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浅田荷葉さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 48
性別 男性
自己紹介 小津と是枝はブラックリストに入っている

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21.  パピヨン(1973)
うだるほど長いという感覚とその時間がきちんと充実していたという感覚を併せて味わえる映画。だが、どうしようもなくエンターテインメント映画であって、観たからどうということもない。
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-25 10:09:25)
22.  サクリファイス 《ネタバレ》 
この映画での表現に対して時間が短すぎ、駆け足の感があった。超越的なものと世俗的なものの接触点について、ノスタルジアでは恥ずかしくなるような甘い表現もあったが、本作では硬く締まっていた。ラストシーンで唐突に挿入されるBGMを除いては。
[DVD(字幕)] 10点(2019-03-25 08:22:14)
23.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より
切り詰められたエンターテインメント映画。
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-24 18:18:24)
24.  仁義なき戦い
ただのエンターテインメント映画だと思いナメていたが、スケールの大きい映画だった。 日本のゴッドファーザーと言っていい。勿論負けている部分はあるが、勝っている部分もある。
[DVD(字幕)] 6点(2019-03-23 23:20:54)
25.  スリ(1959)
淡々と進んでいく手法に、映画の方法論としての感銘は受けたが、内容はイマイチである。 いや、実際のところ方法論はかなり気に入った。
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-22 19:12:05)
26.  座頭市(1989)
いろいろとおかしな映画だ。「スパイダーマン」のようなエンターテインメント作品として見ると、その枠には収まりきらない優れたもののように見えるが、それ以上の作品として見ると、何の中身も無い映画だ。
[DVD(字幕)] 4点(2019-03-22 14:25:38)
27.  椿三十郎(1962)
用心棒と比べるとひどく幼稚な映画に成り下がってしまった。
[DVD(字幕)] 3点(2019-03-22 13:18:12)
28.  酔いどれ天使
清々しいほどシンプルかつバッサリと行く映画だった。 志村喬と三船敏郎の出色の演技を見るための素朴な背景である。
[DVD(邦画)] 4点(2019-03-22 12:07:50)
29.  西部戦線異状なし(1930) 《ネタバレ》 
昔観た映画。この映画が好きだと言ったら無理解な返答を受けた記憶が不意にフラッシュバックした。 この映画は反戦映画でもなんでもない。もっともっと大きなものへのアンチテーゼだ。 そういうことを分からずにこの映画を観終えて喜んだり憂鬱になったりしても虚しいだろう。 そもそも反戦映画というのは何にもならないもので、虚しい営みだ。そんなものにこの芸術作品を位置づけないで欲しい。 もし最後のシーンで、観客が笑い出すようであったら、この作品はより素晴らしかった。だが、この映画はその域に切迫していた。
[DVD(字幕)] 7点(2019-03-19 14:03:40)
30.  天国と地獄 《ネタバレ》 
浅くないエンターテインメント映画として見事に完成されている映画。 ケチを付けようと思っても付けようがない点で黒澤作品の懐の深さを体現している。
[DVD(邦画)] 6点(2019-03-18 09:01:56)(良:1票)
31.  菊次郎の夏 《ネタバレ》 
ある意味で北野映画を象徴する一作だ。 音楽のダサすぎるほどのダサさを除けば、多少のご都合展開を含めても、この映画の色として受け入れられるもののように思う。
[DVD(邦画)] 5点(2019-03-18 02:30:47)
32.  茶の味 《ネタバレ》 
これまでに私が見た日本映画の中で最高級の出来だった。 映画を観るとき少なからず生じる「息苦しさ」が、この映画においては生じなかった。 コメディーをやるときにも、すこしシリアスなシーンをやるときにも、この映画は常に自然で、心の底にそっと触れるような気の使い方が徹底されていた。 ただし映画の導入部分には、少しやり過ぎているようなシーンが多く、不安定さが感じられた。
[DVD(邦画)] 9点(2019-03-13 01:48:16)
33.  みんな~やってるか! 《ネタバレ》 
コメディー映画でありながら、エンターテインメント映画ではないという奇妙な映画。 ある意味で「芸術系映画」と同じように、エンターテインメントを期待する観客には不満だろう。 初めの方では整合性を保ちつつ不条理を描くように進行していくが、途中から構造自体が破綻し始め、何をやっているのか分からなくなる。そうして全体が台無しになっていく構造や、コメディらしくない極めて冷めた雰囲気の自己破壊的な側面に、体験として特有のものがある。 笑える笑えないかという水準で判断される作品でないし、本当に面白いものは笑えない(笑えるものは手加減している)という感触がある。「監督・ばんざい!」よりも作品自体としての質は高い。 世間で言われているような意味合いでの下らない作品ではない。 例えば「その男、凶暴につき」や「座頭市」よりも、この作品からのほうが多くの感銘を受けた。
