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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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21.  人間の條件 第一部 純愛篇 《ネタバレ》 
戦争は政治家や軍人だけでなく、すべての人の心を醜いものに変えてしまう恐ろしいものだろう。その中で人間としての心を失わず、ヒューマニズムに生きることのむずかしさを切々と訴える映画だと思う。 私は、このシリーズの小説や映画の存在を早くから知りながら、その機会がなかった。小説を読むのはつらすぎるし、DVDが出るのを待つほかなかったのだが・・・。 いくら口できれい事を言ってもどうにもならないということを、第1部からまざまざと見せつけてくれる。主人公夫婦は満州の鉱山に派遣され、梶は労務管理担当を命ぜられ女郎屋のおやじまでをさせられることになる。鉱山で働かされているのは、強制的に徴収された中国人、そして捕虜としてとらえられた「特殊工人」 この映画は、まさに戦争の醜い部分を赤裸々に描いている。戦争を知らない日本人がぜひとも見なければならない映画だと思う。
[DVD(邦画)] 9点(2011-04-11 09:19:24)
22.  ひめゆりの塔(1953) 《ネタバレ》 
小学校の教師をしていた私の父は、映画好きであったにもかかわらず、このような戦争映画を見に、私たち家族を連れて行くことはなかった。おそらく戦争中の悲しい苦しい体験をしていたからだろうと今になって思う。 ということで、私が見たのは小学生の頃、親戚に連れられてではないかと思う。映画の内容も、登場人物も誰が誰だかもわからず、いくつかのシーンしか覚えていない。その中で、置き去りにされていった兵士やこども女学生たち、機関銃や爆弾で無差別に殺されていった沖縄の人たち、つかの間の明るい太陽の元でキャベツでバレーボールをしていた女学生たち・・・。ただひたすら負傷兵のお世話をし、逃げまどう。 大人になってDVDで見ると、ああこんな映画だったのだということが思い出される。 今もなお沖縄は米軍基地によって悩まされ続けているが、このような悲惨な現実も知らず、沖縄の人は「ゆすりたかりの名人」と言っている人がいると思うと、本当に悲しくなる。 この映画は、戦争を知らない私たちが一度は見ておかなければならない映画だと思う。
[映画館(邦画)] 9点(2011-03-11 11:12:54)(良:1票)
23.  マーティ
嫁と姑、親離れ子離れなどの家庭問題はいずこも同じ、これをリアルでコンパクトにまとめた脚本は誰が見てもわかりやすく素晴らしい。女性に縁のなかったマーティがクララという女性に巡り会えて本当に良かった。最終バスで彼女を送り自分はタクシーで帰る、その晴れ晴れしい気持ちがよくわかる。
[DVD(字幕)] 8点(2015-05-01 07:45:22)
24.  回転木馬(1955)
私のお気に入りミュージカルのひとつ、天国から下界に舞い降りるファンタジックなストーリーも好きだし音楽がとても良い。朗々と歌い上げる様はミュージカルよりもオペラに近いのかもしれない。キャストも歌が上手い人ばかりで、従姉ネリー役のクララメイ・ターナーは本職のオペラ歌手だけあってさすがに存在感有り。メリーゴーランドを連想させる主題曲も好きだけど、「六月は一斉に花開く」の歌とダンスシーンは特に好き。
[DVD(字幕)] 8点(2015-03-10 17:00:08)
25.  おかあさん(1952)
特別奇抜なこともなく淡々と進むのだが、そこに描かれているのは長男と夫の死そして手放すことになった末娘、普通に考えると辛い苦しいことばかりだ。生活だって楽ではないはずなのに決して弱音を吐かない、母親とはこういうものなのろうか。家族の愛がすばらしいし香川京子が光り輝いて見える。
[DVD(邦画)] 8点(2015-01-12 19:39:37)
26.  地上最大のショウ
私が子どもの頃は毎年のようにサーカスがやって来た。その中で見た映画、随分昔のことだからストーリーは忘れてしまっていたけれど、空中ブランコで技を競うシーンなど印象に残るシーンがなつかしい。終盤で列車がどうして脱線したのか、ピエロがどうして手錠をかけられたのか、子どもの頃は理解できなかったところが今になってわかった。あのピエロはジェームス・スチュワートだったんだな。映画としては7点かなと思ったけど、サーカスの大変さにプラス1点。
