421. 深海からの物体X
題名は【遊星からの物体X】をパロった物なんだろうけど、あちらさんの原題がThe Thingに対してこちらさんはCreatures from Abyssだから、特にいい加減なタイトルじゃないと思います…と思ったらなんとこの映画!調べて見ると実は94年の製作で大元の原題は【PLANKTON】だそうな!なんともいえないなこれは…大元は違えどとりあえず遊星~のパクリのような邦題を持ってるんで比較して見ますが、作品としては断然前者の方が上。ストーリーは、リバイアサンのようなものだけど、演出と展開がどうもイマイチ。汚染されたプランクトンの粉末食って魚に変身ってどういうことだ?そもそもあんな危なそうなもん喰わねぇだろ、普通…。変身した魚クンのメイクの安っぽさは許せてもこれは…どうもね。もう少しストーリーを練ってくれれば、結構いけたと思いますよ、多分…恐らく…十中二三くらい…。 3点(2003-12-22 03:03:05) |
422. クリスチーナの館
《ネタバレ》 う…なんか言葉に詰まる…。見る前と見た後じゃだいぶ印象が変わった。パッケージから、オカルトめいた話を想像したんだけど、どうも後半の展開が…特にいきなりカラクリ屋敷に変貌するところがヲイヲイって思ってしまいました。うーん、微妙だ…。 3点(2003-12-22 02:47:43) |
423. 学校の怪談3
ホラーというジャンルにして良いのか怪しいところですが、例によって怖くは無いです。まあ、暇つぶし程度にはなるかな…と。 3点(2003-12-08 01:40:45) |
424. ハロウィンH20
いまだに1作目しか見てませんが(いつかまとめて見る予定)、時代が変わるごとに恐怖も変わり、オカルト色は薄れたと思います。今でこそ大女優になったジェイミー・リー・カーティスとジョシュ・ハートネットの共演は嬉しいけれども、シリーズの顔であるドナルド・プレザンス扮するルーミス医師が登場しないのは少しつらいと思うし、冒頭の殺人から約1時間何も起こらず淡々とストーリーが進んでいくのもホラーとしてのテンポを鈍くしていると思う。まあ、それがこのシリーズの作風だと言われればそれまでですけど。余談ですが、劇中に【スクリーム2】を見ているシーンが登場するのは、【スクリーム】で【ハロウィン】の記念すべき1作目を見ているシーンが登場する事へ敬意を込めての御返しなんでしょうか? 3点(2003-12-04 01:55:49) |
425. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地激震
《ネタバレ》 ことの始まりは“天地大乱”と間違えて借りてしまったこと。まあ同じシリーズだから良いか、なんて思ってたのが間違いだった。この映画はリー・リンチェイのシリーズとは全く関係が無い!それどころか恐ろしいほどいい加減な作品だ。まず、時代からして大きく違っている。確かにウォン先生も柳生十兵衛も実在の人物だが、前者は19世紀、後者は17世紀の人間だ。十兵衛はタイム・スリップしてきたとでもいうのか!?しかも、明らかに中国人の顔だし、妹のさくらと話す時まで中国語だ。何故中国語がそこまで上手い!?その前に同じ日本人なのに何で中国語で話す必要があるんだ!?まあそれはまだ許せる。しかし、しかしだ!ストーリーの方もとんでもない事になっている。物語中盤で、その土地一帯を統治する総督とちょっとした騒動を起こすのだが、そこに十兵衛乱入、ウォン先生すかさず「こいつと決着をつけるために3日くれ!」といい、暫し猶予を貰う。そしていざ決闘。ここに関してはなんら問題は無いが、問題はその後。十兵衛さん負けちゃって「武士道を知らんのか?武士は決闘に負けたら自害しなくてはならん」え、ちょっと待って、刀の使い方、明らかに中国武術なのにここにきて武士道持ち出すんスカ?なら初めからカンフーなんか習うなよ!さらにウォン先生、自害をやめさせ「カンフーは寛大だ。また一からやり直そう」と、十兵衛改心、修行に目覚めるのであった…終わり…え゛…ちょっと待って!総督との決着はつけないんカイ!?と、、最後の最後まで何がやりたいのかわからん映画だったとさ… 3点(2003-11-03 09:15:42) |
426. グール
