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21.  ルパン三世 DEAD OR ALIVE 《ネタバレ》 
アタシはけっこう好きよ、これ。 近年のルパンの中では一番ルパンらしいわねーと思ってたら、原作者モンキー・パンチが監督だったのね。 道理で。 不二子ちゃんが格闘家のようにガンガン闘っちゃうあたりはアタシ的にはあんまり…なんだけど(不二子ちゃんは色気で勝負よ!)、基本的にキャラクターが基本に忠実でしっかりしてたんで良かったわ。 ただナノマシンが意外にショボいってのは皆さん仰ってる通りね。 あんなにすごいシステムなのにルパンの変装を見破れないってのはさすがに無理があるわよね…。 でもまあ楽しませてもらったわ。
[地上波(邦画)] 7点(2011-06-26 15:52:36)
22.  ノッティングヒルの恋人 《ネタバレ》 
まさに現代版『ローマの休日』って感じね。 アタシは『ローマの休日』の切ないエンディングがお気に入りなんで、ここまで綺麗にハッピーエンドだとちょっと物足りないっていうか…アンタ達、どうせ価値観が合わないとか言ってすぐ別れるんじゃないのー??とかイジワル思っちゃったけど、まあ王道ラブロマンスってことで悪くはないと思うわ。 ヒュー・グラントは母性本能をくすぐるような、ちょっと情けないタイプの男をやらせたらピカイチよね。 ジュリア・ロバーツは…アタシ的にはちょっと残念かしら。 ってかもうちょっと天真爛漫な感じの役のほうが彼女の魅力は発揮できるような気がするのよねー。 アナ・スコットってなんか酸いも甘いも噛み分けた感じでちょっと大人すぎるっていうか、スターの宿命を甘んじて受け入れちゃってる感じだし。 でもその割にフォーカスされたとたん理不尽にキレるから、もうなんなのー!?ってなもんで。 でもあのラスト、みんなが協力して駆けつける記者会見のシーンはやっぱりステキだったわ。 まあ不朽の名作『ローマの休日』へのオマージュくらいにとらえれば、これはこれでいいような気もするわ。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-27 14:13:38)(良:1票)
23.  のび太の結婚前夜
低い点数で大変申し訳ないんだけど・・・。 アタシも例にもれず静香ちゃんのパパのセリフには十分泣かされたんだけど、ちょっと余計な脚色が目だったって事で。 たぶん藤子プロの人はのび太の優しさを表すために色々苦心したんだと思うんだけど、子猫を持ち主に返せなかったと思い込んで空港で涙を流したり、つぶしちゃったタンポポにごめんって話しかけたり・・・こんな男、はっきり言ってアタシ気持ち悪いわ。 考えてもみてよ、近々結婚しようかっていう大人の男がこれやったらキモくない? のび太は、確かに心根の優しい人だけど、だからってこんなことしないと思うの。 ってか、涙さえ流させればそれでのび太の優しい人ぶりが表現できるって考えはあまりに安直じゃないかしら? 確かにドラえもん映画の観客は子供が大半だし、彼らにわかりやすいように単純な表現にする必要があるのかもしれないけど、あまりにベタベタな表現はかえってさめちゃうわ。 アタシ、漫画のこの話は大好きで、この映画にもとっても期待してたから、それがいけなかったのかもしれないけど、でも藤子プロの人たちにはもうちょっと藤子・F・不二雄のひょうひょうとした、押し付けがましくない、けどとっても感動的なあの絶妙なスタイルを研究してほしいわ。
[地上波(字幕)] 5点(2008-11-18 11:26:33)(笑:2票) (良:3票)
24.  マルコヴィッチの穴 《ネタバレ》 
すっごくおもしろかったわ! って言っても結局意味とかなーんにもわかんないんだけど、なんか理屈じゃなくただひたすら惹きつけられたというか。 いいのよ、こういう映画は感性で味わえればわけわかんなくっても。 ただちょっと後半失速気味なのが難点かしらねー。 でもクセのある俳優陣てんこ盛りでほんと豪華!よね。 それにしても…一人の俳優をモチーフにこんな映画ができちゃうってのもスゴイわね。 ジョン・マルコヴィッチの演技の七変化っぷりに構想を得たのかしら?? ま、なんにしろアタシ好みの映画だったわ。
[地上波(字幕)] 8点(2008-08-04 21:44:32)
25.  ベガス・バケーション 《ネタバレ》 
