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421.  タロットカード殺人事件 《ネタバレ》 
1年以上前にアメリカ旅行中に見たんですが、日本で公開される気配がなかったので、そのまま国内未公開扱いになるのかと思っていました。話のプロット自体は、たいして珍しくない、2時間ドラマ級の内容だし、結末も予想どおりというか、あっさりしているので、本格的なサスペンスを求めたらがっかりするとは思うけど、ヨハンソンとアレンをはじめ、登場人物どうしの掛け合いが実に楽しい。DVDで十分の内容だとは思うけど、マチネーの映画館で「ウディ・アレン感度」のよい観客たちと一緒に笑いながら見られたので評価は甘めだと思います。
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2007-11-24 08:35:12)
422.  フラガール 《ネタバレ》 
ストーリーはベタだが、キャラを絞って丁寧に描いているので、安心して「王道」ぶりを楽しむことができました。何よりも寂れつつある炭坑の町を舞台にしながらも、「自分のために踊りたい」というフラガールたちのまっすぐなところが気持ちいい(これも映画的には非常にベタな設定だけど)。不満は、必ずしも練り切れていない台詞と、クライマックス・シーンの演出。蒼井優のダンスにフォーカスした発表会になってしまっていて、最後にどんなふうに登場人物たちの気持ちが重なり合うのかっていう部分が弱かった。エピソードの積み重ねで盛り上がった自分の気持ちを持って行く場がなくなって消化不良な感じ。これは、他の「・・ボーイズ」やら「・・ガールズ」の類似作品全般に言える不満だけど。俳優がいかにがんばったのかは、DVD特典あたりで見せてもらえばいいものであって、映画本編ではやるべきではないように思う。
[地上波(邦画)] 7点(2007-10-09 13:25:40)
423.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
世界中の女性が憧れる仕事だったら、数百or数千通という応募があるだろうに、そもそもなぜ主人公が面接を受けられることになったのかが謎でした。まあ、そうしないと物語が始まらないわけですが・・・。そういう設定上の詰めの甘さがあるものの、ミランダのワガママぶりに振り回されるジャーナリスト志望の優等生アンディの成長ぶりは見ていて気持ちがいい。ミランダの仕事に対するプロフェッショナリズムがアンディにしっかりと伝わったからこそ、ラストの選択があったのだと考えれば、ストーリーにも納得できます。ただ、カレシのエピソードは余分だったかなあと思いますが。あと、もっとも印象に残ったのが、メリル・ストリープのノーメイクでの「老けっぷり」。鬼上司との落差を楽しそうに演じる余裕を感じました。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-21 08:32:07)
424.  ドリームガールズ(2006)
20世紀後半の黒人音楽文化を取り巻く変化を(楽屋オチ的裏話も含めて)ミュージカルベースで描いていくというのは、よくあるパターンだけど十分楽しめた。中古車のディーラーから、プロデューサーとして白人社会に食い込んでいこうとするカーティスの情熱とその後の変化も、そんな時代背景と無関係ではないのだろう。ただ、ジェニファー・ハドソンのパワフルな歌唱は最初はよかったけど、あまりに繰り返されるので一本調子に感じてしまって、だんだん飽きてきてしまった。それに、ソウルフルに熱唱したシーンが登場人物の心の声を代弁するという演出は、あまりにも安易すぎるような・・・。逆に、自分とも重なる損な役回りをさらっと演じたビヨンセは好印象。
[DVD(字幕)] 6点(2007-09-03 09:12:57)
425.  ディパーテッド
もともと設定の勝利という感じの映画なので、物語自体は十分楽しめる。けれど、一番期待していたディカプリオとデイモンの対決シーンにがっかり。スコセッシなら、香港版の緊迫感とカッコよさをうまく再現できると思ったんだけどなあ。Fワードを連発するだけの、よくある平凡なギャング映画になってしまった。見所は、ウォルバーグのイヤ~な上司ぶりくらいかな。
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-25 01:59:59)
