午の若丸さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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プロフィール
口コミ数 553
性別 男性
自己紹介 30年以上前の映画に興味があるので、
ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。

基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。
それからどんでん返しモノ。
真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。

レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。

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401.  グランド・ホテル
メインが5人という人数で、それほどテンポが早くないため、無理なくついていけました。 正直言って前半は退屈でしたが、後半に登場人物が次々と絡みだしてからはかなり楽しめました。 特に、5人の中でも最も幹になっていたと思われる「男爵」が、あのようになってしまったのは意外で、古典なのに斬新に思えました。 さりげなく流してますが、実は、かなり思い切った展開ではないでしょうか? 逆に、あのインパクトにかなり持っていかれてしまった感があります。 展開にこれといった仕掛けの妙といったものは感じませんでしたが、群集劇の元祖だけに入門テキストとしては最高ではないかと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2011-02-16 23:19:35)
402.  イースタン・プロミス
どギツい描写の割には内容は重厚ではなく、それほど構えずに様々な人間模様を楽しめました。 話の流れとしては、エンジンがかかり、ようやく暖まってきた段階で終了した感じです。 ここで終わってしまったのがもったいない。 結果、背後に深い闇が潜んでいるような雰囲気を漂わせた割には小さくまとまった印象を受けました。 また、米情報誌で「大どんでん返しのある映画」22作品に選ばれていますが、「どんでん返し」目当てに見る作品ではありません。 特にサプライズはありませんし、サプライズ狙いで作っていないと思います。 むしろ、その「どんでん返し」の内容がマイナスの効果となり、話が浅くなってしまったように思えてしまい残念です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-14 18:16:32)(良:1票)
403.  I am Sam アイ・アム・サム ネタバレ 
いわゆる「いい作品」。ファンタジー映画です。ホロリと泣けました。 対決相手を執拗に冷たく描き、一転、唐突なハッピーエンドのねじ込み・・・これもファンタジーゆえに納得できました。 合間のビートルズは反則、さすがに批判できません。 タイミングや画としては悪くなかったと思います(さすがに後半くどさを感じましたけど)。 何だかんだ言いいつ女弁護士が最初からけっこう優しすぎ。 主人公とのコントラストを強調するためにも、もっと徐々に柔らかくなってもよかったのでは? 彼女が最後のほうで「私だって完璧じゃない~」というようなことを言葉で語ってしまう、あれは蛇足でしょう。 それがこの作品のテーマだということは、そこまで観賞すれば誰もがわかっているのに・・・終盤の雰囲気に水を差されてちょっと残念に思いました。 例えば、最後はやっぱり離れ離れ、という展開なら号泣できる名作になったかもしれませんが、そんなこと言ったらキリがないのでこの辺で・・・(^^;。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-13 17:43:27)
404.  ショート・カッツ
時間軸を工夫した群集劇によくあるパズルが完成されるような爽快感や、ドンデン返しの意外な結末を期待して観ると肩透かしを食らうと思います。 私はその一人でした。 ただし、様々な人間模様ドラマとして面白い作品でした。 「ショート・カッツ」なだけに、内容が多くてそれぞれコメントできませんが、結局、言いたいことはすべてエンディングの歌詞が言ってくれてると思います。 じっくりと腰をすえて、紙に人物相関図を書きながら観賞するといいかもしれません。
[DVD(字幕)] 5点(2011-02-11 17:26:18)
