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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 824
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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21.  フェイブルマンズ 《ネタバレ》 
あれだけのエンタメ作品を世に出した監督の自伝ということで、少なからずそういった映画業界の裏側なんかも垣間見れるのかな?と思っていたのですが、ほぼ家族の物語で、映画製作云々は学生時代の自主制作映画ぐらいでちょっと肩透かしな感はあった。けれどもまあ不思議なことにそれでも飽きることなく最後まで観れたのは、やっぱり監督の力量によるところなのかも。  でもやっぱり万人受けは難しい作品ですね。はい。  私自身も芸術関係の仕事への憧れを抱き続けていた時期があったので、叔父さんの台詞、芸術はお前の頭を食いちぎるライオンの口だ、があまりにもインパクトが強くて、めちゃくちゃ心に刺さりました。  地平線は下にあっても上にあっても面白い。けど真ん中にあると面白くない。そして最後のカットシーンで地平線の位置を変えてジ・エンド。この終わり方は憎かったです(^ω^)
[インターネット(字幕)] 5点(2023-11-11 20:34:07)
22.  沈黙のパレード 《ネタバレ》 
黙秘を続ければ無罪になる!それがこの映画の中のキーワードではあるが、本当にそうなのか?という疑問も。ネットを駆使して徹底的に調べていけば司法の在り方や疑問点も解決できるかもしれないけれど、そこまでの気力はない。ただ、15年前の時は立証出来る証拠が不十分で起訴出来なかったかもしれないけれど、本作のメインとなる事件では作業着に付着した被害者の血痕、それもかなり大量のものがあるのだから、いくら黙秘を続けてもそれを物的証拠として起訴はできないものなのかとも。  と現在における司法の穴的なことを述べてはみたものの、正直これはフィクションでありエンタメであるのだから、お堅い推測は置いときますか。  130分と2時間越えの作品ではあるけれど、途中退屈することもなく最後まで観れた。テンポもよく飽きさせない点は評価したい。また芸人さんである飯尾さんがなかなか良くて、芸人さんということを忘れさせてくれる程の好演だった。  押し問答の途中でつい相手を突き飛ばして相手が死んだかも知れないとその場を離れるあの展開...よく見かけるシーンではあるけれどやっぱりなんか無理がある気がする。てかまず脈測らないか?心臓の鼓動を確認しないか?例えそれで死んでいたとしても事故なんだしまずは救急車じゃないのか?て考えちゃう。それとそこをたまたま15年前の事件の容疑者だった男が目撃したっていうのもなんか都合良すぎって感じちゃいました。てかよくよく考えるとその押し問答の理由もなんか浅いし、そこまでこっち側(観客)が感情移入出来るほどのお膳立ても弱すぎる。  退屈はしなかったしそこそこの面白さはあったけれど、前2作ほどの感動もなく、映画というよりもスペシャルドラマみたいでした。それとやっぱり物理学を駆使した推理劇があまりにもなさすぎて、なんだかあまりガリレオを感じられなかったです。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-11-09 11:57:36)
23.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
お国に命を捧げて死ぬことが美徳とされていた時代。そんな時代へのアンチテーゼみたいな映画でした。主人公が神風特攻隊のパイロットで、命大事さに虚言で特攻から逃れ、さらに突然出現したゴジラに怯えて攻撃することが出来ずに多くの犠牲者を出してしまう。そのことがいつまでも主人公にとって悪夢となり、終わらない戦争として取り付いてしまう。そしてゴジラ討伐の作戦に参加し、その命で自分自身の戦争に決着を付けようとする。「ゴジラ-1.0」のこの「-1.0」は「戦後」ともう一つ、この主人公の「終わらない戦争」のことも表しているのかも。  命を捨てる覚悟の強さももちろんあると思う。しかし、生きることへの執着心の強さもあると思う。