426.  ダーウィンの悪夢 《ネタバレ》 
上映時の評判から結構期待していたのだけど、少し期待しすぎたかなあ。タンザニアのビクトリア湖で増殖し、生態系を破壊するナイルパーチと、生きるためにはそれに頼らざるを得ない現地の人々。バーチは日々飛来する飛行機によって先進諸国へと運ばれ、その食生活を支える。グローバリゼーションを語る図式としては、中心が周辺を搾取するという古典的な枠組ではあるものの、ナイルパーチの天干し、食べ物を奪い合うストリート・チルドレン、インタビューした娼婦が後に殺されてしまうなど、ショッキングなシーンや展開がそれに一定の説得力をもたせる。ただ、いくつかの秀逸なドキュメンタリーと本作を隔てているのは、その現場にいるはずの撮影者・製作者の姿が全く見えず、このフィルムがあたかも「客観的な事実」であるかのように差し出されていることにあると思う。現場の状況に直面してうろたえ、葛藤する(ナイルパーチを消費する側にいるであろう)製作者の姿があってこそ、私たちは、この作品で描かれている出来事に対して「共感」することができたのではないかと思うのだが・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-22 08:05:44)
427.  グエムル/漢江の怪物
『殺人の追憶』で80年代を描いたポン・ジュノ監督が描いた現代韓国社会はなんとモンスター映画! しかし、主人公家族から、警察、在韓米軍まで、どうしようもない間抜けな人たちを愛情をもって描く監督のスタンスは変わらず、このへんはハリウッド産怪物映画と一線を画する印象だった。ストーリーが荒唐無稽になったぶん、つっこみどころは満載だし、監督の政治的メッセージを過剰に読み込むことも可能かもしれないけど、個人的には、愛すべき家族のやりとりを見ているだけで十分に満足だった。怪物は、なぜか『千と千尋・・』の「カオナシ」を思いだしてしまった。なんでかなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-22 07:42:19)
428.  ラフ ROUGH 《ネタバレ》 
なんでこういうキャスティングになってしまったのでしょう。圭介、仲西、緒方のそろいもそろった棒読みのオンパレード。エピソード消化優先で亜美と圭介の関係が少しずつ変化していく過程を丁寧に描こうという態度も皆無。「今度おぼれた二ノ宮を助けるのは絶対に俺でありたい」という名セリフもボソボソで聞き取りにくい。そして原作ではあえて描かれなかった勝負の決着もあっさりと描いてしまい、何の余韻も残らない。これでも、同原作者のもうひとつの映画よりは「まし」らしい。東宝はいったい何がしたいのやら。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2007-07-30 02:05:12)
429.  硫黄島からの手紙
『父親たちの星条旗』では複雑で凝った構成で戦争をめぐる「社会」を描いたけれど、こちらは正攻法で戦場というミクロな空間における戦争を描いている。戦場のさまざまな人物像に焦点を当てる構成で、とくに加瀬亮演じる元憲兵の清水が印象的だった。戦場を描くといっても、戦闘シーンそのものは淡々としていてあっけない。みんなあっけなく死んでいく。映画全体を達観したような「あっけなさ」が覆っているが、にもかかわらず戦場の「人間」を描けてしまうのがイーストウッドの卓越した技術なのだろう。硫黄島二部作に共通するシンプルなヒューマニズムには十分に共感できた。ただ、二宮和也の起用は、他の方もいうように疑問。アメリカではアジア人は大人も子どもも同じような「年齢不詳」に見えるとよく言われるが、この映画での二宮はそのアメリカ人の「年齢不詳」感をそのまま映像にしたような、(日本の観客から見れば)大人と子どもを行ったり来たりする不徹底な人物設定に思えた。本人はがんばっていたと思うが、これはキャスティングと人物設定の問題だと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-27 10:10:37)
430.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
