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すべからさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1845
性別 男性
ホームページ http://twitter.com/subekari
年齢 42歳

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21.  イントゥ・ザ・ストーム 《ネタバレ》 
オープニングからめっちゃ怖い! そこからは、群像劇的に人々が描かれて、しばし安息の時。基本的には登場人物の誰かが回したカメラやPOV(主観ショット)で、映像が映し出される。ホラー映画のPOVは、手持ちカメラ系が多くてカメラがガタガタ揺れるばっかりで見難いものが多いけれど本作はプロのカメラマンのカメラや固定カメラがメインだから見やすい。それでいて臨場感も抜群。 全てを破壊し尽くす怪物、迫り来る竜巻の恐怖は尋常ではない。後半になるとすさまじい映像の数々。観ているこっちまで物が飛んできそうで、こっちまで竜巻に巻き込まれそうで全く気が抜けない。もうこんなの耐えられない、早く終ってくれー!!と、通りすぎるのを半泣きで願うばかり。90分足らずとは思えないぐらい体感時間が長い(もちろん良い意味で)。 ドラマも熱い。目の前で登場人物が死にそうなシーンがあれば、全力で応援してしまうし、死んでしまったりするようなら本当にショックを受けてしまうのである。死が怖い。ここまでのめりこんで映画を見たのは本当に久しぶり。 ローランド・エメリッヒ監督が歯噛みしていることだろう。 本作は、ディザスター映画の新たな金字塔となるとともに、後年まで語り継がれるべき名作だ。 無事、映画館から生還できて本当に良かった!!生きててよかった!!
[映画館(字幕)] 9点(2015-04-10 01:08:07)
22.  シンプル・シモン 《ネタバレ》 
すんげーよかった!!上映時間90分足らず。おしゃれな映像と魅力あふれる登場人物たち。最高に楽しくて素敵な物語を堪能できます。本作は、アスペルガー症候群のシモン君がとんでもない行動をするのが愛くるしくて、時に爆笑させられてしまう楽しい映画。最初は「コイツにはつきあいきれんな」と思っていたが、シモンを見ているうちにだんだんと愛着が湧いてくる。極端で理解し難い彼の行動にも、実は彼なりの筋が通っていることもわかってくる。 そもそも人と人が完全に理解しあうってのは不可能だ。サムはシモンを完全に理解していると思っていたが、実はそうでなかった。人間でいる以上、相手の事を完全に理解するなんて不可能なのである。アスペルガー症候群でないからといって、他人の感情を正確に理解できるわけでもない。 そう考えると、シモンが他人の感情を理解できないことなんて大したことじゃないんじゃないかと思える。いわゆる「空気が読めないワガママな変わり者」ってだけだよね。そういうことに関しても、ちゃんと勉強すれば問題なく独り立ちできるんじゃないかな。 とは言え、シモンみたいなヤツが近くにいたら優しくできる自信はない!だって、ちょっと触ったら突き飛ばされるんですよ? サムと恋人候補の彼女のように、海のように広い心を持ちたいものです。
[映画館(字幕)] 9点(2015-03-28 21:03:23)
23.  LIFE!(2013) 《ネタバレ》 
妄想と現実の描写が非常に巧み。序盤では、ガンガンとあり得ない妄想が挿入される。特に首切り人との壮絶なアクションバトルはド迫力!基本的にどこが現実でどこが妄想なのかは分かりやすくなっているのだが、実はそれを利用して、観客に仕掛けられたトラップがあるのだ。  本作では、何度か無駄に見える描写があったり、主人公の冒険を無にするような展開が待ち受けている。序盤の無駄っぽいエピソードが後半に効いてくる脚本も巧み。彼が失ったものと得たものを天秤にかければ、無駄なんて一つもなかったことに気づく。  本作はうだつのあがらない男が成長していく物語にも見えるんだが、私が特に素晴らしいと感じたのは 「冒険する前の彼の地道な仕事が評価されていた」ってところ。かならずしも冒険至上主義ではない。「いい仕事してるんなら、自信もつべきだよ」っていうところが重要なんだな。いい仕事をしていても、いつもぼんやりしてたり、ウジウジしてたら使えないヤツに見えちゃうもの。  本作でのウォルターに必要なのは自信だけだったのだ。こんな冒険は我々にできないけども、人に面白おかしく話せるような体験を持つってことは、大きな自信になるんだなー、と感じた。 こんな新鮮な感覚を体感しながら、ひたすら楽しめた映画は久しぶり!
