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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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381.  メタモルフォーゼ<TVM> 《ネタバレ》 
(2009年映画メモをもとに)スペース蛾ホラー。何だかつまんないですね。 手の指先に蛾が繭作ってたのはキショかったが、、、。 漫画「ボ~ボボ」が鼻毛で攻撃するのに対して、コチラは脇毛で攻撃している感じで糞ダサいです。 エイリアンみたいのが出てきてくれればとも思ったのですが、あの脇毛野郎と蛾ばかりじゃ、SFホラーとしては物足りません。 蛾っていうのは非常にグロテスクな形態をした魅力的な生き物で、そこに着目したのは面白いですが、しかしそのまま飛んでいるだけでは怖くもなんともありません。 一部分ではターミネーター2の戦闘シーンからのパクリのような場面もあり、非常に中途半端な作品です。 どうやらこの監督さんは、つまらない作品を作ることにかけては天才的なんだとか。 ホントB級はどこまでつまらなくなるんでしょうか? タイトルは知的な感じでカッコ良いですが意味不明でした。  
[DVD(字幕)] 2点(2012-03-04 01:23:13)
382.  悪魔のサンタクロース/惨殺の斧 《ネタバレ》 
クリスマスの夜にスラッシャー・ホラーを見るならばコレに極まり(の筈が無い)! 超おB級!血まみれと憎悪のサンタクロース・スラッシャー! これが1作目か!?実は2作目を先に見ていた。 そしてあまりにも2作目と同じ場面が多くて驚いた! 同じ場面を「使いまわし」というか、物語の半分近くが全く同じ場面なので、たぶん1作目か2作目のどちらかを見ておけば済むことでした(どちらも見なくていいんですけどね)。 孤児院の問題児は実に悪魔がかっている。その表情から悪魔がにじみ出ている。 修道院長のババァがやたらと「罪」「罰」だとか「善(これは自分のこと)」だとか実在しないことを押し付けてきて、それが子供を自分の思い通りに支配する手段のように思えてしょうがない。理由の分からない恐怖感や不安を子供の潜在意識に植え付けるようなやり方だと思った(自分もシスター糞ババァの質を持ってるけど)。 今回の殺人鬼は一見するとかなりの好青年ですがその中にも狂気と憎悪が宿ってます。 そのギャップを楽しむ感じだと思います。 この作品の孤児院の雰囲気が少し好き。 別に大したことはないですが、ちょっと昔の孤児院のクリスマスの雰囲気、自分の中ではかなり気に入ってます。 それと同じく、おもちゃ屋では昔のクリスマスの寂れた雰囲気が楽しめます。 惨劇が訪れます。 孤児院の子供たちに迫る殺人サンタ!? 真っ白な雪だるまが真っ赤な血に染まる!? クリスマスの夜はもう2度と眠れない!? 
