441. 地獄の黙示録 特別完全版
地獄だ。そこではみんな脳内麻薬物質を出さずにはいられない。エンドルフィン出しまくりだ。その地獄で、麻薬から覚めたときに残るものといったら、恐怖しかない。怖い。恐怖だ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-27 18:20:55) |
442. 解夏
松村達雄がとても良かった。富司純子も良かった。あと田辺誠一もまあまあ良かった。 主役二人はそうでもなかった。 [地上波(吹替)] 6点(2005-09-25 14:11:47) |
443. 17歳のカルテ
人は皆、悩んでいる。大小あれど、常に悩んでいる。と思う。迷ったり、困ったり、苦しんだり、戸惑ったりの連続だ。これら負のエネルギーと反対に、笑ったり、談笑したり、楽しい一時を過ごそうとするのが正のエネルギー。その二つのバランスを取り、折り合いを付けて生きている。と思う。ところがひょんなきっかけから、負のエネルギーの方が拡張してしまう事もしばしばあるだろう。そんな時にそのバランスを取るには、溜め込んだ負を吐き出し縮小させる事が必要になってくる。リサの言葉「私は死んでない!」は正のエネルギーの方が拡張した瞬間。友人や伴侶との日常会話で互いにカウンセリングしあえる環境が人には必要だ。がそれが困難である人が少なくない現実。また、病を装って、反社会的を気取って時間を無駄にする人が少なくないのも現実。病気ごっこ、けが人ごっこはやっちゃダメ、という幼少の頃受けた教育は間違ってなかったな、なんて、ふと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-22 17:40:43) |
444. 続・激突!/カージャック
「激突!」とは全く関係ない「続~」なわけですが、これはこれで非常に良かったです。前作は、見えない敵への恐怖、怯えまくる主人公という図式でラストまで強引に引っ張って突っ走る作品。対して本作は、予想外に大げさな追っ手、追われながらもちょっとお気楽で憎めない逃亡者。人質との友情関係、追っ手との信頼?関係なども描かれつつ、「あ~、こいつら絶対死ぬな…」という絶望感、悲壮感が漂っている。こちらは若さゆえの突っ走り、なのである。法と信念の矛盾つーか、道徳と本能の葛藤っつーか(笑)なんかこう複雑~なヒューマニズムを入れた分、どちらが好きか分かれるかと思いますが、甲乙付けがたい相対する作品です。どちらにせよ、若きスピルバーグの才能を認めざるを得ないのは確か。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-12 14:21:19) |
445. トレマーズ
ネタバレ 未確認生命体パニックホラー?でも青春コメディのにおいが…。人口14人の町民が一丸となって、時には内輪もめなんかもしながら、ウルトラ○ンに出てきそうな怪獣を退治する。青空の下、広大な砂漠で。そう、密室でないから恐怖感が薄まるし、あくまでも自分達だけで、政府とかの力を借りずに、その巨大ツチノコに立ち向かってゆく姿が何とも勇敢というか微笑ましいというか…。B級なんだけど記憶に残る作品。 [地上波(字幕)] 8点(2005-07-11 09:58:17) |
446. シカゴ(2002)
とにかく見ていて楽しい。意味不明なとことかもあるけど関係ありません。操り人形ダンスとかくだらないんだけど楽しいんです。ラスト、キャサリンとレネーのステージは言うまでも無く、感動的に素晴らしかった。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-08 10:06:43) |
447. CUBE2
発想は悪くないかなぁと思います。三次元CUBEを四次元にグレードアップさせたのも当然の成り行きのように思います。安易っちゃ~安易ですが。ただ前作が意表をついて当たってしまったから今度はお金使いましたねぇ。金に物を言わせて失敗した例の典型です。前作の醸し出していた不気味感、リアルな恐怖感がCGのおかげでまっっったく無くなってしまいました。でも私、前作は怖すぎてちょっとイヤだったので、ホラー色をSF色に塗り替えた功績は称えたいと思ったりもします。ラストの感じも嫌いじゃないです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-24 22:43:56) |
