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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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401.  REC/レック2 《ネタバレ》 
大声で喚き散らすばかりのキャラが多く、翻訳の人の問題なのか分かりませんがセリフがいちいち説明口調。何かをするために難易度をわざわざ自分達で上げていく愚行の連続、アッチに行ったりコッチに行ったりお使いイベントの繰り返しで、なんか出来の悪いホラー・アドベンチャーゲームのようですね。後半に「カメラの暗視モードなら見える」って出てきた通路なんかは、撮る、録画するって事を主題にしてるだけに、そこにそんなモン持ってくるか?と思える強引さが滑稽だった。今回はオカルト方面に話を振ってみました、って作りだけど、最後に映ってたアレなんかは地球外生物にしか見えないので「次はSFに振る手もありだな」って関係者は考えていそうなトコが怖かった。
[映画館(字幕)] 3点(2010-03-08 19:13:39)
402.  コララインとボタンの魔女
原作未読。この原作者のゲイマンって、クレア・デインズやロバート・デ・ニーロが出たファンタジー映画「スターダスト」の原作者なんですね。アレが原作つきとは全く知りませんでした。 奇妙で不気味さを漂わせつつも可愛いらしさもある極彩色のダーク・ファンタジー。つまらない事ばかりの現実の世界ともう一つの楽しい世界、実はその楽しい世界は…という昔からある題材ながらキャラクター、美術、音楽と抜群な雰囲気を備えててちょっと怖いけどワクワク感がいっぱい。惜しむらくは吹替え版のみの公開で主役の声かなぁ。戸田恵子はさすがだったし、劇団ひとりや他は好かったが主役はちと微妙だった。でも絵本のように分かりやすいので大きなお友達だけではなく小さな子にも観せてあげたい作品ですね。 それにしても手作り感にあふれ愛を感じるストップモーション・アニメは良いわ。気の遠くなるような作業だし、CG全盛の世の中じゃ需要は少ないかもしれないけど、この分野を絶やしてはいかんと思います。
[映画館(吹替)] 7点(2010-03-04 21:59:27)
403.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 
原作未読。メインの三人は華が無くハイティーンらしく大騒ぎするだけで、ストーリーも常に時間に追われるように駆け足なので大雑把にしか映らない。ロード・オブ・ザ・リングやハリー・ポッターなどは非常に綿密な撮り方で重厚さを感じたが、こちらは物凄く軽く薄っぺらい。メデューサ討伐もあっさり風味でアレで満足してたら、レイ・ハリーハウゼンの「タイタンの戦い(1981年版)」なんか失禁&失神モンです。それからエンドロール途中の一緒に暮らしてた臭いオッサンを石にってのは、物凄くナンセンスで感性を疑うわ。あまり考えず、ギリシャ神話の神々や怪物を出してみただけの上辺だけファンタジー風にした先駆者の後追い二番煎じ企画でしかないなって感じ。大味ぶりがアメリカらしいと言えばらしいけど原作は面白いのかなぁ?シリーズ化する気があるならもっと作り込まないとダメだな。 まぁ荒井注の往年のギャグが聴きたい人はどうぞ。
[映画館(字幕)] 2点(2010-02-26 22:36:09)(笑:2票)
404.  牛の鈴音
人生いろいろだなとは思ったが、正確にはドキュメントとは言えないような、あざとい演出といかにも韓国という音楽は不要。ただ純粋に爺さん婆さんと牛の関わり合いを映し出した方が良かったな。味のある老夫婦と老牛の人生が見られたが作りが残念。
[映画館(字幕)] 5点(2010-02-26 22:28:39)(良:1票)
405.  ファイナル・デス・ゲーム 《ネタバレ》 
