21. しんぼる
大日本人がテーマ性のある真っ当な映画だったのでこちらも観た。 不条理な話が制御不能になった感じで、ちょっと監督が背伸びし過ぎと感じた。 観客を楽しませようというものはあまりなく、これはもう失敗が約束された映画。 ストーリーは誰か外部の人にアドバイスもらうなり添削してもらった方がいいのでは。 何か個性的な感性だけは感じたので、歯車が合えばどえらい映画を創れるかもしれないがストーリーと脚本は手伝いが必要だと思う。 [インターネット(邦画)] 3点(2017-06-14 19:41:58) |
22. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀
《ネタバレ》 リメイク版だからだいたいの筋道は解っていたので安心して見れた。 オリジナルの秀逸なオチはないものの、これはこれで悪くはない。 助かりそうな3つの道が出来、あれどうなるのかな?と思わせてからの三段オチ。 しかし戦う必要なかったね。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-06-14 17:13:20) |
23. 大日本人
ドキュメンタリータッチの方はまったく面白くない。 ハッキリ言ってしまうと非常に退屈で観る者を睡魔と戦わせる。 そこの部分で日本の諸問題を提起しているんだろうが、ただそれだけ。 戦闘シーンはちょっと面白いが、必見レベルや人に勧めるほどでもない。 まさかのラストで今までの話はなんだったのかと思ってしまった。 追記:色々なレビューや解説を見て大きなテーマありきの映画ということを知りました。 なるほどと思い、考えられた設定と構成にプラス1点で。 と共にもう少し松本人志監督作品を追いたくなりました。 [インターネット(邦画)] 5点(2017-05-31 15:11:19) |
24. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
このレビューサイト様の評価基準に合わせると典型的な6点か7点ポジションの映画ですね。 結構笑えるところがあり豪華な演技のできる俳優陣で雰囲気を壊す大根がいないのは観やすい。 一点最後の主人公の父親役は、えー・・・って思いましたけど、チョイ役なので許容できました。 しかしこれだけの役者を揃えたなら単なるコメディでなく、プラスアルファが欲しいところ。 自分にはそれが見出だせなかった。 [インターネット(邦画)] 6点(2017-05-30 23:20:13) |
25. いま、会いにゆきます
3回目の観賞。 3回観て3回泣けたということは、自分がこの映画の琴線に触れたのだろう。 最初は死んだ人が現れ普通に生活していき、意味がわからず不条理系の映画なのかなと思ったが、ラスト付近で謎が解けファンタージーとして成り立つお話だった。 伏線も要所や何気ないところ多方に張ってあり、伏線厨な私も満足。 そしてストーリーだけでなく役者の演技も素晴らしい。 そりゃ後に結婚したくなるね。 これが単なるアイドル女優とイケメン若手男優が演じていたら陳腐な話に思えたかもしれない。 [インターネット(邦画)] 9点(2017-05-30 13:09:38) |
26. バーティカル・リミット
《ネタバレ》 なんか終始納得行かない映画。 挙げるとキリがないがまずデスゾーン付近での救出など無謀に等しい。 しかも死の山と言われるK2で。 救助隊を3グループに分け、それぞれ1つづつ救出アイテムであるニトロ背負わせるなんて意味がわからない。 結局辿り着いたのは1グループだし。 意識を失っている人間をどうやってベースキャンプまで運んだのかその様子もない。 そして結局生き残ったのは、主人公と妹と恋人になる人3人と主人公周辺のみ。 ご都合主義を超えている。 もっと厳しく現実味のある山岳映画を見たかった。 [インターネット(字幕)] 3点(2017-05-29 20:05:41) |
27. 世界の中心で、愛をさけぶ
いつか観ようと思っていて、ずっと観まずじまいの映画って誰にでもあると思います。 自分にとってはこの映画はそういう作品、十年以上かかりようやく観賞。 原作やドラマ版と違うと聞いていましたが、ドラマが至高と思う自分にとっても映画版もうまいこと作ってたんだねというのが感想。 障害が残ってる律子の設定はちょっとあざといなあと思ったが、長澤まさみの亜紀役もハマっていて素直に感動しました。 [インターネット(邦画)] 9点(2017-03-22 20:14:24) |
28. マイノリティ・リポート
《ネタバレ》 こういうフラッシュバックやら予知みたいなものを骨格にした映画は好きですね。 決定されているシーンを主人公がどうドンデン返すかが見ものなんです。 この映画ではそれがクライマックスでは無いですが、そこそこドキドキしました。 でも黒幕をバラすのは早すぎた気がします。 息子のエピソードも解決してもらいたかった。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-03-02 02:08:56) |
29. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 話が二転三転していくだけでなく、主役級も入れ替わるのはちょっと新鮮。 何気ない伏線が回収されていくのは映画の醍醐味。 それがこの映画では無理なく鮮やかに決まり感心させられる。 登場人物のキャラも立っていて、12人いてもすぐ把握できる。 舞台ものを映画でもあえてそのままやったのだろうが、珍しいので面白く感じた一方、映画館で高い料金払って観るのならシンプル過ぎで回想シーンとか欲しいと思った。 [インターネット(邦画)] 8点(2017-02-19 21:17:30) |
30. 大逆転(1983)
《ネタバレ》 絵に描いたようなハリウッド的ハッピーエンド。 今見ると逆に新鮮か。 80年代という空気感が漂う映画なんで初見でもどこか懐かしい。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-02-17 21:42:48) |
