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かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 594
性別 男性

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441.  ハーヴェイ 《ネタバレ》 
巨大なウサギを架空の友達として暮らす中年男性のエルウッド。「全てにおいて恵まれていたのに、ハーヴェイによって何もかも失った」という家族の言葉を聞いて、初めはちょっぴり気の毒な人なんだなと思っていたのですがそんな考えはすぐに吹っ飛びました。あまりにも幸せそうなエルウッドの姿を見て、本人が良いなら別にそれでも良いじゃないか、と。見た目からすぐに変人だと決め付けないで、周りの人たちもそれぐらいの寛容を持って接してあげることが必要なのですね。まぁ振り回される方の身にもなれ~!って話ですけどね(^^;。ハーヴェイが現れたのは決してエルウッドが現実に対して心を閉ざしてしまったからではなく、もともとそういう妖精だったというのが実にイイ感じです。それにしてもこの映画には尽く予想を裏切られます。最後にエルウッドに注射して現実的な終わりを迎えるのかと思えばそうではなく、その後さらにエルウッドがハーヴェイと別れるのかと思うとやはりそうではない。あくまでファンタジーを貫いてくれる物語の姿勢が素敵です。そして終了後のスタッフクレジットにもちゃんと"HARVEY=Himself"と表記してくれるところにこの映画の良質さを感じます。
8点(2004-09-08 16:22:08)(良:1票)
442.  戦場のジャーナリスト
ある意味スタンリー・キューブリック監督の「フルメタル・ジャケット」を思い出しました。前半はブラウン管やフィルムを通して安全な立場から戦争を傍観し、後半は実際にその現場に出向いて戦場の過酷さを目の当たりにする。多少作り込まれている感はあるものの、虐殺シーンの生々しさ等は「キリング・フィールド」に匹敵するものがあった。今も世界でこんなことが起こっていると思うとやりきれない気持ちになる…。
8点(2004-09-08 14:51:56)
443.  アリス(1988)
「悦楽~」「オテサーネク」とドギツイのを二本続けて観たせいか、少々子供向けという印象を受けてちょっと拍子抜けしてしまった。主人公アリス(クリスティーナ・コホトヴァー)のが見えそうで見えない、「あ!今見えた」とか変なことを考えたりして・・・(相当アホ)。おおよそ可愛くないウサギの造形など、到底真似できないようなこのひねくれ具合は流石です。実写とパペットを融合させた凄まじいまでの完成度を誇る映像にはただただ敬服するばかり。
7点(2004-09-05 13:25:36)
444.  オテサーネク 妄想の子供 《ネタバレ》 
これは「イレイザーヘッド」や「ローズマリーの赤ちゃん」よりも怖い。泣き声を上げて暴れまわるオテサーネクの形相はこの上なくグロテスクなのですが、それでもどこか無邪気なオティークには愛着を感じてしまいます。・・・変態なんでしょうねぇ(苦笑)、ラストもお婆さんにやられたと分かってちょっと悲しかったし。映画の中のCMまでコマ撮りという、ヤン監督のこだわりが良いです。
8点(2004-09-04 11:47:17)
445.  淑女は何を忘れたか
桑野通子の「おじさま、おっさん、ドクトル、おじ公」が笑えた。小津のコメディ作品の中では一番親しみが持てて良かったです。
9点(2004-09-03 20:19:41)
446.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
物語自体はフィクションとは言え、実際に起きた殺人事件を元にしているため、映画には重苦しい雰囲気と並々ならぬ恐ろしいまでの緊張感がある。幾度となく浮かび上がる重要な証言や物証があるにも関わらず、結局それらは何の意味も成さず、犯人は刑事たちの前から煙のように消えていく・・・。近年の刑事ドラマの中ではやはり秀作・佳作の部類に入る作品なのでしょうが、不満点もあります。まず犯人がどうこう以前に警察が無能すぎ。目撃者の保護や現場保存すらまともに出来ないのでは、犯人逮捕など到底無理なのでは?と思えてしまう。ただ都会から来たあれほどまでに優秀だった刑事が、最終的には地元警察と同じように感情的行動に走ってしまったことを思えば、それほど異常性のある事件だったのだろうというのもまた事実。今もこの事件の犯人が我々と同じ空の下に生き、もしかしたらこの映画を観ているのかもしれないと思うとゾッとする。いくつか不満点はあるものの、それらを差し引いても充分に見応えのある作品であることは確か。
7点(2004-09-01 12:43:46)(良:2票)
447.  二十四の瞳(1954) 《ネタバレ》 
次第に消えてゆく瞳の数に、凄まじい郷愁の念を感じる。そして最後には涙…(ホロリ)。
7点(2004-08-26 22:00:21)
448.  探偵[スルース](1972)
