21. ビッグ
思春期の子供の背伸びと大人と子供のギャップを目一杯描いた感じで、トムハンクスが見事に演じ切った。主人公のジョッシュの友人役の子役が良いアクセント。ほのぼのします。空き地で二人の男の子がノックしてる光景でこっちもせつなくなっちゃった。無意味そうにみえる遊びでも子供にとっては大事な成長過程なんだよね。自分もしてたなあとしみじみした。良作。織田裕二の「お金がない」を少し連想した。ここから取った? [DVD(字幕)] 7点(2015-11-01 13:09:29) |
22. 二百三高地
ものすごい迫力でした。今の日本映画では考えにくい、まさしく日露戦争並の人海戦術的な制作根性で作られてます。ぼくはこの映画で日露戦争の流れを机上の勉強から実感で学ぶことができました。突撃のむなしさは際立ちます。ぼくは光栄のゲームの三国志で張飛軍使って相手の攻撃力30の1万5千の兵を一瞬で蹴散らしてますが、実戦ではどんな非道さかを知ることできました。24時間休戦時の両軍のほのぼの感はちょっと驚き。両軍弾尽きて石の投げ合いもちょっと驚き。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-12 22:11:48) |
23. 未来世紀ブラジル
悪夢のような作品でした。ぼくも眠っている時こんな夢をみてよくうなされます。だから共感度があります。こんなカルトな作品を作るのは鬼才テリーギリアムらしいし、これが許されるもの時代だったんでしょう。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-11-14 21:31:37) |
24. 評決
《ネタバレ》 とりあえず法廷ものとしては面白かったんだけども、逆転の一手はひねりが少なかったかな。82年製作となると、製作側の伝えたかったことが、法廷の現実なのか、ニューマンの哀愁なのかあいまい。あの正体不明の美女の扱いが謎。ラストの沈黙も。余韻ということなのかな。元看護士ケイトリンの吐露の場面が迫力が有った。ニューマンに免じて、いや敬意を表して7点。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-01 19:11:14) |
25. ブルース・ブラザース
個人的に言うと、この作品にははまれなかったわけで。でも、高評価する人たちの意見も十分に理解できる。コメディとしてスケールのでかさというかバカバカしさはあるし、多くの作品やライブにリスペクトされていたんだというのが、今となって解った。 [DVD(吹替)] 7点(2013-07-04 08:50:48) |
26. シャイニング(1980)
ストーリーには?がある。理詰めじゃないというのは時代かな。演出を楽しむ映画になってる。ジャックニコルソンは巧いを越えて笑わせようとしてるように見えるし、子供の行動にもシュールが入っていて、ホラーの雰囲気を逆に盛り上げる。なんか楳図かずおぽいとこもあるんだよね。キューブリックらしさも満載。幾何学的な迷路の上空のえとか、セットにもね。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-07 20:29:08) |
27. ライトスタッフ
とりあえず航空史宇宙史ということで観れました。未知なるものに挑戦したいという男の本能というのにフォーカスした感じです。人間模様の裏表も見れて面白かったのですが、ただ尺が長かった・・・。いやにデニスクエイドが若い!と思ったら30年前の作品だった。そうなると、評価は上がる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-10 12:53:20) |
28. E.T.
この年になっての初鑑賞では評価は難しい。子供向きのファンタジー作品であって、適年齢でみれば今でも十分に楽しむことができる。名作として楽しもう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-07 21:13:28) |
29. ザ・フライ
古典として約20年ぶりに再見。面白かった記憶があった。一応あっさりテイストだけどよくできている。グロいけどホラーじゃないよね。むしろ人間の機微を描いたヒューマンモノのだよね。見てて、スパイダーマンとインビジブルとなぜか連想した。お手本になるプロットなんだろう。主人公の変態過程での変化も肉体面精神面含めて丁寧に描かれているし、美術もよくできている。思い出に残る作品といっていいんじゃないかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-22 11:14:45) |
30. 遊星からの物体X
《ネタバレ》 観賞前は題名やあらすじからバリバリのSFを想像してたけど、内容は人間の内面をえぐるサスペンスがメインだったね。魔女狩りになってた。意匠やアイデアはエイリアンの影響大だったけど、時代もあるかな。本当に怖いのはいわゆる生き物(エイリアン)なのか、それとも恐怖がために理性や人間性を失った人間なのか。考えさせられた。そしてそれをリアルに感じさせる演出は見事。印象に残る場面は、血液検査させられている場面。そして怪物に変化して縛られたまま暴れる人たちの画も。犬の演技も良かったね。犬って普通追いかける動物なのに逃げているって人間のように知性があるように見せる演出も良し。たたずんでいる場面とか部屋を廻っている時は考えているように見えたし。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-12-24 21:12:41) |
