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501.  スコルピオンの恋まじない
ウディ・アレンの円熟ぶりを満喫できますね。毒っぽい味は薄くなってるし、題材や展開もありきたりで意外性はないけれど、ウディ・アレンとヘレン・ハントという高齢(失礼・・)カップルで、ロマンティックな気分にさせてくれるのだからたいしたもの。心に残るタイプの映画ではないかもしれないけれど、ウィットに満ちた会話と芸達者な出演者たちの演技を楽しんで、しばし幸せな時間に浸らせてくれます。
7点(2005-02-23 02:20:26)
502.  ネバーランド
原題のfindingの部分は邦題にもいかしてほしかったなあ。だけど素直によかったと思える作品でした。バリという主人公を「子どものように純粋な大人」ではなくて、むしろ矛盾だらけの複雑な男に描いていた点が気に入りました。前者にしていたら感動ねらいのあざとさが目立っちゃって逆にしらけちゃったと思う。けど、自分の芝居の評判を常に気にしたり、妻とうまくやっていけなかったり(これだって彼が純粋な男だからではなくて、自分の家庭から逃げているからだし)、でもひょんなことでつきあい始めたシルヴィアや子どもたちのことをどこか放っておけない・・・こういう俗っぽい設定のおかげで、逆に現実のなかでの「イマジネーションの力」や「信じれば・・・」のテーマが際だったように思います。こういう役をやらせれば、ジョニー・デップはうまい。蛇足ですが、ネバーランド、子どもとの交流、純粋な心・・・っていうのは、やっぱりマイケル・ジャクソンを連想せずにはいられないのがちょっと残念?
[映画館(字幕)] 7点(2005-02-13 09:49:04)
503.  ザ・コア
期待はしてなかったけど、そういう意味では予想どおりだったかな。序盤の出来は、最近の定番パニックもののなかでも出色のできだったと思うんだけど、みなさんのコメントどおり、コアに向かってからは、もう突っ込みどころありまくり。ただ個人的に印象悪かったのは、コア再活動からエンディングにかけてのペースの悪さ。どーせつっこみ満載映画なんだから、救出までのグダグダとか「16時間後」とかいうテロップみたいな中途半端なリアリズムはいらないのに。最後でスカッとさせてくれれば、それで十分なんだけどなあ。
3点(2005-02-09 01:17:45)
504.  アニー・ホール
やっぱり、ウディ・アレンの映画といえば、これだな。よくも悪くも、彼らしさが詰まった作品。頭でっかちで、屁理屈屋で、それでいて寂しがりというアルビーのキャラは、やはりウディ・アレンだからこそ魅力的に見えるんだろうな。90分という短い時間にこれでもかと詰め込まれたエピソードと斬新な演出技法が脈絡がないかのように次々と出てきて楽しい。時間軸もぐちゃぐちゃの構成なのに、アルビーとアニー・ホールの出会いから別れまでという芯がしっかりしてるから、ちゃんと映画としてまとまってる。とはいっても、この映画のことをしたり顔であれこれ語るのも、映画館で映画論を(女性に)語る男と同じくらいみっともないのかもしれない。とにかく楽しみましょう。 
10点(2005-02-08 10:35:54)
505.  ニューヨークの恋人(2001)
本当にそれでいいのかと思えちゃうラストも含めて、微妙だったなあ。さすがのメグ・ライアンも少し無理があったような。立ち居ふるまいもキマっているヒュー・ジャックマンとの「大人のラブコメ」を目指すんだったら、タイムスリップという荒唐無稽な設定は必要なかった気がする。現代の英国かどっかの貴族とNYのキャリアウーマンの恋じゃだめだったかなあ。そのほうがスティングの主題歌もハマった気がする。
5点(2005-02-05 20:52:57)
506.  ニューオーリンズ・トライアル
