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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
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自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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381.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 
オリジナルは大好きです。 リメイクの今作はそれなりに見せ場も多く、クリーチャーも迫力があって見応えありましたが、尺が短く駆け足なのがもったいないですね。もっと時間を増やして戦闘シーンや仲間との触れ合いなど補えば次々に死んでいくシーンなども重みが出たと思います。最近は「お気楽に見られますよ!」って作りのモノが多く軽いのが残念ですね。 なんでペガサスが黒いんだろ?とかブーボーそれだけか!とか思いましたが、一番はペルセウスはロン毛の方が好いよなぁですね。ワーシントンは悪くない役者ですけど、一人だけ現代の傭兵のような頭だし違和感ありましたね。 あとメデューサの生い立ちを聞いた後にあの仕打ちは不憫だった。シークを捕まえて「どう!」とばかりに睨んだが石化が効かず、「あ~ん、どうしましょう…」って素に戻った困ったような悲しげな表情がまた哀愁を漂わせてました。飲み屋のおネーちゃんになったら、あの憂いを帯びた瞳にイチコロで貢いでくれるオッサンがいっぱいだろう。
[映画館(字幕)] 6点(2010-04-27 22:48:09)(良:1票)
382.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
世界的に有名な原作のオリジナル続編ってどうなんだろう?と思いましたが、バートンだけあって美術は素晴らしかったし雰囲気は抜群だった。アリスを演じたミア・ワシコウスカは少女っぽさを残し、大人にもなりきれていない微妙なお年頃のアリスにぴったり。非道ながらも悲哀のある赤の女王、白いのに腹黒さを感じる白の女王(あの身のこなしは高貴で可憐さなどなんだろうけど、プロレスの武藤のラブ・ポーズを思い起こさせたなぁ。観ながら武藤バージョンの白の女王を想像したら笑ったけど。)、神出鬼没のチェシャ猫、イケイケのヤマネなど主役から脇までキャラは魅力的だった。 ただ思ったよりストーリーやキャラに毒がなく、デップが演じたマッドハッターもデップらしい挙動を見せるので悪くはないけど、もっと弾けてブっ飛んだキャラを期待してたのでイマイチ。最後のダンスはおそらくマイケル・ジャクソンへのレクイエムだと思うが、唐突すぎとセンスの無さで覚めたのも残念。幼年時のアリスを記憶として見せられてしまったので、そっちの方も観たくなりましたね。
[映画館(字幕)] 6点(2010-04-20 21:41:10)
383.  第9地区 《ネタバレ》 
序盤は本物の暴動や事件の映像を取り入れたり、手持ちカメラでドキュメンタリー風に見せたりなど編集がとても上手く、人類と宇宙人の置かれている状況や世界観がすぐに理解できますね。エイリアンが現れ難民として扱われる都市が、「世界最悪の犯罪都市」と呼ばれるヨハネスブルグってのは思い切りアパルトヘイトへの当てつけで面白い。異形の外来種であるエイリアンが、実は人類と全く変わらないんだなと思わせるラストも各国の人種間問題的にも考えさせられ上手かったな。それにしても小エビが可愛かった。 エイリアンのDNAに反応して使用できるという各種武器は変わっていてビジュアル的にも楽しめました。そんな中で一番良かったのはパワード・スーツのようなロボットの活躍ぶりかな。RPGのようなロケット砲が発射され司令船ピンチ!って時に弾をキャッチした時は「おおっ!」と思いました。SFとして設定も戦闘シーンも良く出来ているのでコレ系が好きな人は堪らないと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2010-04-14 20:57:07)
384.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 