405.  追いつめられて(1987) ネタバレ 
全てにおいて中途半端な印象でした。 ラブ・ストーリーでもないのにやたら多い前半のラブ・シーン。 必要以上に長く感じたアクションとしていまいちな逃走シーン。 ぬるい警備や捜索のため全体に緊張感が薄く、サスペンスとしても物足りなかったです。 良く言えば、軽い娯楽として楽しめました。これは、ラスト展開のおかげです。 お膳立ての雰囲気が温かったので、「驚愕!」とはお世辞にも言えませんでしたが・・・ 逆にあの最後がなければ、普通すぎて語るところがなくなってしまいそう。
[DVD(字幕)] 5点(2011-02-11 17:23:11)
406.  現金に体を張れ ネタバレ 
スピーディかつスリリングな展開。特に1時間過ぎから急転直下。 ポイントで登場するノー天気キャラが緊張感をさらに増幅させていました。 また、馬の狙撃、殺し合い、そしてラストの現金乱舞と、後半はビジュアル的にもインパクト抜群。 ちょっとした時間軸の工夫もあって、古い映画にない斬新さも感じました。 最後はダラダラせず潔く諦め・・・サスペンスなのに実にスカッとする作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-09 22:19:09)
407.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ ネタバレ 
アクが強い登場人物と適度な展開スピードに支えられ、ストーリーを見失わないで済みました。 ラストに向かえば向かうほどアイディアが効いてきて、かなりバイオレンスな内容にも関わらず爽快に締めてくれたと思います。 いろいろとじっくり食材の下ごしらえをして、終盤に強い火力で一気に炒めた・・・という印象です。 敵役が全滅ではなく、子連れの長身回収屋だけが生き残るところも、なかなか良いセンス。 終わってみれば、実は主人公グループが一番目立ってないのかもしれませんが、ある意味そのように作ってあるんだから当然といえば当然。 内容には大した新鮮味はありませんが、パズル的な展開が楽しめる作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-04 22:45:07)(良:1票)
408.  道(1954)
タイトル「道」が素晴らしいマッチング。まさに人生そのもの。 幕切れはとても切ないのに、悲劇ともバッド・エンドともとれないどこか暖かさを感じました。 というより無理やりでもそう思いたいです。 苦悩するだけでなく、そこから学び成長して前進していくのもまた人生だと思うので・・・ ザンバノもそうであってほしいという願いを込め。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-31 22:16:33)
409.  ナイト・オン・ザ・プラネット ネタバレ 
オープニングテーマから何やら個性派の匂いがプンプン。 人生の教訓がどうのこうのとか小難しくないので、肩の力を抜いて楽しめると思います。 4番目のローマドライバーが前に出すぎな印象で、最後の話がやや地味だったため、後ろにいくほど満足度が下がってしまったのが残念。 ただ、それぞれの登場人物の個性を考えると、これで終わったのがもったいないくらい。 特に最初のロスの話は、このまま1本の作品として続きの展開が見たいと思いました。 実は、最後に5つの話が繋がる何かしらの工夫があるのかと思って、その点を期待してしまっていました。 そのため、何も起こらずエンディングになったときは、ある意味驚いてしまいました。 ホントに一つ一つ独立した話だったんですね(^^; それでも各ストーリーの人間模様が面白かったので満足です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-29 20:11:45)
410.  恐怖の報酬(1953) ネタバレ 
現代のスピードに慣れているせいか最初の1時間は間延びした感じでした。 じっくり落ち着いて観る派でないと、前半はちょっとキツイかもしれません。 車が走り出してからは見所の連続でした。 目的地を目の前にしたときの、暗がりに浮かぶ油まみれの表情が強烈に印象に残っています。 また、岩を爆破するときの緊張感は、下手なホラーの比ではありません。 ラストは「こうするしかないだろう」という定番的なもの。 陽気に踊っていることも蛇行運転も現実的ではありませんが、極端にすることで「極限状態からの開放」をうまく表現していたと思います。 また、もはや正常ではなくなっていたであろう主人公の精神状態がよく表されていました。 うまく終わらせたと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-29 12:20:38)