若者たちが面白半分に始めた古いボードゲームが実は魔女の呪いがかかった死のボードゲームだった、という面白く出来そうな設定でしたが、ゲームのルールも把握しづらいうえ、カードに示された内容(お告げ)も分かりづらい。敗者となった脱落者へのお仕置きも中途半端で見所ないですね。 ゲームの世界に入ってしまうとか、その場でお仕置きが始まった方が参加者に緊張感が出て必死になり面白味も増すんじゃないか?と思った。誰もいないところで意味の通じない暗示の罰が下されてもパッとしないしね。 最後、ひとり勝ったけどボードゲームだけに振り出しに戻るってオチはいいとは思うが、映像も流用でまんま同じじゃ、「製作費ないんだなぁ」としか思わなかったです。
[映画館(字幕)] 3点(2010-02-10 21:20:33)
406.  おとうと(2009)
エリートと庶民の構成など絵に描いたようなベタな設定ではあったが昭和のホームドラマのような優しさがあったな。家族の絆、兄弟の絆、人生色々ありますが考えちゃいましたね。 鶴瓶が演じていたおとうと(おじさん)のような人は親戚に一人くらいいるんじゃないですかね。あまりにも自由奔放なため小さな子には面白がられ、大人には疎ましく思われる人。でもちゃんとそれを止められる人、怒る事も出来る人もいた。ちゃんとそれぞれ役割分担ができてたっけ。懐かしさを感じたなぁ。
[映画館(邦画)] 5点(2010-02-10 21:19:00)
407.  エクトプラズム 怨霊の棲む家 《ネタバレ》 
小児癌の長男の治療のため、病院近くの格安物件に越してくる一家。治療費の捻出などで経済的余裕も無くなってきた上、長男は薬の副作用なのか幻覚を見るようになってしまう。日増しに激しくなっていく長男の幻覚への反応、それを見たアルコール依存症の親父が再びアルコールに手を出し大暴れ、更に家に棲む何かが家族にも手を出し始め一家はますます困窮状態。 もう絵に描いたような転落ぶりでお先真っ暗状態というのが巧く描かれていますね。当たり前のように生活してますが、普通でいられる事がいかに幸せか?と考えてしまう。 舞台が整ったところで肝心の家に棲む悪霊ですが、こちらもツボを抑えた見せ方で家に棲む理由づけも悪くない。まぁ地下室はもっと良く調べとけと思いましたけど、普通にアメリカではありえそうな話なトコが怖い。 「どうせ死ぬんだ」と一人で悪霊に向かっていく長男。その長男を救おうと心が離れた家族が再び結束するラストは素直に良かったです。オマケに末期の癌細胞すら蹴散らすとは恐れ入るハッピーエンドでした。
[映画館(字幕)] 7点(2010-02-03 22:25:37)
408.  パラノーマル・アクティビティ
観終わって「まぁこんなモンだろうな」というのが感想ですが、撮影期間が7日間、製作費15000ドル(約135万円)でコレだけできれば大したものですね。お金をかけなくてもアイデア、センス、演出力でどうとでも出来るという良いお手本でしょう。ただ、コレで全米において1億ドル以上興収を上げているってのは不思議としか思えない。ブレア・ウィッチ・プロジェクトの方が数段上。 深夜寝ている時に定点カメラを設置したら何が映っているか?今の世の中は自分に置き換えても怖いですね。知らない間にお金や物が無くなるアパートの住人がカメラを仕掛けておいたら、押入れの天井から隣人が侵入して盗んでいたとか、大家が合鍵で忍び込んでいたとかありましたっけ。気が付いてないだけで誰かが忍び込んでいる事もあるかもねぇ。
[映画館(字幕)] 5点(2010-02-03 22:24:28)
409.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 
