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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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421.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人<TVM> 《ネタバレ》 
ずっと前に見ていたスパニッチュホラープロジェクトのうちの一作品です。 この作品では、完璧に狂った女の歪んだ理想世界の餌食になります。 こんなアパートの管理人がいたら嫌だという、サイコサスペンス色の強いホラーかと記憶しています。 そう、女はアパートの管理人になりたかった(なにをナレーションぶって)。 それも自分の理想どおりのアパートの管理人になって、アパートの住人をお人形のように自分の周りに配置したかった。 まるで女の子のお人形遊びのような理想の箱庭世界が、狂った形で女によって実現されます。 人間の本能にあるであろう支配欲がむき出しになっていると思います(そう考えると、女の子のお人形遊びも隠れた恐ろしさが滲みます)。 独裁者に憧れる変態願望をもつ人ならば見るべきでしょう。自分もダーガーのような歪んだ完璧な楽園に憧れているんで、こういう理想世界を実現させようというサイコ人間は全く嫌いではありません。 しかし、自分は監禁モノが好きなのだと実感しました。 友達に「一番狂ったアパートの管理人が出て来るスペインのB級ホラーは何か?」と訊かれれば、僕はまずこの作品を第一にあげるでしょう。 球体関節人形やフェティシズムな世界が好きな人が見ても、ゾクゾクするシーンがたぶんあるかもしれません。 人形やマネキンはそれが表すものといったら大体は「死体」であり、「支配された元人間」です。糸にかかった身動きの取れない人形をみると、管理人は蜘蛛のようです。 人形とは持ち主の為に命を捧げた存在、命を奪われたオブジェです。 完全な人形となれば、そこには持ち主の魂しか宿らないのです。  文章を書いていると自分も狂ったアパートの管理人みたいになってしまいそうなので止めます。 建物がカッコいいなぁ。曇ったガラスが隔離状態や牢獄っぽさを演出しているかもしれません。 あ、そうそう、誰かに似ていると思ったら、クレヨンしんちゃんの本屋さんでメガネをかけたカマキリおばさんに似ているか似ていないのか、、、 
[DVD(字幕)] 5点(2011-05-10 22:51:50)
422.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド<TVM> 《ネタバレ》 
スパニッシュホラープロジェクトのひとつですが、これは全世界のホラーファンの皆さん!お待たせいたしました!的な内容になっております。 少女の視点で描かれた作品には多く見られる、「現実」と「妄想」が交錯する物語であり、少女の内面的な色合いの強いホラー映画となっとります。こういうの大好きです! なんとなんと!あのスプラッタ界の偉大なる帝王であり総長であられる“レザーフェイス”先生がどうどうと登場するのです! 他にも“ゾンビ”に“ノスフェラトゥ”に“ハイド氏”も登場します。 そもそも主人公の少女は友達がいなくてホラー映画(悪魔のいけにえ)とかホラー小説ばかり読んでいたので、現実と妄想の区別がつかなくなってしまい、怪奇映画やホラー小説の登場人物たちと友達になります。 偉大なるレザーフェイスは、少女の内面世界の存在なので、まるでトトロのように優しい目で少女を見つめ、少女を守るという、少女にとって優しいガーディアンのような存在なのです。 少女とレザーフェイスが対面する場面では、まるで「ミツバチのささやき」でアナトレントがフランケンシュタインの怪物と出会う名場面と似たような神秘性を感じます。 幻想世界の住人とはいえ、ドアをチェーンソーで切り裂くといったことが可能なのは、少女の想いが強すぎてそのイメージが実体化したのだと思われます(ポルターガイスト的な)。  レザーフェイス、ゾンビ、ノスフェラトゥ、ハイド氏がみんなで協力して少女の敵である存在を排除しようとする様は、ホラーファンとして(邪道ですが)勇気付けられるところもあり、感動的でもあります。 ホラー映画の恐ろしい怪物でも、彼女にとっては神話の精霊みたいなものです。 本来は悪役であるはずの邪悪な存在が、力を合わせて一人の孤独な少女を助けるなんて、素敵な話じゃないですか。  邦題では「少女VSレザーフェイスVSゾンビVSノスフェラトゥVSハイド氏」なんてタイトルをつけられても良さそうな作品です(少女とレザーフェイス以外は出席率が悪いですが)。  登場するキャラクターの話ばかりをしましたが、正直言って物語の内容がつかめないというか理解不能なところもあって、良くも悪くもあるのだと思います。 オールスターズだから+1点です。