[DVD(邦画)] 5点(2019-03-13 01:35:47)
34.  その男、凶暴につき 《ネタバレ》 
脚本が構造的にしっかりし過ぎているだけ、陳腐だと感じられる。 北野映画の原型としての価値はあるが、作品自体としての価値は"それなり"だ。 エンターテインメント映画としての完成度は高いが、どこかで見たシーンの連続である。
[DVD(邦画)] 4点(2019-03-12 23:30:03)
35.  ゆきゆきて、神軍 《ネタバレ》 
私はこの映画からどのような正当な政治的主張も感じなかったし、どのような政治的意見にも誘導されなかった。 私が感じたのは疲労感であり、それは「関係の絶対性」への疲労感であった。 私のような若輩は、吉本隆明という思想家の生み出した「関係の絶対性」という概念を上手く捉えることができていなかった。 この映画を観てそれが予想の範疇を出ないが、掴めたという気がした。 戦争というものの「不可避性」が、どのように人間に付き纏うか。それを、主人公である奥崎謙三にまとわり付かれる人々の中に見た。 私がこの映画につけた点数には何らの讃美も非難も含まれていない。純粋にこの映画から私が勝手に学び取ったものの重さを反映させたものだ。
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-12 03:50:23)
36.  となりのトトロ
どこかにあるはずなのに、どこにもなかった「原風景」を見事に現出させた。 となりのトトロの主人公は、トトロでも人物でもなく、世界である。 自然とは、人間に対置するものではなく、人間の心の中に宿っているものであるということが、この作品によってはっきりと伝わる。 この大きさに匹敵する芸術作品がどれだけあるだろう。ターナーの絵やブルックナーの音楽と並べても遜色のない作品だ。それらの作品はどれも、「絵画と鑑賞者」や「舞台と観客」を対置させない。確かに五感を通じて心のなかにそっと侵入してくる。まるで実家にあがりこむように、どかっと座り込んでくる。そうしてちょっとした思い出話をでも語り始める。 映画のストーリー自体はささやかな"おまけ"にすぎない。
[DVD(字幕)] 9点(2019-03-12 03:41:26)
37.  3-4X10月 《ネタバレ》 
強く惹きつけられた。あの「ソナチネ」より好きな作品だ。 ナンセンスなバイオレンスはある程度北野武に一貫しているが、この映画ではそれが最も明確に成されている。 特に兄貴分に「指を詰めろ」と迫られ、冗談かと思っていると本当に叩き切られ、それでいてなお関係は変わらず継続していくシーンは、北野映画の全シーンの中で最も優れている。 ラストシーンが、あれだけ上手く機能したのはおそらく意図によるものではないだろう。 映画全体のナンセンスさが、夢のナンセンスさとぴったり合致している。それでいてその生々しさが、けしてそれが「夢オチ」などという安易なものではないという印象を焼き付ける。 この映画を見終えたものが「あの出来事が夢だったとしても、現実だったとしても、全く同じことなのだ」とさえ気がつけば、あのオチに宿る奇跡の意味をおそらく知ることになる。
[DVD(邦画)] 8点(2019-03-12 03:23:53)(良:1票)
38.  監督・ばんざい! 《ネタバレ》 
北野武ならぎりぎり許されるか、というラインの駄映画。 私はあくまで個人的に「愛すべき駄映画」として許しているが、許せない人間を非難することはできない。 パロディー映画を渡り歩く構成自体はオーソドックスの範疇であり、面白くも成り得るが、そのパロディ自体の質がバラエティ番組で見るコントレベルなのは頂けない。 北野武ファンならどうせいつか観る羽目になる作品だが、そうでない人間は観るべきではない。
[DVD(邦画)] 2点(2019-03-12 03:15:29)
39.  友だちのうちはどこ?
映画として鮮烈な印象を残すたぐいの作品ではないが、演技の素朴さやカメラワークの巧みさなど、極めて細部まで意識の行き渡った名作。 似た志向の映画は多数あるが、このような上品さを持つものは少ない。上品さとは即ち上質さだ。味の違いの分からない鑑賞者に「ほんわかした感じのいい映画」の並びに捉えられるのはあまりに惜しい。 良作ではなく間違いなく名作である。
[DVD(字幕)] 6点(2019-03-12 03:07:58)
40.  ノスタルジア 《ネタバレ》 
映画の中で自殺するくらいなら、現実で自殺するほうが良いと思っていたが、 この映画を観終えて現実で自殺するくらいなら、映画の中で自殺するほうが良いと意見を変える気になった。 一度目はこの映画の「悪趣味」に辟易とし、最初の三十分程で切り上げたが、二度目で見通した。 とはいえ、さすがにやり過ぎた表現が多かった。 ラストシーンで突然滲出してくる「甘さ」も、欠点に近いだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2019-03-12 02:56:12)
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