アタシもシリーズものだってこと知らなかったわ。 でもけっこう楽しめたわよ。 いかにもアメリカって感じのお気楽コメディよね。 ぜんぜん頭使わなくても楽しめるこういう映画ってアタシけっこう好きなのよね、実は。 たまーに無性に見たくなるわ。 ただ残念だったのはちょっと間のびした感があったこと。 教育テレビでやってるような海外コメディドラマ系のこういうノリって、二時間の映画にするにはキツイのかしら。 ところで、こんなの見せられたらラスベガス行きたくなるわよねー。 アタシもラスティーのようにボロ勝ちできそうな気がするんだけどなあ。 ってあそこに行く人はみんなそう思って行って、そんで大負けして帰ってくるんでしょうね。 甘くないわね、人生は。 ホホ。
[地上波(字幕)] 6点(2008-02-01 12:14:27)(笑:1票)
26.  訴訟 《ネタバレ》 
とってもよかったわ。 いつでも弱者の味方として正義を守ろうと弁護士として精力的に働く父親(そのため家庭はおろそかになりがち)と、主任弁護士にのし上がろうと空回り気味な娘(母を泣かしてきた父親に反発)。 どっちもアタシの好きなタイプの人間ではないので、最初はどうかなーと思ってたんだけど、ジーン・ハックマンとメアリー・エリザベス・マストラントニオ(長い名前ね)のスバラシイ演技でのめり込みました。 マギーは弁護士としての仕事を通して、父親がこれまでなにに奮闘してきたのかを感じ取り(だからこそ最後に正義を選んだんだと思うの)、ジェドは常に自分と娘との仲介役を果たしてくれていた妻の死によって、はじめて娘との関係を本気で反省する機会を得たんじゃないかしら。 思春期の女の子が父親に対して覚える生理的な嫌悪感とはまた違うこういう反発って、どっちかっていうと父と息子の間に多いような気がするんだけど、マギーみたいに野心あふれる娘だとこれもそう不自然じゃないわね。 ところで、そもそもアメリカって親子が弁護士として法廷で戦うことがありうるの? 公正な裁判の障害になりそうな気がするんだけど…なんだかすごい国ね。 って日本でも可能だったりして。
[地上波(字幕)] 8点(2008-02-01 12:10:48)
27.  エア・バディ 《ネタバレ》 
なんだかこれぞ王道って感じの子供向け映画ね。 こんな映画をアタシのようないい年した大人が楽しんじゃうのは、それはそれでどうなのか…でもバディほんっとにかわいかったわー。 ってかすごいわよね、この犬。 うちの犬もバディの10分の1でいいから賢くならないかしら? それにしても悪役の面々が腹が立つほどわかりやすくって笑ったわ。 でもあのコーチとかラリーとかラリーの父親みたいな脳ミソ筋肉バカが山ほどいそうよね、アメリカって。 って偏見かしら?? まあとにかく楽しませていただいたわ。 たまにはこういうのもいいわね。
[地上波(字幕)] 7点(2008-01-24 17:08:27)
28.  ビリケン 《ネタバレ》 
なんだか通天閣行ってみたくなっちゃったわ。 ビリケンの像ってほんとにあるのかしら? アタシお願いしたいことあるのよねー、なーんて。 雰囲気はけっこう好きだったんだけど、これといって強くひかれるものもなく…いい感じにまったりと見てられる映画ってとこかしら。 ところで、やっぱり大阪出身じゃない人に大阪弁は難しいんでしょうね。 若干違和感が…まあ独特なイントネーションだから仕方ないわね。 それにしても杉本哲太かわいいわー。
[地上波(邦画)] 5点(2008-01-24 17:01:38)
29.  恋愛小説家 《ネタバレ》 
よかったわー。 性格悪い偏屈ジジイのユドールが、映画が進むにつれてだんだんと魅力的に思えてくるからステキ。 世の中の頑固でむかつくオッサンどももひょっとしたらユドールみたいに照れ屋で不器用なだけかも…なーんて思ったりして。 アタシもキャロルのように人の心の奥に隠れた優しさを見抜ける人でありたいわ。 「you make me wanna be a better man.(いい人間になりたくなった)」は最高ね。 そして「...i forgot to lock the door.(鍵をかけ忘れてる)」 …恋によって確実に「いい人間」になってる証拠よね。 アタシはここがとっても印象に残ったわ。 誰かのためにもっといい人間になりたい…アタシもそんなステキな恋がしたいわー。
[地上波(字幕)] 7点(2008-01-24 16:59:41)
30.  デビッド&リサ ~心の扉~ 《ネタバレ》 