[DVD(字幕)] 6点(2011-05-09 23:28:02)
423.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 産婦人科<TVM> 《ネタバレ》 
ホラーというよりもサスペンスですかね? サスペンスはあんまり見んのでね分からんのじゃが、まあまあでしたよ。 産婦人科病院の中でノックの音が不気味に響く、、、 少女が可愛い。 ダコタんやアナっちとは競えないながらも、少女が普通に可憐だった。 いいですね、少女は、、、。 映像はそれなりに美しいし、メランコリックな雰囲気も大好きではあるが、 しかし前の方が書かれていたとおり、少し思わせぶりな印象を残します。 良質サスペンスならもちろんですが、B級サスペンスでさえ最近のものは映像のスタイリッシュな雰囲気や、メランコリックな美しさで誤魔化したものなんて結構あります。 B級ホラーでも最近の映像技術を使えば、美しい映像や雰囲気なんて簡単に作れるので珍しくありません(いわゆる雰囲気モノです)。 そういう雰囲気が好きな自分は、出来るだけそういった演出に誤魔化されないようにしなければ正当な評価が出来ないのです。しかしやっぱり好きなので雰囲気で影響されちゃいますね。  タイトル画面は非常に美しい。こんなに美しいタイトル画面はなかなか無い。 少女の幻想的で美しく優しい表情にメランコリックな曲が重なり、ヤバいっす。 
[DVD(字幕)] 5点(2011-05-09 23:12:55)
424.  ファンタズム(1979) 《ネタバレ》 
この不思議な恐怖感がいい。奇妙な世界観が面白い。 変な球体とか、葬儀屋の怪しいおっさんとか、不気味なドワーフの存在がとてもいい。 血が黄色かったりするのは不思議だ。 ホラー映画で、とてもスケールの小さい話だと思っていたのに、実は次元を超えていた話だったりすると、ちょっと興奮する。 少年が少し美少年だったので、最後が少し妖しかった。 ちょっと古いホラーの雰囲気や音楽がとてもいい。 どこまでが夢でどこまでが日常かの境目の曖昧さが心地よい。 何より米ホラーといえば、ゾンビか悪魔憑きか殺人鬼に恐怖感を依存する場合が多いのに、 ほぼ未開のもので恐怖演出を切り開こうとしたのが凄い。 恐怖演出が、サスペリアやジェイソンなみに成功している感がある。 そしてB級ながらに本格臭がするホラー映画だ。 美女が葬儀屋のオッサンに変わる場面は、リンチに迫る映像魔術だと思えた。 これは某オークションで低価格でDVD-BOXを落札していて正解だった。 実は1ヶ月ぶりに封を開けた、、、それまでほとんど放置プレイ状態でした。 球体から刃物が出て血がチョロチョロと流れ出る場面は多くの人に見て欲しいですね。
[DVD(吹替)] 8点(2011-05-08 23:26:30)
425.  夏休みのレモネード 《ネタバレ》 
人間には越えられる壁と越えられない壁があるように、 変えられるものと変えられないものがあるように思えます。 それを見せてくれたと思います。 しかし越えられない壁であっても越えられると信じたいのが人間だと思う。 変えられるものと信じ、そう努力するのが人間であってほしいと思う。 
[DVD(吹替)] 7点(2011-04-14 02:33:08)
426.  イレイザー(1996) 《ネタバレ》 