意外に高得点続出だったんですね。演出と脚本は少しテンポが悪かったように思いました。主人公二人をミステリアスに仕立てようということだと思うんですが、陪審員に選出された後に落ち合う2人がいかにも「なにかたくらんでそう」な悪人風だったのに、ラストの裁判後の2人は急に善人になってしまうのも、最初にプロット(or観客だまし)ありきで人物としての掘り下げができていない演出のように思えました。ラストも、結局陪審員を「操作」したのかどうかはわからずじまい・・・。実は「操作」したわけでなく、最後は陪審員の良心に委ねられたのだと解釈しても、肝心の部分で「人間の良心」に頼ったのだとしたら、ヒューマン・ドラマとしてならOKだけど、知的スリラーとしては失格なのではないかと思います。そのへんの演出上のバランスの悪さが目立って、見終わってもなんだかモヤモヤしました。とはいえキャスティングは見事でした。グリシャムの原作も俳優たちの演技もよかっただけに、このモヤモヤ感が残念。 
5点(2005-02-03 22:19:17)(良:1票)
507.  ヴァージン・スーサイズ
どうやらぼくは「金髪白人少女」の区別をつけるのが苦手らしい。姉妹の区別がちゃんとつかなくて、「これ、誰だっけ?」とひたすら考えながら見てた。それはさておき、そこそこセンスのいい映像と音楽に、鑑賞者がそれぞれ自分勝手に意味を補填しやすい「自殺」というテーマを絡めるというあざとさには反感を覚える。少女達の内面や心情をあえて描かなかったのではなく、単に描けないだけなんじゃないか、という疑念がどうしても離れない。ま、ぼくがガーリーな世界を理解できていないというだけの話なのかもしれないが。
4点(2005-02-01 09:43:19)
508.  キル・ビル Vol.2
今度はマカロニ・ウェスタンか・・・。かつてタランティーノ映画に魅せられた人間として、期待30%、不安70%くらいの気持ちで鑑賞。元ネタぜんぜんわかんないから無理があるとはいえ、素直に「面白くない映画」でした。キレがないのにやたら長いセリフ、盛り上げるわりにはオチが平凡なアクション。タランティーノは、この映画で一皮むけようとしたのかもしれないけれど、結局のところ、逆に自分の殻に閉じこもっただけのように思えた。彼の大好きなB級映画への「愛」は十分伝わってくる。けれども、観客を置き去りにした一方通行的な愛の告白には、もううんざりです。今度は、映画を撮って下さい。あくまで自分の世界にこだわるのなら、もっと小さなコミュニティでやって下さい。
2点(2005-01-30 12:41:02)
509.  ロジャー&ミー
マイケル・ムーアの故郷フリントへの愛情が伝わってくる作品ですね。エンターテインメント性という意味では、後の作品には及ばないし、彼の独特のナレーションや編集の手法もまだまだ荒削り。しかし、そのぶん、ムーア自身の問題意識のようなものがストレートに反映されている。工場閉鎖の後、家を追い出されたり、犯罪に巻き込まれたり、アムウェイにハマったり、ウサギをバラシ売りしたりと次々と追いつめられていく失業者とその家族と、そうした彼らに対して「働きにいったらどうだね」「怠けてる」と言い続けるGM関係者や金持ち(そうな)人々の対比は印象的。ゴルフクラブで優雅にゴルフしながら「社会保障がよすぎて怠けてるのよ。働きなさい」と失業者を非難する白人おばあちゃんのシーンには苦笑するしかない。ムーアにとってなによりも悲しかったのは、製造業で支えられてきた故郷の町に生まれた、この大きな亀裂だったのではないか。
6点(2005-01-28 08:49:15)
510.  ターミナル
この映画、「感動ドラマ」ではなくて、「ハートウォーミング・コメディ」だったんですね! 登場人物はみんないい人で、その善意に溢れた世界にひたって、「あーよかったねー」っと暖かい気持ちになって映画館をでるようなタイプの映画。それに「移民」であるグプタの境遇や、アメリアの語る「運命」が、ほろ苦いスパイスとして加わってる。こーゆーのをやらせたら、トム・ハンクスは本当にうまいな。キャサリンも見事なイメージチェンジ。脇役も魅力的。前半は、本当に笑わせてもらいました。感動ストーリーに盛り上げなくていいから、前半のノリでほんのり心を温めてくれれば、それだけで満足できたのに・・・。盛り上げて涙を誘うのか、最後も観客をニヤリと笑わせるのか、結局どっちつかずになってしまったクライマックスが残念。