448. CUBE
極限に置かれた人間がどんな行動をとるのか。実際にやってそうな実験です。映画としても少ない予算でこんな作品が出来るんだ、という実験です。すごいです。これだったら入れる人間を換えただけでいくらでもストーリーが出来ます。でも2はおもしろくないんですね?まだ未見です。全体的に気持ち悪く、血なまぐさく、ちょっと苦手。二度は見たくないかな。でも「エレベーテッド」見忘れてビデオ屋さんに返してしまったので、また借りなければ…。で、もったいないからって本編もまた見ちゃうんだろうなぁ…。やだなぁ…。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-21 10:16:18)(笑:1票) |
449. コールド マウンテン
期待して見たが、それ程でもないです。たぶんみんなが持った感想でしょう。豪華キャスト陣ですと、どうしても期待してしまいますし、制作費も莫大で製作側や配給側は力みますよね。決して悪くない作品なんですが、その背負い込んだプレッシャーには答えきれていません。まず誰もが指摘する 何故二人はちょっと会っただけなのにあそこまで惹かれ合っているんだろう という疑問。あれはまぁ百歩譲って 一目惚れ ってことにしましょう。美しすぎる二人ですから。不思議じゃ無いです。あと 無意味に残虐リアルな殺戮シーン あれも実際の戦争が残虐だから 出来る限り残虐に撮ってみたのでしょう。見る人が目を覆ってしまうくらい。目を覆ってしまったので見えなくなってしまいましたが。これも普通です。つまりこの作品、期待の割りに普通過ぎるんですね。ルビーとエイダのやり取りなんかも、イマイチ。もっとモメたり殴りあったりして欲しいもんです。込められたメッセージ 戦争が人を変える とか 空腹で正気を失う とか 金物が社会を変える とかもストレートでとても良いんですが、普通なんですね、やっぱり。 [DVD(字幕)] 5点(2005-06-14 11:29:25) |
450. トゥルーナイト
お金かかってそうだけど何だかチープ…。感情移入できませんでした。ラストはちょっと感動。火の矢が上手い事命中したなぁ、と参列した騎士たち誰も感心しないのね。当たり前か。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-09 18:27:26) |
451. ドグマ
マット&ベンのお友達コンビという事でとりあえず見てみた。「ドグマ」って何だ?教義って意味らしいけどピンと来ない。で、見た後もやっぱりピンとは来なかったです。信仰心とか宗教観とか無いと単なるコメディとしては笑えない。見る人を選ぶ作品。 [地上波(字幕)] 4点(2005-06-08 13:18:34) |
452. レインメーカー
地上波深夜で放送したのを見た。何だか話が飛ぶなぁ、と思ったらオリジナル135分のところを97分までにカットしたものだった!おいおいダイジェストかよ!!でもこの作品、皆さんのレヴューを読ませていただきますと「長すぎる」ようなんでちょうど良かったのかも(笑)。普通はカットのせいで興ざめしてしまうところだけど、なかなか楽しめた。マット・デイモンもジョン・ヴォイトもとても良かった。 [地上波(字幕)] 7点(2005-06-07 12:57:37)(笑:1票) |
453. めぐりあう時間たち
とても良く撮れていると思う。リンクする三人の一日をきれいにフラッシュバックさせていて、演出力を感じる。ただカニンガムの原作を読んでいないと分かりにくいシーンも所々ある。小鳥の死、ケーキ、友人の病気、パーティ。ちょっとした出来事が生と死の狭間に生きる者の心をいたずらに揺るがし、どちらかの世界へ誘ってしまう。その緊迫した空気を三大女優(とエド・ハリス)が怪演しているのだが、読んでいないと意味不明な作品になってしまいかねない。そこがちょっと残念だ。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-05 12:56:24) |