ゴジラ映画でこんなにも人間ドラマが上質で、ゴジラが脇役みたくなった作品も珍しい。本当に良く出来た作品でした。  熱線の発射の仕方が格好良かった。その熱線を発射した後の二次災害の描き方が非常に素晴らしかった。赤の他人の子供をわが子のように育てる件はなんか三丁目の夕日ぽかった。木製の小型船になかなか追いつけないゴジラ...(;´∀`) 1作目のゴジラへのオマージュも散りばめられててニンマリ。あの橋爪さんは「東京家族」の橋爪さん?(笑)   ただ本当に素晴らしい作品ではあったのですが、最後のあの実はまだ・・・みたいなのは正直言ってこの作品の作風には蛇足でしかなく、いらないと思えた。はい。
[映画館(邦画)] 8点(2023-11-06 14:43:49)
24.  ザ・クリエイター/創造者 《ネタバレ》 
人間とA.I.の話はこれまで結構沢山作られてきていて、題材的な新鮮さはもはやない。あとは切り口のアイデアくらいか。しかしこの作品はその切り口をあえてなのか、人間とA.I.の戦争というごくありきたりなものに。切り口のアイデアで勝負せずに真っ向から内容重視できた点は高く評価はしたい。ただその内容なんですが、どうもこの世界の設定、状況がいま一つも二つもすんなりと入ってこなかったのが残念。そもそも核が誤爆だったていうのがなんかもうありえないし、それをA.I.のせいにして勝手にアメリカは戦争を始めるし、その戦争もA.I.と平和に共存している他国にまでズカズカと踏み入って、挙句の果てにはA.I.でない人間までも殺してしまう有様。え!?ですよ。なになになに!?です。はい。この世界がね、ターミネーターみたく完全に全人類とA.I.が敵同士ならまだスッキリと受け止められるんですが、そうじゃない、A.I.を憎んでない平和な国もあって、そんな国に勝手に踏み込んで暴れまわっちゃうもんだから、一体全体どういう世界設定なん!てなっちゃいました。  それとこの作品の宣伝文句が「ローグワンスタッフが・・・」だったけど、終わり方も主人公が死んで終わるからまんま、ローグワンかよ!てなりました。  圧巻の映像美を大スクリーンで堪能できた点でこの点数にはしましたが、鑑賞前に期待をしていたほどの感動はあまり得られなかったです。
[映画館(字幕)] 5点(2023-11-01 14:56:53)
25.  MEG ザ・モンスターズ2 《ネタバレ》 
前作が個人的にはイマイチだったのであまり期待しないで鑑賞したら、これが意外にもなかなか楽しめて面白かった。前作でのどうでもいいようなドラマもさほどなく、単純明快なストーリーになっていたのも良かった。悪い連中はみんな死ぬ!中ボス、大ボスはお約束の死に方で!そして決まって悪い連中は揃いも揃ってみんなアホ(´∀`) それと今回は結構その他大勢のモブキャラさんたちもガブガブ食われまくられるのも良かった。なんていうかまさにザ・エンタメ!だった。  たしかにツッコミどころは満載です。さっき着いたばかりのヘリの燃料がないってどいうこと?とか。海上の基地をどうせ乗っ取るつもりだったのなら、わざわざ採石場を爆破しなくてもよくね?とか。気を失っていた主人公が起きるのを待ってから殺そうとするなんで?とか。挙げたらキリがないです。  それでもそういうツッコミ要素もある種楽しめちゃう王道おバカエンタメに仕上がっているのは、監督が交代した成果なのかも。  PS:エンディングで流れてきた主題歌?がヤバすぎる!(笑)
[映画館(字幕)] 5点(2023-09-02 20:59:54)
26.  サイレント・トーキョー 《ネタバレ》 
過去の回想シーンと現在の登場人物をシンクロさせづらかったのが難点でした。この人は誰?て。  爆弾の解除をしにいった自衛隊の前で一人の少女が地雷を踏んで自殺をするけれど、そこまでその少女の言葉の重みを感じられなかったし、そのことで奥さんに爆弾の知識を伝授する行動も理解が全然追いつけなかった。そしてその奥さんの回想シーンが石田ゆり子じゃないから誰?てなるし、石田ゆり子と佐藤浩市が結局共犯だったのか?違うのか?佐藤浩市は何をしたかったのか?全くもって分からずじまいで、どうにも釈然としない終わりかただった。  爆弾予告があってもバカ騒ぎする連中や、そんなこと起きるわけないじゃんと平和ボケな野次馬たちを見ていると、犯人の気持ちもわからなくはない。実際に爆発してそんな連中が酷い目にもあった時は、ほらみたことかとも思った。