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kainyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 33
性別 男性

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21.  笑う大天使
原作読んでいないので原作との対比での出来具合はよく分かりません。単純に映画として見た場合はストーリーが破綻しているし、「超お嬢様学校に庶民が紛れ込む」というつっこみどころ満載のおいしい設定をほとんど活かしきれていないように思う。上野樹里主演の映画って結構面白いものが多い(「スィングガールズ」「サマータイムマシーンブルース」「亀は意外と速く泳ぐ」)ので期待して見たのだけど、これは大コケ。事務所は仕事のチョイスを誤った。
[DVD(字幕)] 3点(2007-02-01 16:27:34)(良:1票)
22.  WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース
(撮影当時)アマチュアが資金力がない中で自主制作で撮ったものとしてはすごいクオリティだと思う。アイデアが面白く最後まで見れるのはすごい。それと音楽が最高にかっこいい!
[DVD(邦画)] 6点(2006-09-23 08:38:25)(良:1票)
23.  (ハル)(1996)
ハルとほし、お互いが惹かれあっていく過程が丁寧に描かれていて素直に感情移入ができました。それにしてもこの映画の深津絵里は非常に魅力的だ。ラストシーンで初めて会った二人の表情に、明るい二人の未来が暗示されているような気がします。この作品を偶然にチョイスしてよかった(こんなにいい映画なのに全く知らなかった)。森田監督に感謝。
[DVD(邦画)] 8点(2006-09-19 14:51:10)
24.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
恒夫の「別れた(一番の)理由は、自分が逃げたからだ」というのは正直な気持ちなのだろうと思う(シチュエーションは違うが、若き頃の自分にも思い当たる節あり)。弟の「怯んだ?」という一言に結構凝縮されているように感じた。人生をリアルに生きているといろいろな局面で損得勘定をするものだ。恒夫のソロバンはああいう結論を出したが、ジョゼには思い出が残った。本当につらいのは別れではなく、何の思い出も存在しないことではなかろうか。思い出す記憶があることは或る意味それだけで幸せなことだ。ラストの淡々としたその後のジョゼの日常描写が胸を打つ。大抵の悲恋物のドラマは別れで終わるが、実は当事者にとってはその後もずっと日々の生活は続く。あの演出は淡々とした中にその重さを表現していたように思う。ちなみに原作にはラストの別れの部分はない(別れを予感させつつも二人が暮らしているところで終わっている)。
[地上波(邦画)] 7点(2006-01-02 00:42:07)(良:1票)
25.  花とアリス〈劇場版〉
あまり期待しないで見たらとてもよかった。高校生くらいの女の子の恋と友情と青春を描いて秀逸だった。無茶な設定もあるが、いいこと悪いこといろいろありつつ人生は流れるということを、重くなく爽やかにテンポよく描いていて岩井監督の手腕を感じました。思わず花とアリスのこれからの人生を応援したくなる。最近観た邦画で一番よかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-30 15:27:14)
26.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
評判の映画やっと観ました。ストーリーを複雑にしないで、高校生が夢中になれるものに出会う青春譚として話しをまとめたのがよかったように思う。全体として大林監督の「青春デンデケデケデケ」の女子高生版という感じがしました(作品の完成度は大林作品の大勝)。でもね、観た後にさわやかな印象が残る佳作。厳しい評価の方もいるようですが、私はこの作品好きです。優しい米沢弁もよかった。猪は笑えた。
[地上波(字幕)] 7点(2005-11-06 21:38:27)
27.  時をかける少女(1983)
若い頃、瀬戸内の穏やかな風景や尾道・竹原の古い街並に魅了されて「尾道詣」をしたことを懐かしく思い出します。観光協会で借りた、大林監督自身が吹き込んだ「尾道案内」のテープを聞きながら坂が多く道が狭い街を散策したっけ。筒井康隆の原作から引用しているのはプロットくらいなもので、見事な青春映画に仕上げているのは大林宣彦の手腕によるところが大きいでしょう。最後のユーミンの音楽にのって流れるオマケのNG集が楽しい。
7点(2004-08-13 18:25:22)(良:1票)
28.  イルマーレ(2000) 《ネタバレ》 
他の方の投稿にもあるとおり、細かな設定は破綻しまくりです。でも、この映画はメルヘンとして観てほしいというのが製作者の意図でしょうから(でなけりゃあの魔法のポストからして何の説得力もない)、私は二人の純愛物語として素直にこの映画を楽しみました。ポストを通じてしか交流できない二人のもどかしい関係がせつなくてよかった。二人にとってお互いが大切な存在になっていく過程が丁寧に描かれていて好感が持てました。自分にとってはかなりお気に入りの作品です。チョン・ジヒョンは「猟奇的な彼女」とは違い、恋に悩むちょっとお茶目で優しいごく普通の女の子を演じていた(まぁこれだけ魅力的で美貌の女の子がごく普通にいるとは思えませんが)。ただちょっと気になったのは、1998年に生きていたイ・ジョンジェにはハッピーエンドが訪れそうですが、2000年に生きていたチョン・ジヒョンはあの後どうなってしまったのだろうか、ということです。物語のラストでは2001年の12月21日に存在するはずのもう一人の彼女です。気になりませんか?