原作未読。予告編を観た印象は、殺害された少女が現世と天国の間の世界から傷心の家族を見守り、犯人をシバキつつ家族の離れた心と絆を再びひとつにって感じなのかなぁと思ってましたけど、あまり現世に手を出せないようでチョット思ってたのと違いましたね。綺麗な心象風景が多く14歳の少女の純粋さは感じたけども、登場人物たちの行動にイマイチ唐突感を感じたのは演出力不足なのかもしれないな。とくに犯人を見極めるトコなんか重要だと思うけど描写が薄かった。枯れた花が開くビジュアルで父親の考えが当たりだと彼女が教えているんだろうけどイマイチ薄い。離れた母親も唐突に帰ってきたしアッチの世界から少女ができる事ってどこまでなんだろう?と思いましたね。 序盤に思わせぶりに出した霊感少女もいつどうストーリーに絡むのかと思ったらあまり係わらなくて少子抜け。最後の最後に少女の触媒と化し、少女が思い残していた好きな人とのキスを実現させた辺りは「これが使い道かぁ」と思いましたが、犯人を目の前にしてどうなんだろうと思ったな。まぁ14歳の少女という純粋な面を考えると想いを果たせて良かったかなとも思えるけどね。 獲物を狙う犯人の怖さと事後の凄惨さを思わせるシーンなどはリアルで怖く、身近な女性が心配になった方も多いのではないでしょうかね。ピーター・ジャクソンらしい細かい演出やカメラアングルは感じたがちょっと消化不良感が残った気がします。
[映画館(字幕)] 6点(2010-02-03 22:23:50)
410.  サロゲート
自分自身の身代わりロボットを活動させ人間は家で遠隔操作をしている近未来。ネット依存の引きこもり廃人もあれなら将来安心ですね。理想の顔、体、性別、声など「なりたい自分」になれるという夢の世界。 じゃあみんな優秀になれるだろと思ってしまったなぁ。ロボットだったら人知を超えた能力があるだろうし、遠隔操作してる本人の能力以上のものを出せるだろうから外に出て仕事をさせるって無意味じゃないかと思うんだけどな。まぁ胡散臭い店にあったように安物もあって能力差があるんだろうけど、「自分自身の分身」じゃなく「望んだままの自分」って面白そうな題材だけどそれを信じさせる設定ができないと破綻しちゃうね。急に表情が乏しくなったり、塗りたくったような作り物の顔色になったりと「無機質なロボットですよ」と宣伝しだしたような演出も鼻についた。家族愛、夫婦愛を織り交ぜたオートマティック化への警鐘的な物語だったが、設定から映像から全てが薄っぺらくチープだったな。まぁ金髪フサフサがウィリスの夢だったんだなというのは良く分かりました。
[映画館(字幕)] 3点(2010-01-26 22:29:19)
411.  パーフェクト・ゲッタウェイ 《ネタバレ》 
結末は喋らないでください、という作品は多いですが、この作品はサスペンスとしてはなってないですね。犯人二人は薬物常用者のようなので状況に応じて使用し感情の起伏を起こし、成り代わった元の人をリアルに演じられたのかなぁと思っとくか。 今回は弱そうな黒縁メガネ→薄い黒縁→サングラス→なし瞳孔開き気味、と変化してったクリフですが、よくこんなんで今まで捕まらなかったもんだ。毎度他人に成りすまし脚本家と役者を兼ねてたつもりなんだろうけど、あらゆる面で一枚上手がいて遂に破綻か。ニックとジーナはやる事が男前でカッコよかったわ。 まぁハワイの美しさとスピーディなカット割り、残った4人の巧さで悪くないけどオチ的にはズルイな。
[映画館(字幕)] 6点(2010-01-26 22:28:16)(良:2票)
412.  かいじゅうたちのいるところ 《ネタバレ》 
原作はむかし読んだ気がするけど覚えてません。社会の縮図を見るような「かいじゅうたちのいるところ」でしたね。純粋だけど残酷でもある少年がいつまでも自分の思うようには生きていけないって事を知った旅。人間界が嫌になって逃げ出した少年が、かいじゅうたちの世界で大暴れするキャロルを見て自分の行為を見つめなおすと。人の振り見て我が振り直せか。まぁひとケタの年齢で感情のコントロールってのは難しいわ。 かいじゅうたちは着ぐるみで表情だけCGにしたそうですが、それぞれ「あー、いるなこんな人」って思える性格付けと愛嬌があって面白かったです。かいじゅう踊り、みんなで固まって眠るって流れは純粋に「良いなぁ」と思っちゃいましたね。後半の方はそれはちょっと…と思うようなシーンもありましたけども。原作こんなんだったかな?小さい子はちょっと怖がるかもしれないしドン引きするかもしれませんね。 私の方では字幕版が上映してないので吹替え版を見ましたが、マックス役の子供店長コト加藤清史郎くん、キャロル役の高橋克実、KW役の永作博美をはじめとした吹き替え陣はなかなか良かったです。