411.  バトル・ロワイアル
主役の藤原竜也自体が中学生なのか?という感じでしたが、山本太郎、安藤政信に至ってはもはや開き直っている感じ^^;・・・ただ、こういった存在により締まったと思います。 これが本当に若手ばかりのピーチクパーチクだったら目も当てられなかったでしょうから。 原作に描かれていた各生徒の個性が薄まってしまったのは、尺のせいで仕方ないでしょうから大目にみます。 こういう作品に、主張しているテーマとか小難しいことを当てはめるのは野暮だと思い、素直に衝撃的な内容を楽しみました。 基本的に衝撃のみが売りだと思いますので、先に作った者勝ちということで甘く採点。 こういった作品を二番煎じ的に作っても面白くも何ともないと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2011-01-29 12:15:46)
412.  バトル・ロワイアルⅡ 【鎮魂歌】レクイエム ネタバレ 
初っ端から唐突すぎ・・・さすがにⅡだからいろいろ説明は不要ということでしょうか? 滑り出しの女性レポーターの段階で既にドン引き・・・緊張感のかけらも無し。 最初の部屋シーンがやたら長く、やっとバトルに入ったと思いきや無造作な戦闘シーン連続・・・むしろ序盤がまだマシだったということに気付きました。 それにしても生徒の無個性な描写が酷すぎる。また、大物俳優の無駄使いが凄い(贅沢すぎ)。 前作の殺るか殺られるかの緊張感という数少ない長所がバッサリ消えてしまいました。 箇所箇所でやたらに説教くさい会話が多いですが、元々前作はインパクトのみが売りでしたから、今更ごちゃごちゃ理屈は不要です。 細かい突っ込みしてたらキリがない作品ですが、中盤の藤原竜也が呟くシーン「俺間違ってないよな?」にあえて突っ込ませていただきます。 ←「間違ってますよ。選ぶ仕事。」  どうせならVシネマで作ればマニアックにⅢ、Ⅳ、Ⅴ・・・と続編が繋がっていったのではないでしょうか。 Vシネといえば竹内力ですが、最初は狂った猪木か?と思いきや最後は爽やか熱血教師・・・こういうの嫌いじゃないです。 長ぁ~く感じた2時間超の中で唯一救われました(面白い突っ込みどころという意味で)。
[DVD(字幕)] 2点(2011-01-26 21:28:37)(笑:1票)
413.  太陽がいっぱい
燦燦と照りつける太陽と陰のあるストーリーとのコントラストが見事! まさに「アラン・ドロンがいっぱい」の独壇場でした。 遺体の処理シーンなどは妙に生々しくてドロドロさ加減が増幅・・・そしてラストシーンでトドメを刺されました。 バックに流れる音楽とも相まって、ホント切ない名作だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-26 18:41:25)
414.  アメリカン・ビューティー ネタバレ 
これはやられました。構成がうまいっ!という感想です。もちろん、一本筋の通ったテーマの主張があったからこそです。 序盤から曲者がたくさん登場し、風呂敷広げすぎて大丈夫かと冷や冷やしましたが、それぞれ無駄な配置がありませんでした。 特に隣の盗撮兄ちゃんは単に気味悪い添え物かと思っていたら、彼が核となるテーマを一番語ってくれていたのは意外や意外。 そして、最後の収束のさせ方が素晴らしかったと思います。 ラストだけでも多くの感想を語れる名ラストシーンではないでしょうか。 最後近づく銃口には身震いする怖さもあり、さりげなくどんでん返しの結末もあり、・・・と開けてみたら想像以上にお得だった福袋といった感じです。 暗くなりがちな内容なのに明るさを失わず、品のない会話や描写が多いのに印象が悪くなく、殺されたのに「ハッピーエンド」的な感覚で後味が悪くない、という珍しい作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2011-01-26 13:57:15)(良:2票)
415.  アフタースクール ネタバレ 
意外な展開の三段ロケット! 徹底的に騙されました。 どんでん返しだけでなく、中年の青春カムバックという雰囲気がとても心地よかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-23 20:53:23)
416.  運命じゃない人 ネタバレ 
