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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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401.  エイリアン
話の基本は“ちょっと大袈裟な鼠退治”といったところで、やがて定石通りミイラ取りがミイラになってしまう訳で、一人また一人と乗組員を始末していくエイリアンは、あたかも一匹狼の殺し屋のように描かれていく。その“彼”の血液(体液か?)が宇宙船の鋼鉄製の床を次々と溶かしていく様に、当時新鮮な驚きを感じたものだった。独特の映像世界で展開されるこのクオリティの高い宇宙スリラーは、後年数多くの作品に様々な影響を及ぼしたと言うことからも、ひとつのエポック・メイキングな作品として記憶にとどめて置きたい。
8点(2002-02-20 00:41:49)
402.  アクシデンタル・スパイ
十年ぐらい前なら正月映画として堂々と公開されていたであろうJ・チェンの新作だが、正月映画の繋ぎ的に公開されたのには、時代の流れとは言えあまりにも勿体無く、個人的には彼の作品のベスト3に入れてもいい程、その出来はすこぶる良い。細かな小道具を使っての小技を効かせたアクションと、大掛かりなアクションとが見事なバランスを醸し出し、その心地良さと興奮度のボルテージは上がりっぱなしだ。とりわけ米映画「スピード」をさらにスケールアップしたような、クライマックスの大チェイスのなりふり構わぬサービス精神には、香港映画の真骨頂とその潔さを感じる。
9点(2002-02-17 17:59:19)
403.  ナビィの恋
60年ぶりに再会した初恋の相手と駈け落ちしてしまうナビィおばぁの姿には、ロマンティックと言うよりは、沖縄人のバイタリティを感じてしまうし、なんとも可愛らしくもある。この作品は沖縄を舞台にした実にユニークで楽しい一編に仕上がっている。さらに、沖縄俳優の平良とみや三線の登川誠仁らと言った、出演者たちの演技を超えた強烈なキャラが、この作品をより魅力的なものにしているのは言うまでも無い。
8点(2002-02-15 00:54:07)
404.  破壊!
当時大流行していたポリス・ムービーの一本で、初めて観たP・ハイアムス監督作品でもある。カメラを低い位置から走らせてスピード感を出すという、独特の演出スタイルはこの頃から確立させていて、その切れ味鋭いアクションともども後年、彼がアクション監督として大成することを予見するに足るものであった。主役のR・ブレイクとE・グールドの刑事コンビが、いわゆる現実離れしたスーパー・ヒーローではなく、実にしょぼくれた等身大の人間として描かれていたことにも、大いに共感を覚えたものだった。
8点(2002-02-15 00:20:51)
405.  RAIN/レイン
幼い頃からの聴覚障害のトラウマから、男はやがて殺し屋として暗黒街に身を委ねるようになる。そして或るきっかけで若い娘を好きになり・・・とストーリーは至って単純で、その後、裏切りや騙まし討ちによる、刺し違え覚悟の同朋の弔い合戦をクライマックスに、聞こえないことで圧倒的不利な状況での銃撃戦が展開される。本作はしかし、凄まじい抗争の果てに、この世界でしか生きられなかった男の無念さが、ひとりの女性に淡い恋心を抱くことでより顕著となり、痛いほどその気持ちは伝わってくる。トイレの床に流れ出す血のタイトル・バックや、全編に渡るおびただしい血しぶきから見ても、おそらくここで言う「レイン」の意味は、まさに“血の雨”のことを示すのだと解釈している。
7点(2002-02-10 18:26:17)
406.  モンスターズ・インク
子供の部屋にあるクローゼットの向こうに広がるイマジネーションの世界。そこには子供たちを驚かせようとしているモンスターたちの工場があるというアイデアを、終始生かしきったところがこの作品の凄いところ。盛んに登場する異空間の出入り口である「扉」がこの作品のポイントで、終盤、次々と無数の扉がベルトコンベアーに吊るされた大スケールの工場内での、スピード感溢れるスリリングなチェイス・シーンはまさに圧巻で、その比類の無い楽しさはアニメならではの強みでもある。そしてその幕切れの鮮やかなこと!観た人すべてが優しい気持ちになれること請け合いで、これはもぅ大満足の一本。噂に違わず、見事な秀作に仕上がっている。
10点(2002-02-10 17:18:57)
407.  オー・ブラザー!
