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コメント数 377

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361.  GODZILLA ゴジラ(1998)
とにかく凄い。迫力満点。「インデペンス・デイ」を上回るスピード感と迫力に釘付けになった。恐竜物(怪獣?)としては「ジュラシック・パーク」シリーズが代表的であろう。この作品はそれを上回るスケールと迫力がある。後半には孵化したゴジラの幼獣が200匹も一斉に襲ってくるのだから、ラプトルが2匹で襲ってくるのとは訳が違う。しかしジュラシック・パークとは全く作品的に違うような気がした。見終わった後の空しさは何だろうか?この決定的違いは科学的説明に乏しい点である。「ジュラシック~」の方は、科学的根拠に基づき、こう言った遺伝子操作が現代の科学で可能だと言うこと、それに対する警鐘を鳴らしていた。ここには多少の悪人もいたが、決して悪者はおらず、人類が自然とどう向き合うかがテーマであった。言わば大人の映画だ。しかし「ゴジラ」は題材から無理があり、それをどう現代のニューヨークに登場させるかについて、全く科学的に説明しようとせず、いきなり大都会に登場させ、暴れさせ、揚げ句には子供まで生ませて、どたばたと大の大人が走り回るだけの作品にしてしまった。この空しさを表現するのに、良い論評が一般誌に載っていたので紹介したい。”日本のオリジナル「ゴジラ」においては、結局自衛隊の力ではゴジラを倒すことはできず、最後は海水の酸素を無くすことでゴジラをせん滅する。しかしこの選択肢は人類にとって多大な犠牲を払う結果を生む。この原因を作った核実験に対し抗議をするとともに、ゴジラも同じ生物であったものを人類の手で絶滅させてしまっていいのか?と言う問題を投げかけて映画は終わる。しかしこれをアメリカが作ると、被爆国である日本とは違って、米強しとし、軍による鎮圧で幕を閉じる。これがアメリカ人の好きな考え方なのだろう(by asahi)”以上。
6点(2001-01-29 23:21:26)
362.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
かの「タイタニック」は恋愛ベタベタをモチーフにしているのに対し、本作は余計な脇役を付けず、脱出劇のみに集約した演出が高い評価へと繋がっている。限られた出演者たちもそれぞれ強い個性を持ち、脱出への役割を担っている。日本では1973年の興行収入No.1に輝いた。他のパニック映画は、この作品を基準に点数を付けたい。
9点(2001-01-29 12:27:30)
363.  ロング・キス・グッドナイト
”記憶喪失になっていた女性が記憶を取り戻してみると、なんと女スパイであった”、この題材が良く活かされている。しかしそれだけの気もした。どれもどこかで見たことのあるシーンばかり。「ダイ・ハード」のようなアイデア豊かなアクションは陰を潜めていた。大体、女房(ジーナ・デービスはレニー・ハーリンの奥さん)を主演させる監督の趣味に余り共感できないし。苦言をもう一つ。どこに100億円も掛けたの?
7点(2001-01-29 12:26:11)
364.  ファイト・クラブ
(M)「名前が書いてないわ。あなたの名前ってコロコロ変わるの?」/飛行機にて鞄が同じ。/振動にて空港で足止め。タイラーは先に帰る。その後、自宅で爆破。/自宅が爆破され、タイラーに電話。コールバック方式。出会って慰める(T)「御前は物質世界に支配されている」/(J)「彼の仕事は映写技術士。人が寝てる間に仕事をする」/(J)「彼は一年前から住んでた」/(T)「大学に行け!次は?就職しろ!」/良く見ると、二人がファイトクラブで戦うシーンが無い。/(B)「彼は一人で会を作った。睡眠時間は1時間、精神病院で生まれた彼の名はタイラー・ダーデン」「・・・」/目の上を縫っているとき(T)「階段から落ちたんだ・・・」(J)「階段から落ちたんだ」/(J)「御前何やってるんだ?」(M)「ひどいわ」/警官から疑われる(J)「あの家具は気に入ってたんだ!」/(J)二階に様子を見に行き、(T)「何してる?」(J)「・・・」(M)「誰と話してるの?」/(M)「あなたは何を得るの?」(J)「僕らの関係は君とは全然次元が違うんだよ」(M)「僕ら?それって何のこと?」/(J)計画書に手を伸ばす。(金髪)「計画通りです。」/(J)「彼はここにいない」(M)「何?」(J)「タイラーはここにいない」(M)「・・・」/(J)タイラーを捜して各地を回り「タイラー・ダーデンを知らないか?」(バーテン)「知りません。」ウインク/(J)「どこも前に来たと言う錯覚に陥る。タイラーといつも一歩違い」/(M)バスに乗る。走り出す。後ろを向いた瞬間、バスの客が立ち上がりマーシーを取り押さえる/(バーテン)「それは・・・テストで?」・・・・・う~全て伏線!すっ凄い!
