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481.  シャドウ・オブ・ヴァンパイア
ドイツ表現主義の傑作「ノスフェラトゥ」の当時の撮影現場をそのまま再現してみれば、スタッフは全員、白衣にゴーグルといった出で立ちで、 それがまるで科学の実験場のようであるのは、いかにも当時のドイツの雰囲気が伝わってきて興味深い。しかしやはりこの作品の命とも言えるW・デフォーの特殊メイク冴えわたる吸血鬼ぶりには感嘆せずにはいられない。傑作を撮るには手段を選ばないJ・マルコヴィッチ演じる天才肌のムルナウと、本物の吸血鬼との丁々発止のバトルの構図が面白く、とりわけギャラとして約束された女優の血を待ちきれず、ついにクルーの血を吸ってしまい監督にたしなめられるといった、お茶目で可愛らしい反面、いかにも時代遅れの吸血鬼といった感じをデフォーが水を得た魚の如く嬉々として演じてくれる。これはまさにキャスティングの勝利と言える作品だ。
8点(2001-10-06 15:32:32)
482.  惑星ソラリス
“死”は絶対的なものでありそれは人間の終結をも意味する。そして“愛”もまた死する。しかし夫クリスの自殺した妻ハリーが“知性を持つ海”=ソラリスにより復元され、しかもすべての記憶と感情を備えているとしたら、愛は再び蘇生するか?という哲学的な命題を、タルコフスキーがこの作品で表現したかったことだと思う。彼女が甦るシーンや無重力のシーンなどはとりわけ息を飲むほど美しく、ハリウッド製SFとはひと味もふた味も違った印象をもたらしてくれる。この作品が「2001年宇宙の旅」の対極にある、もう一つのSF映画史における金字塔と言われるほど完成度が高く奥深い内容ものであることは、疑う余地のないところだ。
10点(2001-10-06 14:30:31)
483.  エンゼル・ハート
恐怖感・不安感というものを、ドイツ表現主義的陰影のある映像で最大限の効果を上げ成功した作品として、今なお鮮烈な記憶として甦る。 旧式のエレベーターの長い影や換気扇の音ですら不気味で、さらに天井から雨漏りのように滴り落ちる血のイメージや、謎が謎を呼ぶといった構成等々、この作品の雰囲気を盛り上げるには十分すぎるほどの仕掛けが、随所に施してある。ただそう言った映像面に比べて、ストーリーにおける西洋の契約社会という側面の描写が喰い足りないせいか、少し解かり辛い印象をも受ける。
8点(2001-10-06 13:51:51)
484.  クロスファイア(2000)
なかなか良く出来た面白い作品で、往年の東宝特撮変身モノの香り(主人公が胸に手を当てるところなどは、まさにそれ!)や、デ・パルマの「フューリー」を彷彿とさせるシーンなど、まさに過去の名場面を巧くアレンジしている。さらに炎の演出をさせたらこの人の右に出るものなしと言われるぐらい、金子修介は見事なスペクタクル映像の描出にも成功している。
8点(2001-10-06 00:35:36)(良:1票)
485.  ハート・オブ・ウーマン
個人的にも大のご贔屓で、最近超売れっ子のH・ハント出演作という理由だけで劇場に駆けつけました。なにしろ今が旬の女優さんと言う事もあって、凄腕のキャリア・ウーマンを堂々と演じる反面、物憂げな表情で女の弱さをも表現するあたり、さすがに上手い。おそらくM・ストリープの後を継ぐのは彼女かも知れない。一方のM・ギブソンもその何とも憎めない勘違い男の主人公を、実に軽妙洒脱な演技で魅せてくれます。それは、案外こういう作品が彼の本来の持ち味なのかとも思わせてくれるほどです。
7点(2001-10-06 00:17:54)
486.  黄昏(1981)
フォンダ父娘の共演は本作以外には無かったように記憶していますが、やはりそれだけ確執があった二人の顔合わせというものには、何か大きな意味があったように思います。この作品で病床に臥せっている父親の代わりに、壇上でオスカーを握り締めて涙ながらに狂喜していたジェーンの表情が今でも忘れられない。ヘンリーとしてもこの“黄金に輝く湖”に身を委ねるが如く、生涯最高の至福を迎えたに違いない。
8点(2001-10-05 23:52:13)
487.  ツイスター
世評ではあまり高い評価を得られなかった作品だが、竜巻という自然現象をCGで巧みに再現して見せてくれたと言う事だけで十分なんじゃないかな。ストーリーなど竜巻の猛威の前では吹っ飛んでしまうのは自明の理。むしろ実写とSFX部分とを、何の違和感もなく巧みに融合させた編集は見事だし、空飛ぶ牛に奇妙なほどのリアリティがあったり、彼らが感嘆するダブルの竜巻のその美しさは映画ならではのもの。竜巻に女の執念が勝ったというところだろうか。かくしてH・ハントのその後の活躍の凄まじさは、まさに竜巻の比ではない。