ハプニングな出来事の連続で、まったく予測がつかない展開と結末といった奇想天外なストーリーを語らせたら絶品で、そのリアル感と相反するかの如く、コーエン兄弟のいつもながらの大人のお伽噺は今回も健在だ。とりわけカントリー好きには堪らない作品だといえるが、J・クルーニーのコミカルな演技には意外性の面白さがあり、演技開眼といったところだろうか。
7点(2002-02-10 00:35:13)
408.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
タイム・トリップがテーマの作品は数多くあるが、とりわけ本作は未来社会の出来事を知る由もない人たちに、それをさり気なく知らしめるという、ある種の優越感と言うか、爽快感な気分を存分に味あわせてくれる作品だったと言える。夢のあった時代に遡る事で、アメリカ史の一段面を巡る面白さや、細かなエピソードがそれぞれ重要な意味を帯びてくるといったように、とにかく脚本が良く出来ている。R・ゼメキスの演出も実に歯切れの良いテンポで笑いとサスペンスを盛り上げていく。エンターティンメントとしては彼の最高傑作ではないだろうか。ダイナミックでスピード感溢れる迫力ある作品となったのも、タイムマシンにスポーツ・カーを選んだ事が大きなポイントだったという事も付け加えておきたい。
9点(2002-02-10 00:07:16)(良:1票)
409.  サスペリア(1977)
当時、音が映画館の中を“走り回る”といった、「サーカム・サウンド方式」という立体音響と独創的でシュールな色彩効果で、現実を超えた不安感というものを嫌と言うほど体感させられた記憶がある。まさに生理的な怖さとはこういう作品を指すわけで、D・アルジェントの手腕は遺憾なく発揮されたと言える。ヒロインが夜の空港のターミナルから屋外へ出た瞬間の“ある演出”が、これから始まる恐怖のドラマを予感させて、実に新鮮に感じたものだった。
7点(2002-02-08 00:37:02)(良:1票)
410.  カンバセーション・・・盗聴・・・
地味で渋いテーマからして、あまり一般受けする内容ではなく、俗に言うクロウト受けのする作品だったと言える。この作品を撮りたいがために、世界的な大ヒットとなりコッポラの名を知らしめた「ゴッドファーザー」を、お仕着せで撮った作品だったという事を、当時堂々とコメントしていた事に、改めて彼が作家性の高い監督だと思い知らされたものだった。それだけにこの作品への力の入れようは並々ならぬものを感じる。浴室での殺人現場やトイレから鮮血が溢れてくるといった、夢とも現実ともつかないイメージには恐怖を感じるし、それ以上に、部屋に盗聴器を仕掛けられているという強迫観念から、壁紙まで剥がしてしまうが、やがて全てを悟ったかのように虚無的にサックスを吹く主人公ハリーの孤独感漂うラストが、強烈な印象として残っている。
8点(2002-02-08 00:12:30)
411.  フロム・ヘル
猟奇的で謎めいた未解決の事件だけに、創作は自由奔放にいくらでも可能だ。それほど“切り裂きジャック”のお話は有名ということか。しかし今回の場合、設定が強引すぎてどこかに無理があるし、だいたい話そのものがつまらない。時代背景のダークな雰囲気は十分だが、オドロオドロした恐怖感は案外乏しいし、又、J・デップの妖しい美しさは際立っているものの、肝心の予知能力がほとんど生かされていないのも不満が残るところ。ラスト、彼女を守るため自らの命を絶つ(?)という、結果的に究極の愛を貫いたという事なんだろうけど、彼女の事を本当にそこまで思っていたのかは大いに疑問だ。
6点(2002-02-07 00:44:41)
412.  キャッチ22
