3821. 俗物図鑑
とりあえず変な人をたくさん登場させたいという演出意図は分からなくもないですが・・・結局はそれによってどうしたいのかという部分がないので、単に拡散しただけで終わっているのです。アバンギャルドな内容だからこそ、一本通った筋がないと作品になりません。 [DVD(邦画)] 3点(2016-02-15 22:33:19) |
3822. アルバレス・ケリー
《ネタバレ》 あれ?これって牛を運ぶ話じゃなかったっけ?と前半は自分が何を見ているのかを数回確認してしまいました。後半はまあ、それっぽくなってきますが、各登場人物の背景にまで踏み込んでいないので、「最後の大突撃が撮りたかっただけなのでは?」という疑いを禁じ得ません。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-02-04 20:46:07) |
3823. 赤い河
ほとんどが、ただ雑談しているだけのようなシーンにしか見えなかったのですが・・・似たようなシーンが妙に多くて、とにかく長く感じました。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-01-31 01:02:46) |
3824. 私は二歳
《ネタバレ》 幼児の視点から見た、というのがウリらしいのですけど、途中では視点がぶれまくっているので、あまり設定の意味がないのです。そこは技術上の限界として大目に見るとしても、あの赤ちゃんのナレーションはダメ。完全に大人の感性と視点というフィルターを入れてしまっており、赤ちゃんの心理というものに対する洞察力や想像力が感じられない。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-01-29 02:07:04)(良:1票) |
3825. 巨人と玩具
ひたすらみんながワーワー騒いでいるだけ、としか・・・。まるで前衛音楽のような散らかりっぷり。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-01-29 02:00:30) |
3826. イン・ザ・スープ
もっと上品で優雅な作品を期待していたのですが・・・制作側が登場人物を好き勝手に動かしているだけの独善的なシーンの連続で、見ていてついて行けませんでした。 [DVD(字幕)] 3点(2016-01-26 00:17:44) |
3827. コップランド
《ネタバレ》 これだけ有名キャストを詰め込んでおいて、これだけ料理し切れてないとは・・・。何のために出てきたのか分からない人がたくさんいます。スタローンも何がどう変わって、そして何を生かして最後の逆転に至るのか分からないし、そもそも敵方にも頭脳も戦略も見当たらず、最初から強そうに見えないので、それを破るカタルシスがありません。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-01-24 02:13:40) |
3828. 彼岸花
《ネタバレ》 登場人物の誰もが同じような台詞の同じような芝居、どのシーンも同じような撮り方。これで面白いわけがない。唯一おっと思ったのは、終盤、肝心の娘やその結婚相手をまったく見せない場面構成、そして電報を出した時点でさらっと切り上げるラスト。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-12-12 23:55:05) |
3829. カウボーイ
何というか、何とものどかで平和な世界というか、牧歌的というか・・・。真剣にカウボーイをめざそうとする初心者が、いろいろ経験を積んでいって、いつしか1人前に成長していくという、至って真面目な成長譚。しかし、この全体に漂う頑張ろう感というかほのぼの感みたいなものが、作品世界と対応していなくて、どうにも居心地が悪いのです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-12-03 23:49:35) |
3830. テレマークの要塞
《ネタバレ》 もっともらしい学術的っぽいスタートの割に、やっていることがアクションばかりなので、方向性がちぐはぐなのです。そして、カーク・ダグラスの悪人相が、設定に対して大幅にマイナスに働いています。しかも長い・・・。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-11-27 03:11:48) |
3831. キャバレー(1972)
登場人物のやりとりはチマチマしていて、歌はストーリーと一体化しているわけでもなくて、どこが良いのか、実は見ていてもそんなに分からなかったのですが・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2015-10-17 00:16:08) |
3832. 第九軍団のワシ
そもそもこの2人にはどういう背景があって、何の理由でどうしようとしているのかが、さっぱり見えない。つまり、ストーリーを映像の形にするだけで精一杯であるという雰囲気がにじみ出てきてしまっているのです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-10-15 20:27:23) |
3833. エンド・オブ・ザ・ワールド(2012)
肝心の2人に世界の終焉という前提がもたらす空気感が感じられず、単なるロードムービーにしか見えません。かといって人間関係の変化の部分に何か突っ込んだものや目新しいものがあるわけでもなく、結局全部が中途半端。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-23 02:23:20) |
3834. 名探偵再登場
せっかく美女軍団をこれほど揃えておきながら、全然使いこなせてないんだよなあ・・・。何とももったいない。謎の設定も解決もその場限りで流れているだけなので、緊張感がまるでないのです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-22 00:11:08) |
3835. きみがくれた未来
《ネタバレ》 導入のパートだけで、設定や描写の安直性が透けて窺える出来なのですが、やはりそのまんま底の浅い内容でした。弟を失ってどうのこうのとしている割には、出発点の兄弟の関係性がそれほど突っ込まれていないし、回復の過程にしても、着地点ありきなくらい安直です。適当にかぶせているだけの音楽がさらに輪をかけています。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-13 20:32:30) |
3836. 名探偵登場
ものすごく凝ったことをしようとしているのは分かるのですが、いくら名探偵(のパロディ)を集めても、肝心の個性の描き分けができておらず、みんな同じような芝居をしているので、設定の意味がないのです。勢揃いモノはなかなか難しいですね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-13 00:00:34) |
3837. アントキノイノチ
《ネタバレ》 遺品整理業というあまり例のない世界に着目したのであれば、あくまでもその観点から徹底すればよかったのに、回想がどかどか入ったり同僚の女の子とどうのこうのが延々続いたりして、テーマは容赦なく見失われていっている。しかも最後がアレなのであれば、中心テーマ自体が完全な伏線扱いですね。あと、音楽があまりにも通俗的で、さらに作品を壊しています。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-09-03 01:46:31) |
3838. 八月の狂詩曲
子役の演技が圧倒的に下手なのがすぐ目につくが、よく見ると、大人側も大した演技はしていない。つまり、脚本がそもそも凡庸でダメダメすぎるのです。全体的に、雰囲気がその辺のホームドラマレベルです。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-08-30 00:33:04) |
3839. 卍(1983)
導入部こそ女優二人の頑張りで日常からの逸脱を何とか繰り出していましたが、途中からブレーキを踏みまくって迷走し、しかも演出のネタも尽きた感じで、グダグダのまま終わってしまいました。結局、テーマが大きすぎて制作側も手に負えなかったのではないでしょうか。 [DVD(邦画)] 3点(2015-08-20 01:09:36) |
3840. ラブ・トライアングル
設定の時点で、ほとんどすべて終わっていました。もしかしたら、一つの場面を引っ張って延々と続く会話の中から出てくる何かを表現したかったのかな?とも思いますが、肝心の会話自体が何も表現しておらず、ただ喋っているだけなので、作品の形をなしていません。 [DVD(字幕)] 3点(2015-08-20 01:05:19) |