原作未読。驚愕のラストとか煽るのは逆効果だから、良い加減に止めた方が良いと思いますね。 孤島とゴシック調の建造物などは、何かありそうな雰囲気が抜群だったし役者も良かった。ラストも正気に戻り、現実を受け止めた上であの選択は何とも言えない後味があったけど、この手は飽きたんだなぁ悪いけど。 【余談】「字幕」についていけない、内容が理解できない、漢字が読めないなど教育の問題やDVDの普及などもあって、最近は劇場でも「字幕」で観るより「吹替」で観る方が増えているそうで続々と公開されている。映画会社的には「吹替」にタレントでも使えば宣伝になるし一石二鳥なんだろうけど、俳優の声とイメージが違いすぎて映画ファンには敬遠される傾向があるが、気にしない人も増えてきたってコトなんだろうな。まぁ確かに聞きなれた言語であれば理解度も増すだろうが、本物で観ようって嗜好が減ったんだろうか(「字幕」にもきちんと本質を捉えているモノが望まれますがね)。 海外は他国の映画を「吹替」で観るのが主流だそうだが、日本は昔から「字幕」で観る方が多かった。本物志向でオリジナルに敬意を払って観てくれる日本のファンをありがたいと思った海外の映画スターも多かったそうだ。 そんな中、公開された本作の「吹替」は「超日本語吹替版」。本職の声優を使うだの、違和感の無い台詞だの色々と能書きを垂れてるようですが、わざわざアピールするほどのモノじゃなく、やって当たり前だろうという内容で呆れるばかり。 これからドンドン増えていきそうな「吹替版」ですが、作るのであれば本気で作ってくれと願います。観るかは分かりませんが。
[映画館(字幕)] 4点(2010-04-09 23:01:04)
385.  時をかける少女(2010) 《ネタバレ》 
2006年の傑作だったアニメ版の記憶も新しいですが、こう何度も企画に上がるのは原作が世代を超えて愛されて素晴らしいからなんだろうな。原作の筒井はあまり好んでないようだけどね。 前半は安田成美の劣化も伴ってどうなるものやらと思いつつ観てましたが、過去に飛んでからは良かったかな。主役を演じた仲里依紗と、いかにも昭和の純朴で誠実な貧乏大学生という風情の涼太の丁寧に描写されたやりとりは甘酸っぱさを感じさせてくれた。 はっきり言うとストーリーは色々と穴がありますが、タイムトラベル物は整合性を考えると難しいですね。歴代の「時をかける少女」は未来を感じさせるエンディングだったけど、今作はう~ん…って感じの救いの無さが残念かな。
[映画館(邦画)] 5点(2010-03-24 20:32:51)(良:1票)
386.  シャーロック・ホームズ(2009)
ホームズに関してはシャーロキアンではありませんが多少原作を読んで知ってる程度。 今までのホームズのイメージを脱却させたのは冒険だと思いますが、原作やドラマ版にそれほど思い入れはないのでアクティブでエネルギッシュなホームズ像はなかなか面白かったです。探偵らしい推理の面では期待外れでしたけど世界観はよく出来てます。 原作などではホームズより格が落ちるちょっと間抜けな相棒程度だったワトソンが同格的な活躍を見せるのも悪くないし、全力でワトソン依存症なホームズも微笑ましい。ホームズが唯一愛した女性アイリーンとワトソンの婚約者も、ホームズ、ワトソンとそれぞれ微妙な三角関係を形成していて雰囲気が良かった。ブラックウッド卿も邪悪でミステリアスな雰囲気を醸し出してて良かったけど、今作でも軽く出ていたホームズ最大のライバルであるモリアーティを今後どう持ってくるか楽しみですね。
[映画館(字幕)] 7点(2010-03-20 20:54:02)
387.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》 
オリジナルは未見。裏の顔を持つ正義の警官。警察署内でもあれだけ大胆に賭博に関する会話とお金のやり取りをするわ、押収品を失敬するわ、民間人を脅して薬を巻き上げ性欲処理するわ、薬も至る所で使いまくりでハイテンションだわ、よく捕まらないなぁって思った。周囲の刑事は悪業にある程度は気づいてはいるがお互いさまで我関せずなんだろうけど、警察そのものが腐っているという描写があるのかと思えば無いし、能天気に大喜びで表彰する辺り警察は抜けてるってことで宜しいんですかね?基本は悪だけど多少の正義で成功しちゃうのは昨今の子供たちを見る限り教育上よろしくないな。結果オーライながら成功を収めている人生。とっとと捕まえてくれと思ってるのか、もう疲れたなぁという表情のラストはなかなか意味深だった。 それにしてもヴァル・キルマーは干乾びたというか生気を失ったというか華が無くなったな。
[映画館(字幕)] 5点(2010-03-09 22:25:20)(良:1票)
388.  REC/レック2 《ネタバレ》 