31. バタリアン
コメディ風味をトッピングしたホラー。20年以上ぶりに観賞したけど、なんともまったり風味で好ましい。今回はDVDの都合上原語字幕観賞になったけど、この作品に関しては吹替の方が断然良いな。「脳~みそ~」で迫ってくれた方がもっとコミカルで恐怖感になる。ちょっとした保身から大ごとになっちゃうこととか、ちょっと風刺的かな。核ぶっ放すとこも超あっさり感とか、なんかいいね。バタリアン、オバンンバ、そしてオバタリアンにまでつながる、老若男女子供まで楽しめる、夜もちゃんと眠れる、あんまり怖くないでもちょっぴり怖い娯楽ホラー、ホラー界に異彩を残すまさに名作。でもまがうことなくB級加味して点数は7点。 [DVD(字幕)] 7点(2011-12-09 18:59:58)(良:1票) |
32. ベスト・キッド(1984)
いいよねえ。とっても大好きな印象残ってる。リメイクされたのでその思い出とともに再鑑賞。リメイク版まんまストーリー使ったのね。見どころはやっぱりレフトハンドライトハンド。そしてラストのモリタの顔。25年前作品だけど、憧れだった頃のアメリカの光景もみることできる。 点数以上に思い出に残る映画。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-02 16:57:19) |
33. アビス(1989)
月よりも遠い世界と言う言葉を連想した。この作品、メッセージ性が強いね。ファンタジーも混ぜ合わせて。海底の中の映像は臨場感があってよかった。結構鑑賞の回数が意外に多い。見易い作品なのかもしれない。自分にとって。 [地上波(吹替)] 7点(2011-10-15 23:39:57) |
34. 復活の日
スケールがでかい! 角川の元気のあった時の代表作と言ってよいだろう。現在制作されたら、ノアの方舟的な展開とか、ちっぽけな親子愛(エメリッヒゴメン)でお茶濁されそうだけど、この作品にはパンデミックの恐怖、大国や独裁者の暴走、核兵器の恐怖、ちゃんと描かれているし、政治や生の渇望、性に対しても逃げずに表現されている。前半少し冗長かつ無駄な描写もあったかもしれないけど、良い作品だと思う。木村大作の絵、テーマソングともに心にしみた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-09-03 17:19:00) |
35. ビルマの竪琴(1985)
名作は時代を超えんだなと実感。上映当時感動した思いはあるが、改めて観たが惹きこまれるものが十分あった。クライマックスはやはり弾き語りの場面。月並みだけど蛍の光にはやはり涙。まあ粗い面もある。でも中井貴一は当時の芸暦のわりにはかなり頑張ったんじゃないか。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-14 23:33:06) |
36. ランボー
ファーストランボーは今さらの初見。面白いね。やっぱり戦闘シーンは原始的になるほど現実感がでる。ベトナム戦争の苦悩も十分伝わるし。心の中では警察軍全滅させてと思う自分がいました。死者ださないランボーは立派です。 [地上波(吹替)] 7点(2008-05-22 23:14:25) |
37. ランボー3/怒りのアフガン
ちょっとコクにかけるなあ。悪役ソ連がいてそれをランボー孤軍奮闘で懲らしめる。解りやすい構図。まあ楽しく見れたので1点おまけの6点。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-06-21 20:32:19) |
38. 赤ちゃん泥棒
せつない作品だったね。子供を切望する夫婦のせつなさや、赤ちゃんの笑顔に惹かれる荒くれ者たち。ユーモアは今となっては古臭いけど、時代として。大スターのニコラスケイジの売れ始めた頃の演技が見れる。人気者になって当然のオーラ。 2017/07/20 見たこと忘れて再見。 同じ感想。やっぱり6点。 [DVD(字幕)] 6点(2014-11-20 18:19:21) |
39. レッドブル
結構面白かったイメージあったんだけど、久しぶり見た。テイスト古っ(笑)でも面白かった。時間すぐ経ったし。ストーリー運び演出もベタだったんだなあ、今見ると。でもシュワさんのキャラにあった役柄だし、いいじゃないか。相棒との掛け合いもよかったし。時計のくだりはいいよね。いまでも忘れてない。 [地上波(吹替)] 6点(2010-06-13 20:45:58) |
40. 風の谷のナウシカ
うーーん。恥ずかしながらいまさらの初鑑賞のためこの作品に対してノスタルジー的なものが私にはない。だから評価は現代基準になってしまう。難しい。メッセージ性は理解できるもののかなり難解。この設定この場面は何のメタファーなのか、考えながら見てしまった。オームが象徴するものが何なのかつかめず消化不良に。もっと子供のように考えずに感じれば良かったのかな。宮崎アニメの歴史を考える意味では重要な価値を持つ作品。 ただこのサイトでのこの高評価に対しては多少懐疑的ではある。 [地上波(邦画)] 6点(2010-02-27 19:43:36)(良:1票) |