[映画館(吹替)] 6点(2010-01-15 23:34:18)(良:1票)
413.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
宣伝で「映像革命!」とやたら煽ってますが過去の「革命的」な作品ほどのインパクトは無いな。思わせぶりで小出ししていた予告編を見る度に、色々な映画、漫画、ゲームにありがちな「凡庸な内容っぽい」と思っていましたが案の定そのまんまな出来。パクリとは言わないが、昔のSF小説なんかを基にして、あらゆるジャンルでこの手のSFモノは溢れ浸透しているから映像として突き抜けたモノを創るのは難しいな。 しかし、やはりセンス抜群でディテールにこだわるキャメロンだけあって退屈しない出来になっている。あの惑星の生物や植物は興味深かったし、それぞれがネットワークで繋げられるというのも面白い。そこに攻め入るパワードスーツ、火力抜群な各種兵器、気概のある女戦士も出てくるしキャメロンの趣味全開なモノ多数で好みの人には堪らんでしょう。人間側は余裕かましてる大佐が本当に臨機応変で危機回避能力と戦闘力が抜群で粘着質だったのが良かったなぁ。先住民VS侵略者って図式はアメリカ的で色々と略奪の歴史もあるし想像しちゃいますね。驚きは少ないけど観ていて安心できる王道的なストーリー展開の作品でした。三部作の構想もあるようですが、伏線も回収できてるし綺麗にまとまったので完結で良い気もしますけどね。 【余談】この作品は当初から3Dを想定していたそうですが、劇場の設備も問われるし今の世の中にはまだ必要ないんじゃないですかねぇ。テレビも3D商品化に向け開発中らしいけど、それをきちんと表現するまで技術と時代が追いついてないと思うし、お客もまだ望んでいないと思うんだけどな。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-24 21:38:42)
414.  パブリック・エネミーズ
デリンジャーは多少知ってる程度。 大恐慌当時の大衆のヒーローでしたが社会情勢や彼自身を上手く描けてないんじゃないかと思います。美学を貫いていたって点も描写が薄くイマイチ。むかし本で読んだ伝記だともっと魅力があったんですけどもね。映画はエピソードを軽くなぞった感じ。美術は良く出来てたし、銃撃戦はマンらしく迫力があった。デップとデリンジャーは合うと思ってたんですが残念な出来かな。
[映画館(字幕)] 5点(2009-12-16 01:16:39)
415.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
相変わらず言葉遊びというかセリフ回しの妙が巧みですね。今回は多国語なので尚更ですが、よく見ていないと分からないので集中した方が良いのはいつもの事か。 時折挟むブラックなギャグとOPの農家、バスターズ登場、居酒屋の会話なんか面白かったな。タイトルにもあるバスターズの活躍はあるものの、冒頭のユダヤ狩りから逃げ延びるショシャナに重点が置かれているかな。その大きな二つの流れが、どうストーリーに絡み交差するんだろうと思ってましたが、ほぼ無関係だったのが残念。それぞれ見応えがあったけどバスターズ側の大暴れももっと見たかったなぁ。 ナチとユダヤ人の関係や歴史は多少知ってる程度ですが、コレを観てナチ嫌いな人やユダヤ系の人は拍手喝采するんですかね?まぁタラに言わせれば、映画オタの俺が映画でナチを皆殺しにしたぞ!ってトコがカッコいいと思ってるんでしょう。なんにしても毎度いろんな作品のオマージュが多くて、ホントにタラは映画好きだよなぁと思いますわ。
