3921. シンバッド七回目の航海
何と言ってもサイクロプスの造型が秀逸です。幾ら誉めても誉めたりない。あれは間違いなく生きてます。まさに特撮の醍醐味。しっかし、ハリーハウゼンって、入念に仕事してる一方で、必ず一部は手抜きのシーンがあるような気がするのですが、気のせいでしょうか。 7点(2003-06-06 00:36:44)(良:1票) |
3922. ドロップ・ゾーン
「要するにスカイダイヴィングが見たいんだろ!じゃあこれでどうだ!」とばかりに、ダイヴィングをたっぷり見せてくれます。「ブルーサンダー」のドッグファイトで見せたジョン・バダムのこだわりは、ここでも健在でした。ま、これであと映画が面白ければ申し分ないのですが。 7点(2003-06-01 17:11:39) |
3923. 0086笑いの番号
「マトリックス・リローデッド」の予告編をみた瞬間、この映画を思い出しちゃいました。あ~あ。ただしこちらはおバカギャグ映画。シルヴィア・クリステルが出ててしかも原題が「ヌード爆弾」ですが、決してエロ映画ではありません。 7点(2003-06-01 16:57:09) |
3924. 海底20000マイル<TVM>
CG処理が、なんかカワイイですな。 6点(2003-06-01 01:02:06) |
3925. CORD コード
正直言って少々退屈してしまったのですが、「ミザリー」でも退屈してしまった私なので、まあしょうがないかと。もう少しストーリーに動きが欲しいんですけどねえ。 5点(2003-06-01 00:55:38) |
3926. ペパーミント・キャンディー
よく、悲しい結末の映画を続けてもう一度最初から観ようとする時、2回目は冒頭を観ただけで悲しくなってきます。結末を、私は知ってて、主人公は知らないわけですから・・・。この映画は、時間の流れと逆にエピソードを並べることで、それに似た感覚をもたらしてくれます。不必要にトリッキィな伏線を張らず、淡々とした語り口であるのが効果的で、好感が持てます。が、その分、観終わった時のダメージも大きいです。 8点(2003-06-01 00:45:41) |
3927. スパルタカス(1960)
キューブリックは自分の作品とは認めてなかったようですが・・・。戦闘シーン、やはり力技に過ぎて、やや空振りの印象は拭えませんが、それでもかなりの迫力。長尺を感じさせず楽しめる映画には違いなく、ひとまずキューブリックの名は忘れて観るのがよいかもしれません。 7点(2003-05-31 14:21:49) |
3928. スーパーマン4/最強の敵
ニュークリアマン。最弱の敵だと思います。最期は人の役に立ってるしな。 5点(2003-05-31 13:53:07) |
3929. 類猿人ターザン(1981)
邦題は「類猿人ジェーン」とした方がまだしも内容に即してます。まあ、この映画の、ボー・デレクとリチャード・ハリスの組み合わせで、「オルカ」に想いを馳せれば、とりあえず充分でしょう。 4点(2003-05-31 13:49:10) |
3930. ワンダとダイヤと優しい奴ら
モンティ・パイソンのギャグだけではなかなか笑えなくても、本作のように映画にうまく組み込まれると、かなり可笑しいです。懐かしいテイストも感じます。さらに、ケヴィン・クラインのオスカー受賞が、よいオチになりました。 8点(2003-05-31 12:44:34) |
3931. ウエストワールド
とにかく面白過ぎる映画。「ジュラシック・パーク」はどう考えても本作のリサイクル品。M.クライトンおそるべし。ユル・ブリンナーが映画後半、容赦なく追いかけてきますが、全然瞬きしないんですね。怖いのなんの。 9点(2003-05-31 11:56:43)(良:1票) |
3932. ブロブ/宇宙からの不明物体
当時、あの「人喰いアメーバの恐怖」がリメークされる!と聞いて耳を疑ったものですが、それよりさらに驚くのは、特撮なんかかなりすごい力の入った作品であるにも関わらず、元映画のとんでもないストーリーを何げに踏襲してしまってるところ。 7点(2003-05-31 02:02:44) |
3933. エクスタミネーター
