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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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21.  太陽は光り輝く 《ネタバレ》 
酒好き判事が主人公の人情ものですが、南北戦争後のアメリカ人の心象が端的に描かれていると思います。ケンタッキーが舞台ということで旧南軍の人たちが中心なのですが、「戦いには負けても人間として大事な部分では負けてはいない」という、誇りのようなものがよく出ていました。プリースト判事は「私の法廷では、宗教や人種で差別されることはない」と公言しており、あたかも“アメリカの良心”を体現しているかのようです。製作された時代を考えると、いわゆる赤狩りに対する批判もあるのでしょう。まさに“古き佳きアメリカ”という感じで、現代では望むべくもなさそうです。今のアメリカ人がこの映画を見てどう思うのか、ちょっと聞いてみたい気がします。ジョン・フォードらしくユーモアをふんだんに盛り込んだ、娯楽作でありながらちょっと考えさせる佳作でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-08-14 16:50:49)
22.  パディントン 《ネタバレ》 
個人的な評価のポイントとして「普遍性があるか」、つまり「時代を問わない要素があるか」ということを考えていますが、製作された時代ならではの要素もあります。本作など、まさに2010年代ならではの映画でしょう。  「ロンドンはいろいろな人を受け入れてくれる」と聞いてやってきたパディントン。実際イギリスは「移民大国」と言われるほど移民を多く受け入れ来たのですが、それもなかなか難しい時代となってきました。そんな現実に対するささやかな抵抗が、作中のあちらこちらにうかがわれます。主人公がクマだというのがポイントで、クマが受け入れられるのなら、人間も受け入れられるだろうということでしょう。それには人種や宗教や思想は問題ではないということです。この点があるから、単なるファミリー映画に終わらず、大人も見られる作品になっていると思います。しかし本作を評価しない方は、このあたりが気に入らなかったのでしょうか。  とはいえ、ファミリー映画としてもよくできていると思います。イギリスらしくユーモアたっぷりで楽しめるのですが、単なるギャグだと思っていた鳩が最後に活躍するなど、全体としてよく考えられ、練られたシナリオだと思います。ミリセントのやっていることがいちいちオーバーで、どう見ても『ミッション・インポッシブル』のパロディだったり、遊びゴコロ満載。やはり作り手に余裕を感じさせる映画は、こちらも余裕を持って楽しめます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-08-11 10:43:36)
23.  テレフォン 《ネタバレ》 
アクション映画を期待するとがっかりすると思いますが、スパイ・サスペンスとしてはなかなか面白い。これは脚本がピーター・ハイアムズとスターリング・シリファントということで納得。ところどころはさまれるアクション場面がいいアクセントになっています。展開はどちらかというと地味なのですが、順を追って堅実に進んでいくためか引き込まれてしまいます。バーバラが最初から二重スパイであることをにおわせる演出もいい。CIAのパターマンちゃんのようなユーモラスなシーンもあり、バランスのとれた良作でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-07-21 15:55:26)
24.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
IMAX3Dで鑑賞。  うーん、こいつは厳しい。この映画をひとことで言えば「ゴタゴタしている、とっちらかっている」ということ。とりあえずお話の方は完全にモナーク中心なのですが、中盤まで後手後手に回っているので行き当たりばったりな感じ。まとまりというか、芯の通った流れが感じられません。こういう行き当たりばったりが延々と続くためか、途中でだれてしまいました。地球環境の問題、とりわけ自然と人間との関係が扱われてたりしていますが、それが行動づけの理由に使われているだけで、浅いので印象に残りません。  あと、どこかで見たようなパターンがかなり多いというか、そういうのばっかり。たしかに今どき映画を作ろうとしても、だいたいのパターンは過去に作られてしまっていて前例は多いと思いますが、ちょっと多すぎというか、寄せ集めのツギハギに思えてしまいます。これは、ストーリー進行に芯が感じられないことと、無関係ではないのではないかと思います。