[映画館(字幕)] 6点(2009-11-22 21:09:48)(良:1票)
416.  ソウ6 《ネタバレ》 
上映前に「シリーズのSAW集編を上映!」と宣伝でやってましたが、全く参考にならない上、何度も時間軸が交差するのでシリーズを見直してから見ることをお勧めします。 やはりここまでシリーズを続けていくと衝撃度は薄れ、ゲームのグロさだけが浮いて見えますが、色々と伏線が回収されていくので興味深かったですね。 ただのグロいお仕置きゲームにしかなってない、(自称)二代目ジグソウのホフマン。複数参加型のゲームが多く、そのどれもが誰かが生き残れない物ばかり。特定の人物のゲームに駒として他人を配置、生死を軽視し支配欲の強いホフマンによるゲーム。そのホフマンを良しとしないジグソウによるゲームが行われるのも分かりますね。っつうかそこまで読んでいるジグソウさんの眼力には敬服しますが、そもそも見る目がないって解釈もできる気がしますけども。「ジグソウ役やってみる?」と、支配欲満々なホフマンを釣り上げたのかも知れませんがどうなんだろう。4で死んだと思われたペレーズ捜査官が秘密裏に捜査を進めてた、なんてやっちゃったから何でも出来るかな。 まだまだ続くようですが、何処が落とし所かスッカリ分からなくなってるんですがどう落とし前をつけるんだろうなぁ。
[映画館(字幕)] 6点(2009-11-10 21:46:59)
417.  スペル 《ネタバレ》 
ライミ、久々にホラーを撮ってたんですね。スパイダーマン・シリーズで名声を浴びたため、もうコッチ側には来ないかと思ってました。 主人公に呪いをかける老婆は「死霊のはらわた」シリーズの死霊を思わせる形相、序盤の主人公との肉弾戦なんかもホチキスで顔面を止められても、定規を口の中に突き立てられても向かって来りと大活躍だったな。ヨダレ垂れ流しで入れ歯を何個も入れてるくせに動きは俊敏で飛んだり跳ねたり強いわ、振りかえると婆、朝起きたら彼氏が婆とお約束満載。主人公が口に入ったハンカチを一生懸命引っ張り出すトコなんか、ドリフで志村が「あぁ~あ~?」と言いながらずっと出てくる万国旗のシーンを思い出しちゃいました(もうちょっと長くやってたらもっと面白かった)。ホラーと笑いは紙一重と言いますが、やっぱライミは変わってないんだなぁと思わせてくれる作りで喜ばしい限り。またスパイダーマンに取り掛かるみたいだけど、はらわた4なり違うホラー作品なり楽しみに待つとしますか。 しかし主演のアリソン・ローマンは割と名も売れてるのに、よくこんなヨダレだの入れ歯だの血しぶきだのとぶっ掛けまくられの映画に出たわ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-10 21:45:07)(良:2票)
418.  マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
2001年のアルバム「インヴィンシブル」以降は音楽活動を行っていなかったマイケル。もう音楽への情熱はないのかと思ってましたが、2009年になり「最後のコンサート(どんどん追加して50回w)」とマイケル本人が宣言し、順調に準備を整えていっていた矢先に急逝。今作はその最後のコンサートになる予定だったもののリハーサル風景。 リハーサルという不完全なものを世に出すというのは、完璧主義のマイケル本人は良しとしないと思うが、マイケルの姿を観たかった世界中のファンのために公開したのは良かったとは思う。まぁ後々映像化するつもりだったんだろうけどね。 リハーサルのマイケルは軽くやっているであろうダンスもキレキレで、高音の歌声も相変わらずでゾクゾクさせてくれましたね。コンサートにかける本気度も凄い。ただ作品全体でいえば、やっつけで大急ぎで作った感がありありで残念でした。