10点(2001-01-29 12:25:10)(良:1票)
365.  プリティ・ウーマン
ストーリーは単純。あまりに使い古した展開じゃないの?「マイ・フェア・レディ」に酷似しているし。それにしてもリチャード・ギアは、いつも女性を迎えに行って終わりと言う作品が多い気がするが・・・「愛と青春の旅立ち」もそうだったし・・・まあいいけど!
5点(2001-01-29 12:24:14)
366.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
日本で上映された当時は、BBGG(バットマン、バック・トュ~2、ゴジラ、ゴースト・バスターズ2)と言われ話題になった。話題になったと言っても映画関係者の間だけの話で、蓋を開けてみれば、配給50億円を超える「バック~2」の一人勝ちであった(因みに‘90年配給収入No.1、第3位にPartⅢがランクイン)。当時、映画関係者の間では、「バットマン」が先行していると言われていた。全米でのヒットに加え、ローラー作戦での宣伝効果が理由である。一方、本作はCMに流す映像すら間に合わない状態。他の配給会社は本作をノーマークだったとも。まあこんなことをやってるから、日本の映画人は馬鹿にされるのである。日本でヒットする最低条件は“頭を使う映画”。単純な映画は基本的にヒットしない。「バットマン」や「ゴジラ」が何でヒットすると思ったのだろうか?それに引き換えこの映画の複雑なこと。過去に行ったり未来に行ったり。アメリカでの評価は、5段階評価の4だったとか。その複雑さ故に理解できないと言う評価。ここが多民族国家と単民族国家との違いである。リッユク・ベンソン監督が来日の際、こんなことを言っている「世界に観客と言うのは2種類しかいない。アメリカ人とそれ以外と・・・」
10点(2001-01-29 12:22:53)
367.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
ストーリーは十分楽しませてくれたのであるが、未来のシーンが登場したPartⅡに比べ、西部劇が舞台になったためSFXが出て来ない分、物足らない気がした。あと、マイケル・J・フォックスが高校生をやるには、ちょっと老け過ぎていたのでは?そもそもこの役は、エリック・ストルツがやるはずだったとか?30代で且つあの身長で、且つ高校生役。何か可愛そうに思ったのは自分だけだろか?
9点(2001-01-29 12:22:10)
368.  バットマン(1989)
当時、浜村淳が“おもしろくない”って言ってたから、見に行かなかったのを覚えている。たまには信用するのも良いものだ。全く面白くないとは言わないが・・・オプションに頼りすぎていて、ストーリーは希薄だったような。ティム・バートンの独特の暗さは光っているのだが・・・
6点(2001-01-29 12:20:24)
369.  髪結いの亭主
フランス映画らしく味わいのある作品だった。個人的には良いが・・・あれ?見終わって冷静に考えて見ると、子供の頃からの将来の夢が“散髪屋の女主人と結婚すること”何て奴いるかあ?・・・ほとほと夢の無い奴やなあ!
6点(2001-01-26 23:51:12)
370.  マイケル・コリンズ
テロリストを正当化する作品と言った印象を受けた。主人公「マイケル・コリンズ」が、それほどいいことをしたとは思えない。31才の生涯の内(因みにこの主人公は31才で亡くなったそうだが、主役のリーアム・ニーソンは、どう見ても30代には見えない)、晩年は人殺しを否定するようになり、戦争を避けたと言うことだが、決して英雄扱いしていいとは思えない。この作品はベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞している。賞を与えたベネチアとはイタリアのことであり、かつてファシズムにより世界に脅威を与えた国のはず。難しい政治の世界を映画に持ち込む気はないが・・・ぅ~ん、複雑な心境だ。
6点(2001-01-26 23:50:32)
371.  死刑台のエレベーター(1958)
名作とされるルイ・マルの代表作。“死刑台のエレベーター”って聞けば、エレベーターと言う密室に閉じ込められて引き起こすサスペンスではと誰もが思うはず。期待して見たら・・・?あれ?実際にはエレベーターのシーンなんて極一部。えっ、これのどこが“死刑台のエレベーター”やねん?