[DVD(字幕)] 4点(2012-03-04 01:21:02)
383.  クイーン・スパイダー 《ネタバレ》 
(2009年映画メモより)非常につまらなかったです。 なにがパラレルワールドですか。 ゾンビもダサいし。全体的に安っぽいです。 ラスボスだけが少し魅力的ですが、ビーストウォーズを少し思い出しました。 RPGゲームのパラサイトイヴを少し思い出しました。何故だろう? 結末が脱出したのに謎な終わり方なので、つまらないのに爽快感も開放感も無い。 こういう終わり方だと、もし上手くいけば続編も、、、とか期待しているかもしれないけど、続編なんてないです。 
[DVD(字幕)] 2点(2012-03-04 01:00:19)
384.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 
とにかく壮絶な戦闘場面の臨場感の高さに驚きました。戦争の酷さと恐怖をただただ伝えるだけです。
[DVD(吹替)] 7点(2012-03-04 00:41:41)
385.  ルチオ・フルチの新デモンズ 《ネタバレ》 
DVDパッケージから既にカルト臭をプンプン出している厳ついオーラが素敵です。 この作品はスプラッター場面に尽きます。 首を発見、目玉えぐり、舌責め、股裂き、、、もうそれだけです! 目玉えぐりなんて普通にやりますけど目をえぐられて倒れるまでが「やはり巨匠のなせる業だなぁ」なんて威厳のようなものすら感じてしまいました。 股裂きについては「突然すぎて意味分からず」みたいな話がありますが、僕は「何も突然で意味が分からんという事は無かろうに、、、ちゃんとそれに至るまでの順序があって、それから、、、っぇええ!?」って感じです。ここに意味不明の名場面が登場してしまいました。ツボにはまったらもう大爆笑でしょ。 フルチ監督の作品はあまり見た事がありませんが、素晴らしいスプラッター映画を作る監督さんなのに、なんだか変な人間ドラマをやたらと盛り込もうとして、それが作品を非常に退屈なつまらんものにしているのかもしれません。 この作品も本当に退屈な場面が多くて、DVDの裏には「スプラッター映画の決定版!」「血みどろ崇拝」「臓物満載の快作」なんて文句が書いてあるけど少々大袈裟に思えてしまいます。 ライザが終始アホ過ぎる。 終盤で子供がパパを呼ぶ場面もなんだかアホでした。 肉屋の男はなかなか不気味でよかったです。 屠殺場(冷凍室?)の雰囲気はグロくて良かったです。 遺跡や海に面したロケーションが美しすぎるのに情景を美しく撮っていない。 「過去にこの場所でこれだけの凄惨な出来事があった」的なものが好きだ。修道院とか修道女とか、そういうシチュエーションがなかなか。修道院の「地下」に軽く触れたい時にはこの映画を軽く観ます。 
[DVD(字幕)] 5点(2012-03-04 00:36:03)
386.  ツイン・ピークス〈TVM〉 《ネタバレ》 
 今でも時々思い浮かべる風景、音楽、人々、それはツインピークス。 漠然としか覚えていませんが、それは根強く記憶の中に生きています。  様々なものがどれも強烈に印象に残る。 音楽がとても良い。温もりと自然を感じる。  あのカフェの雰囲気が良かった。 大自然の霊、深い森の陰、、、ああ、ツインピークスに行ってみたい!  これを観て思ったのは、リンチ作品は音を大きくして観ないと損だってことです。  10点とはかなり踏み切りましたが、それはリンチの世界をこれだけのボリュームで体験できる作品であり、 またどのTVドラマよりも美しく内容が素敵だと思うからです。
[DVD(字幕)] 10点(2012-03-02 22:52:52)
387.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 
(2009年映画メモをもとに) 感動いたしました。 今まで知らない世界を見てしまいました。 人知を超えた感動的な世界です。 まるで夢を見ているような、魔法にかかったかのような気分です。 そういう不思議な優しい感覚を覚えました。 フィールドオブドリームス、、、いろいろな夢があり、それが交錯している感じがとても幻想的だと思います。 生と死を超えて、魂と対話するような作品は大好きです。 死してもなおメッセージを残し、生きている人がそれと遭遇するようなスピリチュアルな物語でした。 実際にはそういうものは目に見えませんが、人は夢を忘れてはいけないと思います。 マン氏が怖かった。迫力ありましたよ。見ているコチラが殺されるかと思っちゃいました。  とうもろこし畑ってなんだかヤバい。