後ろの滑走路で輸送機が着陸に失敗し事故を起こしても、平気で振り返りもせず知らん顔でお喋りを続けている一コマを観ても分かるように、この作品にはマトモな登場人物は皆無なようで、軍隊というものを徹底的に茶化した作品である。そしてこういったバカバカしさを大々的にやるからこその面白さがここにはある。「キャッチ22」とは、狂人を装って出撃命令を拒否しても無駄だという皮肉が込められていて、自由への憧れと共に、真に狂っているのは誰か、怒るべき相手は誰かという反体制の側面と、笑って観ているうちにやがて笑っていられなくなり、本当の恐ろしさを感じる作品でもある。
8点(2002-02-03 18:22:13)
413.  シュレック
兜を外したシュレックの顔を初めて見たときのフィオナ姫のなんとも複雑な表情が、後の彼女の秘密を知る上での伏線となっていた訳で、結局のところこの作品の主要な登場人物は、自分の容姿に少なからずコンプレックスを持っているのだが、自分も人並みに幸せになりたいという気持ちも共通の願いでもある。で、表面的な美醜に捕われていると本質が見えてこないという戒めを、きっと作者は言いたかったのだろう。しかしそう言った「美女と野獣」や「ノートルダムの鐘」に一脈通ずるテーマ性よりも、やはりこの良く出来たエンターティンメントとしてのアニメを存分に楽しむのが正しい鑑賞の仕方だと思う。とりわけ姫を城から救出するくだりがやはり面白く、アニメならではの醍醐味がここにはある。そして何と言ってもこの愛すべきキャラのシュレックを始めとする様々な登場人物たちの表情の豊かさには、CG技術の進歩とは言え驚嘆するばかりだ。
8点(2002-02-03 17:17:57)(良:1票)
414.  バンディッツ(2001)
思いつきとは言え「お泊り強盗」というのは初めて聞く話で、トントン拍子に仕事が巧く運ぶ様子は心地良いが、後半、男女の三角関係(しかも奇妙な)が中心となるにつれて、話が急にもたつき始める。さらに、仲間の一人がスタントマンであるということがあまり生かされていない為か、ラストの大芝居も唐突にしか感じない。バリー・レビンソン監督としては、粋でお洒落なコメディを目指したようだが、よほど苦手な分野のようで、上手く行ったとは言い難い。ただ救いは、三者三様の強烈なキャラによる力演に尽きる。
7点(2002-02-03 16:30:27)(良:1票)
415.  おかしなおかしなおかしな世界
札束が詰まったひとつの鞄を巡って繰り広げるドタバタ・コメディ。主演には大御所S・トレイシーを迎え、周囲にM・ルーニー、J・ウインタース、T・トーマス、S・シーザー、E・マーマン等々といった、オールド・ファンなら狂喜する大物の顔ぶれが並び、しかも社会派のS・クレイマーが監督するといった、ミス・マッチな感覚がまず面白い。クライマックス、鞄をめがけて出演者たちが追いかけっこをするビルの屋外の非常階段が、次々と分解してゆくスリル。それの救助に向かった消防車の梯子に、一度に何人もが乗り過ぎて土台ごと揺れ始め、梯子の頂上から人間がひとりずつ弾き飛ばされていくというスペクタクルな面白さは、まさに空前絶後で、未だかつてこれほど笑った経験はない。S・クレイマー監督らしく、金と人間関係に鋭い風刺を効かせた骨太で逞しい大作喜劇に仕上がっている。
9点(2002-02-03 16:01:08)
416.  今日から始まる
舞台はフランス北部の、とある小さな町の幼稚園。園長であるダニエルは、同棲中の恋人の息子が、なかなか懐かない事に悩みを抱えている。この作品は、その彼の周囲で起こる様々な出来事、例えば園児たちの家庭環境の劣悪さ・貧困・治安の悪化・弱者を切り捨てる社会等々と言ったことを通して、フランスの教育・福祉の現状の有り様を問いかける。出演者全員が自然な演技で、とりわけ子供たちが素晴らしい演技を見せてくれ、一種のドキュメンタリー・フィルムと見紛うほどだが、それだけに胸に迫る思いは強く、この未来ある子供たちの幸せを祈らずにはいられない。