ただやっぱりそうはいっても暴力は暴力。これは「戦争」といってもただのテロ。例え犯人の気持ちをわかったとしても、テロでは何も解決しないし、爆弾の被害者の中には彼らとは違う人や子供や老人だっていたかもしれない。だからやっぱりテロだめです。  渋谷で実際に撮影したのか?て思ったけどあとで調べたらオープンセットと知って、それはそれですご!てなった。だからこそあの渋谷のシーンはこの作品の最大の見せ場となりえたのでしょう。そこは評価に値しました。  なかなか挑戦的な内容ではあったけれど、いま一つ、あと一歩どこか過激になれきれないこの作品自体そのものももしかしたら、平和ボケ、に感化されているとも言えなくはないかも・・・(;´∀`)
[インターネット(邦画)] 5点(2023-08-23 16:23:31)(良:1票)
27.  メタモルフォーゼの縁側 《ネタバレ》 
原作は未読。  BL漫画を通して出会ったJKとおばあちゃん。自分に自信が持てず、趣味や将来の夢を誰にも言えず嘘をついたり見栄を張ったりして、そんな自分を嫌い殻にこもりがちになるJKを、芦田愛菜ちゃんが見事に演じきってる。本当にナチュラルすぎて、女優さんだっていうことを忘れてしまうほど。それに対してどちらかといえばクセのある役柄を演じてきた宮本信子が、これまたどこにでもいそうな普通なおばあちゃんを、これまたナチュラルに演じている。なので二人の演技力があまりにも素晴らしすぎるから、この作品の世界にどっぷりと浸かることができた。  主人公の書いた漫画の絵が丁度いい感じの出来なのがすっごく良かった。あのサジ加減はほんとなかなかでした。  劇中に出てきた台詞で「我々のような小市民はせめての精神よ」がめっちゃ刺さりました。  月刊誌の表紙で漫画のキャラが着ている服が自分の持っている服とちょっと似ていて、おばあちゃんが記念写真を撮っちゃうところか可愛くって好き。  サイン会でコメダ優がうららに特に何も話さなかったのも良かった。変にドラマチックすぎないこういう演出はこの作品の大きな魅力でもあり、親近感にもつながる。  とてもホッコリとできる映画でした。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-08-21 19:17:58)
28.  キングダム2 遥かなる大地へ 《ネタバレ》 
原作は知らず前作は鑑賞済み。主役の山崎賢人自らがアクションをこなしているのは正直凄いし賞賛に値する。見所である合戦シーンもまあまあ。でもなんだろう...いま一つスケールの大きさを感じられないのは...それとあれだけの混戦の中で、主人公の歩兵部隊とそれと共に行動する部隊のほとんどが生き残るのもなんか出来すぎてるし違和感しかない。うっそー!でした。  原作はきっと面白いのかもしれない。だから本編の話の展開自体はどうなっちゃうんだろうって楽しむことはできた。正直それに助けられているところもあるのかも。  残酷な描写を減らして年齢制限を下げているのかもしれないけれどそれが逆に、リアリティに水を差す要因になっているように思える。あととにかくみんな小奇麗すぎる。悲しみの一族のきょうかいなんか真っ白すぎだろ!  つまらなくはなかったけど、先にも言ったように原作様様で、この映画オリジナルとしての面白さや魅力をもっと感じさせて欲しかった!というのが総評です。はい。
[地上波(邦画)] 5点(2023-08-16 00:51:16)
29.  トランスフォーマー/ビースト覚醒 《ネタバレ》 
いつものように何の情報も仕入れずに鑑賞。なので勝手に「トランスフォーマー」の新シリーズの始まりかと思ってました。で観終わって調べてみたら「バンブルビー」の続編だって知って、な~んだそうだったのかって...まあね、「バンブルビー」はどちらかといえばスピンオフみたいだったし、主人公ともバイバイしちゃったから、そこまで作品同士がめっちゃ繋がっている感じもしなかった。オートボットたちがなんで地球にいるのか?なんで故郷に帰れないのか?まあそれくらいなので、仮に「バンブルビー」を観ていなかったとしても十分観れる作品になってますね。  複雑な設定もなく単純なストーリーなのが良かったですね。主人公とヒロインが彼らの戦いに巻き込まれていく持っていき方もごく自然な流れで良かったです。ただ若干主人公の方がやや強引さはあったかな。まあでもその辺はご愛嬌で。