[DVD(字幕)] 9点(2012-03-02 22:40:31)
388.  ジュマンジ 《ネタバレ》 
昔に何度もみたし~、別にいま見るべき映画でもないかな、と思ってみたらやたらと面白かった。 いや、マジで面白い! ゲームに本気で熱中することですね。 それでどんどん面白くなってきます。 いろんなイベントが面白すぎます。 冒険が見事にあります。しかも家や街の中で起こっているというのがファンタジーな感じで良いです。 工場の場面が凄く印象に残ります。 観終わったときの感じも凄く良かったです。
[DVD(吹替)] 8点(2012-03-02 21:25:43)
389.  スリーパー 《ネタバレ》 
(2010年映画メモをもとに) なかなか変な映画です。SF映画みたいですが、なんともたよりのない未来科学みたいです。 そんな科学よりも人間性を訴えるという感じでSFを題材にした感じがします。 チャップリン映画を意識した感じがよく表れて監督がチャップリンを尊敬しているみたいです。 とくに家事用ロボットを演じるウディ・アレンはチャップリンの魂が宿ったというか、 そのままというか、とにかく見事なほどチャップリンらしさが見られました。 動きは洗練されていますが非常に滑稽です。 随所で楽しい音楽が流れて観客を愉快にすると思います。 ウディ・アレンという監督の映画は始めて見たと思います。 しょーもない映画だとも思いますが愉しかったです。 退屈もしなかったと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-02 21:15:18)
390.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
アメリカン・ヒーローの映画の一つですが、これは少し別物な感じです。 ヒーロー映画にはあまりないと思っていた重厚感と冷静さがあります。 それに他のヒーロー映画よりも社会性があるように思います。 昔のバットマンのゴッサムシティーのゴスな雰囲気は消えて ビジネスマンチックな世界観になってしまってますが、そこがまたカッコいいです。 大人にも見下されないところにヒーローを存在させているので良いです。 毒々しいダークさは消えましたが、シックでアダルティーな雰囲気が魅力です。 そしてアクションも良質であり、CGの派手さだけで誤魔化すようなことはしません。 物語のレベルも非常に高いです。 社会的な視点で真面目にヒーローとは何かという問題をとりあげます。  ヒーロー物=子供っぽいという印象を見事に避けました。  しかしジョーカーのルール破りな狂気の存在感が素晴らしいとしかいえません。 札束が凄すぎ。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-03-02 21:03:55)
391.  黄金の腕 《ネタバレ》 
人が何かに溺れてしまうということはとても恐ろしいことです。 僕自身が依存傾向にあるので溺れることの恐怖は強い。 溺れるというのは先が見えないし出口が真っ暗な感じがして恐ろしい。  そんな依存症の恐怖があります。  一度依存症になると死ぬまで依存症であると聞いたことありますが、 この映画もそれくらい深刻です。 薬に溺れ、人に溺れて大変な泥沼化します。  主人公フランキーは様々な悪い人間に溺れてゆきます。フランキーは誰も信じられる人がいない状況で、 チビは良い友達でしたが、フランキーが逮捕されるキッカケになってしまいました。 麻薬売りの男とか本当に悪い人間で、ああいう人間は、もし溺れている人を見つけるとそれを餌にどんどん利用してきます。人の弱点を餌にするような人間と一緒にいると泥沼にはまります。 依存したり利用されるのは自分が弱いからなんですけどね。  この作品の中では誰も何も信用できないのが砂漠のように恐ろしい。あの医者が持ってきた「背骨を矯正する機械」を見れば、それはこの作品の中の胡散臭さを代表しているようです。  マリーは奥さんと比べ、献身的な感じで、一緒に苦しみ、フランキーの状態が良くなることを神に祈ってくれたから、とても良い女性のように僕は感じました。