか、はっきり言うとお肌に全く差が無くてw、正直若干混乱しかかった個所もありました。20年前は、別の女優さんではってのは、無理な注文ですかね。ぶっちゃけ仲村トオルさんが非常に若々しい風貌なんで、実際の20歳以上の年齢差を感じて、ラブシーン違和感えぐかったです。(柴田さんは上手に老けてました)
[映画館(邦画)] 6点(2012-11-12 15:40:07)
371.  寒椿
平成24年12月5日全面改訂。 南野陽子ははかなげで魅力的だし、美(微w)乳も嬉しいんだけれど…… 見るのを繰り返すたびに評価だだ下がりの変わった映画。 まず、配役が大失敗というより、無茶苦茶。美しい薄幸のヒロインが思いを寄せる相手が、浜ちゃんじゃさあ?あるいはモーゼ(c 陰日向に咲く)じゃさあ、もともと映画として成立してないんじゃないかな?(別サイトでスケバン刑事であてた南野陽子に対するご褒美映画という記述があったが、むしろ釣り馬鹿の西田へのご褒美映画ではないか?)  それから、何気に見ると悪いやくざや政治家がヒロインを不幸にしていくように見えるが、落ち着いてみれば、ヒロインを愛する二人の男の切れた行動が、どんどんヒロインを不幸にしていくというとんでも映画。  まず、高島の一方的なストーカー行為と拉致行為が結果として、主人公をやくざに払い下げられ、満州に売り渡される境遇に追い込んだわけで。(だいたい、満州に送られたらこの世の地獄みたいな発想、戦前のこの時期にあっただろうか?よく見る少年H的発想の脚本w)。  そして西田がそれに切れてやくざや政治家のところへ暴れこむのはいい。だけど、せめて女子供どこかに逃がしてから殴りこむくらいの分別はあってもいいんじゃない。その切れまくった無分別な単なるうっぷん晴らし行為の結果としてヒロインは片手の指なくすは、おそらく連れ添ってもこれから一生貧乏暮らしの、脳味噌筋肉でできてる男とくっつけられる、息子は銃で撃たれる。わやですわ。  ヒロインが可哀想だったのは当然だけど、この馬鹿男二人が生き延びたのに、殺された大勢のやくざさんたちが可哀想でしょうがありませんでしたw。 さすがデビルマンの脚本家ww
[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-11-05 12:32:27)
372.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 
平成24年11月5日全面改訂。 久しぶりに見たら、つくづくつまらなかった。(自分当直の時間つぶしに映画を見ることが多いんで、意識を失うほどつまらない映画って本当に困る)  まず、ほれ薬がどうしたこうしたの恋愛モード、実にくだらない、退屈極まりない。塚、魔法界に大きな危機が迫ってるという緊迫感はどこに行った?シリウスを殺された悲しみは?(むしろ、与えられた使命に押しつぶされそうなドラコに感情移入してしまったw)   それでも女優が綺麗だったらまだ興味をひかれただろうが、エマ・ワトソンを除くとごくごく平凡な容姿の女優さんたちの恋愛を関心持って見ろと言われても……(思えば、彼女はイギリスの映画界としては奇跡的な存在ですねw)  それと実は本筋もつまらない。魂を分離してあちこちに分けておくとか。なぜ、わざわざ主人公たちにとっかかりやすい弱点を残す?意味不明。そして、その謎をさぐる方法ときたら!前作まではまだいろんな要素が絡み合っての面白さがあったけれど、今回は「先生に取り入って本当の過去を教えてもらえ」 最初から、最後までこれだけ。単調というか芸がないというか。 
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-05 12:27:48)
373.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 