[映画館(字幕)] 9点(2014-03-22 18:19:55)(良:2票)
24.  ガーディアンズ 伝説の勇者たち 《ネタバレ》 
劇場未公開作品だけど、めっちゃ面白かった!DVDパッケージを観ると、ダサイことダサイこと。こんなもん、自主的に手を取る層が思い浮かばない。かくいう自分だって「すげーつまらなさそう」と思いながらも、良質のCGアニメを出し続けるドリームワークスさんの作品だからハズレを覚悟で手にとったぐらいだもの。サブタイトルの「伝説の勇者たち」っていう余計な邦題も安っぽさに拍車をかけている。しかし、そんな安っぽさは本作には一切なし。  最新の最高品質のCGアニメである。最初から最後まで目を奪われっぱなしの美麗さ。世界各国を飛び回り、魔法がキラキラ飛び交い、 悪夢の黒い影がモワーっと覆う様を縦横無尽なカメラが追っかける。CGアニメの醍醐味はカメラワークの自由さだと思っているのだがいかがか。  メインキャラクターのビジュアルはとっつきにくいんだが、観ているうちにドンドン愛着がわいてくる。サブキャラクター達は圧倒的に可愛らしく、怪盗グルーと月泥棒の「ミニオン」級(パロってる感じもしたが)。とにかくキャラクターが走り回ったり、バトルをしているシーンに魅了されっぱなしであった。  精霊たちに思い入れがあればあるほどワクワク感は増すでしょうが、日本人にはピンと来づらいところもあるでしょう。あらかじめこの人達の知識があったほうがいいかもしれない。悪夢ばかり見ている子は、サンタクロースを信じよう! 
[DVD(吹替)] 9点(2014-03-06 00:57:54)
25.  ミッドナイト・ガイズ 《ネタバレ》 
親友を殺さなければいけない事になったウォーケンさんがオロオロする話。 登場時はいけすかないアル・パチーノだが、全てお見通しであった上で、受け入れるつもりであることが早々に分かってから「ホントいいやつだなー」と愛すべき人物になってしまうのである。 豪快パチーノ&繊細強面ウォーケンってありそうでなかった組み合わせだけど、本当に良いコンビだった。疾風のように現れ、あっという間に去っていくアラン・アーキンも最高。オッサン達の元気な下ネタには不快感はなく、溢れんばかりの生命力を感じる 男臭くて、ユーモア全開。静かなる友情と不器用な彼らにぐっとくる! ラストは、素晴らしく潔い切り方。欲張りませんなー!! ドンパチシーンを過剰に見せないことで、マフィア・バイオレンス映画としてではなく、友情物語として深く心に残されてしまった。 大好きです!
[映画館(字幕)] 9点(2014-02-23 12:30:26)
26.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 
なんて恐ろしい職業。人が死ぬなんて当たり前。レーサーはみんなクレージーだ。 爆音のレースシーンは迫力満点。二人のレーサーの対比が素晴らしい。実話モデルだけど、全然知りませんでした。  二人の共通点は、ナンバーワンのレーサーになりたいということと、負けず嫌いのクレイジーガイであることぐらい。顔を合わせれば、煽り合って、いつでも一触即発。 しかし、ある大事故から二人は大きく影響されあう。ハントは、ラウダから冷静な判断力の必要性を学び、ラウダは、ハントから不屈の闘志を学ぶ…。とは言え、最後のレースでは互いが自身の信念を貫くことで決着する。  「実は二人とも似たもの同士なんじゃないの? この仲良しさんめ!」って思いましたとさ。 女性的には、どちらが魅力的なのかしら。抱かれたいのはハントだけど、結婚するならラウダさん。かな? 俺は、圧倒的にラウダさんがカッコいいと思いました! 
[映画館(字幕)] 9点(2014-02-23 12:07:45)
27.  道化死てるぜ! 《ネタバレ》 
この内容ならば、この邦題も許せる。この現代に、こんなに手作りの工作のような造形のスプラッターコメディが作られるとは! 罪のない猫ちゃんを虐待するのは許せなくてむかついたけど、明らかにぬいぐるみだったので、結局笑ってしまった。 ピーター・ジャクソンに劣らぬ才能を感じさせるアイデアの豊富さ。悲鳴と笑いが交互に出てしまった。全く無駄がない。素晴らしい!