それと始まってからしばらくの間は、この俳優さんたちで大丈夫なのか?とはなってました。正直言って俳優としてのオーラも感じないし、その辺りにいそうな兄ちゃん姉ちゃんで、とても地球を救うヒーロー、ヒロインに見えない。ところが不思議なことに、いつの間にか凛々しく見え始めていて、そこでハッ!と気付いたのが、そっか!有名な俳優さんよりもこういった無名な俳優さんの方が自分を投影しやすいのかもしれないし、共感しやすいのかも、と。まあそれとギャラ、多少は抑えられるし...(;´∀`)   新キャラとしたビーストなんだけど、なんていうかそんなに彼らの活躍が見れなかったのはちょっと残念だった。それぞれの特徴や個性とか見たかったな~・・・。  バンブルビーが生き返るシーンがあるけれど、あの特殊な電波みたいなやつって機械が生命を持ってしまうやつだったのか?たしか過去のシリーズの中で色んな機械が生命を宿してしまうシーンあったと思うけど、あれと同じならバンブルビーだけじゃなくって、いたる所で機会に命が宿ってしまったんじゃないのかな?わからんけど。  ラストでまさかのGIジョーとのコラボ!いや~ビックリ!つまり人間サイドも強化スーツみたいのを着て機械生命体と戦う!てことになるのかな。それはそれで面白そうだけど、個人的にはアイデア満載な戦いを見せて欲しいかな。  最後に一言。アイアンマンかよ!(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2023-08-09 18:00:19)
30.  ザリガニの鳴くところ 《ネタバレ》 
これは良い!とても良い映画!湿地帯の美しさと主演のデイジー・エドガー=ジョーンズちゃんの美しさが相まって、本当にうっとりする美しさ。その美しさに青春映画と社会派ドラマが混ざり合い、そこにミステリーの要素が加味された、なんとも贅沢な映画。  少女が一人取り残されたとはいえ、別にターザンでもないんだし、家にはちゃんとシャワーなりあるだろうから身なりを綺麗にしていてもなんの問題もないとは思う。それにいっても年頃の女性ですからね。面倒見のいいあの黒人の奥さんから助言もあったかもしれないし、お洒落とまでいかなくても、それなりな格好はしても不思議ではないでしょう。たぶん。  ラストでカイアがチェイスを殺害していたらしいことがわかるけれど、でも一体どうやって誰にも知られずにチェイスを呼び出したんだろう?それにどうやって誰にも見られずにバスの行き来をしたのかもわからない...まあうまいことやりました、て思ってくださいなんだろうけど、やっぱり完全犯罪ならなおのことそこらへんのトリックを知りたくもなるかな。これって余計な考えかな?w  でもまあ、なんだかんだ言ってもけっこう面白かったのでいいでしょう。てかやっぱデイジー・エドガー=ジョーンズちゃん、めっちゃ美人さんで今後の出演作品が気になりました。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-07-15 17:00:02)
31.  バッドガイズ(2022) 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。各キャラがしっかりと描かれているのも良い。ウルフとスネークの関係もよく見る感じではあるけれど、狼と蛇というキャラにすることによって、真新しさとアニメならではの面白さが加わってとても楽しめた。  動物を擬人化した作品は数多くあるけれど、モブや主要キャラ以外がまんま人間というのもまた斬新だった。最初は戸惑ったけれど、次第に慣れた。  犯罪者をヒーローのように扱う作品は結構あるけれど、それまで犯した罪をなんとなくチャラにしたまま終わるものが多い中、この作品はキッチリと罪を償っているのがとても好印象。ただあの終わり方ってまたバッドガイズに戻るのか?とはなりましたけどw  「善い行い」ということを押し付けがましくしてないことろとかも、子供に見せて学ばせるにはすっごく良い。特にスネークがシャークにアイスキャンディーをあげるシーンは秀逸。善いことをしようではなく、行った結果が善いことだった。つまり考えるのでなくどうしたいかが大事で、友達が泣いていたら泣くなよて元気づけたくなる。そういう自然な振る舞いがとても心地よく感じられた。  「ゴミでも美しく生まれ変われるのよ」名言ですね。
[インターネット(吹替)] 6点(2023-07-11 07:45:48)
