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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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381.  白と黒のナイフ
J・ブリッジスは果たして味方なのか、或いは犯人そのものなのかという一点に集中し、ドラマを二転三転させサスペンスを盛り上げていく、R・マーカンド監督の力量を示した秀作。とりわけ結果的に観客を騙す事となる法廷シーンの緊迫感や、小道具の引用の仕方などは強烈なインパクトを残す。G・クローズを助けるR・ロジアの地味だが渋みのある演技が際立っていた。
8点(2002-04-08 17:59:21)
382.  マルホランド・ドライブ
上映時間約2時間20分の間、映画として極めて常識的に成立していたのはレズ・シーンが始まる2時間ぐらいまでで、それ以降はまさにD・リンチ・マジックに煙を巻かれてしまったようだ。記憶喪失の女性が女優志願の女性と自分探しをしていく内に、謎が謎を呼び・・・いや、まったく説明のつけようのないその終盤の展開と締めくくり方。一筋縄ではいかないとはこういう作品のことであり、“本来の”D・リンチが戻ってきたことで、リンチ・ワ-ルド好きにはたまらない作品だとも言える。ならば、前作「ストレイト・ストーリー」とは彼にとっていったい何だったのか・・・と言いたくもなるが、それにしても茶目っ気さは相変わらず健在だし、不安をかきたてるような低く微かに鈍い効果音など、いかにもリンチ作品らしい魅力を放っている。さらに言うと、ナオミ・ワッツは凄い女優だということも強烈に印象づけられた作品でもある。
8点(2002-04-08 15:06:55)
383.  エネミー・ライン
実戦経験がなく如何にも頼りなげな海軍パイロットが、敵陣から最後の最後にとうとう逃げ切ってしまうという痛快アクション。O・ウイルソン演ずる、まったく新しいタイプのヒーローのしたたかぶりが、この作品の身上であり爽快感すら漂わす。純粋のアクション映画としての定石をきっちりと踏まえながらも、ロング・ショットの多用で迫力とスピード感を生み出し、また何気ないショットが後々に重要な意味を帯びてくるといった演出など、見せ方に工夫を凝らしてありきたりのアクションにしていない点、これが本格的映画デビューとは思えないJ・ムーア監督の瑞々しい演出は貴重で、すこぶる若くて才気のある野心家と見た。今後、注目しておきたい人物の一人である。
8点(2002-04-06 23:32:29)
384.  メメント 《ネタバレ》 
几帳面な人ほど痴呆症になり易いという説を聞いた事があるが、人間本来の喋る事や食べる事、或いは車を運転するといった生活習慣は忘れないそうだ。そう言えばこの映画の主人公は10分前の記憶が途切れるという事は忘れないようで、その為のメモを採ることもしっかりと覚えていようとする、実に神経の細やかな男のようだ。(しかし体中にメモを刺青にするという行為は、いくらなんでも悠長な話ではないか?)もうひとつ、主人公が車を乗り降りするたびに何度も繰り返し使用するドアリモコン(キーレスエントリー)。本来他人の車であるのにもかかわらず、決してその行為を忘れることがないという事を、ことさら強調するかの如く執拗に描写することで、主人公の性格を炙り出してゆく過程が何とも面白い。冒頭での、記憶が薄れていく暗喩としてのポラロイドが上手く生かされていると思うし、またどこかで記憶が廻り廻って、その度に主人公が混乱している様子も巧く表現されている。
[映画館(字幕)] 9点(2002-04-05 23:33:23)(良:1票)
385.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
俗に難病もの、あるいは数奇な運命を辿る実在の人物、はたまた伝説の奇人(もしくは天才)ものって、よほど評論家ウケするみたいで、そういう意味から言うと本作などはいかにもアカデミー賞作品そのもの。苦悩する天才的数学者といった主人公などは、実に“オイシイ”役どころで、R・クロウが、いかにも賞を意識したような演技でソツなくこなしていく。が、むしろ“シンデレラのような役”しか印象にないJ・コネリーの、女優開眼したかのような迫真の演技には正直驚かされた。で、観客はほとんど冒頭から主人公の妄想・幻覚につき合わされているという事を、物語の後半になってやっと確信させられる構成となっているが、それにしてはサスペンスフルで生々しくもある幻想の描かれ方は、不自然なほど大仰だ。そういう意味では天才の苦悩など、我々凡人には計り知れないということなのだろうか・・・。ノーベル賞授与式のラスト・シークエンスはいかにも予定調和といった趣向で、必要性をあまり感じない。
7点(2002-04-05 18:21:31)
386.  化粧師
今でいうヘアメイクアップ・アーティストという、映画でも珍しいテーマを、舞台に大正時代を選んだ点が面白く、女性が権利を主張し始めたこの言わば動乱期の時代の下町に、逞しくそしてしたたかに生きる人々の息吹きが感じとれる作品となっている。いわゆるストーリーそのものよりも、出演者たちの演技合戦で見せる映画だとも言える。今が見ごろ、今が旬といったキャスティングはまさに絶妙で、腕はいいが寡黙な小三馬を演じる椎名桔平などは、いかにも役柄そのままと言った感じで、そのキャラは十分生かされている思うし、彼を取り巻く乙女たちの生き方も三者三様、個性的で魅力たっぷりに描かれている。まさに適材適所とはこの事!