8点(2001-09-30 00:08:48)
488.  ファイナルファンタジー
大方の感想に違わず、映像的にはまず申し分なし!CGでの再現によるそのリアル感には驚嘆するばかりで、とりわけシド博士の造型は見事と言うしかない。ただ案の定、ストーリーが伴なっていないと言うか、彼らはいったい今、何をやっているのかという、このテの作品にありがちなシチュエーションの希薄さで、作品の印象が曖昧なものになってしまったのが残念だ。
6点(2001-09-29 23:35:07)
489.  X-ファイル ザ・ムービー
先日TV放映で再見。さすが米国同時多発テロでのWTCビル爆破事件のあとだけに、序盤のビル爆破シーンのカットは致し方の無いところ。それほどまでに臨場感溢れる凄まじいシーンを余すことなく捉えたカメラは秀逸で、そのトーンを押さえたカラー映像と撮影効果の素晴らしさは全編を通して揺るぎが無い。凝りに凝ったシュチュエーションの中でも、ほとんど絶望的なクライマックスの救出劇などは最も好みとするところ。かなり過小評価された気の毒な作品だが、個人的にはお気に入りの一本。
8点(2001-09-29 23:13:19)
490.  千と千尋の神隠し
R・ゼメキス監督作品「コンタクト」のワンシーン。J・フォスターが乗ったポッドの落下する一瞬に見る夢幻空間。成長過程にあって人間誰しもが経験していくであろう大人への憧れと不安というものを、千尋が体感したのはまさしくこのまばたきするほんの一瞬の夢の出来事だったのだろうか。両親を助ける為に働くことを余儀なくされ、様々な人々と関わり合いながらやがて生きていく為の知恵をつけていく。冒頭、車の後部席に横たわったペスミスティックな表情の彼女と、トンネルの向こうを振り返るラストのその横顔との決定的な違いを、少女の成長と見るのは早計かもしれないが、しかし多様な見方が出来るのはそれだけ懐が深い作品だということだろう。とは言うものの、宮崎ワールドのまさしく豊穣なイマジネーションと極彩色の世界を思う存分堪能することが、この作品の正しい楽しみ方であることは言うまでもない。
9点(2001-09-25 00:20:00)(良:1票)
491.  真夜中まで(1999)
トランペットを吹く真田広之の頬がほとんど脹らまなかったり、夜の街を疾走するオープンカーの車体がやたら高く見える真正面からのカット等々、気になる描写多々あれど、ラストの“♪月の砂漠”の演奏まできちっと定石を踏まえたお約束通りのストーリー展開に、ある種の心地よさを感じさせる作品に仕上がっている。かなり趣味的要素が強いものの、さすがは映画通の和田誠氏だけあって画面の隅々まで拘っている様子が窺い知れる。とりわけトラックの荷台から後続の車のヘッドライトを逆光で捉えたショットは、この作品の中で最も印象的なシーンだと言える。
7点(2001-09-24 17:49:27)
492.  大河の一滴
ベストセラーは確かエッセイのはずで、そのタイトルを借りただけの全くの創作。従って厳密な意味での原作の映画化ではないのだが、それではいったい何故この様なお話になったのだろうか。とりわけ話の中核である若い男女の三者三様の行動には理解し難いものがある。ひたすら真面目で常識と礼儀をわきまえたロシア青年が、事もあろうにビザが切れていたことを忘れていて、本国へ強制送還されてしまう。さらに頑なに拒否しながらも結果的には好きな女に従ってしまう優柔不断な男。そして果たして愛していたのかどうかも自覚の無いまま、青年をロシアまで追っかけて行きながら、結局逢わずにそのまま帰ってしまうという何事にも曖昧さが残る女・・・といった具合に、観る側としてはこの作品から結局何を汲み取ればいいのか、さっぱり解からないでいる。年頃の男女の不可解さがそのままこの作品の感想とも言える。
5点(2001-09-22 23:19:06)
493.  未知への飛行
米ソ間のホットラインの回線が熱で溶けて切断された瞬間が核攻撃を受けた証という、血も凍るようなしかし実にリアリティのある核戦争勃発の恐怖を否応なしに感じさせてくれる作品である。ひたすらブラックでシニカルな笑いで人間の愚かさを茶化したS・キューブリクの初期の傑作「博士の異常な愛情」に対して、これは緊密度と切迫感を徹底的なリアリズムで描ききったポリティカル・サスペンスのもう一つの傑作である。
8点(2001-09-17 10:36:14)
494.  チアーズ!