カッチョイイです。コマンドーに代表される普通のシュワちゃんアクション。 (でも、吹き替えの声、、、シュワちゃんの印象と違います、、、?) 変な銃を構えたシュワちゃんのジャケから、近未来SFだと勝手に思い込んでいた。 なかなか面白かったですが、ちょっと簡潔です。 シュワちゃんの肉弾アクション見れるし、ワイルドな2丁電磁砲銃の装備シーンはアクション映画の名場面にも数えられそうですし、うん!見て損はなかった。 自分的にはもっと長い時間をかけて、爽快な超電磁砲無双を楽しみたかった(“イレイサー”って電磁砲のことなんですね)。 組合の方々が良かったです。 あと、あの相棒風のデブ。恩義を忘れずに尽くすなんて、なかなか熱い奴だ。気に入った。 ご都合主義なんてよくいわれますが、この作品もたぶんそんな感じでしょうか。 それこそ、アメリカ人の感性に合わせて作られ、その感性をもって本当に楽しむことが出来るのでしょう。 ファーストフード感覚で、手早く簡潔に小腹を満たしてくれるところが、そういった映画の魅力です。 この作品もまた当時は、多くの家庭のエンタテイメント腹を満たしたことでしょう。 
[DVD(吹替)] 5点(2011-04-14 02:21:49)
427.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
もういいかげんレビューします。何回か見ているので、感想が定まっていませんが、、、。 これは日常の風景のデフォルメの仕方が面白いと思いました。 日常の風景を切り取り、それをどう面白くするか、どこまでユニークに出来るかというところに表現を追及した宮崎駿の表現力と、アニメーション作家としての芸術的な才能を窺えると思います。 いちばん最近見たのが1年以上前なんでうろ覚えですが、あの天野喜孝を思わせる波の表現が素晴らしい。他のアニメでああいう表現はしない。 現在のアニメの波の描き方を定着させたのが宮崎駿だったと思うんですが、その定着しすぎたところに新たな表現方法を加えるアニメ作家としての魂がすばらしい。 いろいろな描写で見えてくるユニークな日常世界に引き込まれる。 この作品では日常的な描写に温かみが満ちている。 宮崎駿の作品の素晴らしいところは、その世界の日常生活までも見事に(緻密に)しっかりと描き、その世界の温もりを演出することだ。 何かを食べる場面では、宮崎駿の才能を僕は否定できない。 このポニョでは、暖かなミルク紅茶と蜂蜜が印象的だ。 子供の視点かもしれないが、ここまで温もりのあるアニメを僕は最近見ていない。 宮崎駿の核となるのは水の表現であると、以前に宮崎駿監督の特集でやっていた。 この作品でも宮崎駿の得意とする水の表現が見事である。 それはどこかパンダコパンダを思わせる。 この作品はファンタジーではあるが、絵本のように日常の周りで起こっている感じが好感もてる。 ポニョも宗介も幼い子供であり、その視点で描かれているので子供っぽい印象はある。 DVDパッケージからも、テーマソングからも、子供向けの絵本のような作品だと想像できる。“ナウシカ”や“もののけ”のような深刻なスペクタクルではない想像くらいはできる。 そういった垣根がちゃんとあるにもかかわらずに、大人が子供を押しのけてその塀を乗り越えてきて、わざわざ花畑を荒らして「子供っぽい」などと否定するのは(自分も他ジャンルでよくやるが)とても大人気ない。 体が大きくなってしまった僕たち向けには、この作品は作られていないかもしれない。 
[DVD(邦画)] 8点(2011-04-13 04:42:19)(良:1票)
428.  リディック 《ネタバレ》 
なんの続編かは分からないが、なかなか面白い。 でも話がよく分からない。でも進みがいい。 アクションがアニメ風でカッコイイ。 CG映像がよく出来ていて、見事な世界観で、ゲームとか好きな人なら気に入ると思う。 顔の彫刻のようなものが気に入った。 でも敵がちょっと和風っぽいというか日本っぽい。日本の特撮ヒーローものみたいのが敵だ。 残像アクションがなかなかカッコイイ。格闘ゲーム好きにはたまらない!? こういう終わり方か、、、。10代の男子ならガッハッハってなるでしょう。 アメリカの近未来B級アクションが好きならば見るのもいい。 ヴィジュアル的には楽しめるから、アメコミ好きにもオススメ。 
[DVD(吹替)] 6点(2011-04-13 03:33:34)
429.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