この監督はゴジラ映画が好きらしいので(ただし本作を見る限りでは、平成のシリーズが好きなようだ)、オマージュというかサービスのつもりでやっているのかもしれませんが、どうもサービス過剰。こういうのはポイントを絞ってやるから効果的なのではないでしょうか。「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」という感じです。  むしろ怪獣たちの方ががんばっていて、怪獣が暴れ回る映画としては魅力的なのですが、ただ暴れ回るだけでは面白くない。やはりそこに至るプロセスが重要だと思うのですが、今回はそこのところがおざなりにされたような気がします。いろいろな要素を取り入れながらも、一点に集中しているのではなく、むしろ拡散している印象。要は、監督が取り集めた要素をうまく捌けなかったということなのでしょう。自分の実力以上の力は、発揮できないものです。  それとあちらでは、暴れ回る怪獣の足下で右往左往する人間を描かないとダメなようですが、これも効果的とは思えない。この方が迫力が出ると考えているのでしょうが、動きがめまぐるしすぎてどうも落ち着かないのです。遠くから怪獣の戦いを眺めるという図の方が、じっくり画面に集中できてよいと思いますが。
[3D(字幕)] 6点(2019-06-03 21:31:08)
25.  仁義
宝石泥棒は面白いのですが、それ以外が伴わない。人間関係がちょっと煩雑に思える。最後のところはリマスターのせいか、夜の場面で誰が何をしているのかさっぱりわかりません。わからないといえば、『仁義』という邦題も意味不明。どこに仁義があるんだか……。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-01 10:15:26)
26.  新婚道中記 《ネタバレ》 
いわゆる「スクリューボール・コメディ」の代表にも挙げられるようで、ドタバタの行動と洒落た会話の落差が面白い。特にアルマンとジェリーが鉢合わせするところは爆笑。結局元の鞘に戻るというのは予想できるので、どういう展開になるのかがポイントですが、男女の心理の綾もうまく描写されていて、ただのコメディでは終わっていません。ちょっとドタバタすぎて(?)終盤ダレ気味なのが残念。しかし最後までサービス満点で、十分楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-21 22:14:00)
27.  ハイジ アルプスの物語
原作は知らないしアニメも見たことがないのですが、どんなものか一度見てみようということで鑑賞。ということで比較はできないのですが、おそらくポイントは外さず映画化されているのではと想像します。原作は有名で何度も映像化されているので、もしかすると観客が話を知っていることを前提に製作されているのかもしれませんが……。まとまりはいいと思いますが、映画でそれほど時間がないためか、人物の掘り下げが浅いというか、全体的に薄味に感じました。とはいえ、つまらないということもなく、品のいいファミリー映画という印象。とりあえず、ハイジ入門には適していたと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-05 21:20:16)
28.  シェーン 《ネタバレ》 
改めてみて見ると、敵であるライカーが話し合いで解決したがったりと、典型的な悪人には描かれていないところが印象的でした。「銃なんて時代遅れ」と言いつつ、結局はその銃でしか解決できないあたりに、現実の難しさを感じます。そういう点ではアクション的ではなく、あくまでドラマ中心の作りになっており、なかなか見ごたえがありました。「子供の視点から描いたヒーロー」みたいなことが言われるようですが、むしろ大人側の物語が印象に残っています。  今回デジタル・リマスター版で見たのですが、夜のシーンが暗くて、本当に何をやっているのかさっぱりわかりません。これでは見ていてストレスがたまるだけです。ここがダメだったので-1点しておきます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-26 10:44:09)
29.  ワン・フロム・ザ・ハート
ナゼか公開当時見に行きました。理由は不明。面白くなかったというか、つまらなかったという記憶があります。  それ以来の再見で、中間部のようにネオンがキンキラキンの場面ばかりかと思ったら、意外とそうでもなかった。でもやはり、そういったところが印象に残ります。  話としては特にどうということもなく、やはり映像が見どころでしょう。作り物感たっぷりのセットなどは、アナログ時代の作なのにデジタルっぽさをかもし出していて、興味深かった。そう考えると、作られるのがちょっと早かったのかもしれません。登場人物の心情を歌で表現するというのも、当時としては斬新だったのではないでしょうか。ミュージカルではなく、ミュージカル”風”にしているところがユニークです。  思っていたほどつまらないわけではありませんが、それほど惹かれるというわけでもなく、アクが強そうなわりに(強そうだから?)「こんなものか」という感じでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-06 19:35:56)
