21. 非情の罠
映画監督としての経験不足からくるものだと思うが、全体的に不必要な場面が多いというか…本当にその場所で事が起こる必然性があるのか?といったシーンが多い(マネキン工場なぞ特にそう感じた)。また、ボクシング等アクションはなかなかの迫力だが、少々粗さが目立ち、個人的に評価の高いSF三部作のようなキレがない。しかし、さすがはカメラマン出身だけあって、画面の構図一つ一つに「こだわり」が感じられる。光と影のコントラストや鏡の使い方なんかが特に。 6点(2004-12-20 18:33:55) |
22. おばあちゃんの思い出
昔は楽しく見ていたドラえもん。歳を重ねるごとにあまりにもご都合主義・利己主義な展開が癇に障るようになり、今は大嫌いなドラえもん。でもこの作品だけは涙が止まらない。 単におばあちゃんものが弱いだけかもしれないが…。 6点(2004-11-07 02:25:53) |
23. アルマゲドン(1998)
このページのあらすじの欄にある「おっさんが地球を救う」がこの映画のすべてを言い表している。でも、何度見てもそのおっさんに泣かされるし、知ってる俳優女優(含 セイコ マツダ)がいっぱい出てるので、そんなに嫌いな映画じゃない。 6点(2004-06-14 23:38:13) |
24. ラスト サムライ
森の中から現れる侍たち。黒澤明監督の「乱」を意識したとしか思えない騎馬戦。そして渡辺謙の鋭い目つきと雄叫びにはゾクッとした。しかし、あとから振り返ってみると結局それだけの映画だった。武士(道)というものをあまりにも美化し過ぎていて、説教臭く、やはり外国から見た理想の日本像でしかない。それと、妙に日本語が聞き取りにくかったが、そんなところまで黒澤映画の真似をしなくてもいいだろ。 5点(2004-12-27 15:52:34) |
25. 座頭市(2003)
たけしの大根っぷり、バレバレのCG、笑えないギャグ、中盤ダレ過ぎのストーリーと、僕にとってはマイナス点ばかり目立って、何のための映画なのかよく分からなかった。唯一気に入ったのは、最後のタップダンスとそれの伏線と思われるリズム良く百姓が畑を耕すシーンなのだが、いかんせん本編との繋がりがあまり感じられないので、映画全体としてはどうしても高い評価はできない。はたして海外の映画賞をとるほどの作品であろうか。 [映画館(字幕)] 3点(2004-12-06 00:06:18)(良:3票) |