予備知識ほとんどなしで見ました。序盤のスリラー調の演出から一転してタイムトラベルものになり、最期はちょっと切ないラブストーリーという展開には飽きずに楽しめました。脚本もがんばっていたと思うけど、残念なのはやっぱり主人公のヒロインに対する思いの深さが序盤に伝わってこないこと。子ども時代に二人に絆の強さを示すようなエピソードがほしかった。ただ、この点は実は主人公の「片思い」だったという解釈もできる。過去の小さな出来事の変化で、彼女の彼への思いは簡単に覆ってしまう。そういう部分の「切なさ」も主題としてド~ンと出してくれたらあと2点は評価が上がったかも。あと、個人的にはラストのオアシスはNG。ストリング中心のBGMで静かに終わってほしかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-19 10:10:50)
431.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
見てて「疲れる」映画だった。ただ、松子のモノローグ部分が実は「光GENJI」の内海君へのファンレターだったことがなんだか妙に切ない。でも、人間が生きていくためのエネルギーなんて、所詮そんなものかもしれない。誰かが自分のことを見ているに違いない、理解してくれるにちがいないというのが幻想に過ぎないとしても、その幻想に浸って生きることの幸福感を表現したHappy Wednesdayはとても美しい。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-18 10:05:03)
432.  RENT/レント 《ネタバレ》 
ブロードウェイキャストの日本公演を見に行ったけど、音響の悪さと不気味な観客の一体感にいまいち乗り切れず、DVDで再鑑賞。ほぼミュージカル版そのままなので、冒頭のSeasons of Loveをはじめ、普通にミュージカルとしては楽しめる。ただ、2000年代の映画として見ると、本編中に多く流れる80年代アメリカン・ロック調の音楽がどうも安っぽく感じてしまう。ミュージカル版でも後半の怒濤の展開は違和感があったのだけれど、映画としてみるとますます疑問。エンジェルの最期やロジャーとミミの葛藤など、映画なのだからもう少し丁寧に描いてほしかった。キャストは(多少歳をとっていても)ミュージカル版のオリジナルキャストをそろえるという徹底ぶりなのに、監督はクリス・コロンバスというのも、こだわってるのかこだわってないのかよくわからない。
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-01 19:16:50)
433.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 
まあまあ。これが典型的ハリウッド映画なら、日常に疲れて人間不信になったシングルマザーの家政婦が記憶が80分しかもたない「博士」と出会い変化していく、みたいなストーリーだったんだろうなあ、などと関係ないことを考えながら見ていた。そんな妄想ハリウッド版と比べると、登場人物どうしでこれといった衝突も起こらず(出会って1日で博士との「つきあい方」を心得てしまう家政婦、クビになってもすぐ復帰、親子ゲンカもすぐ仲直り、教師の思い出話を素直に聞き、適切すぎる反応をする生徒たち)、予定調和的に淡々と進んでいく物語は、良くも悪くも「日本的だなあ」という感じでした。
[地上波(邦画)] 6点(2007-05-20 10:34:45)
434.  レッド・ドラゴン(2002)
『羊たちの沈黙』は、ぼくにとってはジョディ・フォスターの映画だったんだなあと再確認。エドワード・ノートンも好きな俳優だけど、『羊たち』に漂っていたセクシャルな雰囲気が消えてしまうと、レクターとのやりとりにどうも緊迫感が足りなくなってしまう。ダラハイドとリーバのシーンの危うさはよかったけど、やっぱり普通のサイコサスペンスになってしまった感じでした。ただ、ラストのおまけは、ファンにはうれしいですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-06 16:20:43)(良:2票)
435.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