“宣伝文句はウソばっかり”という最大の鉄則にまだ気付いていなかった時期に見た映画なんで、それはもう期待に胸を膨らませて見た。なんたって“ゾンビ”“死霊のはらわた”と比較し、それらを超えたとまで言っているのだから期待しないわけがない。そして、見終わった時の気持ちは、「もう宣伝を信じるのは止めよう…」というものだった。恐怖シーンは皆無に等しく、残虐シーンも不完全燃焼気味。おまけにストーリーが…と、正に踏んだり蹴ったりの作品だった。 3点(2003-11-01 02:30:26) |
427. デモンズ’95
冒頭、いきなりドアを開けて入ってくる1人の男、そして、何食わぬ顔で脳天に出会いの一撃を喰らわす主人公…こんなとんでもないオープニングから始まる本作は。デモンズ95というタイトルがついているが全くのインチキ。したがってデモンズシリーズではありません。テンポが非常に悪いうえに、支離滅裂。最後まで「え…?」という言葉が絶えなかった。 3点(2003-10-31 19:10:46) |
428. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版
ナイト~が名作な事は周知の事実。しかし、この最終版に至っては当てはまらない。コピーにデカデカと“未撮影に終わった15分のショックシーンを新撮、編集したディレクターズ・カット版!”と書いてあるが、このシーンにロメロ監督は一切関与してないし、そのシーンもショックシーンでもなんでもなく、ただ話のテンポを鈍くしてるだけ…まあ、死霊のえじき最終版のようにカットされてるシーンは無いのでそれだけマシ。 3点(2003-10-06 01:42:18) |
429. アトミック・トレイン<TVM>
意外性を表したかったかどうかは解らないが、この系統の“お約束”を見事に無視した作品。あらすじが、核を積んだ列車のブレーキが故障して…というものなので、“スピード”のようにどうやって列車を止めるかという登場人物たちの奮闘を描ききるのかと思いきや、前半1時間であっさり列車は止まる。そこから、緊張の爆弾解体シーン、核の脅威も去り、これでめでたしめでたしと思いきや、これまたあっさり核が爆発…最後には大統領の教訓で終わり…と何も考えて作ってないとがよくわかる。意表をつきたかったんだろうが、オチが中途半端…というかオチてないし…。まさにビデオ屋で金払って見るもんじゃないです。 3点(2003-08-31 02:54:53) |
430. ワイアット・アープ(1994)
映像や音楽は好きだし、こういった1人の人間にスポットを当ててその人間の半生をじっくり描くといった映画も好きだけど、それをこの人物でやらなくても良いんじゃないかと。有名なOK牧場の決闘が出てくるけど、ワイアット・アープの名を一躍有名にした出来事のはずなのに、その描写が非常に少ない。ならば“OK牧場の決斗”を見たほうが遥かに面白い。回想録としてはそれ程悪い出来でもないんだけど、西部劇としてみると、やはりそのテンポの悪さ、盛り上がりのなさ、そしてこの長さが玉に傷かと… 3点(2003-07-20 17:35:23) |
431. 学校の怪談4
殆どノリで見た映画だけど、やはりホラーじゃない、というか怖くない。しかも海に引き込まれた子達、普通に考えて死んでるんじゃないか?幽霊も出てくるけど、結局は遊び相手欲しさか?それならガラリと趣を変えて、昔懐かしい少年時代の回想録的な映画にしてくれた方が遥かに面白いと思うんだがねぇ…いかがなものでしょう? 3点(2003-07-20 15:03:07) |
432. キャリー2
テレキネシスの破壊力と残虐性はよりいっそうパワー・アップしてるけど、ストーリー性は一段と薄っぺらいものになった。前作のような独特の雰囲気や深いストーリー性は見事に消え失せ、ただのバカなティーン・エイジャーの学園モノに成り下がってしまった。とりあえず、前作の生き残りのスーが出てくるけど、全体からしてみればそれほどプラスになるものじゃないし、第一、題名と内容がそんなに深く繋がってない・・・残念ながら前作を超えることは無理かと。確かに主人公の女の子は前作と違ってクールでたくましいけど、あれで16歳というのはちょっと無理があるし、何よりあの髪型だとどうしてもシガニー・ウィ―バーに見えてしまう・・・ 3点(2003-07-07 16:21:37) |
433. チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁
前に深夜番組でやってたんで何となく見た。今回も色々と文句を付けたいと思います。21世紀も明け、近頃古い、というよりなりを静めていたホラーシリーズが一気にまた作られている様な気がする今日この頃。ハロウィンや13日の金曜日などの人気シリーズが再び稼動し始めてますが、果たしてその出来はどのくらいシリーズのファンを納得させられるものになってるんだろうか?例えばジェイソンX。この作品のレビューを見れば解るが、殆どの人が明らかに13金シリーズとは思ってないでしょう。実際その通りで、実質上のつながりは殆どなく、どちらかといえばパロディーのような作品に成り下がってる。シリーズとして見なければそれなりに楽しめるんだけど、やはり名前を使う以上はある程度の関連性をもたせるべきだと思う。さて、この作品。サブタイトルが“チャッキーの花嫁”。フランケンシュタインの~に似ていると思う人もいると思うけど、映画を見れば解るとおり、実際にフランケン~の映画を見ているシーンが登場する。しかも、チャッキーは昔の恋人に甦らせてもらうのだが、なんとフランケンシュタインの怪物のような形相になってる。しかもラストではセリフをそこから引用していたりするので、どう見ても狙ってるとしか思えない。冒頭のシーンでは見たことのあるようなホッケーマスクも登場してるし、殺し方も、明らかにヘル・レイザーのピン・ヘッドを意識しているようなものが登場する。オープニング曲を歌ってるのはロブ・ゾンビらしいんだけど、この手の映画でハード・ロックとはいかがなものか。それに黒魔術の儀式を行ってるシーンも登場するけど、それをやってるのがどう見てもビジュアル系バンドの女性シンガーみたいな女なので、不気味というよりは新手のプロモビデオを見ているように感じる。そしてその彼もまたマリリン・マンソン?ザ・クロウのエリック?みたいな格好してるし…。それに、この作品の殺人鬼は人形なので、人形同士が話してるシーンなどはちょっと過激な人形劇を見てるようで逆に笑える。作品全体の印象として、殺人シーンは過激だとは思うが、映像は綺麗だしエフェクトも多様してるので、怖いというよりはむしろ派手な気がする。昔のようなB級は作れなくなってたり、仮に作れたとしても今の人たちが寄り付いて来ないなどの問題があるからなんだろうが、ホラー映画の場合は少し映像が荒くても問題ないと思うし、そちらの方がより不気味さを強調できると思う。あまりに荒いのはやめて欲しいけど…。逆に、恐怖の対象を完全に見せてしまうのは、ネタバレしている手品のようで面白くないと思う。完全には見せず、ある程度観客の想像力に任せるような作品の方が、CGや特殊メイクを使って派手に表現する怪物よりはずっと怖いと思う(いい例がエイリアンなど)。近頃の映画は殆どがこの類だと思う。そして忘れちゃいけないのがエンディング。後味が悪い終わり方の方がホラーは良いんだが、それをシリーズで、しかも何回も使われるとやはり「またかよ!」といった感じでマンネリ化してくる。この作品も例外ではなく、続編が出てもおかしくない終わり方をする。続編ものは大体質が落ちていくので、あまり長く続くのもどうかと思う。まとめて、この作品に限らず、最近のホラー全体にいえるんだけど、やっぱりCG技術などが向上して、アクションやSFなどがどんどん進化している分、ホラーは80年代からどんどん退化していっていると思う。ジャンル自体が廃れているのもあるんだけど。しかし、まだ完全にはなくなってはいないし、このジャンルに取り組む以上はやはり、ある程度の質を持った作品を作って欲しいと思う。最後にこの作品に一言、発展させるあまりに空振りしすぎてる気がします。なので、点数は、とりあえずシリーズの続編ではあるので3点 3点(2003-06-30 02:29:32) |
434. 学校の怪談2
あ、和尚さんがゲームギアやってる…。なんか前作がヒットしたから(したのか!?)作った様な気が…。内容は前作と大体同じ。前作の方がまだマシだけど、やはり子供向けなホラー(なのか!?)。なんか妙なツッコミ入れてくる女の子と、なぜか最後以外喋らない男の子が印象に残ってる。なんだかんだで3まで見ちゃったけど、3のキャッチフレーズ“3番目が一番怖い…”、はい、全然怖くなかった!!! 3点(2003-05-17 18:31:29) |
435. 学校の怪談
私、恥ずかしながらこの映画を映画館の大スクリーンで見ました。みんな怖い怖いとかいってる(と言うか宣伝がそうだった)のでどの程度なのかなぁと思ってたら映画が終わって、あれ?怖くないぞ??俺おかしいのかな?それから数年後…ここのレヴューを見て一言。あぁ、やっぱり俺はおかしくなかったんだナァ… 3点(2003-05-17 18:18:21) |