[映画館(字幕)] 8点(2014-11-24 20:45:01)
27.  にごりえ
「十三夜」と「大つごもり」は短編らしくすっきりまとまっていて、オムニバスとしてとても良い。それに較べると「にごりえ」は宴会シーンなど原作にない部分が膨らみやや長いものとなっている。独立した一編であれば膨らます必要もあるかと思うが、文語体の原文の一葉のイメージとはちょっとそぐわないかも。(悪いというわけではない) 全編を通して明治時代の女性の立場や暮らしというものが手に取るようにわかるようだ。それにしても子役からちょい役まで役者揃いには驚く。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-11-14 09:08:17)
28.  真昼の暗黒
最初に捕まえた容疑者自身が単独犯として自白しているのに、複数犯だと決めてかかった警察側。他の者の名前を明かさなければ死刑になるぞと脅せば・・・。警察の取り調べで脅しや拷問が行われたことは知ってはいたがここまでとは驚き。それとこの裁判が進行中なのに原作本がベストセラーになり映画化されたのにはもっと驚いた。当時社会上の大きな問題になったことは容易に想像できる。松川事件は当時の新聞で知っていたが、八海事件についてはまったく知らなかった。戦後のこういう冤罪事件について私たちはもっと知っておく必要があると思う。
[DVD(邦画)] 8点(2014-10-25 16:18:44)
29.  早春(1956)
小津映画に不倫ものはないだろうと思っていたがあった。でも不倫問題はテーマではなく、サラリーマン人生や夫婦の絆の方がメイン。地方に飛ばされたサラリーマンや脱サラしたサラリーマンも登場する。終盤笠智衆扮する小野田さんの「いろんなことがあって、だんだん本当の夫婦になるんだよ」という言葉が深く心に響いた。地味ながら良い映画だったと思う。岸恵子の魅力に私も惹かれたが、最後はやはり女房という淡島千景が良い。
[DVD(邦画)] 8点(2014-09-12 12:53:13)
30.  旅路(1958)
バート・ランカスターとリタ・ヘイワースの元夫婦、デヴィッド・ニーヴンとデボラ・カーの少佐と令嬢のカップル、どっちのペアが主演なのか本当に迷ってしまう。というかどっちも主演の群像劇、こういった映画はその昔「グランドホテル」という有名な映画もあったっけ。これに令嬢の母親、ホテルの女主人が加わって見事な舞台劇を作りあげる。決して「グランドホテル」に負けていないし、個人的にはこっちの方が断然好き。賞の選考もさぞ困ったと思うけど、劇をまとめ上げてる女主人クーパーを演じているウェンディ・ヒラーはアカデミー助演賞ピッタリだと思う。映画はラストの朝食シーンが実に良い、これだけでも高得点だと思う。
[DVD(吹替)] 8点(2014-05-26 19:09:33)
31.  赤い風船
パスカル少年が一応主役だけど、大きな赤い風船もまた彼に劣らぬ主役。動物が主役の映画は数多く見たが、人格を持った風船が主役とはまったく恐れ入った。これをファンタジーと言わなかったら何だろう。いわさきちひろの絵本の世界だろうか。しかしお話をつけたら別のものになるような気もするが・・・。癒されるのはまちがいなし。
[DVD(字幕)] 8点(2014-04-26 20:34:10)(良:1票)
32.  アスファルト・ジャングル
犯罪映画でありながら、これほどまで人物描写に徹している映画は初めて。計画犯や金庫破り、用心棒そして悪徳刑事など、いろんな悪人が出てきて駆け引きや顛末を見せる。悪人も悪人でない面を描いて実に巧みなところを見せたり、台詞の端々にも意味深長さを感じさせる。人間は白とか黒とか決められない隠された面もあるということなのか。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-27 21:24:31)
33.  女はそれを我慢できない
「女はそれを我慢できない」の「それ」って何?と思いつつ見ていたが、途中からそんなこと忘れておもしろさ満載、好きだなあ。もちろんジェーン・マンスフィールドの魅力たっぷり、でっかい胸の膨らみに目のやり場に困るけど・・・。音痴とばかりに思っていた彼女の歌に思わずびっくり、エドモンド・オブライエンもなかなかやるう!