 故障して発進できないシャトルのエンジンを叩いて直すロシアの宇宙飛行士がつぼです。全く個人的ですが、この人と、「史上最大の作戦」で装甲車を叩いて直すイギリス人将校と、のび太のママを世界三大叩き直し名人に選びたいと思います。(なんじゃそりゃ)  ストーリーに関しては、ここまでコテコテにしかも宇宙飛行士とその家族にだけ焦点を絞ってもらえれば満足です。(程度の差はあってもSFなんて壮大な馬鹿っ話なんだから、細かいことをいちいち突っ込んで楽しめないのは気の毒だと思いますが)  泣くつもりは無かったんだけど、主人公の死ぬ間際の回想でちょっと危なくなって、主人公と対立しまくった軍人のパイロットが、彼の娘に父を褒め称えたところでもっと危なくなって、車のかげから小さい影が飛び出たところで号泣でした。  全員が死んでしまって彼らのおかげというよりは、何人かは生き残ってきちんと幸せをつかむエンディングの方が後味いいですね。  ま、馬鹿映画であることは間違いないんであまり高得点をつけたくは無いんですけど、リブ・タイラーの信じられないくらいの美貌にプラス3点でこの点数です。 (実は洋画の楽しみに目覚めたのがほんとに近年なんで、美人女優好きとしては、ほんとに遅かったなと最近残念に思うこと頻りです)  平成14年11月追記 ブルーレイを購入して。カット版の方が完全版より優れてる映画って、これが初めてです。とにかく前半の地球部分のくだらなさ、冗長さ。おそらく真面目な人はあそこで嫌になるのでは。延々とハリーがAJを銃で追いかけまわすシーン。メンバーを呼び集めるシーン、検査での悪ふざけ、酒場での乱闘。皆不要。最低30分は削れる、塚削れるべきかも。しかし、それにも拘わらず後半、ラスト10分間の盛り上がり、密度は素晴らしい。筋がわかっててもハリーの死の間際から号泣したんで、自分でも呆れながら+1。ブルーレイ買ってよかった。
[DVD(字幕)] 9点(2012-11-01 18:55:38)
374.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 
 マグナ・カルタを平民が作成したりとかフランス王がイギリスに侵攻したりとか(史実は逆)あいかわらず突っ込みどころの多いストーリーですが、ま、ロビンフッドそのものがフィクションですから、それほど気にもなりませんでした。  むしろ、投石器で投げられた石が爆発するような他の中世ものと比べると、随分リアルな戦闘シーンは好感が持てましたし、あるいは史実に即した王と国民との共存を求めるマグナ・カルタの内容=主人公の主張も快適でした。(従来のハリウッドものなら、いきなり王を廃止して共和制とか言いかねないですからねw)  主人公達も悪くは無かったですが、人間としては、一見馬鹿殿そのままに見えながら、国難に際してはとりあえず国民を纏め上げるジョン王とか、あるいは命をかけてまで、自分の生まれた国よりも夫の国を救うことを選ぶ王妃とか、脇役の人物像が面白かったです。  あと、マリアンが出陣してきた時、「エリザベス女王来たあああ」と突っ込んだのは私だけですか?w 平成24年再見。全体に悪くはないんだけれど、すごく面白かったり、あるいは胸を打つものが感じられなくて。主人公の戦う動機が弱いんじゃないかな。例えば、父の遺志をついで自由な国を作るために国王と戦うくらいのストーリーなら、もう少し感じるものがあったかも知れないんだけれど、自由な国を王に認めさせるために、とりあえず外国の侵略者と戦うって、なんか迂遠でいまいち盛り上がりに欠けません?情念的にも、ちょっとマリアンのお父さんが殺されたくらいでは、やはりまだまだ物足りないし(言ったらなんだけれどもともと老い先短そうだしw、だいたい自分からかかってったわけだし) まあ、この製作者が出鱈目な設定で映画作るのには今更呆れもしませんが、一介の石工が自分で近代的な人権思想を生み出し、息子がその実現のために戦うって、人を感動させるためにはあまりに薄っぺらじゃありませんか? それからクライマックスの戦闘シーンも、なんでイングランド軍が勝ったかよくわからないままに、勢いで勝ってしまう面白みのないものでした。(しかし、前が開く上陸用舟艇風の船には爆笑でしたね。あれといい、あるいは海底に沈んでいく兵士たちといい、今のハリウッドには上陸戦を描写するときは必ずプライベートライアンをパクらなければならないという不文律があるんでしょうか?w)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-29 10:16:26)
375.  ボルベール/帰郷 《ネタバレ》 
 ペネロペ・ルクスの魅力を堪能するという当初の目的は達せられたわけだし、ストーリー的にも十分、はられた伏線の回収がきちんとされていて面白かったんですが……。 ただ、どうもフランスやスペイン等、ラテン系の映画のストーリーは、いまいちしっくりこないというか、違和感があるというか。  「殺人」という重大な問題を抱えながら、鍵をあずかってるだけのレストランを勝手に営業したり、あげくがそのままなしくずしで自分たちの店にしようとしたり、随分、変な精神的余裕があるなと。ま、それほど唐突な感じもないんですが、いまいち腑に落ちないというか、納得できないというか。  あと、殺された人間のうち、男二人はまあ鬼畜ですからいいようなもんなんだけど、不倫してたというだけで殺された女性は可哀想だし、彼女に対してはもっと罪悪感を持ってほしかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-27 13:38:09)