4点(2001-01-26 23:49:49)
372.  ゴッドファーザー PART Ⅲ
「リア王」をモデルにしていると聞けばストーリーは容易に推測できる。それにしてもコッポラ・ファミリーの絆は、ドン・コルレオーネの絆より固い。タリア・シャイアに続いて自分の娘を抜擢するんだから。いくら予定していた女優が降板したからって。アンディ・ガルシアが困り顔でラブシーンやってたような気がしてならなかったけどなあ・・・
5点(2001-01-26 23:49:00)
373.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
”ダース・ベイダー”に変わる仇役“ダース・モール”に期待していたが、何とあっさりやられてしまった。え?これでいいの?「マトリックス」の影響だろうか?仇役はそう簡単にはやられないと言う印象が自分の中で出来上がってしまってる。飛んでくる弾丸でも避けてしまう。ましてライトサーベル片手に宇宙で通用するのだろうか?あまりに幼稚な闘いぶりに驚きを隠せずにいた。 どのシーンもどこかで見たシーンばかりである。そうそうこれって宣伝でやってたよな。これなら宣伝を見ただけで十分なんじゃ。実は本編より、あの10分くらいある予告編の方に金を掛けているのではないだろうか? 最後にこの映画、ラズベリー賞では作品賞を始め、数多くの賞にノミネートされていた。特に劇中大活躍であった”ジャージャー・ビンクス”が、他を圧倒して助演男優賞を獲得したそうな。この映画、スターウォーズマニアである友達の家に上がり込んでLDで見た(ルーカスがDVDが嫌いでLDでしか発売しなかった)んだが、あの中途半端なキャラクターだけは流石のマニア君も激怒してたもんなあ~。
4点(2001-01-26 23:46:25)
374.  マーズ・アタック!
作品の雰囲気としては「インデペンデンス・デイ」のパロディであり、かつての英・ウェルズの名作「宇宙大戦争」をベースにしているみたいだ。「宇宙大戦争」の結末は、地球のウィルスに免疫がなかった火星人が病死して終わりだった。今回は・・・えっ、××××をすると頭が破裂する?と言う設定になっている。まあ、いいではないか。”どうして××××をすると火星人は頭が破裂するんだ?”と言う野暮な質問はやめよう。所詮、お笑い映画なんだから・・・
7点(2001-01-26 12:26:55)
375.  追跡者(1998)
前作は、逃げる方が素人で追う方はプロだった。とにかく逃げる方がスリル満点ですり抜けて行くため、どうしても逃げる方を応援して見ていた。しかし今回の設定では逃げる方はプロ。当然、トミー・リー・ジョーンズを応援するための映画であるはず・・・なのだがそうではない。逃げる方は変装などをして、あの手この手で逃げるのかと思っていたが、案外そう言ったアイデアは登場しない。強いて言えば宣伝でも見飽きてしまった”ビルから飛び降り、電車に飛び乗るシーン”くらいだ。追う方は、あまり周りの協力を得ることができず、孤独な戦いを強いられるのか?いやいやそうでもない。この映画にはそう言った緊迫感や、追い詰められて危機を脱するようなシーンはない。決定的欠如は、追われる側がハリソン・フォードでないことに尽きる。普通に楽しめもした。が、オスカーを獲得した前作の“怪演再び”って期待してたのに、見終わっていつものマンネリにつき合わされたと言う空しさしか残らなかった。
6点(2001-01-24 12:24:43)(良:1票)
376.  ジュマンジ