100時間以上のリハーサル風景、舞台裏風景から抜粋して編集したらしいけど、もっと編集含め場面も吟味して欲しかった(これ以上の良い場面がないのなら謝ります)。ファンは大丈夫だろうけど、マイケルをあまり知らずにお祭り感覚で来ている人は観てもピンと来ないだろうな。 約10年間の音楽活動をしていない空白期間が物凄く悔やまれる。側近にもうちょっとマイケルを理解できる人、守ってあげられる人がいればな。色々な面で晩節汚した感があるので興味のない人や最近の若い子には変人奇人としか映らないだろうけど、アルバムを聴いたりプロモやツアーのDVDでも見れば、数多くいるスーパースターの前に超がつく別格の人だったというのが分かると思います。このドキュメンタリー作品の「THIS IS IT」ではなく、本来のコンサートの完成形を観たかった。合掌。
[映画館(字幕)] 6点(2009-10-29 01:30:40)(良:1票)
419.  エスター 《ネタバレ》 
10年前に浮気をした夫、元アルコール依存症でそのせいで聴覚障害のある娘を池で溺れさせてしまった妻、凡庸な長男、聴覚障害のある娘の一家に引き取られる、一見愛らしい少女のエスター。古風な服装とヘアスタイルを好み、見た目の愛らしさの裏で時折見せる邪悪な顔つきと子供離れした知識と行動力。眼力のある子でダミアン系なのかと思いましたが、きちんと説明できる現代風なオチで納得できましたね。説明できてしまうから逆に怖さ倍増かな。妻が付けていた日記を利用し、自分に害を及ぼす人間を排除する行動を起こすワケですが、狡猾で計算高いエスターにより家庭が崩壊していく様は怖かったですね。もっと家族を信用しよう!と思いましたが、普段の行いも大事だし見た目がアレの子がまさか…って話だからしょうがないか。 やっぱ人は見かけじゃ判断できないね。それが子供にも適用されてしまうとは恐ろしい世の中だわ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-10 18:34:29)
420.  カムイ外伝
原作既読。カムイの説明のような序盤はアッチ行ったりコッチ行ったり過去に行ったり主観が変わったりで、編集やカット割りが物凄く悪いため観ていて疲れましたね。島に行った辺りからようやく落ち着いて話が進んでいきますが、今度はキャラクターが何をしたいのか、後々「あ~そうだったのか」と思わせる行動原理がさっぱり無く説明もないのでワケがわからない。あと数カットでも入れておけ、と思われるシーンが多かったな。馬の脚の秘密とかね。もう脚本が悪いのか演出力の無さなのか想像力が無いのか時間制限アリだったせいなのか分かりませんね。 あと海のシーンが多いがほとんどがお粗末な出来でガッカリ。スローで躍動感の無い忍術関係も含め、CGは出始めの頃のレベル。「おっ」と思わせたのがカムイの中段回し蹴りでポッキリ折れた追忍だけ(でもアレはCGではなく人形と役者だそうです。ようは発想力なんでしょうね)。あの出来で「最新のVFX」と誇らしげに言ってましたが、もう言葉が出ませんね。アントニオ・猪木なら間違いなく「お前はそれでいいや!」と言うでしょう。 松本と小雪はスルーして、他は昔の日本人のように濃そうな人たち、ロケ地や美術、衣装などお金をかけた甲斐があって雰囲気だけは良かっただけに残念でした。
[映画館(邦画)] 3点(2009-09-30 22:00:42)
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2614.06%
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626617.69%
729419.55%
819913.23%
9734.85%
10301.99%

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