こんなにも素敵な作品があるなんて知らなかった。 そこには感動があった。 とっても不思議な世界があった。まるで魔法のようです。 自分だけの秘密の宝物を発見したような、 なんともいえないそれは、まるで不思議な夢を見ているかのようなそんな感じ。 または、自分だけの素敵な世界を発見して、そこを覗いてしまった驚きと胸のトキメキかもしれません。 見終わった後は、人それぞれの形で自分だけの輝き、目には見えぬ宝物を確実に受け取るはずです。 僕は物凄く心が躍っています! この世界は魔法と奇跡にあふれていると知ったからです。 生きるということは本当に感動的な喜びと、素晴らしい奇跡が常に自分を取り巻いているのだと、、、人生は感動的でなければならない、、、そんなこと初めて教わった気がします。 いや!実感しました。 生きることは素的なひとつの輝きそのものであると、この作品を見て思いました。  癒しの効果が抜群のヒーリング映画と言ってもいいかもしれません。  フォレストガンプを思い出させるところもありました。
[DVD(吹替)] 9点(2011-04-03 04:02:43)(良:3票)
430.  三銃士(1993) 《ネタバレ》 
ディズニー映画だったんですね。 暗闇を船がやってくる描写とか、悪役の枢機卿の“ジャファー”っぽい感じとか、これはもうディズニーのノリですね、なんとなく。 ディズニーは好きです。大砲に狙われても陽気なところとか、、、。 変な話“陽気さ”っていうのは生きるうえで一番失ってはいけない心であると、そうディズニーは教えてくれているようで、 それが未だに数々のディズニー作品にも受け継がれている気がします。 しかしその“陽気さ”とは、文明の進歩とともに最も忘れ去られた心なのだと思います。 もし敵に命を狙われても陽気に立ち向かわねばならない、そんなのは現実じゃとても無理なんですが、 変な話、いま生きているこの人生も一瞬の花。それなら陽気に過ごさねば綺麗な花は咲きません! 話が大きくそれましたが、なかなか面白かったです。 男ならば80%位は憧れる騎士の世界です。仲間、誓い、といった若い男子のスポコンの血を熱くさせる青春ファンタジーです。  陛下は目がパッチリお鼻が高くて凄く美形です。枢機卿は憎ったらしいなコリャ、、、。 悪役だけどカッコイイ眼帯の黒い騎士が良いです。  ディズニーの映画は人の心の芽生えのまだ若い青春の中にあって、その青春から心が完全に離れてしまっている人には全く楽しめないのだと思います。  ディズニーらしさがあって良い感じでした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-04-03 03:46:26)(良:1票)
431.  オーシャンズ11 《ネタバレ》 
有名すぎて見るのを避けていたんですが、周りがみんな見ている作品だと、そうもいかなくなってきます。「え?まだ観ていないの!?」といった言葉が時としてナイフのようです。 たまにちょっとした劣等感を味わいます。 それも昔ほどは気にならなくなったんだけど、見る気もない映画のクセに、その映画のオチとか聞くのを意図的に避ける努力も大分疲れたんで、見ることにしました、、、。 吹き替えで見ました。登場人物が多そうなので。 なかなか良いじゃありませんか。ゴッドファーザーのような、ヴィンテージで(シックではありませんが)お洒落な雰囲気を手軽に味わえるので、とてもいいです。 大人になっても愛せそうな作品ですが、見る頻度は少なそうです。 でもとても鮮やかに決まってカッコイイです。 まるで大人の社会の、極上のファンタジーといった感じで、お酒もこだわって選び、映画のお供で一緒にその雰囲気を楽しむ感じです。 非現実味を楽しみましょう。 自分も普段は飲まないお酒が欲しくなるシックな大人の雰囲気で、普段は飲まないブランデーなど片手にゆらし(揺らすのはワインか?)飲んで気持ちワリい気分です。 でもカジノのようなビッグでゴージャスな上流階級の雰囲気をスタイリッシュに楽しむことが出来ると思います。ゴッドファーザーのアダルティーな雰囲気に比べたら、まるで3歳児のオモチャだって!?、、、まあそうなのかも知れませんが、、、任務が完璧に進み、計画が見事になされてゆく様は、とてもカッコ良く感じます。 
[DVD(吹替)] 6点(2011-04-03 03:16:04)(良:1票)
432.  GOEMON 《ネタバレ》 