主人公アランが子供たちに注意する台詞、「やめといた方がいい。何故なら”猿”や”ライオン”どころじゃ無くなるさ。もっと恐ろしいことが始まる。」とは言ったものの、その後登場した動物や災難は、沢山の像やサイや縞馬の大群が町を襲ったことはともかくとして、可愛い猿が白バイを盗んで高速で走り、電気屋のTVの前で踊るグレムリンを彷彿させるとさせるシーンがあったり、間抜けなハンターが主人公を追いかけてずっこけたりと、差程びっくりさせるような危険は感じなかった。子供が主役ということで、どうしても幼稚性を残してしまっている。ゴールした後、この”危険なゲーム”をしたことへの戒めは無く、むしろ英雄的扱いになってしまってるのはどうだろう? ジュマンジゲームはまさに、数々の困難を含み、多大な犠牲を払うギャンブル的要素が強い。しかし所詮双六。危険に見舞われても、最後までサイコロを振り続けていさえすれば、必ずゴールに辿り着く。見る者としては、「ここに来れば3つ戻る」とか、「スタートに戻る」と言ったルールが有るかと期待したが、ただ単にサイコロを振り前へ進み続けて、結局アランはゴールに辿り着く。ならばそれ程大騒ぎする程のことでも無かったのでは?また、せっかく苦労してゴールしたのだから、最後はこの勝者が王様にでもなるのか、新車パジェロがもらえるのか?つまりリスクを背負えばその見返りとして褒美がもらえるはずだと・・・。そして勝者がいれば敗者がいる。なのにこのゲームには敗者への罰も無い。こう言った面でもこの中世のゲームは欠陥だらけで、余り面白みのないゲームではないか?これではギャンブルをする意味も無く、土の中に埋めてしまうのも理解できる。何せゲームに勝っても褒美がないのだから。 ラスト、まだ何も知らないはずの2人の子供たちに逢うことを目標としたアランとサム。彼等の喜びは、時間を越えた者への唯一の褒美であった。未来を見て来たため、人生をやり直すことが出来、これから起きることを全て予測できる。競馬に行っても当り続けるだろうし、株の値上がりも予測できるだろう。しかしそう言ったストーリーへの矛盾点に対する説明も不足し、甘さの残る作品に終わったのが残念だ。
6点(2001-01-24 12:23:27)
377.  北斗の拳(1995)
「北斗の拳」のハリウッド実写版。・・・で結局、予想通り粗探しになってしまったけど。まずキャスティング。ライバルの“シン”のイメージは合ってるけど、それ以外はほとほと。まずユリアに鷲尾いさこを抜擢。何故ヒロインに日本人を起用しなければならなかったのか疑問に残る。で、アジャコング似のバットにあまりに汚らしいリン。「マッドマックス2」に酷似しているデザインと、核戦争後の世界を表現するのにこれでもかってほどのみずぼらしいセット。どうもスタジオで撮影しているのか、映像に奥行きが無い。アニメと比較してはいけないのかもしれないが、そもそも大作だったはずの原作が低予算の香港映画以下の雰囲気に扱われている。“アチャチャチャチャチャ・・・もうお前は死んでいる”って台詞を期待してたら・・・何とそんなシーンなど登場しないではないか?ただのカンフー映画になっとるやん。しかもそのカンフーの幼稚なこと。ジャッキーが武術指導をして欲しかったって声が聞こえそう。まさに大雑把なカンフーシーン。だって敵の持っていた棒が落ちて、それを武器にしようと・・・ん?何とそれをしゃがんで取ろうとしとる。敵も拾うまで見てるだけ。なんじゃこりゃ?おいおい、やる気あんかあ~!超人的なヒーロー像に憧れていたにも拘らず、見事に裏切られてしまった。少しでも触れたら内部から破壊をする。それが北斗の拳。しかしそんなシーンなんてほとんど登場しない。その触れるか触れないかの瀬戸際の攻防が見る者にスリルを与えてくれたはず。SFX代をケチっているとしか思えない。例えばケンシロウの胸にある7つの傷なんだけど、なんだかな~。これってピップエレキバン貼っとるだけちゃう~ん!あまりにちゃっちい。回し蹴りでスローモーション。明らかに相手に当っとらへんで~。それでもシンはもんどりうつ。なんやそれ!アニメも原作とは少し変えてたけど、こりゃ酷いわ。で、見てたらバットが途中で死にました。んなあほな!明らかに続編作る気が無いとしか思われへん。ラオウを出せ!ラオウを!北斗の拳の原作では、怒りが頂点に来ると水戸黄門の印籠のように、何回も服を破いて戦いのポーズを取る(おのれ、何枚服持っとんねん!)。何とこの映画では、ご丁寧にも普通に服を脱いでるやんか?なんやこれ?・・・っと。自分も怒りが頂点に来ると大阪弁になってしまってる。失敬!
0点(2001-01-22 12:41:27)(笑:7票) (良:1票)
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