B級映画の鉄人、グリッケンハウスの代表作にして、ロバート・ギンティの人生を決定づけてしまった作品。首チョンパシーンにお金遣い過ぎたか?いかにも普通人の刑事と、孤独でクールな仕事人ギンティとの対比が、陳腐すぎて素晴らしい。 7点(2003-05-31 01:48:33) |
3934. プロテクター
B級映画の鉄人ジェームズ・グリッケンハウスとジャッキーが手を組んだ夢のような作品。一応派手そうに見えるアクションテンコ盛り、アクションは質より量!という割り切った姿勢は、見上げたものです。特にラストはたっぷり楽しめます。 7点(2003-05-31 01:39:45) |
3935. フライングハイ2/危険がいっぱい月への旅
設定を宇宙に変えただけで、あとは前作と何も変わらんシラジラしさがうれしい限り。変な向上心を持たずにバカに徹するところにたまらない好感を覚えます。ただ、笑えるギャグはいいのですが、笑えないギャグには極端に寒いものを感じてしまうのが、このシリーズの宿命なんでしょう。ま、数撃ちゃ当たるということで。 7点(2003-05-31 01:10:48) |
3936. レイズ・ザ・タイタニック
タイタニック引き上げシーンをとにかく見せたい製作側の気持ちがヒシヒシ伝わってきます。確かに見ごたえ満点のもの凄いシーンで、ストーリーが多少平板でも全然気になりません。当時、このタイタニック号と、「連合艦隊」の戦艦大和を見比べて、ミニチュアのスケールのあまりの違いに、悲しい思いをされた方も多いのではないでしょうか? 7点(2003-05-31 00:47:58) |
3937. 怪物の花嫁
御存じエド・ウッドのクダラナくも味わいのある逸品。大ダコに襲われるシーン、タコを自ら体に巻き付けながらとってつけたような悲鳴をあげてます。笑ってしまったらもう本作の虜。まさにタコ演技。「テンタクルズ」が大変良心的な映画に思えて来てしまいます。けなされればけなされる程、価値が光る本作、全編見どころだらけです。 7点(2003-05-31 00:22:55)(良:1票) |
3938. グレンとグレンダ
会話のシーン、ミョーに手持ち無沙汰で変です。室内のシーン、照明がテキトーなので、背景に影がいっぱいできててヘンテコですがこの辺、ティム・バートンの「エド・ウッド」を観ると見事に再現されてて嬉しくなります。突然始まる意味不明のパントマイム!オリジナリティを求める何らかの向上心が、この映画には確かにあるらしいぞ!さっぱりわからんが。デヴィッド・リンチの「イレイザーヘッド」などは本作へのオマージュとしか思えません(?)。 7点(2003-05-30 23:55:51) |
3939. 巨大蟻の帝国
H.G.ウェルズとゴードン監督を足すと、1たす1が0にもマイナスにもなりうるという、いつも通りの作品。勿論原作とはほとんど関係なく、オモシロすぎる映画になってます。とにかく特撮の強引さは圧倒的。この手の映画、最初は小出しにするのが定石ですが、この映画では最初から出し惜しみせず、後半、意外な展開を見せて、なかなかの新機軸です。しかし、ホントーに蟻の眼には物がああいうふうに見えるのか?だったら蟻に生まれなくてよかったよ。 7点(2003-05-25 15:09:05)(笑:1票) |
3940. ニュールンベルグ裁判
長い映画ですが、惹きつけるものがあり、長さを感じさせずさすがと思いました。しかし内容的にはちょっと気になるものが。熱血弁護士を演じたマクシミリアン・シェルはオスカーを獲得しましたが、彼の熱弁は、映画の見どころの一つであるとともに、戦争のもつ矛盾や皮肉へと繋がっていく重要な指摘だと思って聴いてました。なのに映画は、この点を深く掘り下げることなく、「知らなかったじゃあ、済まないんだよ」ってなまとめ方しちゃって、単純化も甚だしいところ。他人事じゃないんだよ、明日は我が身だよ、わかってんの?と言いたくなります。さらにあんな後日談がついたんじゃ、映画のまとめ方としちゃ悪くないけど、戦争の何がこのオチで描けたんだろうか。「国家意識」と「個人の良心」だけで語ろうとしても、戦争の本性は決して暴けないんじゃないでしょうか。ま、しかし、昔の映画です。時代背景も考慮に入れて観るべき映画なんでしょう。ケチつけちゃいましたが、基本的にはいい映画だと思います。 7点(2003-05-25 14:22:34) |