8点(2002-04-04 00:38:15)
387.  ショーシャンクの空に
先の展開に予想がつき難いのも、何を考えているのか分からない正体不明の、全く掴みどころの無いようなキャラのT・ロビンスを主人公に据えたからこそ成し得たのだと、つくづく思う。ハラハラ・ドキドキ感よりは、むしろ様々な仕掛けが施され全てが計算通りコトが進んでいき、観客をも煙に巻いてしまうという、イイ意味で予想を裏切るこの何とも良く出来たストーリーには、“心地良い”という表現が最も相応しいと思うし、他に類を見ない。暗く閉鎖された空間からの解放感溢れるラストの至福の瞬間は、まさに映画史に残る名場面といえる。十年に一度あるかないかの傑出した作品であることは、もはや疑いのないところだ。
10点(2002-04-01 23:53:12)
388.  息子の部屋
ありきたりの感動を期待すると肩透かしを喰らってしまう作品だ。音楽を含めてドラマチックな盛り上げ方を徹底的に拒絶した、実に淡々としたホームドラマ的日常描写を、新鮮と見るか物足りなく感じるかが評価の別れるところ。個人的には、常に冷静な態度で患者に接していた精神科医の主人公が、息子の突然の事故死によって、自身が冷静さを失っていくという描写をもっと掘り下げていれば、さらに違った面白さが生じていたのでは・・と思うが、それにしても息子の彼女には、現在つき合っている彼がいるという設定は大いに気になる部分で、さらに彼女等とひと時行動を共にする事で、残された家族の気持ちは果たして癒されたのだろうか。そしてそれによってどれだけ息子の事を理解できたのだろうか。ある種の爽やかな余韻を残しつつも、何か釈然としないエンディングではある。
6点(2002-04-01 18:25:24)
389.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
“♪Anything Goes!”から始まる、意表をついたミュージカル・シーンのオープニングからラストの大団円まで、まさに息をもつかせない展開で(“ジエット・コースター・ムービー”というキャッチ・コピーも、この作品あたりから生まれたように記憶しているが・・・)、興奮度だけで言えば前作をさらに上回る。その目まぐるしく変わる奇想天外な見せ場の連続に、当時観客から“とてもついて行けない”と苦情が出たほどだが、若きスピルバーグのパワフルな演出で、そのような雑言は蹴散らされたようだ。要は、これだけ面白ければ結果オーライということ!
8点(2002-03-16 23:19:09)
390.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
ユーモアとウイットに富み、仕掛けはひたすら大きく、緻密に計算され尽くしたド派手なアクションと、ロマンス(ときにユーモラスな)の緩急自在の演出はスピルバーグの面目躍如たるものがある。昔々に流行した大冒険活劇を今風に味つけして、現代に見事に復活させたこの作品での彼の功績は大きく、冒険&アクションのお手本ともなった。紛れも無くH・フォードの出世作であり代表作でもある本シリーズ、今は“パート4”での復活を待ち望むばかりだ。
9点(2002-03-16 22:48:32)
391.  蝶の舌
少年モンチョは大人の世界の入り口に立ち、その現実を否応無しに突きつけられていく。そして大人の世界を垣間見た少年のあどけないその表情は、強烈な印象を残すと同時にこの作品の命だと言ってもいい。自然の美しさと、蝶にも舌があるという事を教えてくれた優しい先生。そして自由に生きる事がいかに尊いかという、人間味溢れる感動的なスピーチを残して引退した先生。その先生との出逢いと切なく厳しい別れ。人間の狡さ、卑劣さ、したたかさ、そして弱さと哀しさを描出した見事な幕切れ。最後の言葉、“蝶の舌・・・”の後に少年は何を叫びたかったのだろうか。
9点(2002-03-10 17:54:59)
392.  バニラ・スカイ
こういった謎めいた不思議な感覚の作品って、個人的には好きなジャンル。終始でてくる、夢とも現実ともつかないような空の色彩感覚。ラストの昇天していくかのような(高層ビルにしては異様に高すぎる)エレベーターから見える下界のイメージ映像と、全てを悟ったかのようなT・クルーズの不敵な表情など、印象に残るシーンは少なくない。
7点(2002-03-10 17:06:32)
393.  オーシャンズ11
悪役が魅力的で強大であればあるほど面白いとよく言われるが、そういう意味からすれば、この作品のA・ガルシアの悪役としてのインパクトのなさは致命的だと言わざるを得ない。しかも、何故このカジノ王をおとしめようとするのかという動機がなんとも底が浅く説得力を欠く為、話が薄っぺらで、これでは面白くなりようがない。肝心のJ・クルーニーとJ・ロバーツとのヨリを戻す話なども添え物といった印象しかなく、さらに全編、意外性やハラハラ・ドキドキ感というものが期待した程もない。ラストの方での噴水をバックに目的をやり遂げた男たちの満足げな表情も空々しいばかりだ。まさしく顔見世興行に終わったような作品だ。
