21. ザ・ファン
野球にのめりこみすぎた為に、自分のせいだけど、仕事や子供との面会などの機会を無くし、最終的には自分が応援していたハズの選手へのストーキングとなってしまうのが、怖い。物語的には、描き込み不足による説明不足がモロに出てしまっていてもったいない。ラストの球場のランニングホームラン辺りのシーンは好きですが。 5点(2002-11-28 12:23:08) |
22. DRUG
若者の麻薬汚染を描いた作品。若手キャストが好演しており、作品への見応えを与えている。ただ、物語の展開がこの手の作品の在り来たりの枠を脱してないところや、幻覚描写の映像表現の薄さなどが残念だったと思う。中盤の海辺のシーンが印象に残る(後の展開へと向かう直前だけに。)。 5点(2002-11-17 14:02:38) |
23. ラッシュアワー
まあ、クリス・タッカーとジャッキー・チェンの掛け合いを楽しみつつ、アクションも楽しんじゃおう!的な作品。両者の違いを笑わせる演出がうまくいってる場面とそうでない場面とがあったのは残念。アクションシーンではそれなりに楽しめましたが。個人的には「2」の方が好き。(まあ、最初のキャラ説明が省けるという利点もあるのだが。) 6点(2002-11-04 12:32:19) |
24. 女学生の友
女子高生と老人の奇妙な交流を描いた作品。デジタルハイビジョンで撮影された作品だけあって映像は鮮明。山崎努と前田亜季という組み合わせがなかなかよく、メイン2人の女子高生にイマドキの女子高生タイプのキャストを配役しなかった事が作品として成功している。援助交際や恐喝というテーマを描きながら、双方の家族の状態、気持ちなどを丁寧に描いていて、終盤にかけての展開に効果的に作用している。 7点(2002-10-31 22:57:29) |
25. オクトパス
B級というのもつけられないショボい映画。敵役の人の末路も変だし、主人公等の行動もどうかしてるとしかいいようがない。オクトパスのアタックシーンのみが楽しみか。ラストシーン、あれでは主人公は逃げ切れないはずなのだが・・・・残り秒数的に。 1点(2002-10-30 19:27:22)(良:1票) |
26. ビッグ・ヒット
B級のノリ、でも、製作はソニー系のトライスターで思いっきりメジャー作。誘拐仲間の裏切りをコミカルに、でもコメディまでにはいかないノリの良さのバランスで見せている。ユダヤ人にこだわる結婚予定相手の親やうまくしゃべれない奴などのキャラもイイ。誘拐された女の親も笑えます。 8点(2002-10-28 13:16:32) |
27. OL忠臣蔵
企業乗っ取りと、それに対抗するOLたちの物語をOL達の視点から描いた作品。キャストのバランスもよく、情報収集のテク、株主総会に向けての展開など、小品ながらも楽しめる作品でした。坂井真紀が好演。 8点(2002-10-26 13:41:23) |
28. 大安に仏滅!?
欠陥住宅をテーマにしつつも、家族それぞれの問題が主軸なホームドラマ。橋爪功がサラリーマンの悲哀を感じさせ、そして終盤になるにつれての「家族」というものについての物語にホロっとくるものがある。 5点(2002-10-13 15:44:06) |
29. ’hood
正直なところ、3.5点。登場人物に感情移入しにくい作品。一番感情移入しやすい人物がラストで・・・な展開になって残念だった。物語と登場人物のキャラ設定に起因する序盤の展開に難があった。ダンスシーンとMISIAや大沢伸一を起用した音楽は良かったのだが。それぞれの展開をうまく絡めさそうという試みがうまくいってない感じ。 4点(2002-10-04 22:36:32) |
30. ポルノスター
主人公が一体何をしたいのか分からない、それがかえって人をどんどん刺していくというシーンへの不気味さを煽るから不思議。ナイフが空から降ってくるシーンの映像がイイ。主人公の相手、上條の生き様も気になる。 7点(2002-10-03 00:10:00) |
31. 弾丸ランナー
三者が「走る」事によって自分を見つけていく展開がイイ。妄想やそれまでの自分をうまく展開に織り交ぜている。ラストの展開が消化不足気味なのが少し残念だが。 6点(2002-10-01 23:25:59) |
32. タイカス
題名一文字違いのシェイクスピア劇ではありません(笑)。デニス・ホッパー出演の隕石直撃モノ。B級な香りが全編からしてきます。このテの作品の典型的な展開を典型的に行っている作品。細かい事をいえばキリがありません(笑)。 4点(2002-09-20 14:04:54) |
33. 11'09''01/セプテンバー11
2001年9月11日のテロをテーマに各国の監督による短編映画集。それぞれの監督の映像感覚の違い、戦争という事についての考えの差異などが浮かび上がり興味深い作品である。静かに皮肉る作品もあれば、直球に主張する作品もあったり。ユーセフ・シャヒーン監督作のジュブナイル的作品でくるとは思わなかった。 6点(2002-09-15 14:04:39) |
34. ブロークン・ハイウェイ
主人公の女性が強盗犯と出会い変わっていくさまがうまく表現されている。物語自体は平凡だが。 5点(2002-09-09 22:50:41) |
35. ブギーナイツ
まずまずの作品。一人の男の転落していく様というのがうまく描かれているな、とは思う。 6点(2002-09-09 15:52:48) |
36. 鉄塔 武蔵野線
夏休みの少年の冒険モノ。鉄塔をたどっていきどうなっているのかを見ていく物語と風景がマッチしている。惜しむのは前半が少し退屈で、出てくる一部の大人の描写にちょっと拒否反応を感じた。 6点(2002-09-09 14:36:06) |
37. とっかえっ娘。
つんくタウンFILMS11丁目企画作品。モーニング娘。の吉澤・石川主演によるハチャメチャストーリー。シュールなコントみたいな展開が全編に渡ってありつつ、それにモー娘。の曲が随時挿入され劇中で唄ったりするなど説明不能(笑)な作品。貧乏人と金持ちの娘をとっかえっこするという基本軸をここまでシュールにさせたのを評価したい。細かい理屈抜きで楽しむのが一番の鑑賞法な作品。 5点(2002-09-02 23:58:52) |
38. フリーマネー
コメディなんだけど、どうもユルい。狙った笑いが効いていないという印象を受けてしまう。 4点(2002-08-26 13:22:32) |
39. 死国
こういう「日本の風土の因習」をテーマにした作品は出来不出来の差が大きい。個人的にはこの作品には「否」な感想。とにかく、おどろおどろしさを出そうとしてるのは分かるけども、空回り感が否めない。病院の「16」の染み、物語的にはそれなりに意味を持つ描写なのだけど、笑ってしまった。 3点(2002-06-16 01:44:33) |
40. ナマタマゴ
つんくタウンFILMS9丁目企画作品。公開形態が特殊だったので、ビデオを借りてみたが、HPやビデオパッケージの宣伝文句にコロリと騙されました(笑)。紹介文だけ見ると、モー娘。演じる主人公が卓球をしている何気ない日常と、それにいろんな人々の話が挟まっていく物語だと思っていて、実際前半まではそういう感じで物語は進むのだけれど、ある話を転機に主人公4人のおかれている立場の印象がゴロっと変わり、4人それぞれの心の動きが描かれ、脇の人々の物語が4人へと集約されていく作品になっているのだ。それにしても、この設定には若干驚いた、急にこういう話になるなんて・・・、と。でも、ある意味「痛み」を感じる映画かも。 6点(2002-04-14 01:55:52)(良:1票) |