32.  決戦は日曜日 《ネタバレ》 
いや~すごい!宮沢りえすご!まさにカメレオン女優!世間知らずでおバカだけど、ど真面目でちょっと憎めないそんなキャラを見事なまでに演じきっている。台詞がない時の表情一つでもめっちゃ心情が伝わってくる。ほんとすごい女優さんです。  てかここまで日本の政治の暗の部分にグイグイズケズケと切り込んでくると、なんていうかもう爽快ですね。ものすごくヤバイことを扱っているんだけど、変にシリアスにならずに良い感じな軽い笑いでライトに包み込むから、観ているこっちも頭でっかちにならずに楽しめちゃうのはとても良い。  支持率を下げる作戦の中で、中国人や韓国人はこの国から排除すべき!て発言あったけど、それでも支持率下がらないのって、いくらフィクションでもあれは賛否両論わかれそうな超爆弾でしょ。ヒヤヒヤものです。(;^ω^)  事務所内で普段使っているコーヒーメーカーがすでにガタがきていて、味がドロみたくなっていることに今まで全然気付かずにいたことから主人公が心変わりしていく過程はお見事!その前の代議士先生の言葉と、一生懸命やっていてもちょっとしたミスでクソ呼ばわりされてしまう現状とが、ドロの味にも気付けない現状と自然とクロスしていき、主人公の心情の変化にスッと寄り添えた。  当選したけど後援会の操り人形にはならいと決めた彼女たちの今後がめっちゃ気になる~...て思えるラストでした。  なかなか面白かったです。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-07-10 07:32:35)(良:1票)
33.  AIR/エア 《ネタバレ》 
バスケは全く見ないけどマイケル・ジョーダンの名前は知っている。そのマイケル・ジョーダンがどんなプレイをしてどんな偉業を成し遂げたかは全く知らないけれど、エアジョーダンは知っている。つまり、それほどまでに「マイケル・ジョーダン」と「エアジョーダン」の名は、間違いなく世に知れ渡っているということ。この映画を観てそれを改めて実感できた。  映画なので多少の脚色はあるでしょうが、まさかあの酒場でのキング牧師のエピソードが事実だったとは驚きました。まあ実際に酒場での会話だったかはわかりませんが、あそこのシーンがこの映画の見せ場でもある主人公ソニーのアドリブスピーチへと繋がるわけで、だからこそ余計に真実だったことが感慨深くなりました。  劇中に1度もマイケル・ジョーダン役の役者さんの顔を見せなかったのは良かった。プレゼンでCEOが遅れて来て存在感をアピールしたのと同様に、1度も顔を見せないことでその存在感に対して、畏怖の念を抱かずにはいられなかった。  アディダスとコンバースがジョーダンのプレゼンで失態を犯しているかのように勘違いしてしまうかもしれないけれど、あれは他の選手と同じというスタンスであって、ナイキのような背水の陣で挑んでいないから仕方のないこと。なので決してディスっているわけではない...はずです...たぶん(笑)  実話だから最終的にはナイキと契約するのはわかっているんだけれども、それでも作品の世界に引き込まれてしまうベン・アフレック監督の手腕はさすがです。とくに名言なセリフの使いどころがめっちゃ自然な流れで出てくるのがすごい。  観て良かったです。   余談:80年代のセブンイレブン出てきてたけど、日本では朝7時から夜11時までの営業時間がしばらく続いてたんだけどあちらはどうだったんだろ~・・・てとこ気になりました(笑)
[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-06 19:20:28)
34.  異動辞令は音楽隊! 《ネタバレ》 
映画のタイトルと阿部寛主演ということで、コメディぽいものを想像していましたが、社会派のシリアスドラマでびっくり。  高齢者を狙った連続強盗事件と音楽隊とがどうやって最後シンクロするのかと、そこへの興味で引き込まれたが、急な展開にちょっとシラケてしまった。なんで主人公が目をつけていた男が急に自白をしたのかが全くもってわからなかったし、1番大事な所なのに台詞での説明もないからマジでなんなんだ急に?てなってしまった。  それに犯罪グループの親玉が都合よく現れて、これまた都合よく刑事課の連中をたった一人でなぎ倒しちゃうって...なんかもうご都合もドが過ぎる。  音楽を通して娘と和解したり、独りよがりだったことを悔い改めたりするのは悪くないし、王道であり演技達者な阿部ちゃんだからこそ見応えはあった。  全体的に面白いプロットだから最後の展開さえもうちょっと何とかなれば、もっと質の高い作品になれたかもしれませんね。もったいない。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-07-01 21:28:48)