436. ファントム(1998)
先ずこれにピーター・オトゥールが出てるって時点で驚いた。あらすじを読んだ時はなかなか引き込まれるものがあって多少なりとも期待したが、実際に見てみると全く大したことのない映画だった。前半はオカルトホラーのような描写だったのに後半からSFにバトンタッチ。まあそれだけならまだ良いにしろ、物語に全く引き込まれるものがないままあっさりラストをむかえ、しかも全然深みが感じられず、期待した分非常に残念だった。 3点(2003-04-11 00:03:45) |
437. シベリア超特急
《ネタバレ》 僕と同年代またはそれ以上の年齢の“映画少年”たちは、水野さんをはじめ淀さんや高島さんなどの“映画解説者”にかなりお世話になっているわけで、水野さんの名誉を守るためにあえてフォローをしたいと思いま………したけど、やっぱりこれ、フォローできません。水野さんの映画に対する情熱は伝わってくるのですが、なんつーか、こう、脚本だとか、演出だとかが下手すぎて全く映画として面白くないのです。そして、極めつけは水野さんの棒読みの台詞。ここまで物凄いのもなかなかお目にかかれないものです。今思えば、この棒読みの台詞が映画の内容をそのまま投影していたんだなぁということに気づきました。と、色々言いたい事はあるのですが、さすがに(一方的に感じている)恩義があるので、ここまでにしておきます。それにしても、こんなに凄い作品なのにレビュー数が100を超えてるとは、物凄いですね。どんなにつまらなくても、見たいという欲求を持たせてしまう…。そんなある種の“魔法”のようなものではないでしょうか?いやぁ映画って、本ッ当に良いモンですねぇ。それでは、また次回お会いしましょう~。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-05-03 00:18:10)(良:2票) |
438. クリーン、シェーブン
スタイリッシュ、と取れなくも無いが、見ているうちに自分にも電波が入ってくるのではないか?という考えが浮かんでくる。残念ながら俺には「人を徹底的に不快にするだけの映画」としか取れなかったよ…。 2点(2005-02-11 17:57:43) |
439. 死霊のはらわた 最・終・章
本家本元が【死霊のはらわた】→【死霊のはらわたⅡ】→【キャプテン・スーパーマーケット/死霊のはらわたⅢ】と続くのに対し、こちらは【新・死霊のはらわた】→【続・死霊のはらわた】と続く(死霊のはらわたとは全く関係が無い)似非続編の最終章でございます。…といってもストーリーが全部繋がってる訳ではなく、原題のままリリースするより有名な作品の続編としてリリースした方が客が寄り付きやすいというような考えの元付けられたであろう題名です。【死霊のはらわた】がオールタイム・ベストである僕にとって、この作品は文字通り「踏み潰したくなるような映画」なのですが、あくまで製作者側は続編として作っているわけではないので、ここは単品として評価しますが…えぇ、感想…駄作!ストーリー大雑把だし演出もイマイチだし、おまけにBGMがホラーなのにバリバリのロック!意味不明です。チリソースから出てくるお化けのBGMが「チリィ~」って、笑うなって方が無理です。真面目に見るより、ひねくれた見方をする方が面白いという作品があります。これが正にそうです。 2点(2003-12-21 03:24:52) |
440. 続・死霊のはらわた
前作同様、死霊のはらわたとは全然関係がない“似非続編第2弾”しかも前作以上に破局しまくっているという困った作品。刑務所を脱獄した凶悪犯グループが山間の宿に立てこもるが、実はそこはゾンビパウダーを研究するじいさんが住んでいて、1人また1人と餌食になっていく、というのが大まかなストーリー。1度でもこのビデオパッケージを見た人なら“ついにゾンビ・キングが目を覚ます”というフレーズが気になるところだと思うが、1時間たってもそんなモンは出てこない。約1体、それらしきものは出てくるが、すぐにどっか行っちまうし、わけ判らんシーンが大量に出てくる、展開がわけわからん等々非常に困った、且つ「またやっちまったぁ!つかまされたぁ~~!」と実感する映画である。 2点(2003-11-01 02:07:40) |