376.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 
 まず、誰もがおっしゃるオマハビーチでの迫力ある戦闘シーン、それから最後の方の、ミラー大尉が敵戦車に向かって拳銃を撃ち続け、もう駄目だと思った次の瞬間…… この二つだけで戦争映画ファンとしては見る価値ありで、8点は確定です。 あと思ったことは・アメリカ本土で、あの兄弟のことを発見したおばさんは、ものすごく優しい善意の人だと思います。ただ、戦場というものを全く知らない彼女の、善意、優しさのために死ななくていい人が何人か……・ミラー大尉は任務を遂行してというような受け止め方をされてる方が多いようですが、単純にそう言いきっていいでしょうか?ライアンが死ななかったのは、あくまで偶然、僥倖です。本当に任務を遂行するつもりなら、ライアンを拘束、強制しても連れ戻してこそ、本当の任務遂行と言えるんじゃないでしょうか? 平成24年10月22日追記 少し上記とダブりますが、やはりミラー大尉の行動は間違ってるし、ライアンは少なくともあの場ではた「よく」なかったと考えざるを得ない。端的に言えば、たかだか4台の戦闘車両と50人の兵士からなるドイツ軍部隊が橋を越えて逆襲してきても重大な結果を引き起こしたとは到底考えられないし(そのことを結末の連合軍の戦闘爆撃機の編隊と大部隊の出現が如実に示してるわけで)、また少なくとも全然別の任務で訪れ、なぜか一切の情報手段を持たないミラー大尉が、橋を突破されることが重大な結果になると判断できる材料もない。命令を受けているわけでもなければ、戦略的な見地から絶対免れないわけでもない、そんな戦闘、しかもかなり不利な戦闘にミラー大尉が部下を引きずり込んだのは、単に感情レベルでライアンに動かされたから。人の命を預かる指揮官としてあまりに幼稚じゃありませんか?しかも、そんな行動を英雄的なものと描く映画のトーンもおかしい。ライアンに銃突きつけて拘束して帰れよって思ったのは自分だけかな。少なくとも兵士が将校に向かって「その命令は聞けません」というのが重大な規律違反だし、合理的な理由もなく兵士の感情に動かされてしまうのは、将校失格、指揮官失格だと思うのですが。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-22 15:53:42)(良:2票)
377.  ラストエンペラー/オリジナル全長版 《ネタバレ》 
 平成24年10月15日全面改訂。まず西大后死亡の瞬間に、大勢の人間が乱入してきてトランペット風の楽器が吹き鳴らされるシーンに代表されるような細部のいい加減さ、ひいては西洋人がアジアの物語を、どんなにまじめであろうが、ある意味「適当に」想像してファンタジー世界として作り上げてしまうことの可否までふれようと勢い込んできたんだけれど、製作国に「中」を見つけて腰砕け。描かれている国が製作に加わってるなら、同じアジアとは言え、他国の人間が容喙できない。  しかしながら、どうしても納得できないのが言語。何も今更、中国人が英語を話すのがおかしいなんてありきたりなことを言うつもりはない。(2chの某スレでよく言われるように英語吹き替え版を見たと思えば苦にもならない)  問題なのは、中国語を母国語とする中国人の皇帝と英語を話すイギリス人の教師が、出会った瞬間からよどみなく会話を始めるまさしくこの一点につきる。言語もひいては文化的バックグラウンドも全く違う人間が、全く支障なくコミュニケーションを成立させる、この時点でこの映画のリアリティは限りなく0に近いと思う。(実は、あの英国人教師は中国文化に堪能であり、当然中国語も話せただろうという歴史的事実はあるが、映画の中できちんと説明されているわけでもない)  なにかこの問題を声高に話すと、非常に子供じみてしまう気もするんだけれど、でもおかしいと思いません?国も、人種も、文化も、そして言語も全く違う二人の人間が、何の苦労もなくコミュニケーションを成り立たせることが可能であるこという「映画」のお約束。(それが英語であろうが日本語であろうが、中国語であろうがスワヒリ語であろうが)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-15 16:54:21)