…人間の精神ってほんとに複雑なものなのね。 恋をすることによってデビッドもリサも回復の兆しを見せはじめた、なーんて言ったらとっても陳腐だけど、自分にしか興味が向かなくて、人との関係をうまく築くことができない人が精神を患うんだと思うから、恋という形で他人に興味を持ち始めたのが、やっぱり彼らの回復の最大のきっかけなんでしょうね。 ところで、アタシはやっぱりデビッドのお母さんを見ててとってもせつなくなったわ。 デビッドを心から愛してて、彼をどうにか助けてあげたいと思ってるのにどうしていいかわからない。 良かれと思ってやったことが実は裏目だったり…親になるって難しいことね。 彼女、「完全な母親じゃないけど…」って言ってたけど、子供のことを心の底から愛してて、例えその行動が逆効果だったとしても、子供のためを一生懸命思ってる彼女はやっぱり最高の母親よ!とアタシは目頭が熱くなったわ。 …アタシも久しぶりに母親に電話でもしようかしら。
[地上波(字幕)] 7点(2008-01-24 16:57:00)
31.  コントラクト・キラー 《ネタバレ》 
よかったわー。 展開は誰でも予測できるようなわかりやすさだし、BGMもほとんどなく淡々と進むのに、いつの間にか映画の中の世界にしっかり引き込まれちゃってたわ。最初は死にたがってたくせに途中で気が変わっちゃう主人公と、殺し屋なのに病気で自分の命のほうが危ないコントラクト・キラー…人生を達観しまくったような、この絶妙な雰囲気がたまらないわ。 主人公の男も最初はうっとうしいオッサンってだけだったのに、女ができて生きる希望を持ちはじめると、だんだん魅力的になってくるのが不思議ね。 それにしても、金かけなくってもCG駆使しなくても二時間観客をひきつけることは十分可能だっていう、なんか見本みたいな映画だったわ。
[地上波(字幕)] 7点(2008-01-24 16:48:38)
32.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》 
意外に(って言っちゃ失礼だけど)よかったわ。 中学時代のいろんなエピソードは、ほんとに懐かしいっていうか微笑ましいっていうか、なんだかこの監督さんって「そうそう、こんなことあったわよねー」みたいなネタがたくさんある人なのね。 大人になるとそういうのってたいてい忘れちゃうもんだけど…この監督さんって人一倍感受性が強い方なのかしら? でもアタシは見終わったあと、なんだかちょっと複雑だったわ。 だってあの図書カードの裏の似顔絵で、藤井樹(男)が渡辺博子に初対面で付き合ってくれって言ったのは藤井樹(女)に似てたから、って可能性が強くなったわけでしょ? 博子は樹(男)が死んでからもずっとふっきれないでいるってのに、彼は博子が初恋の人に似てたから付き合ってたなんて…もちろんそれだけの理由とは限らないんだけど、穿った見方をすればそうとれなくもないから…なんだかやるせないわね。 今を生きつつ過去を振り返って懐かしんでるだけの樹(女)にしてみれば、そりゃ甘酸っぱい初恋の思い出でいいかもしれないけど、いまだに過去から抜け出せない博子にとっては…。 ってことで「懐かしくって温かい映画だったわー」では終われなかったわ、アタシは。 …博子が早く樹(男)のことをふっきれるよう祈りましょ。 ホホ。
[地上波(邦画)] 7点(2008-01-24 16:35:32)(良:2票)
33.  失楽園 《ネタバレ》 
…みなさん辛口ね。 アタシは映画としてはそんなに悪いとは思わなかったわ。 もっとも主役二人にはアタシも全然共感できなかったけど。 結婚したあとに本当の愛に出会ってしまったのは不運かもしれないけど、そんなの日常茶飯事じゃない? アタシよくあるわよ、レストランで自分が頼んだものより友達が頼んだもののほうがおいしそうで「あー、そっちにしとけばよかったわー」ってこと。 もちろん対象が物なら財力の続く限り買いかえ続ければいいと思うけど、相手が感情を持つ人間だった場合とっかえひっかえは困る…人間関係なんだからお互い尊重しあいましょうってことでできた制度が結婚でしょ? 「今後どんなにいいと思う人が現れても、私は絶対目移りしません」ってのが結婚よ。 チーズ好きの気持ち悪いダンナを選んだのは自分なんだから、たとえいい男が後から現れたとしても運がなかったと思ってあきらめなさいよ!!って感じ。 本当に愛することのできる人が現れるのを待ち続ける勇気もなくて、見合いして適当に金持ちの医者と結婚したくせに、今さら不倫を正当化するなんてちゃんちゃらおかしいわ。 そりゃ人間だもの、ずっと一緒にいれば飽きもするだろうし、一度や二度の浮気ならいいわよ。 でも本気は…ダンナや奥さんに対して失礼よ。 この二人だって一体どれだけの周りの人を不幸にしたと思うの? 愛してしまったら仕方ないなんて、周りの人に対する配慮さえきちんとできてないくせに言ってほしくないわ。 …と息巻いてはみたけれど、結婚して子育てや仕事に追われて、中年になってから忙しく過ぎた日々をふっと振り返ったら…こういう気持ちもわかったりするのかしら? …なんだか淋しいわね。