いつ面白くなるんだろう、と辛抱強く待っていたらそのまま終わってしまったという感じ。世間では傑作の誉れ高い作品のようですが、僕には合いませんでした。まず思っていたほどコメディではなくそれほど笑えない。いくらゲームとは言えお互いにやっていることは度を越えているので、どんでん返しによる痛快!というよりも観ていてただ不快感だけが残りました。それでもローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインの心理戦を見られただけでもこの映画を観た価値はあると思うし、もともとが舞台劇というだけあって凝りに凝ったセットや小道具は必見です。不気味な笑い人形から、ピエロに扮装したマイロが梯子を登るシーンは絵的にもユニークでした。それにしても「スルース」ってそういう意味ですか・・・、どうやら僕は初めからこの映画の見方を間違えていたようです(汗)。
5点(2004-08-26 21:56:35)
449.  悦楽共犯者
シュヴァンクマイエル監督の作品を観たのは今回が初めてです、ていうかこれ以外レンタルで見つからない!個人的にはS・キューブリックの映画を思い出しました。目まぐるしいカット割に、象徴的なオブジェ。偏執的な登場人物と、そのカメラに対する異様な眼差し。そして交響曲やオペラを使った音楽。いわゆるまとな人間が出てこない映画のように思われますが、これってきっと表向きでは皆普通の人たちなんでしょうね。ただその裏側に焦点を当てているせいか変態に見えるだけで、誰でも彼らと似たようなことはしているはずです(これは少々度を越えていますが・・・)。そんなわけでこの映画を観ること自体が至上の悦楽、観終わった後には自分の欲望が解消されたような何とも形容しがたい気持ちになりました。これで僕も共犯者なのでしょうねぇ。
10点(2004-08-19 15:17:38)(良:1票)
450.  巴里の女性
華やかなタイトルとは裏腹に、けっこう残酷な愛の物語。時代性を考えると凄い作品なのでしょうが、最近の映画に見慣れてしまっているせいか、ただ普通のラブロマンスという感じでいまいちしっくり来ませんでした。チャップリン本人が出ていないシリアスドラマという点では、凄く新鮮な感じがして「観て良かった!」と思えます。それにしてもあのアドルフ・マンジューという人のほんわかとした顔は、役柄上嫌なヤツだとは分かっていてもどこか憎めない感じがしますね。それどころか彼が画面上に現れると妙に場が和んだような気さえするから不思議です。
6点(2004-08-18 20:45:08)(良:1票)
451.  チャップリンのニューヨークの王様
これはやはりチャップリン自身の姿が投影されているのでしょうねぇ。もはや放浪紳士ではなくなりましたが、これだけお爺ちゃんになっても愛嬌があるキャラクターというのは珍しいです。昔のドタバタはありませんが、落ち着いたチャップリンというのもまたほのぼのとした味わいがあって好きです。
8点(2004-08-18 20:19:04)(良:1票)
452.  翼よ!あれが巴里の灯だ
パリの夜景がこんなにも美しいとは!
7点(2004-08-16 21:27:44)
453.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM> 《ネタバレ》 
初めて観た時は最後のトリックばかりが気になって、オチ命!の作品という気がしなくもなかったけど、改めて見直してみるとドラマ部分も秀逸であることが(ようやく)分かりました。二転三転するストーリー、コロンボが小賢しい評論家の犯人を追い詰める様はまさに爽快!また彼が前衛画家のアトリエを訪ねるシーンや、下宿の女将との対話などコメディパートもバランス良く描かれています。そして何よりもあのラスト…このストーリーを作り上げた脚本家のジャクソン・ギリスはまさしく天才であり、コロンボシリーズの中でも屈指の最強作だと思います(でも「別れのワイン」も惜しい)。
[地上波(吹替)] 9点(2004-08-15 21:27:04)
454.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 
音がホラー(笑)。まさか村全体が関与していたとはね・・・、頼れる存在のはずの大人たちが信用できなくなるという世界観は確かに怖い。お母さんの「大人になったらこの村を出て行くと約束して」という言葉が印象的。宣伝では”『スタンド・バイ・ミー』に匹敵するノスタルジックさ”みたいなことが書いてあったけど、これで子供時代を思い出せって言われてもな~、とちょっと複雑な気持ちです。それにしても子供対大人という構図はやっぱり面白いね。子供の方が非力な分、圧倒的に立場が悪いんだけど、それでも最後はホッとしました。僕も皆様方のように冴えたレビューを書きたいんだけど、何分最初は軽い気持ちで観ていて途中から「こんな話だったの!?」と面を食らってしまったので、もうちょっと早くから物語に入り込めていればなぁという感じです。一面に広がる麦畑と青い空はまさに息を呑む美しさ。
7点(2004-08-11 17:57:54)
455.  偽牧師 《ネタバレ》 
あくまでも中間を歩いていく、それがチャップリン!