7点(2005-01-25 20:42:08)
511.  アメリカン・パイ
まったく期待せずに、ただのおバカ映画だと思って見たので、ハッピーだけどちょいホロ苦い結末に、不覚にも感動してしまった。毎年おきまりのように大量生産されるティーン・ムービーも、たまにこーゆー佳作が混じってたりするから侮れない。ま、確かに下ネタのオンパレードなんですが、根っこにあるメッセージというか、そーゆーのがちゃんと伝わってくるのがいいですねえ。監督がこの後『アバウト・ア・ボーイ』を撮ったというのも、なんだか納得です。それにしても、みんな当然のようにビール飲んでますねえ・・・。そういうのも含めて好きなんですけどね。
8点(2005-01-23 19:10:11)
512.  シュレック2
うーむ、前作が好きだったけれど、今作は「前作が当たったからつくった」感がありまくりの典型的な「パート2映画」になってしまった。『指輪物語』や『スパイダーマン』など、おなじみ映画のパロディ連発は映画ファンとして楽しいものの、前作では効いていた「毒」が、今回は予定調和的な物語のなかに埋もれてしまった。今作のもう一つの楽しみは、ミュージカル・ナンバーの選曲かもしれないが、それも『ムーラン・ルージュ』ほどの新鮮さはない。ミュージカル的には特典映像の『American Idol』のパロディ(あの辛口サイモンもしっかり登場)のほうが楽しいというのも、DVDとしてはいいのかもしれないが、映画としては少し残念。 
5点(2005-01-23 02:50:25)
513.  白いカラス
ベントンの抑えた演出はよかったと思うし、人種の問題についても、単なる目新しさやセンセーショナリズムに頼るのではなく、現代にも根強く残る問題の深遠さ・複雑さを感じさせる表現で好感が持てました。ただ、やはり難点は、スター映画になってしまっているところ。とくにニコール・キッドマンは、悲惨な過去と葛藤しているキャラクターには見えず、あいかわらずの「クール・ビューティ」ぶりがマイナスに働いてしまった感じ。ホプキンスも、もともと「汚れstain」とは対極にあるキャラを演じることが多いけど、そのイメージが最後まで足を引っ張った。本編とは関係ないけど、このキャストにもかかわらず、「ラブストーリー」ではなく、(ネタバレ的だけど)人種やアイデンティティを主題として予告編を作った配給会社には拍手したい。
6点(2005-01-18 12:29:28)
514.  デイ・アフター・トゥモロー
あいかわらずのエメリッヒ節。もはや大味な映画を撮らせたら右に出る者はいない。見る側も、それを期待して(?)見てる部分もあるわけだから、薄っぺらい人間ドラマも気にせずに、むしろツッコミを楽しみながら、スペクタクル・シーンにただただ圧倒されるのが正解なんでしょうね。ニューヨーク大洪水→大寒波到来までの流れは、お約束の展開ながら、画面に釘付けでした。しかし、敵が「火」や「水」や「隕石」でもなく「寒さ」だったために、クライマックスが「寒さに耐えて嵐が過ぎるのを待つ」になってしまったのが、この手の大作映画としては致命的だった。エメリッヒ監督には、余計な欲を出さす、水戸黄門のような永遠のワンパターンを追求してほしいな。今回は、クライマックスの地味さでマイナスな印象でした。
5点(2005-01-14 10:00:04)(笑:1票)
515.  12人の優しい日本人
元ネタの単なる日本版というのではなく、ある種の「理想主義」を皮肉るような、ユーモアとペーソスの効いた展開は好き。稚拙ながらも実はちゃんと自己主張している登場人物たちの議論を、イライラ一歩手前で苦笑しながら楽しむことができたのには感心。元ネタがいいのはもちろん、三谷幸喜の脚色も見事だ。とはいえ、やっぱりこれは舞台劇だ・・・。セリフまわしもオーバーアクションもいかにもだった。やはり映画化というからには、もう少し「映画ならでは」の部分がないとちょっと寂しい。