唯一母性が表れていた人物かと思います。  奥さんですが、フランキーの人生を狂わしている張本人の一人です。 僕にはあの奥さんの存在こそがフランキーが麻薬に手を染めてしまった原因だと思えてなりません。  奥さんは嫌な存在ですが、最後に笛をピー!と吹きながら飛び降りる場面では、何か大変なものを心に抱えていたのだとも思えて、可哀想にもなってきます。「愛しているわ、、、」と最後につぶやく奥さんを見ると、「愛って何なの?」みたいな気になります。 奥さんの言う愛は愛ではなかったのだと思いますが、それを愛だと信じていた奥さんも気の毒に思えます。 人を追い込む愛というのはあり得ないからです。 依存の深刻さとそこに人間の心の「闇」の部分を見事に描ききった作品かと。 ジャズ音楽はフランキーが溺れてゆく様を効果的に表現していました。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-02 02:13:23)(良:2票)
392.  シンデレラマン 《ネタバレ》 
とても感動した作品です。感涙度も非常に高いです。 大恐慌時代の厳しい状況は見事に描かれており、貧しさの極限状態が出てると思います。 多くの人が辛く貧しい状況にあり、その時代の中で生きてゆくことの大変さというものが伝わります。 だからこそ、その中で生きる人々の希望を一身に背負い戦うジムブラドックは偉大に思えます。 ジムブラドックは家族のために戦った男であると同時に、実はそれが結果的には同じ時代を生きる皆のための戦いでもあった。 しかしもっと大きくいえばこの映画を見ている多くの人にも感動を与え、全ての時代に通用する戦いでもあったと思います。 辛い時代において人は自分の夢や希望を何かに託したいのだと思います。 するとこのリングには多くの人の希望が集まりそこで一つの奇跡が起こったのだと思います。 ボクシング映画としても熱くなりましたし、素晴らしい感動の映画でした。
[DVD(吹替)] 8点(2012-03-01 21:50:18)
393.  13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》 
全ての殺人鬼ホラーの起源のような作品です。 でもそんなに面白いってほどでもないです。 残念ながら、まだ偉大なるホラー界の英雄であるジェイソン兄貴は その有名な姿を見せないです。 まだスラッシャー・ホラーの軸が整っていない感じなので、 新鮮な感じです。 また殺人の描写も初々しい変なリアルさがあります。 サイコフルな展開で 「サイコ」からの強い影響を感じます。 サイコの続編としても成り立ちそうです。 殺人鬼ホラーとして、殺人鬼に命を狙われる恐怖というものがちゃんとあります。 でも若者達は蛇を殺したので、若者たちが殺されるという描写も少し制裁じみたものになります。 蛇は守り神とされます。 それを殺したらその土地の力によって殺されるのは致し方ありません。 この場所が「呪われた地」であるというのは伝わってきました。  ホラー映画史の中での重要性を考えた結果、評価しないわけにはいかないでしょう。 しかし自分の思っていたものと少し違いました。
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-01 21:41:09)
394.  エルム街の悪夢(1984) 《ネタバレ》 
(2009年映画メモより)こりゃ面白い。名作といわれるのも分かります。 ジェイソンと並ぶスラッシャー・ホラーの元祖だと聞きました。 しかし、ただのスラッシャー・ホラーではなく、夢と現実の世界を行き来するところが良いです。 その為か、少し曖昧で不条理な感じのする光景がいくつか見られますが、恐怖感や不安を表すのに非常に効果的です。 少女達が縄跳びして歌っている場面なんか白昼夢みたいで少しヤバいです。 ティナが殺される場面は名場面だと思います。 血で美しく芸術的に画面を彩ります。魅せるゴア芸術を実演してくれます。 スプラッタやるなら血の量が大切なんです。この作品ではそれが惜しみないです。 ナンシーがどんどん追い詰められてゆくところが見事です。 フレディーとナンシーの戦いは壮絶です。 こういう所をとことん容赦なく描いているところが良いです。 フレディを夢世界から現実世界に引っ張ってくるなんて素晴らしいです。 興奮しました!バックトゥーザフィーチャーと同じくらい興奮しました。 親たちはもっと子を信じなさい!子の話に耳を傾けなさい!、という気になります。 そういうメッセージも少しだけあると思います。  子どもがせっかく夢のあるユニークなことを熱心に話しても、大人はそれを無視して現実的なことしか言わなければ、そこから恐ろしい怪物も生まれるでしょうに。  