8点(2004-08-08 19:09:51)
456.  スターダスト・メモリー
ウディ・アレン好きには受けが良さそう。ただし興味がない人は・・・って、そんな人は初めから観ないのかな?僕はけっこう好きです。タイトルは日本語にすると「星屑の記憶たち」ってところでしょうか。まさにアレンの頭の中に散りばめられた様々なイメージが、一つの集合体となって一本の映画に掛け合わされているようです。それは回想であったり、はたまた幻だったりと。例えば劇中で主人公の監督がファンから「初期のコメディが好き」と言われるシーンがありますが、あれは実際にアレンが何人かのファンから言われた言葉だそうで、面白いからそのまま台詞として使ったそうです。本人自身が”最高傑作”と自負しているだけあって、ウディ・アレン映画の集大成という感じがしなくもありません。とにかくファンは必見です、これを観ないとウディ・アレンは語れないかも?
7点(2004-08-07 11:38:32)
457.  サイクリスト
重病の妻を救うために貧乏な夫が取った行動、それは一週間自転車をこぎ続けることが出来たら治療費を貰えるというもの。そう、彼は”サイクリスト<自転車乗り>”。次第に観客や妨害する人も現れ、果たして彼は挑戦に成功することが出来るのだろうか? 男がただひたすら自転車で周囲をグルグル回り続けるだけという単純なストーリーに、興行主や賭けを行う人々のエピソードが面白可笑しく挿入され、いつしか自分も観客の一人になってしまう。ずっと自転車に乗っていたら食事はどうするの?排泄は?という、お決まりの疑問も劇中で全部解決。一見地味そうな割に音楽やカメラワークも抜群で、裏に隠されたテーマにも何か奥深いものを感じさせる。これだからイラン映画はあなどれない。
9点(2004-08-05 21:49:42)
458.  刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボの鋭い観察眼が冴える一本。左頬に残った傷跡から犯人を割り出したり、ただのゴルフクラブから被害者に愛人がいたことを突き止めてしまうのはさすが名刑事の仕事。その愛人に忍び寄るところなんかはちょっとゾクッとしてしまいました(裏コロンボ登場!なんつって)。犯人の行動が計画的でないため、多少頼りない感はあるのですが、それでも偉大なるコロンボの活躍を見られるという点では傑作の部類に入る作品かと思います。
8点(2004-08-02 22:40:45)
459.  ママ 《ネタバレ》 
「何だかマネキンみたいな母親だな」と不気味さを覚えながらも、倒れるクマの人形を何回も立て直すところから子供への優しさに満ち溢れています。強盗の動作がいちいち奇妙で面白かったり、様々な造形をした人形にも監督のこだわりを感じさせます。途中までてっきり全部実際に起こっていることかと思いきや、最後に母親の妄想だったと分かるところも上手いです。ラストのちょっとスリリングになる辺りの演出も絶妙、全国のお母さん頑張れ!
[DVD(字幕)] 8点(2004-07-28 19:12:40)
460.  ミトン
これはどんな劇場映画にも勝る10分間。主人公の少女のあまりに強く思う気持ちから、ミトンの手袋が子犬へと変身する。様々な犬のバリエーションから、最後の子犬にペロッと顔を舐められた時の母親の表情まで、キュートで胸が締め付けられるようなシーン満載。可愛さの極致!特に手袋が子犬に変身するシークエンスと、雪が振る中少女アーニャがひしと子犬を抱きしめるシーンは堪りません。ロマン・カチャーノフの偉大さに敬意を表して9点。
[DVD(字幕)] 9点(2004-07-28 19:05:21)
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