ピーターとMJはやっぱりヘタレだった。等身大のヘタレ青春劇を映画史上最高の予算をかけて作ってしまうバカバカしさが素晴らしい。ハリーの記憶喪失をきっかけに芽生えるちょっとした悪意(このまま復讐のことは言わないでおこう・・)から始まるピーターの転落劇から「許すこと」という主題へのつながっていく流れは見事だった。直接的ではないけれど、控えめながら伝わってくる現代社会へのメッセージもなかなかいいですね。2作目を超えるのは難しいだろうなあと思っていたけど、予想以上の出来でした。それでも8点止まりなのは、やっぱり詰め込み過ぎの印象はぬぐえないから。敵キャラもこんなに増やさなくても十分伝えたいことは伝えられたと思うんだよなあ。
[映画館(字幕)] 8点(2007-05-06 16:08:54)
436.  奥さまは魔女(2005)
予備知識ゼロで見たので、単なるリメイクと思いきや、二重構造のストーリーにちょっと困惑。でも、『めぐり逢えたら』で劇中映画をうまく使ったエフロン監督ならもうちょっとうまくできると思ったんだけどなあ。残念ながら、作り込みを浅く、ただ退屈なだけの脚本でした。ワンパターンなロマコメほど、キャラクターの設定や周囲の人間関係の作り込みが作品のできを左右するというのが持論?なので、その点ではただのダメ映画でした。あと、キッドマンもかわいいんだけど、「THE・女優」というオーラがジャマをしていたかなあ。ケイト・ハドソンあたりがやっても面白かったように思う。
[DVD(字幕)] 3点(2007-02-25 08:45:50)
437.  ALWAYS 三丁目の夕日
最新技術がくすぐるノスタルジーっていうのはなかなか面白い。内容はベッタベタの人情ベタドラマ。エピソードは明らかに詰め込みすぎで、繊細な心情描写なんてものはほとんどなく、トントン拍子に話が進むので退屈はしない。あまり深く考えずに、お約束シーンの数々にパブロフのイヌ的に反応するのが正解かなあという感じ。ただ、多少強引だけどうまくまとまってた話だっただけに続編はいらないと思うけどなあ。
[地上波(邦画)] 5点(2007-02-22 18:14:00)
438.  ナースのお仕事 ザ・ムービー
これはあまりにひどすぎた。コメディ作品ほど細部の作り込みが重要であることを教えてくれたのは、他ならぬ本作の初期ドラマシリーズだったのに・・・。
[地上波(邦画)] 0点(2007-02-18 01:33:53)
439.  県庁の星 《ネタバレ》 
ぼくは前半のほうが楽しめた。イヤ~な織田裕二のキャラと安売りスーパーの対比が面白かった。キャストが豪華な2時間ドラマ(にしては長いが)だと思えば、まあまあ。ただ、後半の挫折以降は、主人公のキャラ変わり過ぎ。それと、エリート1人が心入れ替えたぐらいでトントン拍子にスーパーの問題が解決してしまったのもなんだか興ざめ。しかも、お約束の主人公の演説で性善説をかましたかと思えば、ラストではそれを自らひっくり返してしまうので、結局この映画が何を言いたいのか、よくわからなくなってしまった。意識改革で民間は変われるけど、お役所は変わらない? それこそ資本主義ってものをなめている。あの高級弁当は、やっぱりスーパーでは売れないと思う。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-02-17 19:24:30)
440.  マリー・アントワネット(2006)
ソフィア・コッポラの映画はまあまあ面白いんだけど、決定的な何かが欠けている。『ロスト・イン・トランスレーション』で「日本」との接点をまったく描かなかったように、今作では「男」をまったく描いていない。頼りないルイ16世やら愛人を囲うルイ15世やらプレイボーイの北欧の貴族やら・・・。彼らは、マリーの孤独を際だたせるためだけに存在しているキャラで、それは『ロスト・・』での「日本」の役割とまったく同じだ。ぼくが気に入らないのは、ソフィア自身、それを確信犯でやっているっぽいところ。「日本のことなんてわからないけど、何か?」「男なんてわからないけど、何か?」という開き直った態度の上に彼女の映画は成り立っている。こんなガーリーで自己中な哲学はインディーでやってるぶんには新鮮で楽しいけど、もうそろそろ飽きてきました。
[映画館(字幕)] 4点(2007-02-05 14:50:57)(良:2票)
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