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 21:30:01)
395.  イタリアン・チェーンソー 《ネタバレ》 
ずっと見たかったホラー映画です。 パッケージ裏にダリオ・アルジェントの名が出てくるし、 ジャケット写真だけ見るとサスペリアっぽいし、 イタリアン・ホラーという単語が魅了してます。 鑑賞時、 これは前半は死ぬほど退屈で意味不明過ぎるドラマを見せられました。  しかし後半になって映画のテンションは加速します。  狂った家族などは「悪魔のいけにえ」の低レベルなパクリみたいですが、 やたらとチェーンソーの場面は迫力があります (しかしそのキャラクターのレベルが低いです)。 血みどろ汚物スプラッターが全開です。 ホラー映画とは観客がどれほどの生理的なグロテスクと対面できるかだと思ってます。 それは「悪の力」ともいえます。 この作品ではその悪の力がしっかりと姿を表しました。 ただただ最後は意味不明なほど素晴らしいです。 母親のグロテスクな愛情、その過保護が生む暴力、汚物のシャワー、変わり果てた少年の姿、少年の友情、自由への解放など、意味不明に素晴らしく最後の最後に高いテンションでカオスにまとめてくれました。 このやり尽くした感を考えれば意味不明なほど良作です。 また高揚感があって哀愁漂うチープな電子音もファミコンRPG風で意味不明なほどに名曲です。 
[DVD(吹替)] 6点(2012-03-01 21:20:00)
396.  ザ・ショック 《ネタバレ》 
イタリアン・ホラーの巨匠の作品でサイコ・ホラーの傑作で、しかもダリオ・アルジェント作品に常連の美女が出演してるっていうので観てみた。 サイコ・ホラーの傑作といわれるのが分かるような気もする。 独自の精神的恐怖を描き、その恐怖が生きているから。 またエロスも漂う。 母性愛がエロスになっている。 子供の母親への嫉妬が牙を向いた感じが良い。 恐怖とエロスは深い関係にあるというのがこのホラーでも思う。 絶叫美女といわれるほど、絶叫が壮絶だ。 意味不明っぽくて退屈もしますが、その後に恐怖がしっかりと浮かび上がる。 チープさの中にリアルさがあり、手作りっぽさがあり、またそこに異様な雰囲気が宿る。 音楽がサイケで、ホラー映画とは思えないような高揚感で、アドレナリンと恐怖が一緒になる。 最後のテンションが高く、このテンションはやはり傑作のにおいがする。  ただそこに至るまでに間延びしているし、少し退屈でもある。 ジャケットが素敵。  
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-01 21:00:36)
397.  マタンゴ 《ネタバレ》 
(2008年映画メモをもとに) 気持ち悪いです。 ついにおマタンゴ拝見しました。 マタンゴとはなんとも毒々しいく強烈なネーミングなんでしょう。  作品も同様に毒々しい作品です。 この迫りくる恐怖と気持ち悪い感じはホラーの傑作です。  (それとは違う意味で)冒頭で船内のセレブな感じがキモかった。 廃船の国籍が分からなく得体の知れない研究がされていたという不気味さは効果的。 突然変異ってバイオハザードやん。 ゾクゾクする。  そしてこの作品最大の功績はキノコです。 毒キノコをテーマにした着目点はレベルが高い。 僕はキノコやコケやカビみたいに湿気の多いジメジメした感じが大好き。 んで、そういうのがじわじわと迫ってくる恐怖感がこの作品は素晴らしい。 とくに、不気味な足音を響かせて夜の船内に入ってくるあれには参った。 、、、、こういう恐怖のサバイバル状況におかれると、女性がいやにも色っぽく見えてくるのが不思議だ。 森に入ったときの不気味な声がヤバい。 最後の「センセー」って声が不気味だった。 精神病院の窓からみえるネオンの光も、華やかだけど毒々しいのかも。 マタンゴ島も現実もそう変わらないってか。  この迫りくる恐怖と快楽からは決して逃れることのできない!究極の毒々サバイバル・ホラー! 