ちょっとナメきってました。所詮はオタク系のゲーム脳に侵食されたキャラ売り映画だと思ったんです(自分もゲームとか好きなのに大分失礼な言い方ですね)。 ところが、その映像美やら色彩美といったら、、、とても舐められたものではありません。絢爛豪華。 「ザ・セル」の日本版といったら誉めすぎでしょうが(あっちの方はもっと寓意的なものや詩的な表現があるから美術的にも上という意味です)、日本の誇るゲーム美術を生かして、観客の目を充分に楽しませる映像作品としては完璧です。 FF‐Xの影響を良い感じに受けた作品で、それと類似した映像世界観がしばしばみられます。 ただ、やはりゲームCGやアニメ文化からの影響の中で作られた印象があり、10代向けに作られているようなので、自分も10代のころに観たらもっと興奮したり、カッコイイと思えたでしょう。 いや、カッコイイんですよ!(自分の感性が幼いからか?)だけどそのカッコ良さがらせ方が10代指定のものなんです。 自分は楽しめるけど、もしこの映画をじいちゃんに見せたらどんな反応するであろうか? ふとそんなことを考えた。 浮世離れしすぎた映像世界が、あんまり社会人向けではないかも、、、 現代版浮世絵みたいな感じかもしれないけど、 たとえ美しいと感じても、この美しさをあまり自分の心のコアの部分にまで持っていくことがためらわれる。 でも茶々の美しさは別物です。 茶々が超可愛いです。優れたデザインの着物と相まって美人の妖精のようです。彼女の大人姿も子役姿も凄く好いです。  まるでゲームのヒロインの実写版といった感じです。
[DVD(邦画)] 6点(2011-04-03 02:34:46)(良:1票)
433.  ゾディアック(2007) 《ネタバレ》 
う~ん長い、、、でもカッチョイイ。面白い。第一級作品といった感じ? ん?平均点が低! 吹き替えで見たら面白かった。とにかく長いんだけど、 長いぶんだけ、各登場人物への思い入れが強くなった。 ゾディアックとは何だったのだろうか。 一つの社会現象のようなものだったのだろうか。 多くの謎に満ちているだけ惹きつけられる。 、、、しかし恋人から奥さんへの変貌は最も恐れるべきものだ。 仕事と家庭、趣味と家庭(仕事と趣味)これらの両立は男にとってとても難しく重大な問題であると思えた(結婚してないのに)。 この作品ではゾディアックが多くの人の心をひきつけたということが分かる。 ゾディアックを取り巻くすべてが面白い。 ある男はゾデイアックをあたかも夢を追うように、青春を追いかけるように追った。 印象に残ったのはアルコールに依存した記者だった。 ゾディアックに深く関わることで、アルコールや薬に溺れて自らを破滅させた。 その、非日常に溺れてゆくさまが面白い。 ゾディアックによって家庭を失いそうになった男もいた。 ゾディアックという言葉はあまり家庭的ではないようだ。 ゾディアックとは何だったのだろうか。 最後で容疑者の顔を確定する場面では寒気が走りましたよ。 でも謎のままで終わるので、奇妙な余韻が残って、そこがまたいい。 今になって自分はゾディアックの像に魅了されている。 
[DVD(吹替)] 7点(2011-04-03 02:03:19)
434.  Ray/レイ 《ネタバレ》 
素晴らしい。レイ・チャールズの天才ぶりが、生命力や体温までもが伝わってくるかのような良作の伝記映画だったと思います。 レイを演じた役者も素晴らしく奇跡的な熱演で、まるで本人になりきっています。 本人の魂がそこに宿っているのかもしれません。 絶頂期の迫力の演奏といったら、見る側が圧倒されてしまいます。 時代もあるのでしょう、これ程までのテンションを世に実現させるアーティストが今の時代にいるのでしょうか?(あ、映画の中にいた、、、)。 吹き替えで見ましたが、どんどんと彼の人間味と才能に惹かれてゆきました。 彼は視力を失う替わりに、人とは違った天性を授かって生まれたのだと思います。 溢れんばかりのスター性を放ち、人々の心をひきつける天才だったのだと、この映画を観て初めて知りました。 「生きる」ということは、いろいろな人との「出会い」であり、そいつ等とやっていくのもなかなか大変なことだと思いました。 しかし彼の場合は盲目なので、健常者よりも強い風当たりを受け、馬鹿にされたり、仲間外れにされたり、 そういう彼も見えてきて、自分としては辛いところもあります。 彼のようなスター性を秘めた天才でも、そうなってしまうのですね。 いや天才は自分の身を滅ぼす場合が多いです。 世に認められただけ孤独も大きいのでしょうか。 レイ・チャールズの天才に隠された闇の部分も見せてくれます。 その闇の部分がとても不思議に内面的に描かれ、それが解消されてゆく様も実に素晴らしいです。 