[DVD(字幕)] 9点(2014-01-21 23:32:47)(良:2票)
28.  無ケーカクの命中男/ノックトアップ 《ネタバレ》 
下品なバカ映画に見せかけながらも「愛」と「でき婚」についてリアルに向き合ってる作品だった。二組のカップルの男のダメな部分やクズな部分が自分と似てたりして、笑いながらも身につまされてしまった。頼りないんだが気持ちがわかりすぎてしまう男と比べ、女達はブレない。そんな違いを乗り越えていく様が描かれるので、ある意味未来へ希望が持てる作品になっている快作。
[DVD(字幕)] 9点(2013-11-13 01:00:12)(良:1票)
29.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 《ネタバレ》 
序盤は展開が遅いんだけれど、西部劇のシビアな世界や記憶を失っていく恐怖をじっく り描きながら、ほどよく笑いを入れながらも、いい意味での閉塞感とを生み出していたと思う。このバランス感覚は見事。 後半からは、今までタメていたものをすべて解き放ち、なんでもありな超スペクタクル展開に! ヒーローVS悪者のロボット。傍らには走る列車。銃撃戦の大乱闘。これは楽しい!!  
[DVD(邦画)] 9点(2013-10-26 10:48:53)
30.  シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 
ゲームキャラクターが当たり前のように共存するゲームの世界の舞台裏!よく、こんな共演が実現したものだなー。元ゲーマーの僕としては、これだけでもワクワクしてしまう。 しかし、そこはディズニーさん。オリジナルキャラクターの愛くるしさも抜群。ピンチにマリオが遅れて助けに来たり、圧倒的なスピードでソニックがレースの賞をかっさらったりしないかヒヤヒヤしてしまうが、そんな反則は絶対しない。他社キャラクターは飽くまでもゲスト。 主人公の二人の関係性や設定が繊細で、しっかりとした伏線を元にハラハラ・ドキドキの ストーリーはノンストップで駆け抜けていく。ヒーローと悪役の共存だけでなく、最新のゲームとレトロゲームの共存の観点もなかなか新しくて面白い。レトロキャラがジャンプするとビヨーンと音が鳴ったりするのも憎い!他方、最近の解像度の高いビジュアルの女教官(?)はツンデレで悲しい過去を背負っていたりして、めっぽう強かったりするのも、あるある感。 ストーリーの組立や映像の見せ方が抜群なのは言うまでもないが、ラルフが時折みせる悲壮感はなかなか胸に来るものがある。悪役にスポットを当てただけあって、ヒーローものや凡人ものとは違った味わいが出ている。 ずっと見ていたい気持ちになる最高に素敵な映画! 童心に帰ってハラハラドキドキせよ!
[映画館(吹替)] 9点(2013-04-29 13:08:02)
31.  人生、ブラボー! 《ネタバレ》 
今年ベスト級、めっっっちゃ良かったです。  主人公であるダメなおっちゃん(アベンジャーズのTシャツが眩しい!)もさることながら、脇役陣の魅力が完璧。へっぽこの弁護士であり、5人の子どもの父親である太っちょの親友はかなり良い味。ふらふらと外に出てくる子供に顔をペチペチプヨプヨされるところは、親父の大変さと面白さを同時に表しているような最高のシーン。 家族や、子どもたちも素晴らしい。特に恋人の笑い方の愛嬌にやられる。  普通に生きてたら、僕らはそこまで大勢の人間の人生に関わっていったリはしない。スターバックは、想定外に大勢の人間の父親になってしまった。スターバックスは子どもたちの力になってやろうと軽い子持ちで奮闘するが、そんなものは自己満足でしかなかった。多数の人生を知り、責任を知り、彼は成長していく。子どもたちは、彼以上にずっと大人であった。  きっと子どもたちは早い段階で気づいていたんだろうな、と思うとこれまた暖かい気持ちになるのでした。 良い人間に囲まれていたおかげで、ダメなヤツである彼の人生は恵まれたものになっていくのだが、それも自身が善良であり、人に好かれる人物であったこそでもある。  うむ、良かった!!
[映画館(字幕)] 9点(2013-04-29 12:49:40)(良:1票)
32.  トム・ヤム・クン! 《ネタバレ》 
お見事!ウルトラアクションてんこ盛り。 キレッキレの身体能力で、曲者達をバッキバキ!! いちいち凄すぎるトニー・ジャーに対抗する敵キャラ陣もキャラがたっていてよかった。スケーターブラザーズに足技顔長野郎に、カポエラドレットマン、象のようなレスラー軍団、鞭使いのオトコオンナ…もう漫画でしかないんだけど、こんな漫画みたいなことを生身でできちゃうところがスゴイ。 地形をうまく生かした立体的アクションも良くて奥で戦っていて、手前に人間が飛んできたりするのは3D級!ピンゲーオも偉い!シリアスになりすぎない塩梅も良いし、マッハより好き! ヒロインの存在価値は…?