35.  NOPE/ノープ 《ネタバレ》 
予告編のみでその他なんの情報もなく鑑賞。OPのチンパンジーの件がその後どう本筋と絡んでくるのかが気になったが、結局なにもなく終わってしまった。あれって一体どういった意図だったのか?ネット上で調べれば出てくるかもしれないけれど、今はまだ自己分析、自己解釈の時間を楽しもう。  UFOではなく空飛ぶ人食い生物だったのにはビックリした。いうなれば、空飛ぶトレマーズ、みたいな。トレマーズは音に反応してたけどコイツの場合は視認されたらみたくなっていたけど、そういうの関係なく吸い上げていたような場面もあったような...う~む、どうも今ひとつその辺の設定が分かりづらかったかな。最後の巨大バルーン人形も別に視認とかの問題じゃない気もするしね。  主人公がバイク記者をあっさりと見捨てちゃうところはなんかうまく言えないけど、なんていうかめっちゃリアルだった。  暗いシーンがとにかく見づらい。わざとかもしれないけれど、主人公の眼光が暗闇に光るのはなんか違う気がした。そういうのは求めてないって。  見終わって一番印象に残ったのが、チンパンジーってどうなのよw  まあそれでも最後までイッキに見れたし、なんだかんだで面白かったです。はい。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-06-28 21:12:28)
36.  ザ・フラッシュ 《ネタバレ》 
面白かったことは面白かった。ちゃんとフラッシュの物語がそこにはあった。話題の中心となったマイケル・キートンのバットマンも、感慨深かった。特にあのBGMが流れた瞬間は鳥肌もんだった。  ただなんだろう、色んなことをやりたすぎて少々雑な感じにも受け取れた。  新キャラとして登場したスーパーガール。彼女のバックボーンの描写があまりにもなさすぎて、なんか思い入れがしづらかった。それにめっちゃ最強っていうわけでもないし、結局はゾッドにやられちゃうしね。この先彼女の単独作品が作られるのかはまだ不明だそうで、そうならばなおのこと、もうちょっとなんとかならなかったんですかね。  あとフラッシュにフラッシュでないバリーがちょっとだけ高速で移動させられた後に嘔吐してたけど、ん?あれ?ジャスティスリーグでフラッシュが高速で人助けをしてたけど、誰も嘔吐してなかったよな?設定はどうなってんの?てなった。それに違う世界のバリーはフラッシュなりたてで、何の訓練もしないで壁抜けできやうしね。え!? ですよ。  ニコラス・ケイジのスーパーマンには正直びっくり!そこまで情報通じゃないからびっくりしただけで感動とかなかったな~...。まあ後で調べてわかったけどね。クリストファー・リーヴのスーパーマンも出てきたけど、ニコラスもクリストファーもCG感強すぎてもうマンガ!アニメ!で感動もへったくれもないよ。   PS:平和になって用済みになったバットマン。ブルース・ウェインがまるで、「エンドゲーム」のソーみたいだった( ̄▽ ̄;)  色んなことやりたがるの最後はまさかのジョージ・クルーニーのブルース・ウェイン登場。ヾ(・∀・;)オイオイオイオイ ベン・アフレックの降板はしってたけど、まさかその後釜がジョージって...ん?てことはロビンもいるのかな?   まあとにかく色んなことが詰め込まれすぎて豪華ではあるけれど、やや淡白感は否めないかな。  てか結局母親を救って新しくできた別世界は滅んじゃった!てことだよね。バリーお前ってやつはなんて罪なことを!  さてさて、どうなるどうするDCさんよ。 楽しませてくれよ~...と、言い忘れてたけど配信ドラマとのヒモ付はやめてね(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2023-06-21 17:25:10)
37.  劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ 《ネタバレ》 