8点(2002-02-03 15:16:22)
417.  リリイ・シュシュのすべて
一見、高い支持を得ているようだが、この作品も観る人を選ぶタイプの作品ではないだろうか?そもそも、この何とも奇を衒った演出スタイルはいったいどういう事なのか?自分の映画監督としての才能に確固たる自信があれば、何故もっと正攻法で描かなかったのか?映画は、中学生たちの生態の現実と、抱えている様々な問題を直視していくが、かなり歪な決着をつけようとする彼らには感情移入し難い面があるし、結局のところ、リリィ・シュシュとは彼らにとってどういう存在だったのか等々、映像表現に頼りすぎた為か、なかなか主題が見えてこないと言う恨みが残る。
6点(2002-02-03 11:34:37)
418.  ムーラン・ルージュ(2001)
過激な程の極彩色で絢爛豪華な本作は、従来の常識を覆すまったく新しいタイプのミュージカル・ファンタジーだと言える。その斬新でパワフルな画面作りにはCGの利点を最大限に生かしきれているし、主役二人の初顔合わせ(歌の上手さも含めて)と、時代設定とは関係なく繰り広げられる数々のお馴染みのナンバーといった、「意外性」の楽しさというものを堪能させられる作品でもある。ただ幕切れがあっさりしているのには少々不満が残る。
8点(2002-01-19 23:47:06)
419.  光の雨
この作品は、30年程前に日本中を震撼させた「連合赤軍・あさま山荘事件」に至る彼らの行動を、劇中劇として今の若者たちがそれぞれの役を演じ、彼らとの対比によって心情を理解もしくは疑問を抱き、自問を繰り返しながら“総括”していく。真の革命家を目指す為、総括という名の暴力により次々と命を落とす若者たちの凄惨なシーンは、当時報道されたものを忠実に再現されているようで、その残酷さは実にリアルだ。ただなぜ彼らが革命家を目指したのかという基本的な部分には触れていない事など、作品の性格上、個々で感じとるという以外に結論の出ない映画とも言える。
8点(2002-01-19 14:17:12)
420.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
いくら怪獣たちが主役とは言え、人間たちのドラマがしっかり描かれていればこそ、“彼ら”もより一層引き立つというもの。しかし毎回、出演者が違うというだけで、その描き方は相変わらず同じパターンの繰り返しで、それは監督が金子修介になっても何ら変わりは無い。これでは怪獣たちが可哀想と言うものだ。かつて円谷英二&本多猪四郎という、東宝特撮映画のゴールデン・コンビの作品群が些かも古びていないばかりでなく、今なお燦然と輝き続けているのも、工夫を凝らした特撮の見事さ以上に、奇想天外なストーリーが常に斬新であり、また人間ドラマもきちんと独立した魅力あるものになっていたからに他ならない。今回も、さほど必要性の無い登場人物の多さと、そのお座なりで戯画化された描き方には、もぅいい加減うんざりしてしまうし、そして特撮シーンで言えば、次々と撃ち落される戦闘機が民家に落下・爆発・炎上するという迫力あるシーンには、リアリティがあり唯一見所のある点だが、あれほど強大だったキングギドラが、設定とは言え、なんともひ弱な怪獣に堕ちてしまい、また、繭から成虫に変身するシーンがひたすら美しく、飛翔する姿も一段と見事なモスラも、夜間ではあの華麗で極彩色の羽の美しさが際立たないではないか。なんともセンスを疑いたくなる。もう少し“古典”をよく勉強して欲しいと願うばかりだ。前作の「G消滅作戦」(傑作!)には遠く及ばない出来だが、なにやらガメラと対決しそうな暗示的なシーンもあって、次回作に期待しよう。
6点(2002-01-19 01:04:05)
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