アメリカ映画でしか成立し得ないような、高校生のチアリーディングの全米選手権をクライマックスに描いた青春物。他校のライバルとの確執や彼女たちの日々の奮闘をひたすら追いながら、結果はどうであれ、それぞれの誇りを賭けた戦いの潔さに、ある種爽快感を覚えてしまう。彼女たちのきびきびした見事な競技に、大いに元気が貰える作品となっている。
7点(2001-09-15 23:51:21)
495.  デンジャラス・ビューティー
鼻を鳴らすS・ブロックがご愛嬌だが、変身前に顔にベタベタと塗りたくったり、ボディコンで颯爽と登場して男たちの視線を集めたりと、まさに肉体派(?)女優の体当たり演技で最後まで飽きさせない。実に肩のこらない作品に仕上がっている。それにしてもM・ケインはどんな役を演じても、それなりの存在感を示せる数少ない個性派だと、今さらながら感心してしまう。
7点(2001-09-15 23:34:56)(良:1票)
496.  ザ・メキシカン
S・ペキンパー作品を連想してしまう程、内容はかなり殺伐としたものではあるものの、その味わいは不思議なほど爽快ですらあるのは何故なのだろうか。それはいかにもスター然とした主役二人のキャラクターの果たした役割も決して小さくはないが、むしろ多くの殺戮シーンの直接的な描写を極力さけるというG・ヴァービンスキー監督の方法論が効果的に働いたということなのだろう。さらにJ・ロバーツに恋のカウンセリングをする、J・ガンドルフィーニの殺し屋とのエピソードや彼の生き様に力点を置いているという視点もまたユニークだ。今後、注目しておきたい監督だ。
7点(2001-09-15 23:16:20)
497.  夏至
ヴェトナムの何気ない日常生活から始まるこの物語。ここで戦争があったのが不思議に感じるほど、平和で幸せな家族の日々の営み。しかし一見何の隠し事もないかのような彼ら(彼女ら)にも秘密があり、悩み事を抱えている事がしだいに分かってくる。洋の東西を問わず、男と女の関係とは微妙で複雑だ。映画ではきっちりとした形でそれぞれの問題を結論づけないまま終わるが、それだけにその後の彼らの行く末が気になるところだが、ひとたび雨が降ると洪水のようになる街並みや人々の活気、主人公の女たちの艶めかしい会話や彼女らの色香といった、本来ストーリーとは関係のないような部分に魅力を感じさせてしまう作品だ。
8点(2001-09-09 00:40:09)
498.  キス・オブ・ザ・ドラゴン
この夏、最高最大の興奮が味わえる、まさに「ニキータ」と「レオン」をカンフーで味付けした、全編シビレまくりの今年一番のアクション超大作。このテの映画には見慣れている筈だが、やはり生身の格闘技の凄さとスピード感には圧倒されてしまう。クライマックスの前門の虎、後門の狼を倒したあとの救出劇は案外呆気ない気もするが、この最後になって“キス・オブ・ザ・ドラゴン”の意味が解かるという仕掛には、思わずニヤリとしてしまう。
9点(2001-09-09 00:16:43)
499.  太陽を盗んだ男
「青春の殺人者」のあとに撮った、寡作映像作家=長谷川和彦の最後(?)の劇場公開作品で、公開当時圧倒的な支持を受けた一種カルト的な人気を獲得した作品でもある。ストーリーは奇想天外である反面、まったく日常に起こりえないとも言えない部分もあり、そのテーマ性は重要だ。きめの細かい描写の積み重ねと、ダイナミックなアクションとが渾然一体となった面白さがあり、これは観た者でないと分からない痛快さだ。
9点(2001-09-02 15:43:09)
500.  大空港
このシリーズ(?)の中では一番良くまとまっていて評価も高かったと記憶していますが、いかにも古き良き時代のギラギラとしたハリウッド調の名残のような演出には終始ノレなくて、スペクタクル性重視のエンターティンメントに徹した「エアポート’75」ほどの思い入れがないと言うのが正直なところです。
7点(2001-09-02 15:23:10)
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