31. 真夜中の処刑ゲーム
日本未公開ながら淀川長治さんが絶賛した知る人ぞ知る映画です。 ようやくDVD化されたので20数年ぶり観ました。 警察がストライキという荒唐無稽な設定ながら、アパートに立て篭もり抵抗するという話の流れはどこかリアルで、息もつかせぬ展開です。 圧倒的な火力を持つ敵に知力で戦うとなるとご都合主義的に普通はなるものですが、この映画ではそれを克服しています。 油断した者は敵味方関係なく殺されてしまうので。 オチも秀逸でそのおかげで記憶に残る映画となるでしょう。 [DVD(字幕)] 9点(2017-02-13 21:18:30)(良:1票) |
32. ジョン・カーペンターの要塞警察
《ネタバレ》 「真夜中の処刑ゲーム」と並び称される籠城ものなので期待してしまったが、かなりストーリー・設定・リアリティという点で劣ると思った。 敵は何の感情もない単なるアイコンで、まぁそれが不気味と言えばそうなんだけど、中盤の銃撃戦ではシュートゲームの的化してしまいテンションが下がった。 ラストの盛り上がりも低予算を隠しきれずちょっと残念な結末に。 ただ音楽や映像から醸し出される雰囲気はいいので一気に観れた。 [DVD(字幕)] 6点(2017-01-02 23:22:16) |
33. のだめカンタービレ最終楽章 後編
《ネタバレ》 テレビドラマはホロッとさせるテンポの良いラブコメであったが、映画特にこの後編はじっくり見せるラブストーリーと変化した。 のだめが成長し大人となったということなのでこれはこれで良かった。 上野樹里はやっぱり演技お上手、半端な女優を使っていたらなんとかこの前まで騙し騙し来れたかもしれないがこの作品で破綻していたかもしれない。 オフザケなしのロマンチックな結末で大団円。 それにしてもちょっと王道過ぎてひねりが足りなかったんでこの点数。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-12-17 00:26:42) |
34. のだめカンタービレ最終楽章 前編
この映画はまずはドラマを見てストーリーだけじゃなく世界観や演出を理解する必要があります。 マンガ原作を知っているだけでも面白さが伝わらないでしょう。 でも連ドラに感心した者としても、映画は雑なストーリーと鬱展開でドラマにあったカタルシスを感じられず少し残念な出来だと思いました。 後編に期待します。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-12-15 23:17:34) |
35. ハンガー・ゲーム2
《ネタバレ》 前作を観てバトロワとは違うジャンルと解り、ファンタジー映画という括りで観たので世界観に即入れた。 流れ的にまぁまぁ楽しめそうだなと思ったが、ストーリーが変な方向に。 殺し合いは少々で、終始権力側が仕掛けるイベントとの闘いとは観客を裏切ってはいないか? そしてぶつ切りに近い終わり方。 テレビドラマじゃなく映画なんだから一応の完結は必要ではないだろうか? とりあえず単体ではこの評価。 [インターネット(字幕)] 2点(2016-01-03 00:00:41)(良:1票) |
36. ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 2度目の鑑賞。 もう20年以上なるんですか。 今出してもおかしくないCGはやはり凄い。 ストーリーはほとんど覚えていなかったのですが、観ているうちに便器に座ったおっさんが喰われるとか子役の女の子の演技が大袈裟だったことなどを思い出しました。 見終わって、邦画が20年前のハリウッドのテクノロジーに達しないのは寂しいなとふと思いました。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-12-28 13:51:36) |
37. アバター(2009)
3Dで観ること前提の映画です。 DVDなら評価5割減でしょう。 映像の美しさと3D技術による体験はグレイト。 ストーリーはよくあるタイプでいかにもハリウッドなんですが、この映画にとってそんなものはオマケでしょう。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-12-26 11:05:42) |
38. サプライズ(2011)
《ネタバレ》 敵とヒロインの強さ配分に難がある。 ヒーローと違ってヒロインはギリギリの闘いで生き残るのが醍醐味のはずなのに、強すぎ対処良すぎで殺されそうもない安心感が出てしまった。 それが新感覚だと言われたらああそうなんですかとしか言えないが、つまらなくしてるのは確か。 敵の顔見せも目的をバラすのもちょっと早い。 いろいろ惜しい感じ。 [インターネット(字幕)] 6点(2015-12-26 10:36:58) |
39. 東京物語
《ネタバレ》 原節子さん死去を聞き、哀悼の意を込めて名作と名高い本作を観ました。 ほのぼのジワジワって感じの映画です。 話はゆっくり、今の映画ならば3〜5回掛け合いして次のシーンへと行くようなところでも、10分くらい割いたりします。 タイトルから想像して東京観光の話かと思ってましたが、そうでは無く東京という都会の環境が人を変える、そんなものを込めて名付けたのでしょう。 特に東京や時代を批判するわけでもなく、しょうがないことのような描き方です。 そこに好感が持てました。 [インターネット(字幕)] 9点(2015-12-26 10:15:27) |
40. パニック・ルーム
《ネタバレ》 思っていたテイストの映画で無かったこと、中弛みがあったこと、パニックになりつつ強盗と頭脳戦をやる母親という設定の違和感などのマイナス点があるものの、展開が読めなくてなかなかおもしろい映画と思いました。 黒人の強盗役の人のテキパキ仕事をする演技はホントに職人っぽくてうまいなあと思ったら、後にアカデミー賞獲った有名俳優なんですね。 この人に興味を持ちました。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-12-25 23:37:20) |