30.  ジュリアス・シーザー (1953)
台詞回しは舞台劇らしくていいのですが、ちょっと眠くなる場面も。演説調の長台詞は、聞きごたえがあります。後半戦闘場面もあるのですが、あっさり終わってしまうのはご愛敬でしょう。話の筋よりも俳優の芝居合戦が見ごたえがあり、楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-09 19:43:34)
31.  ロシュフォールの恋人たち 《ネタバレ》 
明るく楽しく、ひたすらご陽気なラブコメミュージカル。お祭りの時機の物語ですが、この映画そのものもが一種のお祭りといったところでしょう。殺人事件がどう関係しているのかがよくわからないのですが、「全員収まるべきところに収まった」ということでしょうか。この映画が作られたのは、『ウエスト・サイド物語』や『サウンド・オブ・ミュージック』のように、ミュージカルでもシリアスな題材を扱い始めた頃なのですが、そんなこととはまったく無縁に楽しく歌い踊っています。その一方で、歌う場面はおおむね屋外か、室内でも窓越しに外の様子が見てとれる。そして室外では人々が普通に歩いたり会話したりしていて、シチュエーションとしては舞台(スタジオ)を飛び出した「リアル志向」となっています。そういう現実と非現実の組み合わせが、なかなか面白いと思いました。それはともかく、あまり難しく考えず気楽に楽しめる良作でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-11-30 16:04:42)
32.  雪国(1957) 《ネタバレ》 
原作は未読。豊田四郎の格調高い演出でいかにも「文芸映画」というたたずまいなのですが、逆に言うと暗くて重い。気が滅入るほどではないですが、ままならない現実の中で抵抗しようとする女のはかなさ、みたいなものはよく出ていたと思います。岸惠子の芸者役ってどうなの? と思ったのですが、意外とはまっていました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-11-24 10:49:27)
33.  男と女(1966) 《ネタバレ》 
フランシス・レイ追悼作品として鑑賞。音楽が有名なので期待したのですが、それほどでもなかった。それぞれ夫と妻を亡くした男女が出会う話で、パートナーを亡くした心の傷を乗り越えるという展開かと思ったのですが、そのあたりはそれほどでもありませんでした。現代の作品ならそこを重要視してもう少し重い話になると思うのですが、そうならないのは時代性でしょうか。映像がカラーだったりモノクロだったりしますが、それがどういう意味なのか、どういう基準で使い分けているのかというのが不明。なのであまり印象に残らず、効果的とも思えませんでした。「ダバダバダ~」というテーマ音楽は最後の30分ほどから流れますが、そこへの持って行き方はよかったと思います。それ以前の音楽もいい使い方で、とりあえずフランシス・レイの音楽は楽しめました。しかしその他が伴っていません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-13 20:34:29)
34.  けんかえれじい 《ネタバレ》 
硬派を気取るけど硬派になりきれない青春がいい。そのあたりは戦前らしくて、なにやらノスタルジーをもって見てしまいます(私は戦後生まれですが)。岡山編ではバカばかりやっていてなかなかおかしいのですが、舞台が会津になると、何でもかんでも会津○○と名付けたりするあたり、風刺が効いてきます。ちょっと社会的な視点が入ってきて、最後に2.26事件。それで東京に行くとなると、むしろこれからというところで終わってしまいました。いずれにせよ、道子役浅野順子さんの純情可憐ぶりはとても魅力的です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-11-08 21:15:16)
35.  東京流れ者 《ネタバレ》 