大声で喚き散らすばかりのキャラが多く、翻訳の人の問題なのか分かりませんがセリフがいちいち説明口調。何かをするために難易度をわざわざ自分達で上げていく愚行の連続、アッチに行ったりコッチに行ったりお使いイベントの繰り返しで、なんか出来の悪いホラー・アドベンチャーゲームのようですね。後半に「カメラの暗視モードなら見える」って出てきた通路なんかは、撮る、録画するって事を主題にしてるだけに、そこにそんなモン持ってくるか?と思える強引さが滑稽だった。今回はオカルト方面に話を振ってみました、って作りだけど、最後に映ってたアレなんかは地球外生物にしか見えないので「次はSFに振る手もありだな」って関係者は考えていそうなトコが怖かった。
[映画館(字幕)] 3点(2010-03-08 19:13:39)
389.  コララインとボタンの魔女
原作未読。この原作者のゲイマンって、クレア・デインズやロバート・デ・ニーロが出たファンタジー映画「スターダスト」の原作者なんですね。アレが原作つきとは全く知りませんでした。 奇妙で不気味さを漂わせつつも可愛いらしさもある極彩色のダーク・ファンタジー。つまらない事ばかりの現実の世界ともう一つの楽しい世界、実はその楽しい世界は…という昔からある題材ながらキャラクター、美術、音楽と抜群な雰囲気を備えててちょっと怖いけどワクワク感がいっぱい。惜しむらくは吹替え版のみの公開で主役の声かなぁ。戸田恵子はさすがだったし、劇団ひとりや他は好かったが主役はちと微妙だった。でも絵本のように分かりやすいので大きなお友達だけではなく小さな子にも観せてあげたい作品ですね。 それにしても手作り感にあふれ愛を感じるストップモーション・アニメは良いわ。気の遠くなるような作業だし、CG全盛の世の中じゃ需要は少ないかもしれないけど、この分野を絶やしてはいかんと思います。
[映画館(吹替)] 7点(2010-03-04 21:59:27)
390.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 
原作未読。メインの三人は華が無くハイティーンらしく大騒ぎするだけで、ストーリーも常に時間に追われるように駆け足なので大雑把にしか映らない。ロード・オブ・ザ・リングやハリー・ポッターなどは非常に綿密な撮り方で重厚さを感じたが、こちらは物凄く軽く薄っぺらい。メデューサ討伐もあっさり風味でアレで満足してたら、レイ・ハリーハウゼンの「タイタンの戦い(1981年版)」なんか失禁&失神モンです。それからエンドロール途中の一緒に暮らしてた臭いオッサンを石にってのは、物凄くナンセンスで感性を疑うわ。あまり考えず、ギリシャ神話の神々や怪物を出してみただけの上辺だけファンタジー風にした先駆者の後追い二番煎じ企画でしかないなって感じ。大味ぶりがアメリカらしいと言えばらしいけど原作は面白いのかなぁ?シリーズ化する気があるならもっと作り込まないとダメだな。 まぁ荒井注の往年のギャグが聴きたい人はどうぞ。
[映画館(字幕)] 2点(2010-02-26 22:36:09)(笑:2票)
391.  牛の鈴音
人生いろいろだなとは思ったが、正確にはドキュメントとは言えないような、あざとい演出といかにも韓国という音楽は不要。ただ純粋に爺さん婆さんと牛の関わり合いを映し出した方が良かったな。味のある老夫婦と老牛の人生が見られたが作りが残念。
[映画館(字幕)] 5点(2010-02-26 22:28:39)(良:1票)
392.  ファイナル・デス・ゲーム 《ネタバレ》 
若者たちが面白半分に始めた古いボードゲームが実は魔女の呪いがかかった死のボードゲームだった、という面白く出来そうな設定でしたが、ゲームのルールも把握しづらいうえ、カードに示された内容(お告げ)も分かりづらい。敗者となった脱落者へのお仕置きも中途半端で見所ないですね。 ゲームの世界に入ってしまうとか、その場でお仕置きが始まった方が参加者に緊張感が出て必死になり面白味も増すんじゃないか?と思った。誰もいないところで意味の通じない暗示の罰が下されてもパッとしないしね。 最後、ひとり勝ったけどボードゲームだけに振り出しに戻るってオチはいいとは思うが、映像も流用でまんま同じじゃ、「製作費ないんだなぁ」としか思わなかったです。
[映画館(字幕)] 3点(2010-02-10 21:20:33)
393.  おとうと(2009)
エリートと庶民の構成など絵に描いたようなベタな設定ではあったが昭和のホームドラマのような優しさがあったな。家族の絆、兄弟の絆、人生色々ありますが考えちゃいましたね。 鶴瓶が演じていたおとうと(おじさん)のような人は親戚に一人くらいいるんじゃないですかね。あまりにも自由奔放なため小さな子には面白がられ、大人には疎ましく思われる人。でもちゃんとそれを止められる人、怒る事も出来る人もいた。ちゃんとそれぞれ役割分担ができてたっけ。懐かしさを感じたなぁ。