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-09 09:27:48)
34.  暖簾
「何事も堪忍」の辛抱と大阪商人のど根性、なにわを舞台にした見応えのある人生劇だ。暖簾分けに頂いた女房千代との夫婦愛もすばらしく、年老いた吾平と若い孝平の二役を森繁がこなす。同じ画面に二人の森繁が登場しかけあう場面は見ものだし、子どもの頃見たときは大変驚いたものだ。
[映画館(邦画)] 8点(2014-01-31 06:23:54)
35.  恋愛アパート
I・A・L・ダイアモンドと言えば、「お熱いのがお好き」などビリー・ワイルダー監督と組んで数々の名作コメディを生み出した私の大好きな脚本家。この映画もマリリン・モンローが脇役で出演していることより、おもしろさ満載の脚本の貢献度が大きい。アパートの大家さんとして苦労するスコット夫妻が主役だけど、謎の人物パターソン氏が光っている。
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-29 07:52:44)
36.  人生模様(1952)
まさに珠玉の短編集、オー・ヘンリーならではである。どれもが光り輝き、味わいがある。どれも好きだが、特に好きなのは「最後の一葉」と「賢者の贈り物」心に深く染み渡る。スタインベック自身が画面に登場し語り手(ナレーター)を務めるが、マリリン・モンローは第1話で通りがかりの街の女性としてちらっと出てくるだけである。
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-15 19:59:46)
37.  ショウほど素敵な商売はない
映画としてのストーリーは浅く急展開だけど、歌って踊ってのミュージカルはトップクラスだと思う。そして「ショウほど素敵な商売はない」というタイトル通りのすばらしさを見せつけてくれる。マリリン・モンローの映画というよりは、ドナヒュー一家の物語(ミュージカル)と言うべきだろう。ムードのあるヴィッキーの歌よりも、明るくテンポの良い歌って踊っての歌が私は好き。主題歌も良いが、「夜行列車はアラバマ行き」が実に良い。両親の歌を二人の子どもが歌ったとき思わず涙が出てしまったほど、家族愛を感じさせるところが良い。
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-14 20:07:27)
38.  5つの銅貨
良い映画だった。この映画は実在のコルネット奏者の伝記物であり音楽ものなのだが、娘ドロシーが生まれてからの物語はファミリーものと言っても差し支えないだろう。娘を寄宿舎に入れ顧みなかったばかりに、娘の病気はレッドにとっては相当なものだったろう。命より大切にしていたトランペットを河に投げ捨てるシーンは私の胸に強烈に響いた。なおこの映画は名作であることは随分前から知っていたのだが、私がジャズや金管楽器が好きでないばかりに見るのが延び延びになってしまっていた。ところで皆さんはトランペットとコルネットの違いがすぐにわかりますか? 丸みがある方がコルネットです。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-15 08:53:30)
39.  荷車の歌
農村の嫁、そして母の生き様を描いた名作。私もそのような人を身近に見てきただけに、切実なものを感じてならない。三國連太郎と望月優子の名演は文句ないが、姉左幸子の子ども時代を演じた左時枝にたまらない愛着を覚える。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-10-03 06:15:05)
40.  夕やけ雲
人間関係や心情を切々と表現することの多い木下恵介監督らしい作品。77分と短い映画の中に、家族や友との別れや青春の思い出を描く秀作。妹の和枝が叔父さんに引き取られていく場面は思わず涙ぐんでしまった。なお主人公の洋一と遠メガネの少女は、あの「野菊の如き君なりき」のふたりである。
[DVD(邦画)] 8点(2013-08-28 06:04:42)
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