21. サラマンダー
ああ、火を吐く竜が出る映画ね・・・と思って敬遠してましたが、縁あって手に取りました。人類の敵が竜だって言うのは、やっぱり抵抗があるんですが、意外におもしろい話だと思います。敵が何であれ、嵐が過ぎるのを待つだけでは解決しないこともあるということですよね・・・。マシュー・マコノヒー、今まで見て来た映画のイメージとはかなり違って驚きましたが、かえってまだ見ていない他の出演作にも興味がわきました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-12-01 14:39:39) |
22. トレインスポッティング
テンポがいいし、筋が通ってるのに説教臭くないのがなおよかった。○○○ネタが2回もあるので、2回目はちょっと見たくないかなと思って-2点。すぐに気まずくなって逃げ出す少年と好対照の女の子達の度胸の据わりっぷりが可笑しい。レントンの最後のセリフも皮肉が利いてウケました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-28 00:19:05) |
23. ゴッド・ギャンブラー/賭聖外伝
チョウ・ユンファ主演の本編よりよっぽど面白かったです。ゴッド・ギャンブラー2まで目を通して、背景を確認したら、ぜひ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-28 00:04:25) |
24. オペラ座の怪人(2004)
ミュージカルは苦手意識があって、サウンドオブミュージックぐらいしか見たことなかったんですが、コマーシャルでよく見る「あれ」はどんな話なのか知りたくて見ました。確かに音楽ばっかりなので、ストーリーを追うのは大変でした。ので、原作を読んでみました。で、2回目を見ましたが、これは見事!!原作の意向をちゃんとくんで、しかも巧みに練られてる。(人間くさい部分かなりカットされています・・・)歌詞はちゃんと聞いてないといけないですね。確かに日本語字幕だけでは背景や心情をを的確に捕らえにくいなあと感じました。あと、ジェラルド・バトラー、歌手ではないけど声の質はとてもいいですね。ロンドンキャストのCDと比べても、ファントム向きのように思いました。目もドラキュラ役を引き受けたことがあるだけあって、印象的です。「オペラ座の怪人」を映画化したものはいくつかありますが、これ以上良いものは望めないんじゃないかと思います。(-2点は、純粋にストーリーを追いたい人向けには作られていないいうことで引いときます。) [DVD(字幕)] 8点(2005-11-16 10:52:32) |
25. ヒットマン(1998)
ぜひ、吹き替えで見て欲しいです。最初字幕で見たときは、変な日本描写と日本人の役者さんのセリフの不自然さ(役者さんじゃなく武道家?)が気になったり、何か話の展開に説明不足を感じてしまい(中国語がわからないので・・・)なんか、面白そうな話なのに、素直に楽しめない状態でしたが、日本語吹き替えで見直して、「ああ、そういうことだったんだ!!」と納得しました。ハリウッド映画を見慣れてる方には、映像美の点でちょっと物足りないものがあるかも知れませんが、香港映画初心者でもかなり楽しめる作品だと思います。アクション、笑い満載、プロットもなかなかいいです。 [DVD(吹替)] 8点(2005-07-06 08:31:50)(良:1票) |
26. ダニー・ザ・ドッグ
今回、ジェット・リーが、持ち前の美しいアクションを自分を魅せるための道具にしなかったというのは斬新というか、武道家らしい、他のアクションスターとは違う所だなと感じました。映画としても、単なる娯楽作品ではなく、本当の強さであるとか、正義、映画で殴る蹴るを演じる立場について、彼の哲学らしきものが織り込まれている点で、過去の出演作品とは一線を画するものになっていると思います。冒頭から背筋が凍るかと思うほどの切れのいいアクションは健在で、ストーリーも悪くはないのですが、面白いコンセプトを生かしきれてない、脚本の詰めの甘さ(登場人物の背景説明が足りないので感情移入しにくい・・・)がちょっと残念。DVDに未公開シーンがたくさんあることを期待してます。(再鑑賞および自分の評価済みの他の映画と比較して、ポイントを変更しました。) [映画館(字幕)] 8点(2005-07-01 20:15:08) |
27. HERO(2002)
《ネタバレ》 かつての中国映画とは、一線を画する映像美、佳脚本の作品ですね。長空VS無名以外の格闘シーンはダンスのようなのが多少不満ですが、策略あり、登場人物各々の平和への思いありで内容もしっかり詰まっていたように思います。個人的には何百本もの蝋燭の火が刺客の心の迷いを表すシーンが見事だと思いました。 8点(2004-05-03 02:41:43) |
28. 恋におちたシェイクスピア
シェイクスピアの顔が濃い・・・。でもグウィネス・パルトローは私の観た映画の中では一番かわいらしかったです。ストーリーも配役もうまく、笑いまくりました。衣装も豪華で一見の価値ありですね。 8点(2003-12-16 17:27:08) |
29. 喜劇王
コメディーとしては、ストーリーもちゃんとあって内容も濃いし、テンポもある秀作だと思う。松本仁志のコントっぽいと言えないことも無いけれども。子供受けしそうな下ネタギャグがなければ9点はつけたいですね。いずれにせよ、少林サッカーよりは数段見る価値があると思います。 8点(2003-10-23 08:13:49) |