8点(2004-05-26 17:12:09)
29.  マイ・フェア・レディ 《ネタバレ》 
この作品を観るうえでは、イギリスの階級社会というものを理解していないと映画の意味がいまひとつ分からないかもしれません。イギリスは中流意識が強い日本などと比べるべくもないほど厳然とした階級社会であり、その階級により使われる言葉が違います。だから、話し方だけでその人の出身階級がすぐ分かる、それがイギリスの階級社会です。そういう目で見るとイライザが最初に話すのは単なる田舎なまりなんかではなく、下層労働者階級の言葉であることが理解できます。ヒギンズ教授により話し方から所作まで上品なしつけを受けますが、まさにそれをできることが上流階級の証なのです。原作は皮肉屋で有名な劇作家のバーナード・ショーによる「ピグマリオン」(操り人形)。物語のいたるところに原作者の皮肉ぶりがみられますね。原作では映画と少し違う展開が見られるので興味があったら読んでみるのもいいかもしれません。何はともあれ大好きなミュージカル作品のひとつです。
[地上波(字幕)] 9点(2004-03-28 23:00:05)(良:1票)
30.  がんばっていきまっしょい
青春期はたぶん客観では語れない。いつだって主観の中での青春の記憶はみずみずしく、いとおしく、楽しく、そして少し哀しい。
6点(2004-01-08 23:54:47)(良:1票)
31.  明日に向って撃て! 《ネタバレ》 
時代に遅れてきたアウトローたちの哀しさを感じる映画です(日本でいうとすでに明治も終わり頃のはずです)。ならず者の最後を描いて、このエピソードの後日談的な「ワイルドバンチ」と表現方法が全然違うのも興味深いものがあります(ワイルドバンチはブッチとサンダンスが抜けた残党との説があります)。実際のブッチとサンダンスがこのような最後を迎えたのかはよくわかりませんが、少なくともあのような劇的な銃撃戦ではなかったことだけははっきりしています。1991年に科学者チームがブッチとサンダンスが埋葬されているといわれるボリビアのサン・ビセントの墓を掘り返してDNA鑑定をしましたが、結果は遺体は二人のものではなかったといいます。こんなことから、一説にはブッチ(あるいはサンダンスも)は生きていたという話があります。「ブッチたちは西部に戻り、別名で新しい暮らしを始めた(そのようなブッチの親族の証言があったらしい)」というものや、他には「後(映画のラストは1908年)の1921年に、ピンカートンは探偵の一人に『サンダンスは、銀行強盗でペルーの監獄にいるという噂を聞いたのが最後。ブッチはずっとサンダンスと一緒だったが、アルゼンチンに戻った(映画ではアメリカから直接ボリビアへ行っているが実際にはその前にアルゼンチンで暮らしている)らしい』と話している」というまことしやかな話まであるようです。真相は歴史の闇の中ですが、いずれにしても、ピンカートン探偵社が二人の捜索の中止を公表しなかったのは事実です。
[DVD(字幕)] 9点(2004-01-07 20:19:53)
32.  さびしんぼう 《ネタバレ》 
初めて見たとき全然期待しないで観たのに非常に感動したことを覚えています。そして感動のあまり物語の舞台となった西願寺へでかけたのを思い出します(西願寺が意外と小さかったのも懐かしい思い出です)。狭く坂が多い道々や向島への桟橋など、この物語は尾道の風景なしでは成立しない気がします。三部作の中で最も大林監督の極私的映画といわれる所以もわかります。ヒロキ役の尾美としのりさんと当時無名だった父親役の小林念待さんがお風呂で語り合うシーンが特に印象的です。富田靖子さんも輝いていました。尾道三部作の中では一番好きな作品です。
[ビデオ(邦画)] 9点(2004-01-07 17:37:57)
33.  青春デンデケデケデケ
大林監督といえば尾道(この映画の舞台は四国観音寺)、そしてロマンチックというよりセンチメンタルな作風はひとにより好き嫌いの分かれるところ(ちなみに私は好き)ですが、この映画はより普遍的な青春群像を扱っている点で多くのひとに共感を得るのではないでしょうか。若い頃何かに青春のエネルギーを注ぎこんだ記憶のある方なら、ちっくんを始めとした主人公の少年たちに自分の若かりし頃の姿を仮託することができるかもしれません。ちなみに、主人公ちっくん=原作者の芦原すなおではなく、芦原氏の高校時代の友人をモデルにした話ということです。実際の芦原氏は、作中ではラストの文化祭コンサートで照明係をしていたとか。ヴァレリーは「青春はエネルギーだけだ」といいましたが、そうでなければ若者に青春はもったいない。いつ見ても元気になれる、大林監督のベスト作品だと思います。
[ビデオ(邦画)] 9点(2004-01-07 16:39:04)
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