[DVD(吹替)] 9点(2013-02-04 15:27:27)
33.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
今回は、シュワちゃんやブルース・ウィリスもしっかり 銃火器を手に戦闘に参加!!きゃっほー!! スタローンとあわせて3人が並ぶとニヤニヤが止まらない!撃てー、殺ったれー!!と、大興奮。 今回も作戦はなし! 「何か策はあるのか?」「ある。一つだけな…。」 ってシーンの後に結局正面から、どでかいランチャーを撃ちこんで爆破爆破爆破でツッコムだけっていうのがおかしくてたまらない。まったく、あんたたちは一体何人殺すのよ。 そして、悪ヴァンダムがかっけー!!ちょっとヤバそうな顔してて、悪役がかなりハマってるじゃないか。 ヘリコプターキック(後ろ回し蹴り)も冴えてて、堪らん! ダメだダメだ、まだ足りない。みんなそれぞれの魅力がまだまだ出きってないし、他のスターだって観たい!! おかわり!!もういらないって言うまで食わせろー!!
[映画館(字幕)] 9点(2012-12-08 17:22:03)
34.  ゾンビ処刑人 《ネタバレ》 
これは傑作!!(まじで!!) バカバカしくってクスクスケラケラ笑えるコメディではあるんだが、その反面深いテーマ性を持っていたりして、簡単にバカ映画のくくりには収められない。 むしろ、格調高い悲劇の文芸大作を観たような感覚すらも同時に味わえる、2度3度美味しく、贅沢な一品となっているのである。  下ネタやグロ表現にも遠慮がなく、制約なしのコメディの面白さを思い知らされる。これ。笑っていいの?な背徳感。 こんなに全編に渡って、笑えたコメディはかなり久しぶりだわ。ショーン・オブ・ザ・デッドを超えたんじゃなかろうか。  道徳を守るヒーローかと思いきや、一線も二線もガンガン越えていく死に損ないダークヒーロー。死を求めても死に切れぬ青ざめた顔の男がさまようシーンの悲哀は凄い。バカシーンではお気楽にハードロックやらご機嫌なBGMが流れていたのに、シリアスシーンでは格調高い映画かのようにクラシックミュージックが流れ、うまく気持ちをもりたてられる。死にたくても死ねない男の一方で、罪もない一般市民が無駄に殺されるシーンなんか悪趣味でゾクゾクした。死から逃れられない呪縛。ゾンビ自殺。 そして、戦慄のラストに怖気が走る…! 
[映画館(字幕)] 9点(2012-07-29 02:14:23)(良:1票)
35.  ラブ・アゲイン 《ネタバレ》 
ポップでオシャレなのにめちゃめちゃ面白くて愛くるしい!普遍的なのに媚びがないし、無敵の映画ではないか。 ラブストーリーではあるんだけど純然たるコメディよりも余程笑いどころ多い。全てのセリフに気が効いてる。一回ハマると、全てのセリフがおかしくなってくる。しょっぱなから面白いのに、その面白さがドンドン加速するんだから凄い。久々に映画館で声をあげて笑った。こんなに劇場が爆笑の渦につつまれて、高揚しているのを感じることはそうそうないよ。誰もが多幸感とともに劇場を後にできる愛に満ち溢れた作品。  
[映画館(字幕)] 9点(2012-07-29 01:51:16)(良:3票)
36.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
いやー面白かったなー。 ここまでやるかと!スペクタクルだらけ!! トムが走りまくって、敵をボコボコにしたり、飛んだり跳ねたり。もう50近いのに(見えない!)、ホント頑張るこの人。 ただ、本作が面白いのは、それだけではない。トムだけがワンマンショーとして頑張ってるわけではなく、チーム物として、各キャラクターの活躍が描かれるのが旨味。 最近、人気上昇中のジェレミー・レナーさんがいい汚れかたで頑張ってるのが凄く楽しい。切れ味あるし。そして、前作辺りからちょい役で出てたサイモン・ペッグをチームに参戦させたのもナイスな判断!ボケ役として、最高の働きをしていた。 こんなにインポッシブルなミッションをクソマジメにやられても、白けてしまいそうなところを、本作はいい感じにコメディにしちゃってるのだ。 トムやジェレミーが「えー、これ、俺がやんのー?」ってとこが可笑しいんだな。 大作ってのはこうでなきゃ!っていう気持ちの良さのある快作。 シリーズで一番好き。 
[映画館(字幕)] 9点(2012-07-22 12:15:31)(良:1票)
37.  DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る 《ネタバレ》 
これは凄いドキュメンタリー。面白い!壮絶!泣ける! 最初の5分くらいの被災地でのちっちゃいコンサートのシーンでいきなりグっと来てしまった。被災地の観客が満面の笑顔で歓迎するんだもの。身一つで、あれだけの人を喜ばせられるんだもの。行く方も相当なプレッシャーがあったろうし。やっぱアイドルって凄い! 前作は岩井俊二絡みのこともあって、とにかくアイドルを綺麗に撮ろうという事が先行していて、まるっきり中身のない作品に見えた。しかし、本作は180度違う!例えブサイクな姿であろうとアイドルの生の感情、表情をバシバシとスクリーンに映しだす。こんなアイドル映画が今までにあっただろうか。こんな姿を見せちゃえるところが、AKBの強みなのかもしれない。 こんな姿すら売り物してしまうのがAKBであり、秋元氏なのである。 鬼 畜 め ! こんな若い娘に人気の序列をつけるって恐ろしい事よ。選抜で1位になった前田敦子、2位になった大島優子の二人の複雑な感情を描くシーンは素晴らしく、泣きそうになった。 本作は傑作であると賛辞を送りたい。 そして、もう一度秋元氏に言いたい 鬼 畜 め !