[映画館(邦画)] 5点(2010-02-10 21:19:00)
394.  エクトプラズム 怨霊の棲む家 《ネタバレ》 
小児癌の長男の治療のため、病院近くの格安物件に越してくる一家。治療費の捻出などで経済的余裕も無くなってきた上、長男は薬の副作用なのか幻覚を見るようになってしまう。日増しに激しくなっていく長男の幻覚への反応、それを見たアルコール依存症の親父が再びアルコールに手を出し大暴れ、更に家に棲む何かが家族にも手を出し始め一家はますます困窮状態。 もう絵に描いたような転落ぶりでお先真っ暗状態というのが巧く描かれていますね。当たり前のように生活してますが、普通でいられる事がいかに幸せか?と考えてしまう。 舞台が整ったところで肝心の家に棲む悪霊ですが、こちらもツボを抑えた見せ方で家に棲む理由づけも悪くない。まぁ地下室はもっと良く調べとけと思いましたけど、普通にアメリカではありえそうな話なトコが怖い。 「どうせ死ぬんだ」と一人で悪霊に向かっていく長男。その長男を救おうと心が離れた家族が再び結束するラストは素直に良かったです。オマケに末期の癌細胞すら蹴散らすとは恐れ入るハッピーエンドでした。
[映画館(字幕)] 7点(2010-02-03 22:25:37)
395.  パラノーマル・アクティビティ
観終わって「まぁこんなモンだろうな」というのが感想ですが、撮影期間が7日間、製作費15000ドル(約135万円)でコレだけできれば大したものですね。お金をかけなくてもアイデア、センス、演出力でどうとでも出来るという良いお手本でしょう。ただ、コレで全米において1億ドル以上興収を上げているってのは不思議としか思えない。ブレア・ウィッチ・プロジェクトの方が数段上。 深夜寝ている時に定点カメラを設置したら何が映っているか?今の世の中は自分に置き換えても怖いですね。知らない間にお金や物が無くなるアパートの住人がカメラを仕掛けておいたら、押入れの天井から隣人が侵入して盗んでいたとか、大家が合鍵で忍び込んでいたとかありましたっけ。気が付いてないだけで誰かが忍び込んでいる事もあるかもねぇ。
[映画館(字幕)] 5点(2010-02-03 22:24:28)
396.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 
原作未読。予告編を観た印象は、殺害された少女が現世と天国の間の世界から傷心の家族を見守り、犯人をシバキつつ家族の離れた心と絆を再びひとつにって感じなのかなぁと思ってましたけど、あまり現世に手を出せないようでチョット思ってたのと違いましたね。綺麗な心象風景が多く14歳の少女の純粋さは感じたけども、登場人物たちの行動にイマイチ唐突感を感じたのは演出力不足なのかもしれないな。とくに犯人を見極めるトコなんか重要だと思うけど描写が薄かった。枯れた花が開くビジュアルで父親の考えが当たりだと彼女が教えているんだろうけどイマイチ薄い。離れた母親も唐突に帰ってきたしアッチの世界から少女ができる事ってどこまでなんだろう?と思いましたね。 序盤に思わせぶりに出した霊感少女もいつどうストーリーに絡むのかと思ったらあまり係わらなくて少子抜け。最後の最後に少女の触媒と化し、少女が思い残していた好きな人とのキスを実現させた辺りは「これが使い道かぁ」と思いましたが、犯人を目の前にしてどうなんだろうと思ったな。まぁ14歳の少女という純粋な面を考えると想いを果たせて良かったかなとも思えるけどね。 獲物を狙う犯人の怖さと事後の凄惨さを思わせるシーンなどはリアルで怖く、身近な女性が心配になった方も多いのではないでしょうかね。ピーター・ジャクソンらしい細かい演出やカメラアングルは感じたがちょっと消化不良感が残った気がします。
[映画館(字幕)] 6点(2010-02-03 22:23:50)
397.  サロゲート
自分自身の身代わりロボットを活動させ人間は家で遠隔操作をしている近未来。ネット依存の引きこもり廃人もあれなら将来安心ですね。理想の顔、体、性別、声など「なりたい自分」になれるという夢の世界。 じゃあみんな優秀になれるだろと思ってしまったなぁ。ロボットだったら人知を超えた能力があるだろうし、遠隔操作してる本人の能力以上のものを出せるだろうから外に出て仕事をさせるって無意味じゃないかと思うんだけどな。まぁ胡散臭い店にあったように安物もあって能力差があるんだろうけど、「自分自身の分身」じゃなく「望んだままの自分」って面白そうな題材だけどそれを信じさせる設定ができないと破綻しちゃうね。急に表情が乏しくなったり、塗りたくったような作り物の顔色になったりと「無機質なロボットですよ」と宣伝しだしたような演出も鼻についた。家族愛、夫婦愛を織り交ぜたオートマティック化への警鐘的な物語だったが、設定から映像から全てが薄っぺらくチープだったな。まぁ金髪フサフサがウィリスの夢だったんだなというのは良く分かりました。