30. シャンプー台のむこうに
とにかく、笑いっぱなしでした。キャスティングが特に良かったですね。レイチェル・グリフィス。あんな面白い人だったとは・・・。 8点(2003-10-22 18:50:24) |
31. ロード・オブ・ザ・リング
ロール・プレイング・ゲームの原型的な物語なのかなと思いますが、旅が始まったばかりで一番頼れそうな人物が消えてしまったり、戦いとは無縁の生活をしていた主人公が凶暴で巨大な敵と遭遇して生き延びなければならない。感情移入しやすく、また頼もしい味方がいるとはいえ必ずハッピーエンドへ向かうという気配も見せない・・・続編も期待できて満足しました。 8点(2003-10-22 16:29:58) |
32. 死ぬまでにしたい10のこと
《ネタバレ》 17歳で偶然出会った人との間にすぐ子供ができて、後先考えず結婚。毎日を家族の世話に追われながら過ごしている。不幸ではないけど、なんとなく流されるままに生きてきて、まだそのまま続くと思っている。でも死は突然やってくる・・・。死に直面したとき、自分が悔いのない生き方をしてきたかどうか、振り返らずにはいられないだろうと思う。主人公のシチュエーションを自分に照らし合わせてみて、自分の生き方を考えさせられました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-04 20:59:18) |
33. フォーン・ブース
概ね面白かったんですが、犯人の声、あまりにもいい声なので、最後の落ちはだまされるはずも無く・・・。殺人は良くないにしても、犯人のステューに対する脅しは必○仕事人みたいで、嫌いじゃないなあ・・・。 7点(2004-05-02 01:45:02) |
34. 三銃士(1993)
念のため原作と比較しましたが、ストーリーはかなり違うものの三人の銃士のキャラクターはあの三人でぴったりはまってると思いました。本を読むときはあの顔を思い浮かべながら読んでもいいかも知れません。 7点(2004-03-02 20:48:32) |
35. メラニーは行く!
ストーリーは凝ったものではないのですが、全体的にほのぼのしてるのと、結構笑わせてもらったので、7点。スノーウィー・リバーを見たときから気になっていましたが、ジョシュ・ルーカス、やっぱりカウボーイのイメージがはまり役のようで・・・。今後も活躍に期待。 7点(2003-12-24 15:50:44) |
36. 不機嫌な赤いバラ
主役の二人のがはまり役ですね。ストーリーに激しい展開はありませんが、どんな状況になっても真っ直ぐで、ポリシーを曲げずに居る2人にとても好感を持ちました。 7点(2003-12-03 22:13:49) |
37. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 ジーン・ハックマンはワルだったのか?見終わった直後は思いましたが、私たちの時代でもワルはなるほど目に見えて悪いことはしないものですよね。かつての悪行は消せない(許されない)ものの、出会いがあったことで、それを人間らしさに目覚めた自分の肥やしにできたというストーリー、展開も無理なところがなくよかったと思います。テンポが遅いのが西部劇としては意外で、好き嫌いの別れるところかもしれません。クリント・イーストウッドが、馬にからかわれて乗せてもらえない姿はなかなかほほえましくて良いです。 7点(2003-11-04 11:26:04) |
38. モンテ・クリスト伯(2002)
原作を先に読まなければもう2ポイント上げても良かったのですが、残念ながら原作には及ばないと思います。しかし、あの長い話を限られた費用と期間で2時間に収めなければならないというのはかなり苦労をしたというか苦渋の選択を強いられたのかもしれません。復讐劇という暗いテーマをあんなに陽気に描いてしまうなんて、ケビン・レイノルズはすごいと思いましたが、個人的には、ガイ・ピアースがエドモンを演じるとより原作に近かったのではと思います。純朴な青年というのはジム・カヴィーゼルにぴったりのように思いますが、13年間幽閉されてた人があんなに肥えてるのはどうなんでしょう・・・? 7点(2003-11-04 10:43:59) |
39. 戦場のピアニスト
第二次大戦のドイツ占領下で、戦うこととは遥かに無縁のピアニストがみた「戦争」とそれが引き出す人間の残虐性が淡々とつづられていますがそれがかえって見る人の心に深く戦争に対する警告をきざみつけているように思います。エイドリアン・ブローディの怯えながらさまよう姿は似合いすぎていて確かにはまり役だと思いました。 7点(2003-10-22 19:18:17) |
40. ボーイズ・ドント・クライ
《ネタバレ》 楽しめる類の映画ではないので満点はつけられませんが、美しく優しい、少女にとって理想的な青年でありたいと願い、嘘も多いけど常に少女たちの気持ちを惹きつけるブランドンと、同性愛者という言葉を盾に嫉妬し、排除しようと騒ぎ立てる野蛮でつまらない男たち。そして彼らが迎える結末・・・性同一性障害の少女が巻き込まれた事件を通して、同性愛者の差別問題だけでなく、少女たちの夢と現実のギャップが巧みに描かれていたように思います。 7点(2003-09-13 02:42:31) |