まずはじめに私はアイドルヲタクです。なので元々の原作ドラマやアニメはしっかりと見ていて、すでにこの作品の大ファンでした。  よく「ヲタク」を題材にした作品が作られることはあるのですが、過剰な演出や若干小馬鹿にしているように感じられるなどで、いまいちなモノもある。  しかしこの作品は、ちゃんと等身大のアイドルヲタクを描いているので、とても共感が持てる。まあ多少のフィクションはそりゃあありますが...w   で今回のこの劇場版。正直言ってわざわざ映画にするようなことか?とは思いました。好きだしファンだし喜ばしいことではあるのですが、なんていうかあくまでもこじんまりとした作風なので、映画という大きな空間が広すぎやしないかと。例えばですが、映画館で「サザエさん」を観るようなもの、とでもいいましょうかw  と多少の不安要素を抱いたままの鑑賞となりましたが、いや~やられましたね。めちゃくちゃ派手になるわけもなく、かといってテレビサイズというわけでもな、実に絶妙な立ち位置。正直言って絶妙なサジかけんでした。  東京へ初進出!本来ならド派手なライブとかていう展開なのに、まさか五反田で路上ライブって...それもすぐ終わっちゃうし...なんていうか、らしいな~て。東京へ行くということが映画向きで、路上ライブというのが推し武道らしいという、このバランスが素晴らしい。まあ原作漫画だけは読んでないので...そこは勘弁してくださいw  とにかくこの絶妙なバランスのおかげと、テンポの良さで本当にあっという間にエンドロールを迎えていました。いや~観て良かった。楽しかった。  最後にこの映画で1番心に響いたシーンを上げますと、推し被りとは仲良くなれない、というところ。実は私自身経験があるのですごく響きましたね。推しメンのことが好きすぎて擬似恋愛がやがて独占欲へとなって、他の推し被りの人たちが全員ライバルみたくなってしまうという。まあ今はだいぶ穏やかにはなれてます。推し被りの人ともコミニュケーションもとれてます。映画の中の彼がそうなったように...(*⌒―⌒*)  とにかくこの映画、好きな人には本当にたまらない映画でしょう。 はい。
[映画館(邦画)] 6点(2023-05-20 06:23:15)(良:1票)
38.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 《ネタバレ》 
MCU単体作品の中でもダントツに安定した水準を保ち続けているシリーズ。今回もまた、ご多分に漏れず非常に出来の良い内容だった。  まず物語の「起承転結」にあたる「起」のところだが、前作で恨みを買ったソヴリンの女王アイーシャが、人口ポッドで生み出した息子アダムにガーディアンズ襲撃を決行させたところからはじまるわけだが、この「起」が後に「転」のところにうまく繋がってくるんですよね。本当に憎たらしいくらいに良く練られた脚本です。そしてこの襲撃で負傷したロケットを助けるのが本作のメインストーリーとして動き出すわけです。全くもって無理がない展開。  そして「承」では過去から来て行方不明だったガモーラがなんと!ラヴェジャーズの一員として登場するというサプライズ。やってくれますね~。さらに、何やら怪しい研究をしている惑星が登場するんだけれども、これがまたオリジナリティに溢れていて、ガーディアンズの世界観を見事に表現している。エゴの惑星もなかなかだったけど、こちらも負けず劣らずに気色悪い惑星です(笑)  「起承」の流れの中でロケットの過去が徐々に明らかになってゆくわけだが、多くの人は科学者に改造されたアライグマ、ていうくらいの認識はあるわけで、案の定そういったものを見せられていくんですね。でも、単に改造されるだけでなくそこにはロケットというキャラの内面がしっかりと描き込まれているから、彼のバックボーンや心情を知ることで、この物語が単なるエンタメアクション映画に留まらない、レベルの高い作品に昇華せれていることを感じられるんです。なんか良いものを観た、て。  でクライマックスの「転」でアダムが死にかけのクイルを助けたり、そのアダムの母、アイーシャが死んだり、マンティスが宇宙怪獣アビリスクを手懐けたり、ロケットを作り出したマッドサイエンティスト、ハイ・エボリューショナリーとロケットの対決でロケットのIQが上回り、さらに仲間の助けで勝利する流れはお見事。