378.  北京の55日 《ネタバレ》 
 平成24年10月7日全面改訂。とにかく扱ってる題材はいいのに、台本がつまらない。これだけ大きな歴史的事件として、あるいは絶望的な状況で戦い抜いた少数の人々の姿を描くなど、いくらでも描き方があったのに、実際には凡百の恋愛ものが多くのウェイトを占め、少なくとも「義和団事件」を扱った映画として期待されるものは満たしていないと思う。  是非、リメイク希望。(できたら、日本資本で。冒頭で最近の暴動、破壊行動の実写でも入れれば、100年たってもほとんど進歩の見られない民度の低さとか、あるいは清朝とあまり変わらない現政権の夜郎自大ぶりとか、下手な広告よりよほど効果があると思われw)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-07 05:50:35)
379.  ゴールデンスランバー(2009) 《ネタバレ》 
 「アヒルと鴨」は自分のベスト10に入る作品、フィッシュストーリーもまあまあ好き、重力ピエロもそこそこなんである程期待して見たが……  まず他の作品で感じられたような嬉しい意外感がまるでなし。花火とか「ああ、そう来たか」位のレベルだし。それからテーマもあやふやですよね。多分どんな境遇になっても、人と人との間に結ばれる信頼関係だと思うんだけれど、どうしてそんなものが通り魔とか初対面の人との間に結ばれる?全く無関係の人間を殺す人間がたまたま自分の味方してくれたから信頼関係とかw。それから細かいところのいい加減さ。皆さんのレビュー見てて感じたんだけれど、「ファンタジー」って決して、適当さ、いい加減さのエキュスキューズにはならないんじゃないかな?現実の世界と違った別の世界をきちんと作り上げるのがファンタジーだと思われ。(ロードオブザリングとか紅の豚を観て、いい加減とか適当とか思わないでしょ?)  何年もあってない元恋人同士が、ほぼ同時に一台の車のことを思い出すのは、ある種のファンタジーとしてありかなと。しかし、何年も放置してあった自動車がバッテリー代えただけで動き出すとか?何にも説明なしにそんなことがあり得たらほとんどルールの何にもない適当な世界じゃないですか?何か所も何か所も検問の前で急に引き返す、異常にボロな車に警察が気がつかないのも以下同文。  あと、これを言っちゃ原作にも映画にもアンフェアかもしれないけれど、残念ながら現在から考えれれば「権力」の描き方が粗雑でリアリティに欠けますね。  既得勢力に不都合な政治家が表れれば、何も爆殺しなくてもいくらでも抹殺されてしまう現在から見れば。(例えば、ありもしない汚職事件で検察庁に犯罪を捏造させ、全マスコミあげてその人物が不潔極まりない人物であるような情報操作とか、原発全廃に真剣に取り組んだ総理大臣を、これまた全マスコミ上げて馬鹿、無知、無能扱いして引きずり落とすとか)  あまりに現実の権力が巧みなだけに、爆殺して犯人を適当な民間人に押し付けるとか、たるくてたるくて。  フィクションが現実に負けてちゃダメですね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-01 20:32:19)(良:1票)
380.  好きだ、
 前半部分のみの評価です。宮崎あおいの一つ、一つの表情が本当に素晴らしくて目が離せない。BGMが無いのも透明感があふれる画面にぴったり。お姉さん役の女優さんもななか。  後半は永作さんに全く興味が無く、気持ちが全く入らないんで評価を控えます。ただ、これだけ静かな映画のストーリー展開に交通事故とか通り魔みたいなエキセントリックな要素を使うのはどうも。あと34歳の二人の中途半端な生活感も少し。 ただ、前半部分だけだったら毎日、毎日流したい映画。  あと、ビターズ・エンドって会社、今回初めて知ったわけだけど、いいなあ。正直、経営が苦しく大勢の人がリストラにあってるような大手が、この手の採算度外視の趣味的な映画作ったとしたら、多分反発感じるんだけれど、そうじゃなくて小さな会社がポリシーもって、こつこつと映画を作ってる姿勢が、ホームページ一瞥しただけでも感じられて好感を持ちました。
[DVD(邦画)] 8点(2012-09-27 06:10:57)
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