[地上波(邦画)] 5点(2008-01-24 16:30:38)(良:2票)
34.  耳をすませば(1995) 《ネタバレ》 
若いっていいわね、微笑ましくって。 ホホ。 でもアタシ、きっと自分が中学生だったらこっぱずかしくって見てられないと思うわ、こんな映画。 今だから「アンタたち、頑張りなさいよっ!」って見てられるけど。 ってことはアタシは青春時代を過ぎて久しいってことかしら? やーね、年とるって。 でもほんの束の間、くすぐったいような青春時代を思い出させてもらったわ。 ところで、アタシはキザな天沢くんよりも野球部の杉村くんのほうが好きよ、素朴で純情そうな感じで。 雫ったら、男を見る目がまだまだね、なーんて。 ホホ。
[地上波(邦画)] 6点(2008-01-24 16:27:25)(良:1票)
35.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 
おもしろかったわ。 なんだかほのぼのしちゃった。 趣味を持つってステキなことね。 アタシももう少し年をとったら、社交ダンスやってみようかしら? ところで草刈民代を酷評してる人が多いみたいだけど…アタシはけっこうよかったと思うわ。 まあそもそも役者じゃない彼女にアタシが演技力を期待してなかったせいかもしれないけど(なにげに毒吐いてるかしら?)、ずーっと氷のような冷たさだった彼女が、杉山さんたちにダンスを教えるようになってはじめて見せた笑顔にはドキッてしちゃったわ、アタシ。 それにさすがバレリーナ。 指先にいたるまで全身の動きが美しくてたおやかで…バレエと社交ダンスって全然ちがうもののはずなのに、草刈民代が社交ダンスを踊ってるとほんとにコンクールで賞とれそうなのがスゴイと思ったわ。 他の役者さんもそれぞれ個性が出ててステキだったし。 幸せなんだけどなにか足りないような…って日常に空虚感を感じ始めたら、やっぱり社交ダンス!かしら?
[地上波(邦画)] 8点(2008-01-24 16:25:28)(良:2票)
36.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 
…彼女はなぜ自ら命を絶ったのか? …家族のいないマチルドは、幼い頃から誰かに無条件に愛してほしかったんじゃないかしら。 愛情に飢えてたのよ、きっと。 だから自分にホレまくってるオッサンとあんなに簡単に結婚したのよ。 「この人なら一生私を大切にしてくれる」って信じて。 実際にアントワーヌは彼女を大切にしてくれたわけだけど、いったん幸せを手に入れたら今度はそれを手放すのが恐ろしくなって…。 それにマチルドは彼が彼女自身を、ではなく「髪結いとしての彼女」を愛してるってことを、うすうす感じ取ってたんじゃないかしら? もちろんアントワーヌに悪気があったとは思わないし、彼自身はそんなこと気づいてもいなかっただろうけど。 …これ以上の幸せを望めないなら、いっそ今幸せの絶頂で死にたい…自分勝手なのはもちろんなんだけど、アタシは逆にこの行動に「あー、マチルドは今までずーっと淋しさと孤独に耐えてきたのね」って切なくなっちゃったわ。 親からの無条件の愛を受けてないと、愛情に貪欲になるっていうか…こういう人、アタシはけっこういると思うわ。 幼い頃に愛情を受けてないと、どうやって愛情を与えればいいのかもわからないから、自分が自殺したらアントワーヌが…なんて考える余裕もないのよ、きっと。 というわけで、あの奇妙なダンスも毛糸の水着(サクランボ付き)もとってもかわいかったんだけど、一抹の切なさが残るの。 いや、ちがうな、あのダンスと水着がいたたまれなくなりすぎるのを和らげてるのかしら。 とにかくなんだか切ない雰囲気の映画だったわ。
[地上波(字幕)] 7点(2008-01-24 16:22:13)
37.  ドッグ・パーク 《ネタバレ》 