454. 戦場のピアニスト
戦争の惨さ、ナチスドイツ兵の残虐さはここで初めて語られたものではない。誰もがある程度の事は知っている。新たな発見は無さそうだ。そこでシュピルマンという実在のピアニストにスポットを当てる。才能ある実在の人物が戦争で生き残った。いつ死んでも不思議のない状況をくぐり抜けて。まるで奇跡体験アンビリバボーだ。映画としての感動には少々かける。が、あの状況下でたま~に見せる人間臭さ(想像でピアノ弾くシーン、缶詰のシーン等)の演出が良かった。ドイツ兵のコートを何故着ているかと聞かれたとき、「寒いから」と答えた所も何となく良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-02 17:30:15) |
455. 私がウォシャウスキー
木の実ナナ?万引きGメン? [地上波(字幕)] 4点(2005-06-02 16:52:29) |
456. オルガミ ~罠~
韓国映画はほとんど見ないのですが、不覚にも「冬ソナ」にはハマってしまい、そしてこの作品を見ることになったわけですが…。なかなかおもしろかったです。嫁姑バトルはこのくらいの時間(100分)で十分です。うまくまとまってる。「いいかげんにせぇ~!」と思い始めたころに終わってくれたし。「冬ソナ」みたいに長かったらぜったい見ないよ。 [地上波(字幕)] 5点(2005-05-24 13:09:19) |
457. ハーモニーベイの夜明け
もののけおじさんの沈黙。でも、てゆーかだから10点あげちゃう!だって好きなのよ、こうゆうのアタシ。 10点(2005-03-06 16:11:19)(笑:1票) |
458. 東京物語
基本的にモノクロ映画は苦手なのだが、この作品にはすぐに引き込まれてしまった。色を特に必要としない。登場人物たちの心情とそこに流れる空気を感じられれば充分な気がする。例えばうちわの使い方が表現する。自分ばかりをバタバタと扇ぎまくる息子と娘。義父母の事をゆっくりと扇いであげる嫁。それだけで全てを語っている。何も自分で自分を扇いだからといって怒られる訳はない。悪いことは何もしていない。ただ気持ちの問題だけ。例えば食事のシーン。父のことを思いやった風の言葉を吐きながら、飯をせっかちに掻きこむ娘。悪いことはしていない。ただその言葉に気持ちが感じられないだけ。誰も悪くはない。ただ合理的なだけ。現代人に似ている。古さを感じさせなかったのはそのセイだろう。最後次女と嫁の会話だけが代弁者となり、救われた気がした。でも個人的に杉村春子演じる長女の存在が一番気に入ってしまった。彼女の演技あっての作品だと思った。 10点(2005-02-26 17:52:43)(良:1票) |
459. 13デイズ
緊迫感ありテンポも良くなかなかおもしろい。キューバ危機ってこんなだったんだぁ、勉強になったなぁ。8点。…と思ったけど、これかなり史実を歪曲しているようですね。ソ連がなぜキューバに核ミサイルを持ち込んだかとか(もちろん理由はどうあれ核には反対ですが)、アメリカとキューバの関係はどんなだったかとか、そういった多角的な視点では全く描こうとしてない。言ってしまえば地球侵略をもくろむ宇宙人に立ち向かう、強いアメリカを描こうとしているんですねぇ(あれ、こんな話ありましたね)。いくら事実を基にしたフィクションでも、ここまで来るとアメリカ万歳の都合いい話になってしまいますね。これはいかんです。 5点(2005-02-08 10:26:59) |
460. ポリスアカデミー
懐かしいな~!中学のころ良く見ました。シリーズ4くらいまでは見た気がする。それぞれのキャラがみんな良いです。お気に入りのキャラが見つかった人はハマれるんではないかな。私はフックス(気弱な黒人の女の子)とタックルベリー(ガンマニア)が妙に好きです。 7点(2005-02-02 10:17:43) |