いろんな意味で面白い。お話自体は川内康範が好きそうな義理と人情の物語なのですが、鈴木清順の演出が凝っていて見ものです。前半はつながりの変なところもあるのですが、ヌーベルバーグの影響でしょうか。後半、二谷英明が登場すると、なぜか笑えてくる。なにしろ登場シーンからして、渡哲也の身代わりとなるために歌っているんですから。二谷英明が歌! もう笑うしかないでしょ。佐世保での大乱闘なんて、店を壊したりしてほとんど「全員集合」のノリ。ここのところは西部劇を模倣したのでしょうが、シナリオではどうなっているのか、ちょっと気になります。しかし決めるところはちゃんと決めているし、全体的にスタイリッシュな映像が、泥臭い「義理と人情」と案外うまくマッチして、独特の雰囲気をかもし出しています。松原智恵子の歌が吹き替えだったことが残念。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-11-01 20:12:04)
36.  バルタザールどこへ行く
バルタザールではなく、この映画はどこへ行くんだ? と思うような内容。とりあえず人間関係も不明瞭で、たいした説明もないためか、根本的に理解できませんでした。「芸術ぶりっこ映画」という感じ?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-09-30 16:08:32)
37.  大砂塵 《ネタバレ》 
終わってみれば、結局何がやりたかったのか、よくわからない映画。頭のおかしい女一人に、多くの人が振り回されたという印象しかありません。「東部から人がなだれ込んできたら自分たちが追いやられる」と言っていますが、それがどれほど現実的かよくわからないし、キッドに惚れているようなことを言っていますが、それも本当なのかどうかすらわからない。要するに、主要人物の心理というものがまったく描写されていないんですね。だからやることに説得力がなく、上っ面だけの描写になっています。見ていて共感できる人間がいないので、それほど面白さを感じられない。序盤の舞台劇風の展開で期待させたのですが、あとが続きませんでした。  それにしても、元はといえば白人が西部に進出し、現地の人間を追い払って力ずくで土地を奪ったのに、自分たちが同じ目に会うのは嫌というのは、まあ勝手な言いぐさですな。今のアメリカ大統領を支持しているような人は好みそうですが……。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-02 09:19:44)
38.  壮烈第七騎兵隊
どの程度事実を反映しているのかは知りませんが、とりあえず映画としてはそれなりに楽しめました。ただ実話を題材にした映画としては、善悪がはっきりしていて人物関係が単純化されているところが気になります。カスターは枠に縛られない、実直な人物として描かれていて、主人公としてはなかなか魅力的。製作年代からして戦争がらみの目的があると思いますが、そのあたりは気になりませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-08-16 21:48:21)
39.  ロビンフッドの冒険 《ネタバレ》 
80年も前の映画ですが、今見ても楽しめる。いわば古典の楽しさ。ロビン・フッドなので当然弓も使いますが、クライマックスは剣での斬り合い。チャンバラ映画というか、剣戟映画のようでした。王様も登場するので、終盤水戸黄門風の流れになっていたのも興味深い。明朗快活な冒険活劇で、難しく考えずに楽しめる娯楽作でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-16 10:26:11)
40.  王になろうとした男 《ネタバレ》 
秘境冒険ものとしてはなかなか面白い。イギリス原作らしくユーモラスなところも多々あり、特にフリーメイソンの印が印だったところはかなり笑えます。現地人を教化して組織化していくところも興味深いです。  あまりにもうまく行っているので、見ている方もただの偶然ではないのではないか、などと思えてきます。しかし結局うまく行かないあたりが、妙に現実的。見終わって考えてみれば、ダニーは現地の言葉を覚えようとせず最後まで通訳を通してしか話しません。本当に永住するつもりならば、言葉を覚えることは必須でしょう。このあたりにも覚悟のなさというか、調子に乗っただけということがうかがわれます。うがった見方をすれば、「神の息子」を名乗ったことで神の怒りを買った、あるいはうまく行っていたのも、神のしかけた罠だったとも思えます。そのあたりは見る人の解釈次第でしょうが。そういう意味では『王になろうとした男』という題名がうまくて、王になろうと出かけたのに神の息子に祭り上げられ身を滅ぼすというのは、首尾一貫した話ではないかと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-13 20:24:57)
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