6点(2005-01-13 11:17:44)
516.  ドゥ・ザ・ライト・シング
1989年に3年後のLA暴動を予見したような、アメリカ多人種社会の構図をきっちり描いた点は凄い。インナーシティのネイバーフッドの黒人たちとイタリア人のピザ屋、韓国人の雑貨店との微妙な関係は、どっちが正しい/間違っているでが切られない人種関係の複雑さを象徴している。黒人映画独特のセリフの表現や細かい描写のため、前半部分では1度見ただけではわかりにくいところもあるけれど、溢れんばかりのエネルギーと「熱さ/暑さ」は魅力的。スパイク・リーの出世作にして、やはり最高傑作だと思う。
9点(2005-01-03 21:59:28)
517.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 
ピクサーのアニメにしては長い115分。ブラッドバード監督になって、映画全体の雰囲気もずいぶん変わって「オトナ」っぽい出来。パパ救出作戦以降は、文字通りのスリルと楽しいアクションの連続で、トイストーリーの時も思ったけど、ハリウッドの娯楽映画のいい伝統を受け継いだ、ハリウッドらしいアニメーションでした。個人的には、スーパーヒーローのマントへのこだわりが起こす災いの教訓が、ラストでしっかりと活かされていたのがツボでした。
8点(2004-12-29 12:20:04)
518.  フルメタル・ジャケット
前半の訓練シーンで、「これは10点か!?」と思ったけど、後半はやや失速気味でした。とはいえ、これも『プライベート・ライアン』や『ブラック・ホーク・ダウン』でさんざん「戦場リアリティ映画」を先に見てしまったからかもしれない。もし、公開当時にリアルタイムで見られたら(見られる年齢だっただけに残念)、もうちょっと印象も違ってたかな。ジョーカーの「born to kill」と書かれたヘルメットとピースマークのバッジは、「戦争」と「平和」の対比でもあり、同時に、これが実は、戦場では容易に両立してしまうのだということの象徴でもあったように思う。映像技術的には限界があったかもしれないが、批判的な精神に訴える「芯」を感じることができる貴重な作品。
8点(2004-12-20 01:45:35)
519.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
それなりに楽しめたものの、ナッシュのダークな部分がすっかり漂白されてしまったというのもあって中途半端な印象。風変わりな天才の伝記物という趣の前半、突然サスペンスフルになる中盤、そして病気との闘いと家族の絆を描く後半のあいだのつながりが、いまいち・・・。最後のノーベル賞受賞のエピソード(教授クラブでの「ペン」とスピーチ)は感動的な演出だけど、それまでの展開を考えれば、いかにも賞狙いっぽくて唐突だった。図書館で学生相手に講義をはじめ、幻覚と「共生」したまま、社会復帰していく様を描くだけで十分だったように思います。あんなとってつけたような受賞スピーチよりも、学生たちに図書館で熱心に数学を語り、彼らの尊敬を集めるようになるのを静かに描いたほうが、この映画のラストとしてはふさわしかったと思う。
6点(2004-12-18 10:28:16)(良:1票)
520.  デッドマン・ウォーキング
難しいテーマなだけに下手に感情を煽ろうとせず、ドキュメンタリー・タッチに徹したふうの作風は好感がもてた。ティム・ロビンスやショーン・ペンの政治的な立場はあるんだろうけど、そこまで押しつけがましくはなかったように思う。強い信念(というか信仰か)を持ちつつも、被害者と加害者のあいだを行ったりきたりして揺れ動くスーザン・サランドンの姿は印象的でした。八方美人という見方もあるんだろうけど、それぞれの立場の人々の「痛み」を知ろうとする誠実さが伝わる、いい映画でした。
8点(2004-12-12 14:27:04)(良:2票)
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