別に普通に楽しんだけど、あまりに等身大すぎてちょっと…って感じね。 映画で見なくても自分で体験できるっていうか、すでに体験してるっていうか。 失恋直後とかに見るともうちょっと感情移入できるかもね。 でもそれじゃ身につまされすぎるかしら。 ところでアンディとローナは100日後にデートしてうまくいったのかしらね? ってか、きちんと100日間待てたのかしら? まあ淋しいからって、特に好きでもないのに常に誰かと付き合ってたアンディは、100日ぐらい一人になってしっかり自分を見つめなおしたほうがいいかもしれないわね。 なーんて思ったりしつつ…なんだか二時間たっぷり友達の恋愛相談聞いてるみたいだったわ。 ホホ。
[地上波(字幕)] 6点(2008-01-24 16:14:56)
38.  サラフィナ! 《ネタバレ》 
泣いちゃったわ、アタシ。 それも何回も。 悲しくなっちゃうことはわかってたんだけど…それでも見ててつらかったわ。 実際にこんなことがほんのつい最近までこの地球上で起きてたなんて…。 でも結局日本の部落問題もインドのカースト制度もこのアパルトヘイトも、本質はみんな同じなのよね。 人間は弱いから自分より下位な者を見出すことで安心しようとするのよ。 もちろんそれは「人よりも立派になりたい」とか「人よりも賢くなりたい」とか、いい方向に働けばそれは向上心で、人類の発展に大いに必要なものなんだろうけど。 自分たちより下の階層を意図的に作って、それによって優越感を得ようなんて…人って弱いわね。 でも他の人との比較によってではなく、自分の姿だけを見つめて自信を持って誇り高く生きるって、実は相当強くないとできないことなんでしょうね。 アタシは自信ないわ、はっきり言って。 でも、完璧には無理でも努力することはできるし、きっと一人一人の小さな努力がこういう悲劇を退けてくれるのよね。 そう信じないと救いがないし。 アタシも頑張らなきゃだわ。
[地上波(字幕)] 8点(2008-01-24 16:10:09)(良:2票)
39.  ロミオ&ジュリエット 《ネタバレ》 
アタシはけっこう好きよ。 悪趣味スレスレ(もちろんいい意味よ)の衣裳やセットの色使いと、ほとんど原作からいじらず使ってるセリフのギャップがステキ。 put up thy sword(汝の剣をおさめよ)なんて言いつつ、手に持ってるのは拳銃ってのが斬新!っていうか怖いもの知らず。 ホホ。 (よく見ると拳銃の名前として「SWORD」って刻印が入ってたりするんだけど。) アタシは逆に、セリフを現代語に変えてたら余計にトンチンカンな映画になってたんじゃ…って思うわ。 それにアタシは舞台を現代に持ってきたところも、いろいろ工夫があっておもしろかったと思うわ。 舞台劇の導入部だったセリフをニュースにしたとこから「そう来るかー」って感心しっぱなしだったし。 古典劇のままのほうがいいって人が多いみたいだけど…古典劇に新しい解釈や演出を加えるってことは、実はすごく大切なことなんじゃないかしら? そうやってシェイクスピアの作品は今まで生き残ってきたんだろうし。 もちろん伝統は重んじつつも、新しい試みにも扉を閉ざさないでおくってのが理想的な姿勢じゃないかしら?なーんて思ったりして。 ところでアタシ、もうあの郵便屋が憎ったらしくて憎ったらしくて。 ちゃんと手紙渡しなさいよっ!!!って感じ。 最後の展開がとってもじれったいの。 でもそう感じるってことはシェイクスピアの術中にまんまとはまってるってことよね。 現代でもこうして映画化されるぐらいに、長い間ずーっと人々をインスパイアし続けてるシェイクスピアは、やっぱりすごい人なんでしょうね。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-23 15:43:59)(良:2票)
40.  オルランド 《ネタバレ》 
すごーく奇妙な世界ね。 でもこの奇妙さ、嫌いじゃないわ、アタシ。 時も性別も関係なし、アタシたち普通の人間とは違う次元を生きているようなオルランド。 もちろん共感なんて全然できないんだけれど、二時間ずっと狐につままれたような感じで、またその感覚がイヤじゃないのが不思議ね。 アタシ、わけのわかんない映画ってどっちかっていうとキライなはずなんだけど…幻想的なのがよかったのかしら? そしてなによりもスバラシイのが、美しいことこの上ない衣装の数々。 ステキだわー。 アタシも一度でいいからあんな服着てみたいわ。 …こんなふうに雰囲気だけで突っ走るのって映画としては禁じ手な感じがしないでもないけど、とにかくアタシは魅了されました。 ヴァージニア・ウルフによる原作も読んでみたくなっちゃったわ。
[地上波(字幕)] 6点(2008-01-23 15:20:12)
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