[DVD(邦画)] 8点(2012-03-01 12:58:13)(良:1票)
398.  ベティ・ブルー/インテグラル<完全版> 《ネタバレ》 
(2008年映画メモをもとに) とても激しい作品でした。 激しい愛の形を見ました。 この破滅的な感じがなんとも好きです。 二人の愛につき走る感じがあまりに情熱的で美しくもあります。  しかしとても耐えられません。 心がつぶれそうに痛いです。  サイコさも増してちょっと怖いですがとても悲しいです。 愛とは何なのだろう?と考えさせられるのは、この作品では愛が凶器を帯び狂気になってしまったからです。  鮮やかな色彩とスタイリッシュな映像が楽しめます。 変な人たちが沢山出てきてシュールな感じもあります。 みんな変態な人物描写が良いです。 相棒の馬面のピザ屋が面白かったです。イカしてます。 みんな楽しそうに飲んでますね。 過激でショックな作品でしたが心奪われました。  
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 03:31:28)
399.  フランケンシュタイン(1994) 《ネタバレ》 
雰囲気がなんとなく素晴らしいです。ダークで重い感じがします。 時代背景も良いです(え!中世ヨーロッパじゃないんですか?)。 壮大な音楽も素晴らしいのでサントラ買いました。 元の「フランケンシュタイン」をここまでストーリーを面白く豪華に再現したのは素晴らしいです。  オリジナルのフランケンシュタインの怪物はあまりに冷たい無表情が死のイメージですが、 このリメイク版フランケンシュタインの怪物には「心」があります。 それが温もりになってしまうので、オリジナルのフランケンシュタインの怪物の持つ「冷たさ」とは異なるものになってしまったと思います。 この冷たさこそ非人間的なんですが、リメイク版の怪物はまだ人間的です。  怪物に「心」があったら怖くない。人間的に共鳴してしまうから。心が通じればもはや怪物ではない。 そこがなんか違うんだと思う。 元のフランケンシュタインの怪物の表情は死そのものだ。 リメイク版は怪物が笑った時に「あ、デニーロだ」って親しみをもって思ってしまう。 ロバート・デニーロの笑みは怪物の冷たい笑みとは異なりすぎる。 でもこのリメイクの怪物はマントをまとい、森を歩く姿などは童話のようでとても神秘的な感じがして良かった。 怪物を「森の精霊」と喩えたり、木笛の暖かい音色など、そういった童話のような幻想的な雰囲気があって好い。おじさんが鍋でシチューを煮込んでいる画もファンタジーだ。 映画「フランケンシュタインの花嫁」からもレディ・フランケンが登場しますが超キモいです。女性にとっては残酷だと思います。  「フランケンシュタイン」っていえば、未だに博士ではなく怪物を連想してしまう。 それだけインパクトのある名前だ。 このフランケンシュタインは娯楽性も高く、映画として面白いです。  ホラーですがファンタジー色が強いダーク・ファンタジーという趣です。 寒々しく悲しすぎる壮大なラストは非常に心に残り続ける名場面です。  
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 02:49:15)
400.  白雪姫 《ネタバレ》 
(2008年映画メモより) このアニメ作品を見たとき「本物だな」と漠然と思った。 アニメもここまで美しいと芸術としか思えない。 すべてが神秘的なまでに美しい。 森も動物も生き生きと表情豊かに描かれます。 白雪姫がまた美しい。 白雪姫の動きが女性的に美しく色っぽいです。 踊った時にスカートが風になびくところまで丁寧に表現されます。  魔女はとても迫力があり、恐ろしい魔女の姿が見事です。  動物達とお掃除をする場面は本当に楽しいです。 夜の音楽会も楽しいです。 キャラクターが生きていて躍動感があります。 白雪姫の歌声も曇りなく美しいです。  作り手の作品にこめる思いが伝わります。丁寧さがあります。 表現が魔法のように生きています。 この作品はとても古い作品ですが、その古臭さがまた神秘と幻想性を増してます。 素晴らしい世界です。  吹き替えのレベルも非常に高いです。
[DVD(吹替)] 9点(2012-03-01 01:57:59)
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