[映画館(字幕)] 3点(2010-01-26 22:29:19)
398.  パーフェクト・ゲッタウェイ 《ネタバレ》 
結末は喋らないでください、という作品は多いですが、この作品はサスペンスとしてはなってないですね。犯人二人は薬物常用者のようなので状況に応じて使用し感情の起伏を起こし、成り代わった元の人をリアルに演じられたのかなぁと思っとくか。 今回は弱そうな黒縁メガネ→薄い黒縁→サングラス→なし瞳孔開き気味、と変化してったクリフですが、よくこんなんで今まで捕まらなかったもんだ。毎度他人に成りすまし脚本家と役者を兼ねてたつもりなんだろうけど、あらゆる面で一枚上手がいて遂に破綻か。ニックとジーナはやる事が男前でカッコよかったわ。 まぁハワイの美しさとスピーディなカット割り、残った4人の巧さで悪くないけどオチ的にはズルイな。
[映画館(字幕)] 6点(2010-01-26 22:28:16)(良:2票)
399.  かいじゅうたちのいるところ 《ネタバレ》 
原作はむかし読んだ気がするけど覚えてません。社会の縮図を見るような「かいじゅうたちのいるところ」でしたね。純粋だけど残酷でもある少年がいつまでも自分の思うようには生きていけないって事を知った旅。人間界が嫌になって逃げ出した少年が、かいじゅうたちの世界で大暴れするキャロルを見て自分の行為を見つめなおすと。人の振り見て我が振り直せか。まぁひとケタの年齢で感情のコントロールってのは難しいわ。 かいじゅうたちは着ぐるみで表情だけCGにしたそうですが、それぞれ「あー、いるなこんな人」って思える性格付けと愛嬌があって面白かったです。かいじゅう踊り、みんなで固まって眠るって流れは純粋に「良いなぁ」と思っちゃいましたね。後半の方はそれはちょっと…と思うようなシーンもありましたけども。原作こんなんだったかな?小さい子はちょっと怖がるかもしれないしドン引きするかもしれませんね。 私の方では字幕版が上映してないので吹替え版を見ましたが、マックス役の子供店長コト加藤清史郎くん、キャロル役の高橋克実、KW役の永作博美をはじめとした吹き替え陣はなかなか良かったです。
[映画館(吹替)] 6点(2010-01-15 23:34:18)(良:1票)
400.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
宣伝で「映像革命!」とやたら煽ってますが過去の「革命的」な作品ほどのインパクトは無いな。思わせぶりで小出ししていた予告編を見る度に、色々な映画、漫画、ゲームにありがちな「凡庸な内容っぽい」と思っていましたが案の定そのまんまな出来。パクリとは言わないが、昔のSF小説なんかを基にして、あらゆるジャンルでこの手のSFモノは溢れ浸透しているから映像として突き抜けたモノを創るのは難しいな。 しかし、やはりセンス抜群でディテールにこだわるキャメロンだけあって退屈しない出来になっている。あの惑星の生物や植物は興味深かったし、それぞれがネットワークで繋げられるというのも面白い。そこに攻め入るパワードスーツ、火力抜群な各種兵器、気概のある女戦士も出てくるしキャメロンの趣味全開なモノ多数で好みの人には堪らんでしょう。人間側は余裕かましてる大佐が本当に臨機応変で危機回避能力と戦闘力が抜群で粘着質だったのが良かったなぁ。先住民VS侵略者って図式はアメリカ的で色々と略奪の歴史もあるし想像しちゃいますね。驚きは少ないけど観ていて安心できる王道的なストーリー展開の作品でした。三部作の構想もあるようですが、伏線も回収できてるし綺麗にまとまったので完結で良い気もしますけどね。 【余談】この作品は当初から3Dを想定していたそうですが、劇場の設備も問われるし今の世の中にはまだ必要ないんじゃないですかねぇ。テレビも3D商品化に向け開発中らしいけど、それをきちんと表現するまで技術と時代が追いついてないと思うし、お客もまだ望んでいないと思うんだけどな。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-24 21:38:42)
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