[映画館(邦画)] 9点(2012-07-17 23:55:34)
38.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》 
深刻な差別問題に向き合いながら、溢れるユーモアと、魅力あふれる登場人物。辛気臭くなることなく、豊かな時間を堪能できた。 差別が一番恐ろしいのは悪意がないのに、悪人がいないのに、不当な扱いが当たり前になっていることであると思う。この物語で、ヒール役を背負って立つヒリーさんも、ちょっとヒステリックで、人よりしっかり黒人と「区別」して共存していきたいと思っていただけなのだ。あんまり仲良くして、KKKみたいな過激派に目を付けられるより、その方が「安全」だし、と。ヒリーは憎たらしいクソ女なんだけど、どこか愛嬌があって人間らしくもあるようにもみえるところがこの映画の巧いところ。  悪人のせいで差別がおこなわれているならば、悪人を倒せばいいだけだが、そうではないところがなかなか厄介。みんなが善としている事、当たり前のようにしている事で、「これおかしくない?」ってことを、勇気を持って表明するのが大事。本作のクライマックスで、子供の面倒をヘルプにまかせっきりだったきれいなご婦人さんが「自分が間違っているのかもしれない」と言う表情をする。 その気づきこそが大きな第一歩だったのだと思わされた。
[映画館(字幕)] 9点(2012-07-17 23:46:18)(良:2票)
39.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 
ドカーン!! ズギャアアン!! ズバババァーーン!!!ゴロゴロゴロゴロゴロゴロー!!!ロックンロール!!!  あー、おもしろかったー!!序盤のおちゃらけも好きだけど、開戦してから終わるまでは、ひたすらにド派手!「俺、こんなんが観たくてきとるのよ!」ってシーンだらけ!ロサンゼルス決戦とか、スカイラインで期待してたのはこういう内容だったんだなぁ、と今更感じた。強敵に対し、知恵を駆使して戦うのはかの大傑作「トレマーズ」を思い出させる。それの超大作バージョンといった感じか。爆破と熱さだけでなりたつ頭空っぽエンターテイメント映画のお手本! 
[映画館(字幕)] 9点(2012-07-09 23:31:09)
40.  ロボット 《ネタバレ》 
3時間の完全版を鑑賞。 マトリックスと、ターミネーターと、ブルースブラザーズを足して3で割って、マサラをこれでもかとぶっかけたら、インド人もビックリな面白さになったような規格外の傑作!! 歌って踊るシーンもひたすらゴージャスに仕上がっているし、セリフとしても機能しているので見ていて楽しい。なくても成立することには変わりないので、一種のインターミッションとしてポケーっと見ていれば、あっという間に過ぎさるが、決して退屈はしない。ノンストップなストーリーのなかでの緩和剤として、非常に効果的に機能しているのである。 歌って踊る楽しさ、バカバカしさとは、ここまで全力で仕上げてなんぼなのだ。 序盤のカンフーアクションも大味ながら、迫力があって面白いんだが、なんといってもクライマックスがヤバイ。そんなこと、思いついても誰もやんねーだろ!っていうようなクライマックスのとんでもアクションには度肝を抜かれた。 超人合体!!とかそういうレベルを更に超えてる。圧倒的にやんちゃで、フリーダムな面白さここにあり! しかし、最後の最後は湿っぽくなってしまっただけに、歌って踊ってしめなきゃダメなんじゃないの? 普通にエンドロールが流れて、ちょっと悲しかったよ。 ともかく、素晴らしかった!感動した!!完全版観てよかった!!! 
[映画館(字幕)] 9点(2012-07-09 23:03:21)
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