時間軸を工夫した作品は好きなんですが、テンポが早すぎるとついていけなくなり、何回か見返す羽目になってしまいます(もう若くないもので) その点、この作品の進行ペースはとてもわかりやすく、観る者(年長者)に対する優しさを感じました。 序盤は「中年に差し掛かった人間の青春ストーリーかよ、ありえね~、いやちょっと羨ましい・・・」といった不安と期待の入り混じった気持ちで見ていたのですが、組長がいい味出し始めたころからドップリはまってしまいました。 欲を言えば、探偵君と組長の顛末が曖昧だったので、そこを何かしら面白く作ってほしかったですが、全体としてとても満足です。 最後の仕掛けも良かったです。というより、そのまま本当に終わってたら物凄く不満だったと思いますけど・・・
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-23 20:51:24)(良:1票)
417.  チェンジリング(2008)
警察、精神病院、猟奇的殺人犯、しらばっくれていた子供とその親・・・これだけ様々な理不尽な輩を相手にしている主人公を、自然と応援してしまっていました。 やり切れなさが凄かった前半の割りに、後半はやや淡々と進んだ印象で、相当苦労したであろう母親の心境が、もう一つ表現されていなかったように感じました。 時代を反映した町並みの雰囲気はとても良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-22 21:05:17)
418.  シックス・センス ネタバレ 
驚愕の結末が注目されがちですし、現に驚きました。 ただ、自分が死んでいたことに、あの時点まで気付かなかったというのは明らかに不自然さを感じます。 それまでの間、接点を持とうとしたのは妻だけではないはずですし・・・ 確かに意外な結末ではありますが、観ている者を驚かすことが主目的になってしまったのか、ちょっと情報提供が足りないように思いました。 推理小説でいえば、手がかりを全て示すという原則が守られていないという、アンフェアなイメージです。 ストーリー自体はシンプルでそれほど深さを感じませんでしたし、ゴーストにしてもちょっと陳腐だった気がします それでも、夫婦愛と親子愛をメインテーマにしたことで高評価なのかと思います。 オチ云々よりも、そういうところが心に残りました。
[DVD(字幕)] 6点(2011-01-22 20:59:10)
419.  妖星ゴラス ネタバレ 
例え下手ですが、「吉野家」で牛丼を食べていたら、ご飯の中から「かつや」のトンカツと「てんや」のかき揚げが出てきたような感覚。 クオリティはそれなりきで、本筋とやや脱線したことが起こりますが、ワクワク感がありました。 それで旨かったのか、不味かったのかは、正直何とも言えませんが、クレームをつける気は起こらず、むしろ楽しめました。 衝突が迫ったところで記憶喪失の金井さんの顔がアップになったときは、突然変身アイテムでも取り出すんじゃないかと思ってハラハラしました・・・光の国とやらから助っ人が来るんじゃないかと←記憶喪失がその伏線で(^^;  それはさて置き、同じテーマ?の映画「アルマゲ丼」には発想とサプライズで十分勝てる!(のか?)
[DVD(字幕)] 6点(2011-01-16 16:54:09)(良:2票)
420.  告白(2010) ネタバレ 
話題に踊らされるのが悪いと言われればそれまでですが、こういったたまに出てくる「問題作」的なものは、どうしても一度見てしまいます。 古くはバトル・ロワイアルあたりがそうでしたが、それより衝撃的でした。 基本的に「衝撃を与えること」自体がテーマであって、その背後に重いテーマが表現されているという風に、善意に解釈する必要はないと思っています。 極端に漫画的な人物設定や、PVのような画・構成など、一つの娯楽エンターテイメントとしてたまにはありかな・・・と。 それにしても、ここで出てくる親に象徴されるようなPTAやら教師やらには、到底容認し難い内容でしたね。 お堅い規制サイドは目くじら立てたと思いますが、作り手側はしてやったりでしょう。 主要登場人物を全て胸糞悪いキャラクターとして描き、それを最後までつらぬいて救いすら与えなかったことには、ある意味敬意を表します。 鑑賞後に残るものはありませんでしたが、大きな打ち上げ花火のようにドッカーンと一瞬で消えるのもまた良し、ということで。
[DVD(邦画)] 5点(2011-01-15 07:48:50)
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