[DVD(吹替)] 8点(2011-04-03 01:59:30)(良:1票)
435.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 
弟がなんだかこの作品好きみたいで、昔このタイトルを連呼していたんですね。 弟はラッパー系の音楽を聴いて、ラッパー系のファッションをして、いつも部屋にラッパー風の友達を呼んで、部屋にマリファナの絵とか飾ってある感じで、、、だからこの作品にだいぶ感化されたのでしょう。よく分かりませんが、弟はこういう文化が好きなんだろうな、と分かりました。 僕はそうでもありません。 弟が好きな作品のタイトルだけを知ってたんでレンタルしたんです。 なかなか面白かったですけどね。 このテンションですか。独特のノリが、いいです。 もちろん、ついていけないところもありますが、、、。 なかなかいいですけどね。 アクションもなかなかです。 クレイジーで笑えるところもあります。 この鑑賞後の後味の悪さはなんなんでしょうね。 1作目のほうが評価高いようなので、そっちから見ればよかったです。 
[DVD(吹替)] 5点(2011-03-18 04:08:33)
436.  セントアンナの奇跡 《ネタバレ》 
親が借りてきたものを拝借。 途中で長く感じたが、感動的なお話であった。 男の子が可愛い。映像もなかなか。 
[DVD(吹替)] 7点(2011-03-18 03:44:28)
437.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
やった~!!(現時点での)100人目ゲッチュ! 評価の低い作品のようですが、自分はなかなか楽しめました。 最近は低予算なホラーばかり見てるから、億単位のお金がかかったホラーを見たら、 目がギラギラして「¥」のマークになっちゃいそうです。 ■本作は、多くの人が「画面が暗すぎる」っていうもんだから、 僕がここで「オレは映像の暗さを恐怖として楽しめたゼ!」とでも強がってみたかったけれど、 やっぱりちょっと暗いですね、、、。 もしかしたら、AVP1で「カッコよすぎて怖くない」「モンスターがヒーローものに成り下がった」「ホラーじゃねえし!」などの批判意見が多くて、 だから“エイリアン1”の「暗さ」を強く意識(暗い=恐怖感)したと、AVP1で明瞭になりすぎたから、画面を暗くして不明瞭にして暗闇に対する潜在的な恐怖感と不快感と不気味さを演出した、などテキトーな推測してみた。 AVP1とはアプローチの仕方が違う。 確かに“エイリアン1”は「暗さ」で成功していると思う。 でもこの作品はどうだろう?決して悪くはないが、アクション性の高い作品、恐怖よりもそれを売りにしている場合ネックになると思う。 明るさ設定で明るさを半分あげると、ちょうどよくなる。 ■リッキーが偉いです。「早く来るんだ」といって不良の手を握って助けようとした。 僕なら不良なんかムカついてるので、あの状況では即効で窓を閉めます。 「ハイ、さようなら」パタンって、見なかったことにしちゃう。 いくら映画の中で人を殺したってね、エイリアンvsプレデターって名を 堂々と祀り上げて、堂々の主役にしてからに、 その名で興行収入が成り立っている時点では、“A”も“P”も(映画の中では)もはや正義なんです。 “悪”ってのは、ある視点の側でみて「都合の悪いもの」「不快なもの」に当てはめる名で、 だから自分の中での“悪”は、あの不良ドモでした。 ■少女の父親「ほら何もいないじゃないか、、、ん?う、ウギャ~~っ!!」って、最早コントの領域ですね。 ■エイリアンの口内発射型勃起チ○ポ風攻撃が強すぎる。こりゃもう突き立てる場所が人の頭ではない筈だ。場所が違う。使い方を間違っているエイリアンです。  ■金髪美女ファンとしては、ジェシーは死ななくても良かったね。 たとえ彼女がしたたかなビッチだとしても(いや僕はそんなことを思っていません)。 
[DVD(吹替)] 6点(2011-02-21 01:51:29)