6点(2002-03-10 16:46:28)(良:1票)
394.  ピアニスト
【なな】さんと同じく・・・いや誰が観たってやはりこれはナンセンス・コメディでしょう(笑)。もともと男女のチマチマした話には興味がない小生にとって、このような不器用というには余りにも極端で変質的な(決して普遍的でない)愛の形からは殆ど得るものが無い。ラストの彼女のとった行動などはまさに意味不明そのものだ。しかし良くも悪くもこれがカンヌ・グランプリ作品。もちろん評価する人もいるだろうし、つまらない作品だとは言わないけれど、やたら持ち上げてグランプリを与えてしまう傾向にあるカンヌ映画祭には異議を申し立てたい。
6点(2002-03-10 15:58:07)
395.  スピード(1994)
短髪でガムを噛んで颯爽と登場したキアヌに、プロとして余裕綽々のカッコ良さと逞しさを感じたもので、このオープニングのスリリングな展開で、本作はサスペンス・アクションとして上々の滑り出しを見せる。工事中で寸断された高速道路をバスが飛び越えるシーンや、空港の滑走路をぐるぐる廻るというシーンには案外、迫力や緊迫感がないものの、公衆電話のダイヤルに映る炎の演出や、飛行場での大爆発が乗客の乗ったバスのガラスに映るシーンなどの細やかな描写に、これが初監督とは思えないほど熟練した腕の冴えを見せたヤン・デ・ボンだが、結局この作品を超えるものは未だに創られていない。
9点(2002-03-01 00:01:39)
396.  ヒンデンブルグ
当時のニュース・フィルムなどで知られているように、謎の爆発事故で歴史上有名なヒンデンブルグ号の大惨事を、大胆な仮説に基づいて脚色されダイナミックなアクションに仕立て上げた、R・ワイズ監督の手腕はさすがだと思わせる。ただ爆発から落下・炎上までの過程で、幾度となくストップモーション画像が挿入される事により、映像の緊張感の持続が途切れてしまうという編集の拙さが気になったのと、超大作の割に出演者の顔ぶれが地味ということもあって、大ヒットしなかった記憶がある。
8点(2002-02-23 23:45:12)
397.  ジーパーズ・クリーパーズ
さっさと車を飛ばして逃げてしまえばいいのに、こういう時に主人公たちは必ずと言っていい程、変に意地を張ったり冒険心を出したりして、結局窮地に追い込まれていき、さらには、肝心な時に車のエンジンがかかりにくかったりギアが入らなかったりといった、お馴染みのパターンは今回もきっちり踏襲されていて、このテの作品はこうでなくては成立し得ないのだという宿命のようなものを感じてしまう。このあたりまでは許容範囲だが、むしろ許せないのは、ここに登場する謎の人物を血の通っていない怪物に仕立て上げてしまったことで、人間たちは手も足も出ない。これはまさにルール違反であり、これでは何のカタルシスも生じない怪獣映画だと言わざるを得ない。そして皮肉にもその事が作品そのものを返って弱めてしまっていると思う。
5点(2002-02-22 01:21:58)
398.  ラットレース
いつも忘れた頃にやって来るジャンルの作品で、今回は気紛れな賭け事好きの大富豪の道楽で、棚ぼた的に集められた面々による、ルール無しのなりふり構わぬ賞金争奪競争が展開されていく。こういった作品は仕掛けが大袈裟なほど面白く、そういう点ではまず水準の出来だと言えるし、ラストのオチもいかにも今風の味つけが施してあり、抜かりが無い。出場者の中では、特急列車に飛び乗ったり(ビックリ!)、突然立ったまま眠ってしまうという特技(?)の持ち主のローワン・アトキンソンがまさに儲け役で、頭一つ抜けていたと思う。
8点(2002-02-22 00:30:12)
399.  エイリアン2
「今度は戦争だ!」の謳い文句通り、前作とがらっと趣を変えた、一大バトルのエンターティンメントに徹したことが功を奏したようだ。ただ戦争とは言ってもやはり人間側は圧倒的な劣勢で、唯一エイリアンに果敢に闘いを挑むリプリーの存在が、一段と強烈な光彩を放つ。絶望的な状況でも決して最後まで諦めない彼女の姿は感動的ですらあり、さらにクライマックスの対決シーンは、娯楽映画としてのひとつの頂点と思えるほど興奮させられる。J・キャメロン監督の、静寂から一転して阿鼻叫喚へのサスペンス演出が冴えまくる秀作。
9点(2002-02-21 01:04:50)
400.  ヴィドック
あたかも中世ヨーロッパの絵画をそのまま映像化したような作品世界にどっぷりと浸っていた為か、終盤の意外な展開にはすっかり騙されてしまった。(笑)いや、むしろ仮面の男の正体が劇中、さり気なくでも伏線として語られていたのかどうか、記憶が殆ど定かでないだけに、その余りの唐突さから、何か誤魔化されたような印象すら受ける。まぁ、最新のテクノロジーを駆使したセピア色の斬新な映像美を堪能できただけで、個人的には充分だが・・・。
7点(2002-02-21 00:33:52)
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