さんざん独りよがりで最終的に味方がいなくなってしまったハイ・エボリューショナリーと違ってロケットには仲間がいたんだっていう、ガーディアンズらしさがここにドッカーンと現れていて最高にクールです。  今作のラスボスであるハイ・エボリューショナリーはまあマッドなだけでただの科学者ですから、あの重力パワーさえなんとかしちゃえば全然楽勝の相手なわけで物足りないかと普通ならなるのだけど、本作のメインは決して強敵を倒すのが目的ではないので、物足りなさなんて感じなかった。   そして「結」クイルとマンティスの脱退。ロケットの新リーダー就任。アダムと助けられた女の子となんだかよくわからないペットの新加入。新ガーディアンズ誕生っていう運びにはビックリ。クイルが抜けたのが1番ビックリだったけど。でもそのクイル、なにやらまだMCUに登場しそうな終わり方でしたね。ふふふ...。  とにかくここ最近のMCU作品の中でも非常にバランスのとれた素晴らしい作品でした。各キャラの見せ場やキャラ同士による相乗効果や化学反応も、文句のつけようがないほど仕上がっていた。  あ!それと地球をモデルにして作った惑星と住人たちを、失敗、という件はサラリと流すにはめっちゃすげぇ風刺でっせ、監督さん(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2023-05-03 16:13:18)
39.  ブラックアダム 《ネタバレ》 
面白いことは面白いんだけど、なんていうかやっぱりヒーロー映画、やや食傷気味なところも。1番の要因はやっぱりキャラの既視感。このキャラ誰かさんみたいだな~てなっちゃう。元々アメコミ原作は、マーベルもDCも他のモノも一切読んでないので、お初ですがほぼ映画になるわけで、例えば「ドクター・フェイト」は「ドクターストレンジ」、「アトムスマッシャー」は「アントマン(巨大化)」、「サイクロン」は「ストーム」、「ホークマン」は「エンジェル」、て感じで、特に「ドクター・フェイト」はもうストレンジにしか見えなかった。まいったまいった(;´∀`)  DCエクステンデッド・ユニバースてマーベルシネマティックに比べると洋楽みたい。マーベルシネマティックが邦楽。なぜなら邦楽は先にシングル曲を出しておいてそれらを収録したアルバムを出すのに対して洋楽は、まずアルバムを出してそこからシングル曲を出すから。最近は洋楽に疎いのであくまでも自分が知っていた昔の話ですが...。なのでどうしてもキャラ先出しのマーベルの方が、キャラに対する思い入れが容易になりやすいですよね。まあ別にDCのやり方が悪いとは言わないけど、キャラ被りになってしまう前に原作未読の人たちに対するケアは考慮してもいいのかな~...てね。  5000年の眠りから目覚めたアダムスが生き返ったスーパーマンみたいw  でそのスーパーマン。ご登場したわけだけど、ヘンリー・カヴィルさんはこのまま継続してスーパーマンやってくれるのかな?どうなんだろう...そこも気になりました。  もうすぐ「フラッシュ」の単体作品が公開されるから、そこでまた何らかの動きを確かめられるかも。  とにもかくにも色んな業界内での事情があるのは仕方ないとは思うけど、ファンを失望させるようなことだけは出来るだけしないで欲しいものです。今後のDCエクステンデッド・ユニバースに、期待と楽しみな気持ちを込めて・・・。(*⌒―⌒*)
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-04-30 06:49:59)
40.  悪のクロニクル
見終わった後の、何とも言えぬ切なさといったら・・・。  めちゃくちゃ良い映画ではあったんだけど、ただどうしても課長のあの事件、そこまで隠さなきゃいけないことだったのかとも。だって明らかに不可抗力だし正当防衛じゃん。別に昇進に影響なんてないと思うんだけどな~・・・。ていうのがずっとあった。  でも出ている役者さんみんな良い演技ばかりだから、そのせいもあって引き込まれちゃいました。役者が役者で役者を演じた人の取調室とBARでの違いぶりがお見事すぎます。真犯人の彼もめっちゃ良かった~。  観てない人はぜひ観て欲しい!そんな映画でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-27 21:23:16)
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