438.  コン・エアー 《ネタバレ》 
1年に一度くらいの大アクション! ため息が出るほどに素晴らしいアクションの連続。これでもかこれでもかとたたみ掛ける。 ストレス解消必至の爽快アクション映画でした。 緊張感はあまりないけれど、ノンストップなところが好い。 面白すぎて、停止ボタンがなかなか押せない。 悪党たちでさえ魅力的に描いてしまう。 (リアリティやヴィジョン、政治的な何かはあまりなかったかもしれませんが、遠足みたいな楽しさですね) お前たちみんな仲が良いな、、、ちゃんと協力してるじゃん!犯人像がなんだか面白い。 ハゲのボス(マルコヴィッチ演?)が、知的ではありませんが、キレて凶暴な感じはあったかもしれません(あ、自分はマルコヴィッチという俳優をあまり知りません) あと、ゲイがサイケだった、、、。 最も残忍な殺人鬼(ブシェミ演?)が悪には見えず、ユーモアと無邪気さと知的さとセンスを持っていた(あ、自分はブシェミという俳優をあまり知りません)。 そんな彼に惹かれた。  ニコラスケイジが良かった。彼の印象って、実は自分の中ではそんな良くなかったけれど、 この映画で彼の長髪とムキムキの肉体を見て、 おお、これは意外とアクション向きだ、と思った。 大変面白く見れたが、もしかしたらハゲのボスがあっけなさ過ぎたかな? こんだけ素晴らしいアクション映画を見ると、CGで誤魔化すアクション映画なんて糞喰らえって思える。 いろいろとカッコイイところがあるし、感動するところがある。 エンターテイメントという形で完成された傑作。 だと思うんだけど、、、なにしろ自分、アクション映画の初心者なんで。 (あらら、平均点が低いのね、、、) 
[DVD(字幕)] 8点(2011-02-17 04:20:19)(良:2票)
439.  真夜中の同乗者 《ネタバレ》 
タイトルから、ヒッチコック風な名作スリラーかと思って借りたが、、、? 最初は映像が美しいっぽいし、少女のメンタル的な部分も出てきたので、期待している部分もあったのですが、、、 本当に同乗するのは一瞬だけ。バカみたい。殺人鬼も怖くないしね。 車の中で少女の一人劇場です。見ているのも退屈かもね。 逃げられない「閉ざされた空間」という効果は良く出ていたのかもしれないけれど、あまりに狭すぎて「人物の行動範囲」「物語の動き」が少なくて退屈かもしれませんね。 それでいて少女の内面が描かれていたかというと、どうなんでしょうね? 途中の小屋の雰囲気は良かったですけどね。 ただ案外、人ひとりの「恐怖」とは、そういうものかもしれない。自分ひとりが怖がっているだけ。ギャーギャー騒ぐが、他人から見れば何ともないことだったりして。 この物語の少女の「車恐怖症」というのもそれか?少女が怖がっているだけ。結局怖い映画ではなく、少女が一人でひたすら怖がっているところを見せ付けるだけなのか? そりゃビックリするところもありました。 しかし最後の方の一番ビックリするべきところで全然ビビらなかったゼ。 それにしてもB級ホラーって、車で何かを轢くってシーンが結構あるなぁ。 それをキッカケにして怪事件に巻き込まれてしまうという、、、 人によっては眠くなるような作品の気がある。 いや、僕は寝てませんって! 
[DVD(字幕)] 3点(2011-02-15 02:21:37)
440.  ヴァンパイア・ターミネーター 最後の処刑人 《ネタバレ》 
なんで一回目から失敗してんだよ。 なんで二人もいて目を離すんだよ。 なんだかマトリックス風? エージェント風にきめてるのがダサい。 低予算過ぎ。こんな低予算はなかなか無い。 カメラワークが終わってる。 アクションもショボイ。  主人公の俳優は少し渋くてカッコいいのに、 お金をかけて映像をもっと凝れば面白いB級になったかもしれないのに。 一応、ゴスでスタイリッシュな雰囲気を意識している。それがちょっと魅力。 終わり方はターミネーターから影響を受けました感がまたZ級っぽくていい。 ヴァンパイア一族がスターウォーズみたいでショボイ。 二兆拳銃クロスしてカキン!パンパン!おお!カッコイイ、、、って、んなわけないでしょ~!! 中二なアクションが満載。 
[DVD(吹替)] 2点(2011-02-12 04:48:42)
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